MySQLとMariaDBの違いを徹底比較|どちらを選ぶべき?互換性から性能まで完全解説

データベース・SQL

Webアプリケーションやシステム開発で「データベース」を選ぶ際、MySQLとMariaDBという2つの名前をよく見かけます。

「どちらも無料で使える」「ほぼ同じもの」と聞くけれど、実際にはどう違うのでしょうか?そして、新しくプロジェクトを始めるなら、どちらを選ぶべきなのでしょうか?

この記事では、MySQLとMariaDBの歴史や違い、互換性、パフォーマンス比較から、実際の選び方まで、初心者の方にも分かりやすく徹底解説します。


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  1. MySQLとMariaDBの基本|そもそも何が違う?
    1. MySQLとは?
    2. MariaDBとは?
    3. なぜMariaDBが誕生したのか?
  2. MySQLとMariaDBの互換性|本当に置き換えられる?
    1. 基本的な互換性
    2. バージョンによる違い
    3. 互換性のない機能や仕様
    4. データ移行の難易度
  3. パフォーマンス比較|どちらが速い?
    1. 読み取り性能(SELECT)
    2. 書き込み性能(INSERT、UPDATE)
    3. レプリケーション性能
    4. パフォーマンスに影響する要因
  4. 機能面での違い|それぞれの独自機能
    1. MariaDB独自の機能
    2. MySQL独自の機能
  5. ライセンスとサポート体制の違い
    1. ライセンスの違い
    2. サポート体制
  6. どちらを選ぶべき?用途別の選択ガイド
    1. MySQLを選ぶべきケース
    2. MariaDBを選ぶべきケース
    3. 中立的な選択肢
  7. 主要なLinuxディストリビューションでの対応
    1. MariaDBを標準採用しているディストリビューション
    2. MySQLも標準で提供されているディストリビューション
  8. 実際の移行体験と注意点
    1. 移行前の準備
    2. 移行手順
    3. 移行時によくある問題
  9. パフォーマンスチューニングの違い
    1. 共通の重要設定
    2. MariaDB固有の設定
    3. MySQL固有の設定
  10. よくある質問(FAQ)
    1. Q1. MySQLからMariaDBに切り替えると、アプリケーションの修正は必要?
    2. Q2. WordPressはMySQLとMariaDB、どちらで動く?
    3. Q3. 既存のMySQLデータをMariaDBに移行するのは難しい?
    4. Q4. パフォーマンスはどちらが上?
    5. Q5. 商用利用する場合、ライセンス料は必要?
    6. Q6. これから学ぶなら、どちらを勉強すべき?
  11. まとめ|MySQLとMariaDB、結局どちらを選ぶ?

MySQLとMariaDBの基本|そもそも何が違う?

MySQLとは?

MySQL(マイエスキューエル)は、世界で最も人気のあるオープンソースのリレーショナルデータベース管理システム(RDBMS)です。

基本情報

  • 開発開始:1995年
  • 開発元:現在はOracle Corporation(オラクル社)
  • ライセンス:GPL(オープンソース)とCommercial(商用ライセンス)のデュアルライセンス
  • 読み方:「マイエスキューエル」が一般的

特徴

  • 世界中で広く使われている
  • Webアプリケーションに最適
  • WordPress、Facebook、Twitterなど多くのサービスで採用
  • 豊富なドキュメントとコミュニティ

MariaDBとは?

MariaDB(マリアディービー)は、MySQLから派生(フォーク)したオープンソースのRDBMSです。

基本情報

  • 開発開始:2009年
  • 開発元:MariaDB Foundation(マリアDB財団)
  • ライセンス:GPL(完全オープンソース)
  • 読み方:「マリアディービー」

特徴

  • MySQLの創設者が立ち上げた
  • MySQLとの互換性を重視
  • Oracle社の影響を受けない独立したプロジェクト
  • より自由なオープンソース開発

なぜMariaDBが誕生したのか?

MariaDBが生まれた背景には、ビジネス上の大きな出来事がありました。

歴史的な経緯

  1. 2008年:Oracleによる買収
  • Sun Microsystems社(MySQLの所有企業)をOracle社が買収
  • Oracle社は商用データベース最大手でもある
  1. オープンソースコミュニティの懸念
  • 「Oracle社が競合するMySQLの開発を妨げるのでは?」
  • 「商用化が進んで、自由に使えなくなるのでは?」
  1. 2009年:MariaDBプロジェクト開始
  • MySQL創設者のマイケル・ワイドニウス氏が新プロジェクトを立ち上げ
  • 「MySQLの本来の精神を受け継ぐ」という目標
  • 名前の由来:ワイドニウス氏の娘の名前「Maria」から
  1. 現在:独自の発展
  • 当初はMySQLの完全互換を目指していた
  • 現在は独自の機能も多数追加され、独立したプロダクトに

MySQLとMariaDBの互換性|本当に置き換えられる?

「MariaDBはMySQLの代替」とよく言われますが、実際の互換性はどうでしょうか?

基本的な互換性

高い互換性がある領域

  • 基本的なSQL文法
  • データ型
  • 標準的な関数
  • クライアント接続プロトコル
  • ストレージエンジン(InnoDB、MyISAMなど)

つまり、シンプルなデータベース操作であれば、ほぼ問題なく置き換えられます。

バージョンによる違い

互換性はバージョンによって異なります。

初期バージョン(MariaDB 5.5、10.0、10.1)

  • MySQLとの互換性が非常に高い
  • ほぼ完全に置き換え可能
  • データ移行も比較的簡単

最新バージョン(MariaDB 10.5以降)

  • 独自機能が増えている
  • 一部の機能でMySQLとの互換性が低下
  • 新機能を使うと、MySQL側に戻せなくなることも

互換性のない機能や仕様

MariaDB独自の機能(MySQLにはない)

  • Galera Cluster(クラスタリング機能)
  • ColumnStore(カラム型ストレージエンジン)
  • 一部の拡張SQL機能
  • バーチャルカラムの拡張機能

MySQLにあってMariaDBにない機能

  • MySQL Enterprise Edition限定の機能
  • MySQL 8.0以降の一部の新機能
  • X Protocol(ドキュメント指向API)

データ移行の難易度

MySQLからMariaDBへの移行

  • 比較的簡単
  • 多くの場合、データをそのまま使える
  • 注意深くテストすれば、大きな問題は少ない

MariaDBからMySQLへの移行(逆方向)

  • 少し難しい
  • MariaDB独自機能を使っていると、問題が発生する
  • バージョンによっては、データ変換が必要

パフォーマンス比較|どちらが速い?

速度は重要な選択基準の一つです。ベンチマーク結果を見てみましょう。

読み取り性能(SELECT)

一般的な傾向

  • 単純なクエリ:ほぼ同等
  • 複雑な結合(JOIN):MariaDBがやや有利な場合が多い
  • インデックスの活用:両者とも優秀

具体的な数値

  • 差があっても数パーセント程度
  • 実用上はほぼ同じと考えて良い

書き込み性能(INSERT、UPDATE)

一般的な傾向

  • 単純な挿入:ほぼ同等
  • 大量の一括挿入:MariaDBがやや有利
  • トランザクション処理:バージョンや設定に依存

レプリケーション性能

MariaDBの優位性

  • Galera Clusterによる並列レプリケーション
  • マルチマスター構成が標準で可能
  • レプリケーション遅延が少ない

MySQLの対応

  • MySQL 8.0以降でグループレプリケーション機能を強化
  • InnoDB Clusterで同様の機能を提供

パフォーマンスに影響する要因

実際のパフォーマンスは、多くの要因に左右されます。

重要な要因

  • ハードウェアのスペック(CPU、メモリ、ディスク)
  • データベースの設計(テーブル構造、インデックス)
  • クエリの書き方
  • チューニング設定
  • ワークロードの種類(読み取り中心 vs 書き込み中心)

機能面での違い|それぞれの独自機能

基本的な機能は似ていますが、独自の特徴もあります。

MariaDB独自の機能

1. ストレージエンジンの選択肢

MariaDBは、MySQLよりも多くのストレージエンジンに対応しています。

  • Aria:MyISAMの改良版、クラッシュセーフ
  • ColumnStore:カラム型データベース、分析処理に最適
  • Spider:シャーディング(データ分散)をサポート
  • MyRocks:SSDに最適化されたストレージエンジン

2. Galera Cluster

  • マルチマスター同期レプリケーション
  • 複数のサーバーが同時に書き込み可能
  • 自動フェイルオーバー(障害時の自動切り替え)

3. 高度なSQL機能

  • ウィンドウ関数(Window Functions)を早期にサポート
  • 共通テーブル式(CTE:Common Table Expressions)
  • INTERSECT、EXCEPTなどの集合演算子

4. スレッドプール

  • 接続数が多い環境でのパフォーマンス向上
  • オープンソース版で利用可能(MySQLは商用版のみ)

MySQL独自の機能

1. MySQL Enterprise Edition

商用ライセンス版には、多くの追加機能があります。

  • MySQL Enterprise Monitor:監視ツール
  • MySQL Enterprise Backup:高速バックアップ
  • MySQL Enterprise Security:高度なセキュリティ機能
  • MySQL Firewall:SQLインジェクション対策

※ これらは有料版のみの機能です

2. ドキュメントストア機能

  • JSON型のネイティブサポート
  • X Protocol(NoSQLライクなドキュメント指向API)
  • MongoDBのような使い方も可能

3. MySQL Shell

  • モダンなコマンドラインツール
  • JavaScript、Python、SQLをサポート
  • 対話的な操作が可能

ライセンスとサポート体制の違い

無料でも使えますが、ライセンスとサポートには違いがあります。

ライセンスの違い

MySQL

  • GPL v2:オープンソース版
  • Commercial License:商用ライセンス(有料)
  • デュアルライセンス方式

注意点

  • GPLで使用する場合、派生ソフトウェアもGPLにする必要がある
  • 商用製品に組み込む場合は、通常Commercial Licenseが必要

MariaDB

  • GPL v2:完全オープンソース
  • 商用ライセンスはない
  • よりオープンな姿勢

メリット

  • ライセンスがシンプル
  • 将来的な変更の心配が少ない

サポート体制

MySQLのサポート

  • Oracle社による公式サポート(有料)
  • MySQL Enterprise Editionに含まれる
  • 24時間365日の技術サポート

MariaDBのサポート

  • MariaDB Corporation(企業)による公式サポート(有料)
  • MariaDB Platformとして提供
  • SkySQL(クラウド版)も提供

コミュニティサポート

  • 両方とも活発なコミュニティがある
  • フォーラム、メーリングリスト、Stack Overflow
  • 日本語の情報はMySQLの方が豊富

どちらを選ぶべき?用途別の選択ガイド

実際にプロジェクトで使う際、どちらを選べば良いのでしょうか?

MySQLを選ぶべきケース

1. 実績と安定性を重視

  • 歴史が長く、実績が豊富
  • 企業での採用事例が多い
  • 保守的な選択として安心

2. 情報の豊富さ

  • 日本語の書籍やドキュメントが多い
  • トラブルシューティングの情報が見つかりやすい
  • 初心者にも学びやすい

3. 特定のツールやフレームワークとの相性

  • 一部のツールがMySQLしかサポートしていない
  • レガシーなシステムとの互換性

4. Oracle製品との連携

  • Oracle Cloud Infrastructureを使用している
  • 他のOracle製品と統合する予定

5. 商用サポートが必要

  • Oracle社の企業サポートが欲しい
  • MySQL Enterprise Editionの機能が必要

MariaDBを選ぶべきケース

1. オープンソースを重視

  • 完全にオープンソースのプロダクトを使いたい
  • ベンダーロックインを避けたい
  • 将来的なライセンス変更の心配をしたくない

2. 高度なレプリケーション

  • Galera Clusterが必要
  • マルチマスター構成を簡単に構築したい
  • 高可用性が重要

3. 特定のストレージエンジン

  • ColumnStore(分析処理)を使いたい
  • MyRocksやSpiderが必要

4. 最新機能を試したい

  • 新機能の開発が活発
  • コミュニティ主導の開発
  • 革新的な機能を早く使える

5. Linux ディストリビューションの標準

  • Red Hat Enterprise Linux、Fedoraの標準はMariaDB
  • Debian、Ubuntuも標準リポジトリに含まれる
  • システムとの統合が簡単

中立的な選択肢

どちらでも良いケース

  • 小〜中規模のWebアプリケーション
  • WordPress、Laravel、Railsなどの一般的なフレームワーク
  • 標準的なSQL機能だけを使う
  • 基本的なCRUD操作が中心

この場合、個人の好みや慣れで選んでも問題ありません。


主要なLinuxディストリビューションでの対応

OSによって、デフォルトのデータベースが異なります。

MariaDBを標準採用しているディストリビューション

Red Hat系

  • Red Hat Enterprise Linux(RHEL)8以降
  • CentOS 8以降(CentOS Streamを含む)
  • Fedora
  • Rocky Linux
  • AlmaLinux

Debian系

  • Debian 9(Stretch)以降
  • Ubuntu(両方インストール可能だが、MariaDBを推奨)

その他

  • openSUSE
  • Arch Linux

MySQLも標準で提供されているディストリビューション

Ubuntu

  • MySQLとMariaDBの両方が公式リポジトリにある
  • ユーザーが選択できる

注意点

  • 多くのディストリビューションがMariaDBに移行している背景には、ライセンスやオープンソースポリシーの問題がある
  • ただし、MySQLも別途インストール可能

実際の移行体験と注意点

既存のMySQLシステムをMariaDBに移行する場合の注意点を紹介します。

移行前の準備

1. バージョンを確認

  • 現在のMySQLのバージョン
  • 移行先のMariaDBのバージョン
  • 互換性マトリックスを確認

2. 使用機能のチェック

  • 使っているSQL機能をリストアップ
  • MariaDBで同じ機能が使えるか確認
  • 特殊な拡張機能やプラグインの有無

3. テスト環境の構築

  • 本番環境と同じ構成のテスト環境を用意
  • 実際にデータを移行してテスト
  • アプリケーションの動作確認

移行手順

基本的な流れ

  1. バックアップ
mysqldump --all-databases > backup.sql
  1. MariaDBのインストール
# Ubuntu/Debianの例
sudo apt install mariadb-server
  1. データのリストア
mysql < backup.sql
  1. 動作確認
  • アプリケーションの接続テスト
  • クエリの実行確認
  • パフォーマンステスト

移行時によくある問題

問題1:認証方式の違い

  • MySQL 8.0以降は認証プラグインが変更されている
  • 古いクライアントで接続できないことがある

解決策

  • 認証方式を明示的に指定
  • クライアントライブラリを更新

問題2:関数の動作の違い

  • 一部の関数で挙動が異なる場合がある
  • 特にMARIADB_VERSION()などの情報関数

解決策

  • 事前に動作を確認
  • 必要に応じてクエリを修正

問題3:文字コードの問題

  • デフォルトの文字コードが異なる場合がある

解決策

  • 明示的にutf8mb4を指定
  • 設定ファイルで統一

パフォーマンスチューニングの違い

基本的な設定は似ていますが、一部で違いがあります。

共通の重要設定

両方で有効な主要なチューニング項目です。

innodb_buffer_pool_size

  • 最も重要な設定の一つ
  • システムメモリの50〜70%を割り当てるのが一般的
  • 読み取り・書き込み性能に直結

max_connections

  • 同時接続数の上限
  • 接続が多い場合は増やす
  • ただし、メモリ消費にも注意

query_cache_size(MySQL 5.7まで)

  • クエリキャッシュのサイズ
  • MySQL 8.0で廃止された機能
  • MariaDBでは引き続き利用可能

MariaDB固有の設定

thread_pool_size

  • スレッドプールのサイズ
  • 高負荷時のパフォーマンス向上
  • MySQLのCommunity Editionにはない

aria_pagecache_buffer_size

  • Ariaストレージエンジン用のキャッシュ
  • MyISAMテーブルを使う場合に重要

MySQL固有の設定

innodb_adaptive_hash_index

  • アダプティブハッシュインデックス
  • 頻繁にアクセスされるデータへの高速アクセス
  • MySQL 8.0で改良

よくある質問(FAQ)

Q1. MySQLからMariaDBに切り替えると、アプリケーションの修正は必要?

A. 基本的には不要ですが、テストは必須です。

標準的なSQL文を使っているアプリケーションなら、ほとんどの場合そのまま動作します。ただし、以下の点に注意してください:

  • MySQL固有の関数や機能を使っている場合は確認が必要
  • バージョンによって動作が変わる可能性がある
  • 必ず本番前に十分なテストを実施

Q2. WordPressはMySQLとMariaDB、どちらで動く?

A. どちらでも問題なく動作します。

WordPressの公式要件では、両方がサポートされています。実際、多くのレンタルサーバーでMariaDBが使われており、全く問題ありません。

推奨バージョン

  • MySQL 5.7以上、または
  • MariaDB 10.3以上

Q3. 既存のMySQLデータをMariaDBに移行するのは難しい?

A. 比較的簡単ですが、慎重に行う必要があります。

基本的な手順:

  1. mysqldumpでバックアップ
  2. MariaDBにリストア
  3. 動作確認

ただし、大規模なデータベースや複雑な構成の場合は、専門家のサポートを受けることをおすすめします。

Q4. パフォーマンスはどちらが上?

A. 一概には言えませんが、用途によって違いがあります。

  • 標準的な用途:ほぼ同等
  • レプリケーション:MariaDBがやや有利
  • 複雑なクエリ:ケースバイケース
  • 実際のパフォーマンスは、設定やハードウェアに大きく依存します

Q5. 商用利用する場合、ライセンス料は必要?

A. 基本的には無料です。ただし条件があります。

無料で使えるケース

  • 自社のWebサービスやアプリケーションで使う
  • GPLのルールを守る限り、制限なし

商用ライセンスが必要なケース(MySQLのみ)

  • 製品やサービスにMySQLを組み込んで販売する
  • GPLのソースコード公開義務を避けたい場合

MariaDBは完全にGPLなので、この点はより自由度が高いです。

Q6. これから学ぶなら、どちらを勉強すべき?

A. MySQLから始めるのがおすすめです。

理由:

  • 学習資料が圧倒的に多い
  • 両方に共通する知識が身につく
  • MySQLを学べば、MariaDBもすぐに使える
  • 求人市場でのニーズも高い

ただし、MariaDB特有の機能が必要なら、最初からMariaDBを学ぶのも良い選択です。


まとめ|MySQLとMariaDB、結局どちらを選ぶ?

MySQLとMariaDBは、兄弟のような関係でありながら、それぞれ独自の道を歩んでいます。

この記事の重要ポイント

  • MariaDBはMySQLから派生したオープンソースのRDBMS
  • 基本的な互換性は高いが、バージョンが上がるほど独自性が増している
  • パフォーマンスは用途によるが、実用上は大きな差はない
  • MariaDBは完全オープンソース、MySQLは商用版もある
  • 多くのLinuxディストリビューションがMariaDBを標準採用
  • どちらも広く使われており、どちらを選んでも問題ない

選択の基準

  • 安定性と実績重視 → MySQL
  • オープンソース重視 → MariaDB
  • 特殊な機能が必要 → 機能で判断
  • 標準的な用途 → どちらでもOK

最終的には、プロジェクトの要件、チームの経験、将来的な拡張性などを総合的に判断して選ぶことが大切です。

どちらを選んでも、リレーショナルデータベースの基本は変わりません。まずは一つをしっかり学び、必要に応じてもう一方も試してみる、というアプローチがおすすめです。

あなたのプロジェクトに最適なデータベースを見つけて、素晴らしいアプリケーションを作ってくださいね。

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