「夜遅くまでOneNoteで作業していると目が疲れる」「白い背景がまぶしくて集中できない」そんな経験はありませんか?
OneNoteのダークモードを使えば、黒を基調とした落ち着いた画面で作業できます。目の疲労軽減だけでなく、バッテリー節約効果も期待できるんです。
この記事では、各デバイスでOneNoteをダークモードに設定する方法と、より快適に使うコツを詳しく解説していきます。
Windows版OneNoteのダークモード設定

Microsoft 365版OneNoteの場合
最新のMicrosoft 365版OneNoteでは、簡単にダークモードを設定できます。
設定手順
- OneNoteを開く
- 右上の「ファイル」をクリック
- 「アカウント」を選択
- 「Officeテーマ」から「黒」または「濃い灰色」を選択
- OneNoteを再起動すると設定が反映される
システム設定と連動させる方法
- 「Officeテーマ」で「システム設定を使用する」を選択
- WindowsのダークモードがオンならOneNoteも自動的にダークモードになる
- システム全体の統一感が保たれて使いやすい
Windows 10版OneNoteアプリの場合
Windows 10に標準搭載されているOneNoteアプリでの設定方法です。
- OneNoteアプリを開く
- 左上の「設定」アイコン(歯車マーク)をクリック
- 「オプション」を選択
- 「全般」タブの「アプリのテーマ」で「ダーク」を選択
- 設定は即座に反映される
Mac版OneNoteのダークモード設定
macOS版OneNoteでの操作
Mac版のOneNoteでもダークモードを利用できます。
OneNote内での設定
- OneNoteを開く
- メニューバーから「OneNote」→「環境設定」をクリック
- 「全般」タブを選択
- 「外観」で「ダーク」を選択
macOSのシステム設定と連動
- Appleメニュー→「システム環境設定」
- 「一般」をクリック
- 「外観」で「ダーク」を選択
- OneNoteで「システム」を選択していれば自動的に連動
モバイル版OneNoteのダークモード
iPhone・iPad版OneNote
iOS版OneNoteでのダークモード設定方法です。
アプリ内設定
- OneNoteアプリを開く
- 右上のプロフィールアイコンをタップ
- 「設定」を選択
- 「外観」で「ダーク」を選択
iOSシステム設定との連動
- iPhoneの「設定」アプリを開く
- 「画面表示と明るさ」をタップ
- 「ダーク」を選択
- OneNoteで「自動」を選択していれば連動される
Android版OneNote
Android版でのダークモード設定方法です。
- OneNoteアプリを起動
- 左上の「≡」メニューをタップ
- 「設定」を選択
- 「外観」または「テーマ」でダークモードを選択
- 「システムのデフォルト」を選ぶとAndroidの設定に連動
オンライン版OneNoteでのダークモード
ブラウザ版での制限事項
OneNote Onlineは、残念ながら独自のダークモード機能がありません。しかし、いくつかの方法で暗い環境を作れます。
ブラウザ拡張機能の活用
- Chrome:「Dark Reader」拡張機能
- Firefox:「Dark Mode」アドオン
- Edge:「Turn Off the Lights」拡張機能
注意点
- 拡張機能を使った場合、表示が崩れる可能性がある
- 印刷時は一時的に無効にすることをおすすめ
- 公式機能ではないため、アップデートで動作しなくなる場合もある
ダークモードのメリットと注意点
ダークモードの利点
目の疲労軽減
- 暗い環境での作業時に目への負担が少ない
- ブルーライトの軽減効果
- 長時間の作業でも疲れにくい
バッテリー節約
- 有機ELディスプレイでは消費電力が削減される
- モバイルデバイスでの使用時間延長
- 環境にも優しい選択
集中力の向上
- 余計な要素が目立たない
- 文字や図に注意が向きやすい
- 夜間作業での快適性向上
使用時の注意点
明るい環境での使用
- 昼間の明るい部屋では見づらい場合がある
- 屋外での使用には向かない
- 環境に応じてモードを切り替えることが大切
印刷時の問題
- ダークモードのまま印刷すると背景が黒になる
- 印刷前にライトモードに切り替える
- プレビューで確認してから印刷する
より快適に使うためのコツ
環境に応じた使い分け
効果的にダークモードを活用するために:
自動切り替えの設定
- 時間帯に応じて自動でモードを変える
- 日の出・日の入りに連動させる
- 環境光センサーがあるデバイスでは自動調整も可能
作業内容による使い分け
- テキスト中心の作業:ダークモード
- 図表の編集:ライトモード
- プレゼン資料作成:用途に応じて選択
他のOfficeアプリとの統一
OneNoteだけでなく、WordやExcelも同じテーマに設定すると:
- 視覚的な統一感が保たれる
- アプリ間の移動時の目の負担が軽減
- 作業効率の向上につながる
よくある質問と解決方法
ダークモードが反映されない場合
「設定を変更してもダークモードにならない」という問題の解決策:
- アプリを完全に終了してから再起動
- デバイスの再起動を試す
- OneNoteアプリのアップデートを確認
- システムの外観設定も確認する
文字が見づらくなった場合
ダークモード使用時の視認性を改善する方法:
- 画面の明度を適切に調整
- フォントサイズを大きくする
- ハイコントラストモードの併用を検討
- 定期的に目を休める
共有時の見た目の違い
他の人と資料を共有するときの注意点:
- 相手の環境では見た目が異なる可能性
- 重要な資料は両モードで確認
- スクリーンショットを撮る際は相手の環境を考慮
まとめ
OneNoteのダークモードは、目の疲労軽減やバッテリー節約に効果的な機能です。Windows版なら「ファイル」→「アカウント」から、Mac版なら「環境設定」から簡単に設定できます。
モバイル版でも各プラットフォームでダークモードが利用可能で、システム設定との連動もできるんです。ただし、明るい環境での使用や印刷時には注意が必要ですね。
作業環境や時間帯に応じてライトモードとダークモードを使い分けることで、より快適にOneNoteを使えるようになります。ぜひ今日からダークモードを試してみて、自分に最適な設定を見つけてくださいね。
コメント