Out of Memory(メモリ不足)エラーとは?原因と対処法を完全解説

プログラミング・IT

「パソコンで作業中に突然『Out of Memory』と表示された!」「ブラウザが真っ白になって使えなくなった!」

こんな経験、ありませんか?

「Out of Memory(アウト・オブ・メモリー)」は、文字通り「メモリが不足した」ことを示すエラーメッセージです。パソコンやスマホ、アプリケーションが正常に動作するために必要なメモリが足りなくなったとき、このエラーが発生します。

この記事では、Out of Memoryエラーが発生する原因から、パソコン・スマホ・ブラウザそれぞれでの具体的な対処法、そして予防方法まで、わかりやすく解説していきます。

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  1. Out of Memoryエラーとは?基本を理解しよう
    1. Out of Memoryの意味
    2. エラーメッセージの種類
    3. エラーが発生するとどうなる?
  2. Out of Memoryエラーの原因:なぜ発生するのか
    1. 原因1:物理メモリ(RAM)の絶対的な不足
    2. 原因2:仮想メモリの不足・設定ミス
    3. 原因3:メモリリーク
    4. 原因4:32ビットアプリケーションの制限
    5. 原因5:ブラウザ特有の問題
    6. 原因6:OSやシステムの問題
  3. パソコンでのOut of Memoryエラー対処法
    1. 対処法1:不要なアプリを終了する(最優先)
    2. 対処法2:パソコンを再起動する
    3. 対処法3:仮想メモリを増やす
    4. 対処法4:スタートアッププログラムを無効化
    5. 対処法5:一時ファイルを削除
    6. 対処法6:物理メモリ(RAM)を増設する
  4. ブラウザでのOut of Memoryエラー対処法
    1. ブラウザ対処法1:拡張機能を無効化・削除
    2. ブラウザ対処法2:ハードウェアアクセラレーションをオフ
    3. ブラウザ対処法3:キャッシュとCookieをクリア
    4. ブラウザ対処法4:メモリセーバー機能を有効化
    5. ブラウザ対処法5:YouTube特有の問題への対応
  5. スマホでのOut of Memoryエラー対処法
    1. スマホ対処法1:バックグラウンドアプリを終了
    2. スマホ対処法2:不要なアプリを削除
    3. スマホ対処法3:キャッシュをクリア
    4. スマホ対処法4:スマホを再起動
  6. Out of Memoryエラーの予防方法
    1. 予防1:メモリ使用状況を定期的にチェック
    2. 予防2:ブラウザのタブを開きすぎない
    3. 予防3:ソフトウェアを最新に保つ
    4. 予防4:定期的な再起動
    5. 予防5:使わないアプリは終了する習慣
  7. まとめ

Out of Memoryエラーとは?基本を理解しよう

Out of Memoryエラーについて、まずは基本から押さえていきましょう。

Out of Memoryの意味

「Out of Memory」を日本語に直訳すると「メモリから出た」「メモリ不足」という意味になります。

コンピューターが処理を実行するために必要なメモリ(RAM)が不足している状態を示すエラーメッセージです。

エラーメッセージの種類

Out of Memoryエラーは、さまざまな形で表示されます。

Windowsの場合

  • 「コンピューターのメモリが不足しています」
  • 「Your computer is low on memory」
  • 「メモリ不足のため、この操作を完了できません」

Google Chromeなどブラウザの場合

  • 「このウェブページの表示中に問題が発生しました」
  • 「Error code: Out of Memory」
  • 「Google Chromeのメモリが不足しています」
  • 「Aw, Snap! Something went wrong」

Javaアプリケーションの場合

  • 「java.lang.OutOfMemoryError: Java heap space」
  • 「java.lang.OutOfMemoryError: GC overhead limit exceeded」

エラーが発生するとどうなる?

Out of Memoryエラーが発生すると、以下のような問題が起こります。

アプリケーションのクラッシュ
作業中のアプリが突然終了してしまいます。保存していないデータは失われる可能性があります。

動作の極端な低下
パソコンやスマホの動きが非常に遅くなり、操作がほとんどできなくなります。

フリーズ
画面が固まって、何も操作を受け付けなくなります。

ブラウザページが真っ白になる
ウェブページが表示されず、白い画面だけが表示されます。

システム全体の不安定化
最悪の場合、パソコン全体がクラッシュして強制再起動が必要になることもあります。

Out of Memoryエラーの原因:なぜ発生するのか

Out of Memoryエラーが発生する原因は、いくつかのパターンに分類できます。

原因1:物理メモリ(RAM)の絶対的な不足

最もシンプルな原因は、パソコンやスマホに搭載されている物理的なメモリが足りないことです。

メモリ不足が起こるケース

複数のアプリを同時起動

  • ブラウザで20個以上のタブを開いている
  • 動画編集ソフト、画像編集ソフトを同時に使っている
  • バックグラウンドで多数のアプリが動いている

メモリを大量消費する作業

  • 4K動画の編集
  • 大容量の画像ファイルの処理
  • 大規模なデータベースの操作
  • 3Dゲームのプレイ

メモリ容量が少ないデバイス

  • 4GB以下のRAMしか搭載していないパソコン
  • 2GB以下のRAMのスマートフォン

原因2:仮想メモリの不足・設定ミス

物理メモリがあるのにエラーが出る場合、仮想メモリが原因かもしれません。

仮想メモリとは?

仮想メモリは、物理メモリ(RAM)が不足したときに、ハードディスクやSSDの一部をメモリとして使う仕組みです。

RAMが足りなくなったとき、一時的にSSDやHDDの領域を「メモリの延長」として利用することで、システムを動かし続けることができます。

仮想メモリ不足が起こるケース

仮想メモリを無効にしている
パフォーマンス向上のために仮想メモリを0MBに設定していると、物理メモリが16GBあってもOut of Memoryエラーが発生することがあります。

仮想メモリのサイズが小さすぎる
デフォルト設定よりも小さいサイズに設定していると、不足しやすくなります。

ストレージの空き容量不足
仮想メモリはストレージ(SSD/HDD)の空き領域を使うため、ストレージがいっぱいだと仮想メモリも確保できません。

原因3:メモリリーク

「メモリリーク」とは、アプリケーションが使用したメモリを正しく解放せず、メモリが徐々に減っていく現象です。

メモリリークの特徴

時間経過とともに悪化
パソコンを起動した直後は正常でも、数時間〜数日使い続けると、徐々にメモリ使用量が増えていきます。

特定のアプリが原因
バグのあるアプリケーションや、古いバージョンのソフトウェアが原因となることが多いです。

再起動すると一時的に改善
パソコンを再起動すると、メモリがリセットされて一時的に問題が解消されます。

メモリリークを起こしやすいケース

  • ブラウザで長時間、多数のタブを開きっぱなし
  • ゲームやアプリを長時間起動し続ける
  • バグのあるソフトウェアやプラグインを使用
  • メモリ管理に問題があるプログラミング

原因4:32ビットアプリケーションの制限

32ビット版のアプリケーションには、メモリ使用量の上限があります。

32ビットと64ビットの違い

32ビットアプリ

  • メモリ使用量の上限:約2GB〜4GB
  • 古いアプリに多い
  • 大容量のデータを扱えない

64ビットアプリ

  • メモリ使用量の上限:ほぼ無制限(理論上は16エクサバイト)
  • 現代のアプリの標準
  • 大容量データを扱える

32ビット版のアプリで大きなファイルを扱おうとすると、物理メモリが十分あってもOut of Memoryエラーが発生することがあります。

原因5:ブラウザ特有の問題

Google ChromeやMicrosoft Edgeなど、ブラウザでOut of Memoryエラーが頻発するケースがあります。

ブラウザでエラーが起こる原因

多すぎるタブ
20個、30個とタブを開いていると、それだけで数GBのメモリを消費します。

拡張機能(アドオン)の問題

  • AdBlockなどの広告ブロッカー
  • セキュリティソフトの拡張機能
  • メモリリークを起こすバグのある拡張機能

ハードウェアアクセラレーションの問題
グラフィックボード(GPU)を使った描画支援機能が、逆にメモリを圧迫することがあります。

YouTubeのチャット機能
YouTube配信のチャット欄を開いたまま視聴すると、メモリが急激に増えることが報告されています。

原因6:OSやシステムの問題

Windows 11などのOSレベルで、メモリ管理にバグがある場合もあります。

システムレベルの問題

Windows 11のメモリ管理バグ
2022年頃に、Windows 11でメモリエラーが頻発する問題が報告され、後のアップデートで修正されました。

デスクトップヒープの制限
Windowsには「デスクトップヒープ」という制限があり、多数のウィンドウを開くとこの上限に達することがあります。

ドライバーの問題
グラフィックドライバーなどに問題があると、メモリ管理がうまくいかないことがあります。

パソコンでのOut of Memoryエラー対処法

パソコンでOut of Memoryエラーが発生したときの対処法を、段階的に解説します。

対処法1:不要なアプリを終了する(最優先)

まずは、使っていないアプリを終了して、メモリを解放しましょう。

手順

  1. タスクマネージャーを開く
  • Ctrl + Shift + Escキーを同時押し
  • または、タスクバーを右クリック→「タスクマネージャー」
  1. メモリ使用量を確認
  • 「プロセス」タブで、「メモリ」列をクリックして降順に並べ替え
  • メモリを大量に使っているアプリを確認
  1. 不要なアプリを終了
  • 使っていないアプリを選択
  • 「タスクの終了」ボタンをクリック

注意点
システムプロセス(名前に「Windows」「System」が付くもの)は終了しないでください。

対処法2:パソコンを再起動する

簡単で効果的な方法が、パソコンの再起動です。

再起動の効果

  • メモリがリセットされる
  • メモリリークが解消される
  • 一時ファイルがクリアされる

重要:「再起動」と「シャットダウン→起動」は違う

Windows 10以降では、「シャットダウン」は完全な終了ではなく、高速起動のための「休止状態」になっています。

メモリをリセットするには、必ず「再起動」を選んでください。

対処法3:仮想メモリを増やす

物理メモリが十分あるのにエラーが出る場合は、仮想メモリの設定を見直しましょう。

仮想メモリ設定手順(Windows)

  1. システムの詳細設定を開く
  • スタートボタンを右クリック
  • 「システム」をクリック
  • 「システムの詳細設定」をクリック
  1. パフォーマンス設定を開く
  • 「詳細設定」タブを選択
  • 「パフォーマンス」セクションの「設定」ボタンをクリック
  1. 仮想メモリを調整
  • 「詳細設定」タブを選択
  • 「仮想メモリ」セクションの「変更」ボタンをクリック
  • 「すべてのドライブのページングファイルのサイズを自動的に管理する」のチェックを外す
  • 「カスタムサイズ」を選択
  1. 推奨サイズを設定
  • 初期サイズ:物理RAM × 1.5倍(MB単位)
    • 例:16GBのRAMなら、16,384 × 1.5 = 24,576MB
  • 最大サイズ:物理RAM × 3倍(MB単位)
    • 例:16GBのRAMなら、16,384 × 3 = 49,152MB
  1. 設定を適用
  • 「設定」→「OK」→「OK」とクリック
  • パソコンを再起動

対処法4:スタートアッププログラムを無効化

パソコン起動時に自動で立ち上がるアプリを減らして、メモリの余裕を作りましょう。

手順

  1. タスクマネージャーを開く
  • Ctrl + Shift + Esc
  1. スタートアップタブを選択
  • 「スタートアップ」タブをクリック
  1. 不要なプログラムを無効化
  • 「スタートアップへの影響」が「高」のプログラムを確認
  • 不要なものを選択して「無効にする」をクリック

無効化しても問題ないもの

  • Skype、Discord(使わないとき)
  • Spotify、iTunesなどの音楽アプリ
  • クラウドストレージの同期アプリ(必要なとき以外)

無効化してはいけないもの

  • セキュリティソフト
  • グラフィックドライバー関連
  • システム管理ツール

対処法5:一時ファイルを削除

一時ファイルがたまると、ストレージを圧迫し、仮想メモリにも影響します。

ディスククリーンアップの手順

  1. クリーンアップツールを起動
  • Win + Rキーを押す
  • 「cleanmgr」と入力してEnter
  1. 削除する項目を選択
  • 「一時ファイル」にチェック
  • 「ダウンロードフォルダー」(必要に応じて)
  • 「ごみ箱」
  • 「サムネイル」
  1. クリーンアップ実行
  • 「OK」をクリック
  • 確認画面で「ファイルの削除」

対処法6:物理メモリ(RAM)を増設する

根本的な解決策は、物理的にRAMを増やすことです。

メモリ増設の目安

現在4GBの場合
→ 8GB以上に増設を強く推奨

現在8GBの場合
→ 動画編集やゲームをするなら16GBへ

現在16GBの場合
→ プロフェッショナルな用途なら32GBへ

増設前の確認事項

  • 空きスロットがあるか
    パソコンにメモリスロットの空きがあるか確認
  • 最大容量の制限
    マザーボードが対応している最大メモリ容量を確認
  • 互換性
    既存のメモリと同じ規格(DDR4、DDR5など)を選ぶ

ブラウザでのOut of Memoryエラー対処法

Google ChromeやMicrosoft Edgeで頻発するOut of Memoryエラーの対処法です。

ブラウザ対処法1:拡張機能を無効化・削除

拡張機能が原因でメモリを圧迫していることがよくあります。

手順(Chrome/Edge共通)

  1. 拡張機能の管理画面を開く
  • アドレスバーに以下を入力してEnter
  • Chrome:chrome://extensions/
  • Edge:edge://extensions/
  1. 問題のある拡張機能を特定
  • 特に以下の種類は要注意:
    • AdBlock系:広告ブロッカー
    • セキュリティソフト系:マカフィー、ノートン、ウイルスバスター
    • 使っていない拡張機能
  1. 無効化または削除
  • 各拡張機能のトグルをオフ、または「削除」

ブラウザ対処法2:ハードウェアアクセラレーションをオフ

グラフィック処理をGPUに任せる機能が、逆効果になることがあります。

手順(Chrome)

  1. 設定を開く
  • アドレスバーにchrome://settings/と入力
  1. システム設定を開く
  • 左メニューの「システム」をクリック
  1. ハードウェアアクセラレーションをオフ
  • 「ハードウェアアクセラレーションが使用可能な場合は使用する」をオフ
  1. ブラウザを再起動

手順(Edge)

  1. 設定を開く
  • アドレスバーにedge://settings/と入力
  1. システム設定を開く
  • 左メニューの「システムとパフォーマンス」をクリック
  1. グラフィックアクセラレーションをオフ
  • 「使用可能な場合はグラフィックアクセラレーションを使用する」をオフ

ブラウザ対処法3:キャッシュとCookieをクリア

ブラウザに蓄積されたデータを削除します。

手順

  1. 設定を開く
  • Chrome:chrome://settings/clearBrowserData
  • Edge:edge://settings/clearBrowserData
  1. 削除する項目を選択
  • 「Cookie」にチェック
  • 「キャッシュされた画像とファイル」にチェック
  1. 期間を選択
  • 「全期間」を選択
  1. データを削除
  • 「データを削除」をクリック

ブラウザ対処法4:メモリセーバー機能を有効化

ChromeとEdgeには、非アクティブなタブのメモリを解放する機能があります。

手順(Chrome)

  1. パフォーマンス設定を開く
  • chrome://settings/performance
  1. メモリセーバーを有効化
  • 「メモリセーバー」をオンにする

手順(Edge)

  1. パフォーマンス設定を開く
  • edge://settings/system
  1. 効率モードを有効化
  • 「効率モード」をオンにする

ブラウザ対処法5:YouTube特有の問題への対応

YouTubeでOut of Memoryが頻発する場合の対処法です。

チャット欄を閉じる

YouTube配信のチャット欄を開いたままにすると、メモリが急増することがあります。

対処法

  • チャット欄を閉じる
  • 必要なときだけ開く

Tampermonkeyでスクリプト導入(上級者向け)

  1. Tampermonkey拡張機能をインストール
  • Chromeウェブストアから「Tampermonkey」を検索してインストール
  1. YouTube スーパーファーストチャットのスクリプトを追加
  • 専用のスクリプトサイトから「YouTube スーパーファーストチャット」を検索してインストール

これにより、チャット機能のメモリ消費を抑えられます。

スマホでのOut of Memoryエラー対処法

スマートフォンでもメモリ不足エラーは発生します。

スマホ対処法1:バックグラウンドアプリを終了

使っていないアプリが裏で動いていることがあります。

Android

  1. 最近使用したアプリ画面を開く
  • 画面下部のボタンをタップ(機種により異なる)
  1. アプリを終了
  • 不要なアプリを上にスワイプ
  • または「すべてクリア」

iPhone

  1. Appスイッチャーを開く
  • ホームボタンがある機種:ホームボタンをダブルクリック
  • ホームボタンがない機種:画面下部から上にスワイプして途中で止める
  1. アプリを終了
  • 不要なアプリを上にスワイプ

スマホ対処法2:不要なアプリを削除

使っていないアプリをアンインストールします。

削除の優先順位

  1. 使っていないゲーム:特にメモリを消費する
  2. SNSアプリの重複:同じ機能のアプリがいくつもある
  3. プリインストールアプリ:削除可能なものは削除

スマホ対処法3:キャッシュをクリア

アプリに蓄積されたキャッシュデータを削除します。

Android

  1. 設定→アプリ
  2. 各アプリを選択
  3. ストレージ→キャッシュをクリア

iPhone

基本的にキャッシュは自動管理されますが、アプリを削除して再インストールすることでクリアできます。

スマホ対処法4:スマホを再起動

定期的な再起動でメモリをリフレッシュしましょう。

週に1回程度の再起動を習慣にすると、メモリ関連のトラブルを予防できます。

Out of Memoryエラーの予防方法

エラーが起きる前に、日頃から予防しておきましょう。

予防1:メモリ使用状況を定期的にチェック

タスクマネージャーで、メモリ使用率を時々確認しましょう。

危険サイン

  • メモリ使用率が常に90%以上
  • 特定のアプリが異常にメモリを消費
  • 時間とともにメモリ使用量が増え続ける

予防2:ブラウザのタブを開きすぎない

ブラウザのタブは、1つにつき数百MBのメモリを消費します。

推奨

  • 常時開くタブは10個以内
  • 読み終わったタブはこまめに閉じる
  • 後で読むなら、ブックマークやリーディングリストを活用

予防3:ソフトウェアを最新に保つ

古いバージョンのソフトウェアには、メモリリークのバグがあることがあります。

更新すべきもの

  • OS(Windows Update)
  • ブラウザ
  • 頻繁に使うアプリ
  • グラフィックドライバー

予防4:定期的な再起動

パソコンを常につけっぱなしにせず、定期的に再起動しましょう。

推奨頻度

  • 少なくとも週に1回
  • できれば2〜3日に1回

予防5:使わないアプリは終了する習慣

作業が終わったアプリは、すぐ終了する習慣をつけましょう。

特にメモリを大量消費するアプリ(動画編集ソフト、ゲームなど)は要注意です。

まとめ

Out of Memoryエラーについて、原因から対処法、予防方法まで解説してきました。

重要なポイントをおさらいしましょう。

  • Out of Memoryエラーは、メモリ(RAM)が不足したときに発生するエラーです
  • 主な原因は6つ:物理メモリ不足、仮想メモリ不足、メモリリーク、32ビットアプリの制限、ブラウザの問題、OSのバグ
  • まず試すべき対処法:不要なアプリを終了、パソコンを再起動
  • 仮想メモリの設定を見直すことで、物理メモリがあるのにエラーが出る問題を解決できます
  • ブラウザの場合:拡張機能の無効化、ハードウェアアクセラレーションのオフ、キャッシュクリアが効果的
  • 根本的な解決には物理メモリ(RAM)の増設が最も効果的
  • 予防には:定期的な再起動、タブの開きすぎ防止、ソフトウェアの更新が重要

Out of Memoryエラーは、適切に対処すれば必ず解決できます。

この記事で紹介した方法を試して、快適なパソコン・スマホライフを取り戻してくださいね!

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