Nahimic Serviceをアンインストールする方法を完全解説!再インストール対策も

PCを起動するたびに「Nahimic Companion」が立ち上がってきて困っていませんか?

「勝手にインストールされた」「CPUやメモリを無駄に消費している」「音楽制作の邪魔になる」など、Nahimic Serviceに悩まされている方は少なくありません。

この記事では、Nahimic Serviceを完全にアンインストールする方法と、再インストールを防ぐ対策まで詳しく解説します。

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Nahimic Serviceとは?なぜ削除したいのか

Nahimic Serviceは、PCのオーディオ性能を向上させるために設計されたサウンド拡張ソフトウェアです。主にMSI、ASUS、ASRock、DellなどのゲーミングマザーボードやノートPCにプリインストールされています。

Nahimic Serviceを削除したい理由

多くのユーザーがNahimicの削除を望む理由は以下の通りです。

  • CPUとメモリの過剰使用:バックグラウンドで常に動作し、システムリソースを消費する
  • 音楽制作・録音での干渉:DAW(音楽制作ソフト)使用時に音声処理が勝手に加わってしまう
  • アプリケーションとの競合:一部のソフトウェア(CAD、動画編集ソフトなど)でクラッシュやフリーズを引き起こす
  • 勝手に再インストールされる:アンインストールしてもWindowsアップデート後に復活する
  • 不要な機能:ゲームをしない、または音質向上効果を感じられない

特にDTM(音楽制作)を行う方や、システムをクリーンに保ちたい方にとっては、Nahimicは不要なソフトウェアです。

アンインストール前の重要な注意点

Nahimic Serviceを削除する前に、以下の点を理解しておきましょう。

削除しても大丈夫?

Nahimicを削除しても、PCの基本的な音声出力には影響ありません。WindowsのデフォルトオーディオドライバーやRealtekドライバーが引き続き機能します。

ただし、以下の機能は失われます。

  • 7.1chバーチャルサラウンドサウンド
  • サウンドトラッカー(ゲーム内の敵の位置を可視化する機能)
  • カスタムイコライザー設定
  • マイクノイズ抑制機能

削除方法は複数ある

Nahimicは通常のソフトウェアとは異なり、以下の理由から削除が難しくなっています。

  • Microsoft Store経由でインストールされている
  • 通常の「プログラムと機能」に表示されない場合がある
  • システムドライバーとして深く統合されている
  • Windowsアップデートで自動的に再インストールされる

そのため、完全に削除するには複数の手順を踏む必要があります。

方法1:サービスを無効化する(最も簡単・推奨)

完全に削除する前に、まずはサービスを無効化してみることをおすすめします。これにより、Nahimicがバックグラウンドで動作しなくなります。

手順

  1. キーボードで「Windows + R」キーを同時に押す
  2. 「ファイル名を指定して実行」ウィンドウに「services.msc」と入力してEnterキーを押す
  3. サービス一覧が表示されるので、下にスクロールして「Nahimic Service」を探す
  4. 「Nahimic Service」をダブルクリック
  5. 「スタートアップの種類」のドロップダウンメニューから「無効」を選択
  6. 「停止」ボタンをクリックしてサービスを停止
  7. 「回復」タブに移動
  8. 「最初のエラー」「2回目のエラー」「その後のエラー」すべてを「何もしない」に設定
  9. 「適用」→「OK」をクリック
  10. PCを再起動

この方法の利点は、システムファイルを直接削除しないため、安全で元に戻すのも簡単な点です。

起動時の自動実行を無効化

さらに、Nahimic Companionアプリが起動時に自動実行されないようにする方法も確認しましょう。

  1. タスクマネージャーを開く(Ctrl + Shift + Esc)
  2. 「スタートアップ」タブを選択
  3. Nahimic関連の項目を探して右クリック
  4. 「無効化」を選択

これで、PC起動時にNahimicが自動的に立ち上がらなくなります。

方法2:デバイスマネージャーからドライバーを削除

サービスを無効化しても問題が解決しない場合は、デバイスマネージャーからNahimicのドライバーを削除します。

手順

  1. 「Windows + X」キーを押して、メニューから「デバイス マネージャー」を選択
  2. 「サウンド、ビデオ、およびゲーム コントローラー」の項目を展開
  3. 「Nahimic Mirroring Device」を右クリック
  4. 「デバイスのアンインストール」を選択
  5. 「このデバイスのドライバーを削除しようとしました。」にチェックを入れる
  6. 「アンインストール」をクリック
  7. 次に「A-Volute Nh3 Audio Effects Component」も同様に削除(場所は「ソフトウェア コンポーネント」の下にある場合もあります)
  8. PCを再起動

この手順により、Nahimicのオーディオドライバーがシステムから削除されます。

方法3:完全アンインストール(上級者向け)

Nahimicを完全に削除したい場合は、以下の手順を実行します。ただし、この方法はレジストリの編集を含むため、慎重に行ってください。

事前準備:システムの復元ポイントを作成

レジストリを編集する前に、必ずシステムの復元ポイントを作成しておきましょう。

  1. スタートメニューで「復元ポイントの作成」と検索
  2. 「システムのプロパティ」ウィンドウが開く
  3. 「作成」ボタンをクリック
  4. 復元ポイントの名前を入力(例:「Nahimic削除前」)
  5. 「作成」をクリック

ステップ1:サービスとプロセスを停止

まず、前述の「方法1」を実行してNahimic Serviceを停止・無効化します。

次に、タスクマネージャーを開いて、Nahimic関連のプロセスが実行中でないか確認します。

  1. タスクマネージャーを開く(Ctrl + Shift + Esc)
  2. 「プロセス」タブで「Nahimic」で検索
  3. 実行中のプロセスがあれば、右クリックして「タスクの終了」を選択

ステップ2:Realtekドライバーをアンインストール(MSIユーザーの場合)

MSI製のPCを使用している場合、Nahimicと密接に統合されているため、特別な手順が必要です。

  1. スタートメニューから「コントロール パネル」を開く
  2. 「プログラムのアンインストール」を選択
  3. 「Realtek High Definition Audio Driver」を探して左クリック
  4. 「アンインストール」をクリック
  5. 「削除してもよろしいですか?」の確認画面で「はい」を選択
  6. PCを再起動
  7. 再起動後、「Nahimic」または「Nahimic Companion」をアンインストール
  8. 再度PCを再起動
  9. Realtek公式サイトまたはPCメーカーのサポートページから最新のRealtekドライバー(Nahimicを含まないバージョン)をダウンロードしてインストール

この手順により、NahimicがPC起動時に自動的に復活しなくなります。

ステップ3:レジストリエディタで関連エントリを削除

レジストリからNahimic関連のエントリを削除します。

  1. 「Windows + R」キーを押す
  2. 「regedit」と入力してEnterキーを押す
  3. レジストリエディタが開く
  4. 「編集」メニューから「検索」を選択
  5. 「Nahimic」と入力して「次を検索」をクリック
  6. 見つかったエントリを右クリックして「削除」を選択
  7. すべてのNahimic関連エントリが削除されるまで「F3」キーを押して検索を続ける

特に重要な削除対象は以下のレジストリパスです。

Computer\HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\NahimicService
Computer\HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\Nahimic_Mirroring
Computer\HKEY_CURRENT_USER\SOFTWARE\A-Volute

これらのパスをレジストリエディタの上部のアドレスバーに貼り付けて、該当するキーを右クリックして削除します。

ステップ4:関連ファイルを削除

システムに残っているNahimicのファイルを手動で削除します。

以下のフォルダを削除してください。

C:\Windows\System32\A-Volute
C:\Program Files (x86)\MSI\One Dragon Center\Nahimic
%LocalAppData%\NhNotifSys

フォルダを開くには、エクスプローラーのアドレスバーにパスを貼り付けてEnterキーを押します。

ステップ5:タスクスケジューラのタスクを削除

Nahimicが自動的に再インストールされる原因の一つが、タスクスケジューラに登録されたタスクです。

  1. スタートメニューで「タスク スケジューラ」と検索して開く
  2. 左側のパネルで「タスク スケジューラ ライブラリ」を選択
  3. NahimicまたはA-Volute関連のタスクを探す
  4. 見つかったタスクを右クリックして「削除」を選択

ステップ6:PCを再起動

すべての手順を完了したら、PCを再起動します。これで、Nahimicは完全にシステムから削除されます。

再インストールを防ぐ方法

Nahimicを削除しても、Windowsアップデートによって再びインストールされることがあります。これを防ぐには、以下の方法があります。

方法A:グループポリシーエディタを使用(Windows Pro/Enterprise限定)

Windows Pro、Enterprise、またはEducationエディションをお使いの場合、グループポリシーエディタを使用してドライバーの自動インストールを防げます。

  1. 「Windows + R」キーを押す
  2. 「gpedit.msc」と入力してEnterキーを押す
  3. 「コンピューターの構成」→「管理用テンプレート」→「システム」→「デバイスのインストール」→「デバイス インストールの制限」を開く
  4. 「これらのデバイス ID に一致するデバイスのインストールを禁止する」をダブルクリック
  5. 「有効」を選択
  6. 「表示」ボタンをクリック
  7. 以下のデバイスIDを追加
   SWC\A-VOLUTE
   INTELAUDIO\FUNC_01&VEN_8086
  1. 「OK」をクリックしてウィンドウを閉じる
  2. PCを再起動

この設定により、WindowsアップデートがNahimicドライバーを自動的にインストールしようとしても、ブロックされるようになります。

方法B:Windows Homeユーザー向け – システム構成で無効化

Windows Homeエディションの場合、グループポリシーエディタは使用できませんが、システム構成から無効化できます。

  1. 「Windows + R」キーを押す
  2. 「msconfig」と入力してEnterキーを押す
  3. 「サービス」タブを選択
  4. 「Nahimic Service」のチェックを外す
  5. 「適用」→「OK」をクリック

ただし、この方法は新しいバージョンのNahimicがリリースされた場合、再度インストールされる可能性があります。

方法C:ドライバーの自動更新を制限

より根本的な対策として、ドライバーの自動更新を制限する方法もあります。

  1. 「Windows + I」キーで設定を開く
  2. 「Windows Update」→「詳細オプション」を選択
  3. 「オプションの更新プログラム」をクリック
  4. 「ドライバーの更新」の項目でNahimic関連のドライバーがあれば、チェックを外す

アンインストール後の確認事項

Nahimicを削除した後、以下の点を確認しましょう。

音声が正常に出力されるか

  1. YouTubeやSpotifyなどで音楽を再生してみる
  2. ゲームをプレイしてサウンドをチェック
  3. マイクやヘッドセットが正常に動作するか確認

もし音が出ない場合は、Windowsの設定から出力デバイスが正しく選択されているか確認してください。

システムリソースの使用状況をチェック

タスクマネージャーを開いて、CPUとメモリの使用率が改善されたか確認しましょう。Nahimicが原因だった場合、明らかに使用率が下がっているはずです。

再起動後もNahimicが復活していないか

PCを何度か再起動して、Nahimic Serviceやアプリが自動的に復活していないか確認します。

よくある質問と対処法

Nahimicを削除したら音が出なくなった

Realtekオーディオドライバーが正しくインストールされていない可能性があります。

  1. デバイスマネージャーを開く
  2. 「サウンド、ビデオ、およびゲーム コントローラー」を確認
  3. 黄色い警告マークがあれば、ドライバーに問題がある
  4. PCメーカーの公式サポートページから最新のオーディオドライバーをダウンロードしてインストール

アンインストールしても再起動すると復活する

タスクスケジューラに登録されているタスクが原因です。前述の「方法3のステップ5」を実行して、タスクスケジューラからNahimic関連のタスクを削除してください。

Windows Updateで勝手にインストールされる

グループポリシーエディタ(Windows Pro以上)を使用してドライバーのインストールをブロックするか、Windows Updateの「オプションの更新プログラム」からNahimic関連の更新を手動で拒否してください。

Realtek Audio Consoleが使えなくなった

Nahimicと一緒にRealtekドライバーを削除した場合、Realtek Audio Consoleも使えなくなります。

解決方法は、Realtek公式サイトまたはPCメーカーのサポートページから、Nahimicを含まない純粋なRealtekドライバーをインストールすることです。

代替のオーディオソフトウェア

Nahimicを削除した後、音質向上やイコライザー機能が必要な場合は、以下のような代替ソフトウェアがあります。

FxSound

無料で使える高品質なオーディオエンハンサーです。シンプルなインターフェースで、音質向上、ベースブースト、サラウンドサウンドなどの機能が使えます。

Equalizer APO + Peace GUI

完全無料のシステムワイドイコライザーです。上級者向けですが、非常に細かい音質調整が可能です。

Voicemeeter Banana

音声ルーティングとミキシングができる無料ソフトウェアです。配信者や音楽制作者に人気があります。

まとめ:目的に応じて適切な方法を選ぼう

Nahimic Serviceのアンインストールは、目的に応じて適切な方法を選ぶことが重要です。

簡単に無効化したい方

→ 方法1:サービスの無効化(推奨)

完全に削除したい方

→ 方法3:完全アンインストール(レジストリ編集を含む)

再インストールを防ぎたい方

→ グループポリシーエディタまたはシステム構成での設定

Nahimicは、ゲーマーにとっては便利な機能ですが、音楽制作者やシステムのクリーンさを重視する方にとっては不要なソフトウェアです。この記事の手順を参考に、自分に合った方法でNahimicを管理してください。

削除後に何か問題が発生した場合は、作成した復元ポイントから元の状態に戻せるので安心してください。また、音質向上が必要な場合は、代替のオーディオソフトウェアを検討してみましょう。

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