Outlookでプレビューが表示されない!閲覧ウィンドウのトラブル解決ガイド

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Outlookでメール一覧からメールを選択しても、内容が表示されない。プレビューウィンドウが真っ白だったり、「メッセージのプレビューを使用できません」と表示されたり。

こうしたトラブルは意外と多く、特に大切なメールが見られないときは焦ってしまいますよね。

実は、Outlookのプレビュー表示トラブルには、いくつかの典型的な原因があります。設定の問題だったり、ファイルの破損だったり、あるいはアドインが悪さをしていたり。

この記事では、Outlookのプレビューが表示されない原因と、誰でもできる解決方法を分かりやすく解説していきます。


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  1. Outlookの「プレビュー」って何?
    1. 閲覧ウィンドウ(プレビューウィンドウ)とは
  2. プレビューが表示されない主な症状
    1. 症状1:プレビューウィンドウが真っ白
    2. 症状2:エラーメッセージが表示される
    3. 症状3:一部のメールだけ表示されない
    4. 症状4:添付ファイルのプレビューができない
    5. 症状5:プレビューウィンドウ自体が消えた
  3. プレビュー表示されない原因7つ
    1. 原因1:閲覧ウィンドウがオフになっている
    2. 原因2:Outlookデータファイルの破損
    3. 原因3:アドインの競合
    4. 原因4:プレビューハンドラーの問題
    5. 原因5:メールの形式や暗号化
    6. 原因6:Outlookのキャッシュの問題
    7. 原因7:画面解像度や表示設定
  4. 解決方法1:閲覧ウィンドウの設定を確認する
    1. 閲覧ウィンドウを表示する手順
    2. 表示されない場合の追加確認
  5. 解決方法2:セーフモードで起動してアドインを確認
    1. Outlookをセーフモードで起動する方法
    2. セーフモードで正常に表示される場合
  6. 解決方法3:受信トレイ修復ツールを実行する
    1. Scanpst.exeの場所
    2. 受信トレイ修復ツールの使い方
  7. 解決方法4:プレビューハンドラーを再設定する
    1. プレビューハンドラーを無効化する方法
    2. より安全な方法:Outlookの設定から変更
  8. 解決方法5:キャッシュをクリアする
    1. Outlookのキャッシュをクリアする手順
  9. 解決方法6:表示設定をリセットする
    1. ビュー設定をリセットする手順
    2. ナビゲーションウィンドウの設定
  10. 解決方法7:Officeを修復する
    1. Officeの修復手順
  11. 特定の状況での対処法
    1. HTMLメールが表示されない場合
    2. 暗号化メールや署名付きメールの場合
    3. 大きな添付ファイルがある場合
    4. 特定の差出人からのメールだけ表示されない
  12. プレビュー機能の便利な設定
    1. 閲覧ウィンドウの表示位置
    2. 既読マークの設定
    3. プレビューウィンドウのサイズ調整
  13. よくあるトラブルと対処法
    1. トラブル1:プレビューは表示されるが画像が表示されない
    2. トラブル2:プレビューウィンドウが小さすぎて見えない
    3. トラブル3:一部の添付ファイル形式だけプレビューできない
    4. トラブル4:新しいOutlook for Windowsでプレビューがおかしい
  14. 予防策:今後トラブルを起こさないために
    1. 定期的なメンテナンス
    2. データファイルの容量管理
    3. アドインの管理
    4. Outlookのバージョンを最新に保つ
  15. まとめ:段階的に確認して確実に解決

Outlookの「プレビュー」って何?

まず、プレビュー機能について簡単に説明しておきましょう。

閲覧ウィンドウ(プレビューウィンドウ)とは

Outlookの閲覧ウィンドウは、メール一覧でメールを選択したときに、その内容をすぐに表示してくれる機能です。

「プレビューウィンドウ」や「読み取りウィンドウ」とも呼ばれることがあります。

表示位置は3種類:

  • 右側表示:メール一覧の右側に内容を表示
  • 下側表示:メール一覧の下部に内容を表示
  • オフ:プレビューを表示せず、ダブルクリックで開く

メールをいちいちダブルクリックして開かなくても、選ぶだけで内容が確認できるので便利な機能なんですね。


プレビューが表示されない主な症状

トラブルの症状は人によって異なります。あなたの症状はどれに当てはまるでしょうか?

症状1:プレビューウィンドウが真っ白

メールを選択しても、プレビューエリアに何も表示されず、真っ白なまま。

症状2:エラーメッセージが表示される

  • 「メッセージのプレビューを使用できません」
  • 「このアイテムは開けません」
  • 「Outlookでこのファイルのプレビューを表示できません」

こうしたメッセージが表示されることも。

症状3:一部のメールだけ表示されない

ほとんどのメールは正常に表示されるのに、特定のメール(添付ファイル付きなど)だけプレビューできない。

症状4:添付ファイルのプレビューができない

メール本文は表示されるけれど、PDFやWordなどの添付ファイルのプレビューが機能しない。

症状5:プレビューウィンドウ自体が消えた

以前は表示されていたプレビューウィンドウが、画面から完全に消えてしまった。


プレビュー表示されない原因7つ

それでは、考えられる原因を一つずつ見ていきましょう。

原因1:閲覧ウィンドウがオフになっている

最もシンプルな原因がこれです。

設定で閲覧ウィンドウが「オフ」になっていると、当然プレビューは表示されません。知らない間に設定を変更してしまったり、アップデート後に設定がリセットされたりすることがあります。

原因2:Outlookデータファイルの破損

PSTファイルやOSTファイルなど、Outlookのデータファイルが破損していると、プレビューが正常に機能しなくなります。

特に、長年使っているアカウントで大量のメールを保存している場合、ファイルが破損するリスクが高くなるんです。

原因3:アドインの競合

サードパーティのアドインがOutlookの動作に干渉して、プレビュー機能を妨げることがあります。

特にセキュリティソフトやPDF関連のアドインが原因になることが多いですね。

原因4:プレビューハンドラーの問題

添付ファイルのプレビューができない場合、Windowsのプレビューハンドラーに問題がある可能性があります。

プレビューハンドラーとは、ファイルの内容をプレビュー表示するための仕組みのことです。

原因5:メールの形式や暗号化

HTML形式のメールが正しく表示されなかったり、暗号化されたメールや署名付きメールでプレビューが機能しなかったりします。

セキュリティが関係するメールは、プレビュー制限がかかることがあるんです。

原因6:Outlookのキャッシュの問題

Outlookは動作を高速化するためにキャッシュを使用していますが、このキャッシュが破損すると表示トラブルの原因になります。

原因7:画面解像度や表示設定

ディスプレイの設定やWindowsの拡大率によって、プレビューウィンドウが見えない位置に表示されることもあります。


解決方法1:閲覧ウィンドウの設定を確認する

まずは基本中の基本。閲覧ウィンドウが有効になっているか確認しましょう。

閲覧ウィンドウを表示する手順

手順1:表示タブを開く

  1. Outlookを起動
  2. 画面上部の「表示」タブをクリック

手順2:閲覧ウィンドウを選択

  1. 「閲覧ウィンドウ」グループを探す
  2. 以下から選択:
  • :メール一覧の右側に表示(推奨)
  • :メール一覧の下部に表示
  • オフ:プレビューを非表示

手順3:確認

「右」または「下」を選択すると、すぐにプレビューウィンドウが表示されます。

表示されない場合の追加確認

閲覧ウィンドウを「右」や「下」に設定しても表示されない場合:

  1. Outlookを一度再起動してみる
  2. 別のメールフォルダ(送信済みアイテムなど)で確認
  3. ウィンドウのサイズを最大化してみる

解決方法2:セーフモードで起動してアドインを確認

アドインが原因かどうかを確認するため、セーフモードで起動してみましょう。

Outlookをセーフモードで起動する方法

手順1:セーフモード起動

  1. すべてのOutlookウィンドウを閉じる
  2. Windowsキー + R を押す
  3. 「ファイル名を指定して実行」に以下を入力:
   outlook.exe /safe
  1. Enter キーを押す

手順2:プロファイル選択

プロファイル選択画面が表示されたら、使用するプロファイルを選んで「OK」をクリック。

手順3:動作確認

セーフモードで起動したOutlookで、プレビューが正常に表示されるか確認します。

セーフモードで正常に表示される場合

アドインが原因です。次の手順で問題のアドインを特定しましょう。

アドインを無効化する手順:

  1. 通常モードでOutlookを起動
  2. 「ファイル」→「オプション」を選択
  3. 「アドイン」をクリック
  4. 下部の「管理」で「COMアドイン」を選択
  5. 「設定」ボタンをクリック
  6. アドインのチェックを一つずつ外して確認

原因となったアドインは、削除するか更新版がないか確認しましょう。


解決方法3:受信トレイ修復ツールを実行する

データファイルが破損している場合は、受信トレイ修復ツールを使います。

Scanpst.exeの場所

Outlook 2019/2021/Microsoft 365の場合:

64ビット版:

C:\Program Files\Microsoft Office\root\Office16\SCANPST.EXE

32ビット版:

C:\Program Files (x86)\Microsoft Office\root\Office16\SCANPST.EXE

見つからない場合は、エクスプローラーで「SCANPST.EXE」を検索してください。

受信トレイ修復ツールの使い方

ステップ1:Outlookを終了

タスクマネージャーでOutlookのプロセスが完全に終了していることを確認します。

ステップ2:ツールを起動

SCANPST.EXEをダブルクリックして起動します。

ステップ3:ファイルを選択

  1. 「参照」ボタンをクリック
  2. 問題のあるPSTまたはOSTファイルを選択

PSTファイルの場所(一般的):

C:\Users\[ユーザー名]\Documents\Outlook ファイル

OSTファイルの場所(一般的):

C:\Users\[ユーザー名]\AppData\Local\Microsoft\Outlook

ステップ4:スキャンと修復

  1. 「開始」ボタンをクリック
  2. スキャンが完了したら「修復」をクリック
  3. 修復完了後、Outlookを起動して確認

解決方法4:プレビューハンドラーを再設定する

添付ファイルのプレビューができない場合の対処法です。

プレビューハンドラーを無効化する方法

手順1:レジストリエディタを開く

  1. Windowsキー + R を押す
  2. 「regedit」と入力してEnter
  3. 「はい」をクリック(管理者権限が必要)

⚠️ 注意: レジストリの編集は慎重に行ってください。間違えるとシステムに影響が出ることがあります。

手順2:設定を探す

以下のパスに移動:

HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Office\16.0\Outlook\Security

※「16.0」はバージョンによって異なる場合があります。

手順3:値を作成

  1. 右側の空白部分を右クリック
  2. 「新規」→「DWORD(32ビット)値」を選択
  3. 名前を「DisableAttachmentPreviewing」にする
  4. 値を「1」に設定(プレビュー無効化)

手順4:Outlookを再起動

設定後、Outlookを再起動します。

より安全な方法:Outlookの設定から変更

レジストリを触りたくない場合は、こちらの方法もあります:

  1. Outlookを起動
  2. 「ファイル」→「オプション」を選択
  3. 「セキュリティセンター」をクリック
  4. 「セキュリティセンターの設定」ボタンをクリック
  5. 「添付ファイルの取り扱い」を選択
  6. 「添付ファイルのプレビューをオフにする」のチェックを外す

解決方法5:キャッシュをクリアする

Outlookのキャッシュをクリアすることで、表示問題が解決することがあります。

Outlookのキャッシュをクリアする手順

方法1:フォームキャッシュのクリア

  1. Outlookを起動
  2. 「ファイル」→「オプション」を選択
  3. 「詳細設定」をクリック
  4. 「開発」セクションの「カスタムフォーム」ボタンをクリック
  5. 「フォームのキャッシュをクリア」をクリック

※「開発」セクションが表示されない場合:

  • 「ファイル」→「オプション」→「ユーザー設定」
  • 「開発者」タブにチェックを入れる

方法2:一時ファイルの削除

  1. Outlookを完全に終了
  2. エクスプローラーで以下を開く:
   C:\Users\[ユーザー名]\AppData\Local\Microsoft\Outlook
  1. 「RoamCache」フォルダ内のファイルを削除
  2. Outlookを再起動

方法3:OSTファイルの再作成

Exchange OnlineやMicrosoft 365を使っている場合:

  1. Outlookを終了
  2. 以下の場所を開く:
   C:\Users\[ユーザー名]\AppData\Local\Microsoft\Outlook
  1. OSTファイル(*.ost)の名前を変更(例:古いファイル.ost.old)
  2. Outlookを起動すると、新しいOSTファイルが自動作成される
  3. メールの再同期が始まる

解決方法6:表示設定をリセットする

Outlookの表示設定に問題がある場合の対処法です。

ビュー設定をリセットする手順

手順1:ビューの管理を開く

  1. Outlookの「表示」タブをクリック
  2. 「ビューの変更」グループを探す
  3. 「ビューの管理」をクリック

手順2:ビューをリセット

  1. 現在使用しているビュー(例:「コンパクト」)を選択
  2. 「リセット」ボタンをクリック
  3. 確認メッセージで「はい」をクリック

手順3:確認

ビューがリセットされ、プレビューが表示されるか確認します。

ナビゲーションウィンドウの設定

手順:

  1. 「表示」タブをクリック
  2. 「ナビゲーションウィンドウ」をクリック
  3. 「標準」を選択

解決方法7:Officeを修復する

上記の方法で解決しない場合、Office全体を修復してみましょう。

Officeの修復手順

ステップ1:コントロールパネルを開く

  1. Windowsキー + R を押す
  2. 「control」と入力してEnter

ステップ2:プログラムと機能

  1. 「プログラムと機能」をクリック
  2. プログラム一覧が表示される

ステップ3:修復の実行

  1. 「Microsoft Office」または「Microsoft 365」を探す
  2. 右クリックして「変更」を選択
  3. 「クイック修復」を選択して「修復」をクリック

クイック修復で解決しない場合:

  1. 同じ手順で「変更」を選択
  2. 「オンライン修復」を選択
  3. 「修復」をクリック(インターネット接続が必要)

ステップ4:再起動

修復完了後、パソコンを再起動してOutlookを起動します。


特定の状況での対処法

よくある特定の状況への対処法をまとめました。

HTMLメールが表示されない場合

対処法:

  1. 「ファイル」→「オプション」→「セキュリティセンター」を開く
  2. 「セキュリティセンターの設定」をクリック
  3. 「電子メールのセキュリティ」を選択
  4. 「すべての標準メールをテキスト形式で表示する」のチェックを外す
  5. 「OK」をクリックして適用

暗号化メールや署名付きメールの場合

デジタル署名や暗号化されたメールは、セキュリティ上の理由でプレビューが制限されることがあります。

対処法:

メールをダブルクリックして別ウィンドウで開く。これなら正常に表示されることがほとんどです。

大きな添付ファイルがある場合

サイズの大きな添付ファイルがあると、プレビューの読み込みに時間がかかります。

対処法:

  1. しばらく待ってみる(数秒~数十秒)
  2. 「ファイル」→「オプション」→「詳細設定」
  3. 「Outlookウィンドウ」セクション
  4. 「添付ファイルのサイズが次の値を超える場合は警告する」で適切な値に設定

特定の差出人からのメールだけ表示されない

特定の差出人からのメールだけ表示されない場合、そのメールの形式や設定に問題がある可能性があります。

対処法:

  1. そのメールを選択
  2. 右クリック→「その他のアクション」→「メッセージのソースを表示」
  3. エラーや異常がないか確認

プレビュー機能の便利な設定

トラブルが解決したら、より便利にプレビューを使うための設定も確認しておきましょう。

閲覧ウィンドウの表示位置

おすすめの設定:

横長ディスプレイの場合:

  • 「右」表示がおすすめ
  • メールの件名と本文を同時に広く表示できる

縦長ディスプレイや小さい画面の場合:

  • 「下」表示がおすすめ
  • メール一覧を多く表示できる

既読マークの設定

プレビューで表示しただけで「既読」になるのが気になる場合:

手順:

  1. 「ファイル」→「オプション」→「詳細設定」を開く
  2. 「Outlookウィンドウ」セクションを探す
  3. 「閲覧ウィンドウで表示したときに開封済みにするまでの時間」を調整
  • 時間を長く設定(例:10秒)
  • または「閲覧ウィンドウで表示したときに開封済みにする」のチェックを外す

これで、じっくり読んでから既読にできます。

プレビューウィンドウのサイズ調整

プレビューウィンドウと一覧の境界線にマウスカーソルを合わせると、カーソルが「⇔」に変わります。

この状態でドラッグすると、ウィンドウのサイズを自由に調整できますよ。


よくあるトラブルと対処法

その他のよくあるトラブルをまとめました。

トラブル1:プレビューは表示されるが画像が表示されない

原因:
セキュリティ設定で外部画像のダウンロードがブロックされている。

対処法:

  1. メール上部の「画像をダウンロードするにはここをクリック」をクリック
  2. または「ファイル」→「オプション」→「セキュリティセンター」
  3. 「自動ダウンロード」を選択
  4. 信頼できる差出人の画像は自動ダウンロードするよう設定

トラブル2:プレビューウィンドウが小さすぎて見えない

対処法:

  1. プレビューウィンドウと一覧の境界線をドラッグして調整
  2. Outlookウィンドウ自体を最大化
  3. 画面の解像度設定を確認

トラブル3:一部の添付ファイル形式だけプレビューできない

原因:
その形式のプレビューハンドラーがインストールされていない。

対処法:

  • PDF: Adobe AcrobatやAdobe Readerをインストール
  • Office文書: Officeがインストールされているか確認
  • 画像: Windows標準機能で対応(通常は問題なし)

プレビューにこだわらず、添付ファイルを開いて確認するのも一つの方法です。

トラブル4:新しいOutlook for Windowsでプレビューがおかしい

新しいOutlook for Windowsでは、一部機能や表示が従来版と異なります。

対処法:

  1. 画面右上の「新しいOutlookを試す」トグルをオフにして従来版に戻す
  2. または新しいOutlookの動作に慣れる
  3. フィードバック機能で問題を報告

予防策:今後トラブルを起こさないために

プレビュー表示トラブルを予防するための対策です。

定期的なメンテナンス

月に1回程度:

  • 不要なメールを削除
  • 「削除済みアイテム」フォルダを空にする
  • 古いメールをアーカイブ

3ヶ月に1回程度:

  • 受信トレイ修復ツール(Scanpst.exe)を実行
  • Outlookのキャッシュをクリア

データファイルの容量管理

PSTファイルが大きくなりすぎると、トラブルの原因になります。

推奨:

  • PSTファイルは2GB以下に保つ
  • 大きくなったら古いメールをアーカイブ
  • 不要な添付ファイルを削除

アドインの管理

注意点:

  • 必要最小限のアドインだけ有効にする
  • 使っていないアドインは無効化または削除
  • アドインは公式ストアから信頼できるものだけインストール

Outlookのバージョンを最新に保つ

重要:

  • Windows Updateを定期的に実行
  • Office更新プログラムを確認
  • 自動更新を有効にしておく

最新版には、バグ修正やパフォーマンス改善が含まれています。


まとめ:段階的に確認して確実に解決

Outlookのプレビューが表示されないトラブルは、原因を一つずつ確認していけば必ず解決できます。

この記事のポイント:

  • まずは閲覧ウィンドウの設定を確認(最も簡単)
  • セーフモードで起動してアドインが原因か確認
  • 受信トレイ修復ツールでデータファイルを修復
  • キャッシュのクリアで一時ファイルの問題を解決
  • それでもダメならOffice全体を修復
  • 特定の状況(HTMLメール、暗号化など)には個別対応
  • 定期的なメンテナンスで予防

特に重要なのは、基本設定の確認アドインのチェック、そしてデータファイルの修復の3つです。

多くの場合、これらのいずれかで問題は解決します。それでも解決しない場合は、Microsoftサポートへの問い合わせも検討しましょう。

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