Nahimicを使っていると、突然こんなメッセージが表示されることがあります。
「Nahimic 3のインストールを完了するためにコンピュータを再起動する必要があります。今すぐ再起動しますか?」
「Your computer needs to restart to complete your Nahimic 3 installation. Do you want to restart Now?」
英語でメッセージが出るので戸惑う人も多いでしょう。でも、これは正常な動作なんです。
今回は、Nahimicの再起動が必要な場面と、正しい再起動方法について詳しく解説します。
Nahimicで再起動が必要になる場面

まず、どんな時に再起動が必要になるのか見ていきましょう。
Nahimicのインストール時
Nahimicを初めてインストールした時は、必ず再起動が必要です。
オーディオドライバーは、Windowsの深い部分に組み込まれるため、システムを再起動しないと正常に動作しません。インストール後に「今すぐ再起動しますか?」というメッセージが出たら、素直に再起動しましょう。
Nahimicのアップデート時
Microsoft Storeから自動アップデートが実行された時も、再起動を求められることがあります。
アップデートでドライバーの一部が更新された場合、再起動しないと新しいバージョンが有効になりません。
オーディオドライバーの更新時
Realtekオーディオドライバーを更新した時も、再起動が必要です。
NahimicはRealtekドライバーと一体で動作しているため、Realtekドライバーの更新も再起動のきっかけになります。
Windowsアップデート後
Windowsの大型アップデート(バージョン更新)の後に、Nahimicが自動的に再インストールされることがあります。
この場合も、再起動を求めるメッセージが表示されます。
Nahimicが正常に動作しない時
エラーが出ている、音が出ない、設定が反映されないなど、Nahimicに問題が起きた時も、再起動が解決策になることが多いです。
単純な再起動で、多くのトラブルが解決します。
PC全体の再起動方法
最も基本的な方法は、PCを丸ごと再起動することです。
通常の再起動手順
- 作業中のファイルを保存する
開いているファイルを全て保存してください。再起動すると、保存していないデータは失われます。 - スタートメニューを開く
画面左下のWindowsアイコンをクリックします。 - 電源メニューを開く
電源アイコンをクリックします。 - 「再起動」を選択する
「シャットダウン」ではなく「再起動」を選んでください。 - 再起動が完了するまで待つ
PCが自動的に再起動します。数分かかることもあります。
「今すぐ再起動」を選んでOK
Nahimicから「今すぐ再起動しますか?」と聞かれた場合、「はい」や「Yes」を選んでも大丈夫です。
ただし、その前に必ず作業中のファイルを保存してください。再起動すると、保存していない情報は失われてしまいます。
再起動後の確認
再起動が完了したら、Nahimicアプリを開いて正常に動作するか確認しましょう。
イコライザーやサラウンド設定が使えれば、正常に動作しています。
Nahimicサービスだけを再起動する方法
PC全体を再起動する時間がない場合は、Nahimicサービスだけを再起動することもできます。
サービスとは
Windowsには「サービス」という、バックグラウンドで動作するプログラムがあります。
Nahimicも「Nahimic Service」という名前のサービスとして動作しているんです。このサービスだけを再起動すれば、PC全体を再起動せずに問題が解決することがあります。
Nahimicサービスの再起動手順
ステップ1:タスクマネージャーを開く
以下のいずれかの方法でタスクマネージャーを開きます。
- キーボードで「Ctrl + Shift + Esc」を同時に押す
- タスクバーを右クリックして「タスクマネージャー」を選択
- 「Ctrl + Alt + Delete」を押して「タスクマネージャー」を選択
ステップ2:サービスタブを開く
タスクマネージャーの上部にある「サービス」タブをクリックします。
簡易表示になっている場合は、左下の「詳細」をクリックしてください。
ステップ3:Nahimicサービスを探す
サービスの一覧から「NahimicService」を探します。
アルファベット順に並んでいるので、「N」の欄を探しましょう。
ステップ4:サービスを再起動する
「NahimicService」を右クリックして、「再起動」を選択します。
数秒で再起動が完了します。
services.mscから再起動する方法
より詳細な設定ができる「サービス管理画面」から再起動することもできます。
- 「ファイル名を指定して実行」を開く
Windowsキー + Rを押します。 - services.mscと入力する
「services.msc」と入力してEnterキーを押します。 - Nahimic Serviceを探す
サービスの一覧から「Nahimic Service」を探します。 - サービスを右クリックする
「Nahimic Service」を右クリックして、以下のいずれかを選択します。
- 「再起動」:サービスを再起動する
- 「停止」→「開始」:手動で停止してから起動する
- 状態を確認する
サービスの状態が「実行中」になっていることを確認します。
サービスが停止している場合
Nahimicが動作しない原因が、サービスが停止していることだった、というケースもあります。
「NahimicService」の状態が「停止」や空欄になっている場合は、右クリックして「開始」を選択してください。
Nahimicアプリの再起動方法
Nahimicのアプリケーション自体を再起動する方法もあります。
タスクバーから終了する
ステップ1:隠れているアイコンを表示する
タスクバー右側の「上向き矢印アイコン」をクリックします。
ステップ2:Nahimicアイコンを見つける
隠れているアイコンの中から、Nahimicのアイコン(音波のようなマーク)を探します。
ステップ3:Nahimicを終了する
Nahimicアイコンを右クリックして「Exit」または「終了」を選択します。
ステップ4:Nahimicを再起動する
スタートメニューから「Nahimic」を検索して、アプリを起動します。
タスクマネージャーから強制終了する
Nahimicアプリが反応しない場合は、タスクマネージャーから強制終了できます。
- タスクマネージャーを開く
Ctrl + Shift + Escを押します。 - プロセスタブを確認する
「Nahimic」という名前のプロセスを探します。 - タスクを終了する
「Nahimic」を選択して、「タスクの終了」をクリックします。 - Nahimicを再起動する
スタートメニューからNahimicを起動します。
アプリの設定をリセットする方法
再起動しても問題が解決しない場合は、Nahimicアプリの設定をリセットしてみましょう。
Nahimicアプリのリセット手順
- Windowsの設定を開く
スタートメニューから「設定」(歯車アイコン)をクリックします。 - アプリを開く
「アプリ」を選択します。 - Nahimicを探す
アプリの一覧から「Nahimic」を探してクリックします。 - 詳細オプションを開く
「詳細オプション」をクリックします。 - リセットする
下にスクロールして「リセット」ボタンをクリックします。 - PCを再起動する
リセット後、PCを再起動します。
このリセット操作で、Nahimicのキャッシュやエラーが解消される可能性があります。
自動起動の設定を変更する方法

Nahimicが勝手に起動して邪魔だという場合は、自動起動をオフにできます。
Nahimicの自動起動を無効にする
方法1:Nahimicの設定から変更
- タスクバーの隠れているアイコンを表示します
- Nahimicアイコンを右クリックします
- 「Check for Updates」または「設定」を選択します
- 「Run Nahimic Companion at startup」のチェックを外します
- PCを再起動して確認します
方法2:Windowsのスタートアップから無効化
- タスクマネージャーを開きます(Ctrl + Shift + Esc)
- 「スタートアップ」タブをクリックします
- 「Nahimic Companion」を見つけます
- 右クリックして「無効化」を選択します
- PCを再起動します
方法3:サービスの自動起動を無効化
- services.mscを開きます(Windowsキー + R → services.msc)
- 「Nahimic Service」を右クリックします
- 「プロパティ」を選択します
- 「スタートアップの種類」を「無効」に変更します
- 「適用」→「OK」をクリックします
- PCを再起動します
ただし、サービスを無効にすると、Nahimicの全ての機能が使えなくなります。音質向上やイコライザーも動作しなくなるので注意してください。
再起動しても問題が解決しない場合
何度再起動しても問題が解決しない場合は、より根本的な対処が必要です。
Nahimicドライバーの再インストール
ドライバー自体に問題がある可能性があります。
- 既存のNahimicをアンインストールする
- Realtekオーディオドライバーをアンインストール
- PCを再起動
- Nahimicアプリをアンインストール
- PCを再起動
- 最新版をダウンロードする
メーカーの公式サイトから最新のオーディオドライバーパッケージをダウンロードします。 - インストールする
- Realtekドライバーを先にインストール
- PCを再起動
- Nahimic APOドライバーをインストール
- PCを再起動
- Microsoft StoreからNahimicアプリをインストール
- PCを再起動
自動復元ツールを使う
Nahimic公式の自動復元ツールを使うと、簡単に修復できます。
- Nahimic公式サイトから「GenericNahimicRestoreTool.exe」をダウンロードします
- ファイルを右クリックして「管理者として実行」を選択します
- ツールが自動的に検出・修復・インストールを行います
- 完了したらPCを再起動します
Windowsの高速スタートアップを無効にする
高速スタートアップが有効だと、完全な再起動にならないことがあります。
- 電源オプションを開く
コントロールパネル→電源オプション→電源ボタンの動作を選択する - 現在利用可能ではない設定を変更します
をクリックします - 高速スタートアップを無効にする
「高速スタートアップを有効にする(推奨)」のチェックを外します - 変更を保存する
「変更の保存」をクリックします - PCを再起動する
完全な再起動が行われるようになります
ハードウェアの問題を疑う
何をしても解決しない場合は、ハードウェアの問題かもしれません。
- オーディオチップの故障
- マザーボードの不具合
- 互換性の問題
この場合は、メーカーのサポートに問い合わせるか、外付けのUSBオーディオデバイスを使う方が早い場合があります。
よくある質問
Nahimicの再起動について、よく聞かれる質問をまとめました。
再起動せずに使い続けたらどうなる?
Nahimicのインストールやアップデート後、再起動しないで使い続けると、以下の問題が起こる可能性があります。
- 機能が正常に動作しない
- 音が出なくなる
- 設定が反映されない
- エラーメッセージが繰り返し表示される
素直に再起動することをおすすめします。
何度も再起動を求められるのは何故?
再起動を繰り返し求められる場合、以下の原因が考えられます。
- インストールが完了していない
- ドライバーのバージョンが合っていない
- Windowsアップデートとの競合
- インストールファイルが破損している
この場合は、一度完全にアンインストールしてから再インストールする方が確実です。
再起動したら設定がリセットされた
再起動しても、通常は設定は保持されます。
設定がリセットされた場合は、以下の可能性があります。
- アプリの設定リセットを実行した
- ドライバーを再インストールした
- プロファイルが破損していた
再度設定し直す必要があります。スクリーンショットを撮っておくと、復元が簡単です。
サービスが勝手に停止してしまう
再起動後、Nahimicサービスが自動的に停止してしまう場合があります。
解決方法
- services.mscを開きます
- Nahimic Serviceのプロパティを開きます
- 「スタートアップの種類」を「自動」に設定します
- 「回復」タブを開きます
- 「最初のエラー」「2回目のエラー」「その後のエラー」を全て「サービスを再起動する」に設定します
- 「適用」→「OK」をクリックします
これで、サービスが停止しても自動的に再起動されるようになります。
まとめ:問題に応じて適切な再起動を
Nahimicの再起動には、いくつかの方法があります。
状況別の再起動方法
| 状況 | 推奨される方法 | 所要時間 |
|---|---|---|
| インストール直後 | PC全体の再起動 | 3〜5分 |
| アップデート後 | PC全体の再起動 | 3〜5分 |
| 軽微なエラー | サービスの再起動 | 数秒 |
| アプリが反応しない | アプリの再起動 | 数秒 |
| 設定が反映されない | アプリのリセット + PC再起動 | 5分 |
| 頻繁にエラーが出る | ドライバー再インストール + PC再起動 | 15〜20分 |
再起動の基本ルール
- ドライバーのインストール・更新後は必ずPC全体を再起動する
- 作業中のファイルは必ず保存してから再起動する
- 再起動後はNahimicが正常に動作するか確認する
- 何度も再起動を求められる場合は完全再インストールを検討する
ほとんどの問題は、適切な再起動で解決します。それでも解決しない場合は、ドライバーの再インストールや自動復元ツールを試してみてください。
Nahimicの再起動は面倒に感じるかもしれませんが、オーディオドライバーの性質上、どうしても必要な作業なんです。正しい手順で再起動すれば、快適に使えるようになりますよ。

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