MSIマザーボードのBIOSって、どうやって設定すればいいの?
この記事では、MSIマザーボードのBIOS/UEFI設定について、初心者の方でもわかるように基礎から応用まで詳しく解説します。
パソコンの性能を最大限に引き出すための設定方法を、画面ごとに丁寧にご案内します!
BIOS/UEFIとは?基礎知識

まずは基本的な知識から理解しましょう。
BIOSとは
BIOS(バイオス):
Basic Input/Output System の略で、パソコンの基本的な制御プログラムです。
主な役割:
- ハードウェアの初期化
- OSの起動準備
- ハードウェア設定の管理
UEFIとは
UEFI(ユーフィ):
Unified Extensible Firmware Interface の略で、BIOSの後継規格です。
BIOSとの違い:
- グラフィカルなインターフェース
- マウス操作対応
- 高速起動
- 2TB以上のストレージ対応
- セキュアブート機能
現在のMSIマザーボード:
UEFIを搭載していますが、慣習的に「BIOS」と呼ばれます。この記事でも「BIOS」として解説します。
BIOS画面への入り方
BIOS設定を行うには、まずBIOS画面に入る必要があります。
方法1: 起動時に入る(推奨)
手順:
- パソコンの電源を入れる
- MSIロゴが表示されたらすぐに「Delete」キーを連打
- BIOS画面が表示される
ポイント:
- 「Delete」キーは連打してください
- タイミングを逃すとOSが起動してしまいます
- 逃した場合は再起動してやり直し
別のキー:
一部のモデルでは「F2」キーの場合もあります。
方法2: Windows 10/11から入る
手順:
Windows 10の場合:
- スタートボタン→「設定」(歯車アイコン)
- 「更新とセキュリティ」を選択
- 左メニューの「回復」をクリック
- 「今すぐ再起動」をクリック(PCの起動をカスタマイズする)
- オプションの選択画面で「トラブルシューティング」
- 「詳細オプション」→「UEFIファームウェアの設定」
- 「再起動」をクリック
Windows 11の場合:
- スタートボタン→「設定」
- 「システム」→「回復」
- 「今すぐ再起動」をクリック(PCの起動をカスタマイズする)
- 以降はWindows 10と同じ
注意:
高速スタートアップが有効だと、起動時に「Delete」キーが効かない場合があります。
高速スタートアップの無効化:
- コントロールパネル→「電源オプション」
- 「電源ボタンの動作を選択する」
- 「現在利用可能ではない設定を変更します」
- 「高速スタートアップを有効にする」のチェックを外す
トラブル:BIOS画面に入れない
原因と対処法:
原因1: USBキーボードが認識されない
- PS/2キーボードを使用
- またはBIOS設定でUSB Legacy Supportを有効化(すでにBIOS設定できる環境が必要)
原因2: 高速スタートアップが有効
- 上記の方法で無効化
原因3: キーのタイミングが合わない
- 電源を入れた瞬間から「Delete」キーを連打
MSI BIOS画面の構成
MSI BIOSには2つのモードがあります。
EZ Mode(簡易モード)
特徴:
- 初心者向け
- グラフィカルで見やすい
- 基本的な設定のみ
- マウス操作可能
表示内容:
- システム情報(CPU、メモリ、ストレージ)
- 温度・電圧表示
- ファン回転数
- 起動デバイス設定
- XMP設定
- GAME BOOST
操作方法:
マウスでクリック、またはキーボードで操作
Advanced Mode(詳細モード)
特徴:
- 上級者向け
- 詳細な設定が可能
- オーバークロック設定
- すべての機能にアクセス可能
主要メニュー:
- SETTINGS(設定): システム設定全般
- OC(オーバークロック): CPU・メモリのOC設定
- M-FLASH: BIOS更新
- HARDWARE MONITOR: 温度・ファン制御
- BOARD EXPLORER: マザーボード視覚表示
モードの切り替え
EZ Mode → Advanced Mode:
- 「F7」キーを押す
- または画面上の「Advanced」ボタンをクリック
Advanced Mode → EZ Mode:
- 「F7」キーを押す
- または画面上の「EZ Mode」ボタンをクリック
初心者向け:EZ Modeで行う基本設定
まずは簡単な設定から始めましょう。
設定1: 言語を日本語にする
手順:
- BIOS画面に入る(EZ Mode)
- 右上の言語アイコンをクリック
- 「日本語」を選択
注意:
完全に日本語化されるわけではありませんが、主要な部分が日本語になります。
設定2: XMP(メモリのオーバークロック)を有効化
XMPとは:
メモリの性能を最大限に引き出す機能です。
対応:
- Intel マザーボード: XMP(Extreme Memory Profile)
- AMD マザーボード: A-XMP(AMD EXPO)
手順:
- EZ Mode画面の左上を確認
- 「XMP Profile」または「A-XMP」の項目を探す
- プロファイル番号(通常は「1」)をクリック
- 色が変わる(白くハイライトされる)
- 「F10」キーを押す
- 「Yes」を選択して保存&再起動
効果:
メモリの動作速度が向上し、システム全体のパフォーマンスがアップします。
確認方法:
Windows起動後、タスクマネージャー→「パフォーマンス」→「メモリ」で速度を確認
注意:
- 対応メモリのみ有効化可能
- 対応していない場合は「Not Supported」と表示される
- 起動しなくなった場合はCMOSクリアで復旧
設定3: 起動順序の変更
用途:
- USBメモリからOS をインストール
- SSDの優先度を上げる
手順:
- EZ Mode画面下部の「Boot Priority」セクションを確認
- デバイスのアイコンが表示される
- アイコンをドラッグ&ドロップして順序を変更
- 左側が優先順位が高い
- 「F10」で保存
推奨設定:
通常使用時はメインストレージ(SSD/HDD)を最優先に設定
設定4: ファン速度の確認
手順:
- EZ Mode画面を確認
- 「Fan Info」または「ファン情報」セクションを見る
- 各ファンの回転数(RPM)が表示される
正常な状態:
すべてのファンが回転していること(0 RPMでないこと)
異常がある場合:
Advanced Modeで詳細設定が必要
中級者向け:Advanced Modeの主要設定
より詳細な設定を行います。
SETTINGS(設定)メニュー
1. Advanced(詳細設定)
主な項目:
Integrated Peripherals(統合周辺機器):
- SATA設定
- USB設定
- オーディオ設定
- ネットワーク設定
Power Management(電源管理):
- EuP 2013: EU省電力規格対応
- ERP Ready: 待機電力を最小化
- Restore after AC Power Loss: 電源復帰時の動作設定
- Power Off: 電源オフのまま
- Power On: 自動で電源オン
- Last State: 前回の状態を復元
Wake Up Event Setup(ウェイクアップ設定):
- Wake on LAN: ネットワークから起動
- Wake on USB: USB機器から起動
2. Boot(起動設定)
主な項目:
Boot Mode Select:
- UEFI: 最新の起動モード(推奨)
- Legacy + UEFI: 互換性モード
- Legacy: 古いOS用
Boot Option Priorities:
詳細な起動順序設定
Boot Option #1:
最優先の起動デバイス
Fast Boot:
- Enabled: 高速起動(推奨)
- Disabled: 完全な初期化
注意:
Fast Boot有効時はBIOS画面に入りにくくなります
MSI Fast Boot:
MSI独自の超高速起動機能
- 有効化するとUSB機器の認識が遅れる場合あり
3. Security(セキュリティ)
主な項目:
Administrator Password:
管理者パスワード設定
User Password:
ユーザーパスワード設定
Secure Boot:
セキュアブート機能
- Windows 11で必須
TPM(Trusted Platform Module):
- Windows 11で必須
- AMD: fTPM(Firmware TPM)
- Intel: PTT(Platform Trust Technology)
OC(オーバークロック)メニュー
警告:
オーバークロックは自己責任です。設定を誤るとシステムが起動しなくなったり、ハードウェアが破損する可能性があります。
GAME BOOST
手順:
- Advanced Mode→「OC」タブ
- 「GAME BOOST」を探す
- クリックして有効化
- レベルを選択(1〜8など、モデルにより異なる)
- 「F10」で保存
効果:
CPUを自動的にオーバークロック
注意:
- GAME BOOST有効時は、他のOC設定を変更しない
- 温度が上昇するため、冷却性能を確認
CPU設定
主な項目:
CPU Ratio(CPU倍率):
CPUの動作倍率設定
CPU Base Clock(ベースクロック):
基本クロック設定
CPU Core Voltage(CPUコア電圧):
電圧設定
- 高くすると安定性向上、発熱増加
- 低くすると省電力、不安定になる可能性
CPU LLC(Load Line Calibration):
負荷時の電圧降下を補正
推奨:
初心者は手動設定を避け、GAME BOOSTなどの自動機能を使用
メモリ設定
Memory Try It!:
MSI独自のメモリOC機能
- プリセットから選択可能
- XMPより高いクロックに挑戦可能
DRAM Frequency:
メモリ周波数の手動設定
DRAM Timing:
メモリタイミングの詳細設定
DRAM Voltage:
メモリ電圧
- 通常: 1.2V(DDR4)、1.1V(DDR5)
- XMP: 1.35V程度(製品により異なる)
OC Profile(OCプロファイル)
機能:
BIOS設定を保存・読み込み
手順:
保存:
- OC→「OC Profile」
- Profile 1〜6から選択
- 「Save」をクリック
- プロファイル名を入力(任意)
読み込み:
- OC→「OC Profile」
- 保存したプロファイルを選択
- 「Load」をクリック
活用:
- 通常時用の設定
- ゲーム用の設定
- テスト用の設定
などを保存しておくと便利
注意:
BIOSバージョンが異なると読み込めない場合があります
HARDWARE MONITOR(ハードウェア監視)
温度・電圧の確認
表示項目:
温度:
- CPU Temperature: CPU温度
- System Temperature: システム温度
- VRM Temperature: 電源回路温度(一部モデル)
電圧:
- CPU Voltage
- DRAM Voltage
- +12V、+5V、+3.3V
ファン回転数:
- CPU Fan
- System Fan 1〜6(モデルにより異なる)
- Pump Fan(水冷ポンプ)
ファン制御
Smart Fan Mode:
手順:
- Advanced Mode→「HARDWARE MONITOR」
- ファンを選択(例: CPU Fan)
- 「Smart Fan Mode」を設定
モード:
PWM Mode(推奨):
4ピンファン用(PWM制御)
DC Mode:
3ピンファン用(電圧制御)
ファンカーブの設定:
- Smart Fan Modeを選択
- グラフが表示される
- 点をドラッグして調整
グラフの見方:
- 横軸: 温度(℃)
- 縦軸: ファン速度(%)
設定例:
静音重視:
30℃: 30%
40℃: 35%
50℃: 45%
60℃: 60%
70℃: 80%
80℃: 100%
冷却重視:
30℃: 40%
40℃: 50%
50℃: 65%
60℃: 80%
70℃: 100%
バランス:
30℃: 30%
40℃: 40%
50℃: 55%
60℃: 70%
70℃: 90%
80℃: 100%
注意:
低温時のファン速度を低くしすぎると、急な負荷時に温度が上昇しやすくなります
M-FLASH(BIOS更新)
機能:
BIOS/UEFIのアップデート
準備:
- MSI公式サイトから最新BIOSをダウンロード
- ZIPファイルを解凍
- USBメモリ(FAT32形式)にコピー
手順:
- USBメモリをPCに接続
- Advanced Mode→「M-FLASH」
- 「Yes」を選択
- USBメモリからBIOSファイルを選択
- 更新開始(5〜10分)
- 絶対に電源を切らない
- 完了後、自動再起動
注意:
- 更新中は絶対に電源を切らない
- ACアダプター接続必須(ノートPC)
- 問題がなければ更新不要
上級者向け:詳細設定とチューニング

さらに詳しい設定を解説します。
CPU詳細設定
Intel CPUの場合
Intel Turbo Boost:
自動的にクロックを上昇させる機能
- Enabled: 有効(推奨)
- Disabled: 無効
Intel SpeedStep:
負荷に応じて動作クロックを変更
- Enabled: 省電力(推奨)
Intel Hyper-Threading:
HTテクノロジー
- Enabled: 有効(推奨)
Intel VMD (Volume Management Device):
NVMe SSD管理機能
- RAID構成時に必要
- 通常は Disabled
AMD CPUの場合
AMD Precision Boost Overdrive (PBO):
自動オーバークロック機能
- Auto: 自動(推奨)
- Enabled: 有効
- Disabled: 無効
AMD Cool’n’Quiet:
省電力機能
- Enabled: 有効(推奨)
SMT(Simultaneous Multi-Threading):
HTに相当
- Enabled: 有効(推奨)
ストレージ設定
SATA Mode:
- AHCI: 最新のSATA制御(推奨)
- RAID: RAID構成時
- IDE: 互換性モード(古いOS用)
NVMe設定:
- PCIe Gen 3/4/5: 世代選択
- Auto: 自動(推奨)
M.2 SSDスロット設定:
一部のマザーボードでは、M.2スロット使用時にSATAポートが無効化される場合があります。マニュアルで確認してください。
メモリ詳細設定
手動タイミング設定(上級者のみ):
主要なタイミング:
- tCL (CAS Latency)
- tRCD
- tRP
- tRAS
低い値ほど高性能ですが、不安定になる可能性があります
Gear Mode(DDR5):
- Gear 1: 高性能
- Gear 2: 安定性重視
- Gear 4: 互換性重視
RGB LED制御
Mystic Light(対応モデルのみ):
- Advanced Mode→「SETTINGS」→「Advanced」→「Integrated Peripherals」
- 「LED設定」または「Onboard LED」を探す
- 有効/無効、色、エフェクトを設定
または:
Windows上で「MSI Center」や「Dragon Center」から制御することを推奨
よくある設定シナリオ
実際の使用例です。
シナリオ1: 新規PC組み立て後の初期設定
やるべきこと:
- 日本語化
- XMP有効化(対応メモリの場合)
- 起動順序確認(SSDを最優先に)
- 日時設定確認
- ファン動作確認
手順:
- BIOS起動(Delete キー)
- 言語を日本語に
- EZ ModeでXMPを有効化
- 起動デバイス確認
- F10で保存
シナリオ2: ゲーミングPC向け設定
推奨設定:
- XMP有効化
- GAME BOOST有効化(任意)
- Fast Boot有効化
- ファンカーブを冷却重視に
- XMP有効化確認
シナリオ3: 静音PC向け設定
推奨設定:
- 省電力モード
- Intel SpeedStep: Enabled
- AMD Cool’n’Quiet: Enabled
- ファンカーブを静音重視に
- 低温時のファン速度を低く設定
- GAME BOOST無効
- CPU C-State有効
- Advanced→CPU Configuration→C-States: Enabled
シナリオ4: OSインストール(USBブート)
手順:
- Windows インストールUSBを作成
- USBメモリを接続
- BIOS起動
- Boot Priority でUSBメモリを最優先に
- F10で保存
- 再起動してOSインストール開始
または:
起動時に「F11」キーを押してブートメニューから直接選択(モデルにより異なる)
シナリオ5: オーバークロック設定
手順(初心者):
- XMPのみ有効化
- GAME BOOSTを最低レベルで試す
- ストレステスト(OCCT、Prime95など)
- 安定すれば完了
- 不安定ならレベルを下げる
手順(中級者):
- XMP有効化
- CPUコア倍率を+1〜2上げる
- CPU電圧を少し上げる(+0.05V程度)
- ストレステスト
- 安定すれば倍率をさらに上げる
- 不安定なら電圧調整または倍率を下げる
- OC Profileに保存
注意:
- 温度監視必須(80℃以下推奨)
- 段階的に上げる
- 不安定ならすぐに戻す
トラブルシューティング
問題が起きた時の対処法です。
問題1: BIOS設定後、起動しない
症状:
BIOS設定を変更したら、Windowsが起動しなくなった
原因:
- オーバークロック設定が不適切
- XMP設定が合わない
- 起動デバイスの誤設定
解決方法:
方法1: CMOSクリア
手順:
- PCの電源を完全に切る
- 電源ケーブルを抜く
- マザーボードのCMOSクリアボタンを押す
- またはCMOSクリアジャンパーをショート(5〜10秒)
- またはボタン電池を外して5分待つ
- 元に戻して起動
方法2: Safe Bootで起動
一部のマザーボードでは、起動失敗時に自動的にセーフモードで起動します。
問題2: XMP有効化後、起動しない
原因:
- メモリがXMP設定に対応していない
- マザーボードとの相性問題
- メモリスロットの問題
解決方法:
ステップ1: CMOSクリア
ステップ2: 1枚ずつテスト
- メモリを1枚だけ挿す
- XMP有効化
- 起動確認
- もう1枚と交換して同じテスト
ステップ3: 手動設定
- XMP無効
- DRAM Frequencyを手動で低めに設定(例: DDR4-2666)
- 安定すれば少しずつ上げる
問題3: ファンが回らない
原因:
- ファンモード設定が不適切
- PWM/DC設定ミス
- ファン故障
解決方法:
- HARDWARE MONITORで回転数確認
- Smart Fan Modeを「Full Speed」に一時変更
- それでも回らない場合はファン自体の故障
問題4: 温度が高い
原因:
- ファン速度が低すぎる
- オーバークロック
- CPUクーラーの取り付け不良
解決方法:
- ファンカーブを冷却重視に変更
- GAME BOOST無効化
- CPUクーラーの取り付け確認
- サーマルグリスの塗り直し
問題5: BIOS画面が英語に戻る
原因:
CMOSクリアで設定がリセットされた
解決方法:
再度日本語に設定
防止策:
設定をOC Profileに保存しておく
問題6: BIOSアップデート後、設定が消えた
原因:
BIOSアップデートで設定がリセットされる
解決方法:
- 再度設定をやり直す
- XMP、起動順序などを再設定
防止策:
アップデート前に設定をメモまたはスクリーンショット
便利な機能
Favorites(お気に入り)機能
機能:
よく使う設定項目を登録
手順:
登録:
- 登録したい項目を右クリック(またはF2キー)
- Favorites 1〜5のいずれかを選択
- 名前を入力
呼び出し:
- F3キーを押す
- Favoritesメニューが表示される
- 登録した項目にすぐアクセス
BOARD EXPLORER
機能:
マザーボードを視覚的に表示
できること:
- 接続されているデバイスを確認
- 各スロットの状態を視覚的に把握
- トラブルシューティングに便利
スクリーンショット機能
手順:
BIOS画面で「F12」キーを押す
保存先:
FAT/FAT32形式のUSBメモリ
用途:
設定のバックアップやサポート依頼時に便利
推奨設定一覧

初心者向け推奨設定
必ずやるべき:
- XMP有効化(対応メモリの場合)
- 起動順序確認
- Fast Boot有効化
やると良い:
- 日本語化
- ファン動作確認
やらなくて良い:
- オーバークロック
- 詳細な電圧設定
- 手動メモリタイミング
中級者向け推奨設定
必ずやるべき:
- XMP有効化
- 起動順序最適化
- ファンカーブ調整
やると良い:
- GAME BOOST(慎重に)
- 省電力設定
- セキュアブート有効化(Windows 11)
上級者向け推奨設定
必ずやるべき:
- XMP + 手動タイミング調整
- CPU手動OC
- 詳細なファン制御
やると良い:
- LLC設定
- Memory Try It!
- C-State最適化
安全に使うための注意事項
オーバークロックの注意
保証:
オーバークロックはメーカー保証対象外です
リスク:
- ハードウェア破損
- システム不安定
- データ損失
対策:
- 段階的に上げる
- 温度監視
- ストレステスト必須
- 重要データはバックアップ
BIOS設定変更の基本ルール
ルール1: 一度に一つずつ変更
複数の設定を同時に変えると、問題の原因特定が困難
ルール2: 変更前に現在値をメモ
元に戻せるように記録
ルール3: 不明な設定は変更しない
わからない項目は触らない
ルール4: 定期的にバックアップ
OC Profileに安定した設定を保存
ルール5: CMOSクリア方法を確認
トラブル時の復旧方法を事前に把握
まとめ:MSI BIOS設定のポイント
初心者がやるべきこと
3つの基本設定:
- XMP有効化(対応メモリ)
- 起動順序確認
- ファン動作確認
これだけで十分です!
中級者が挑戦すべきこと
次のステップ:
- ファンカーブの最適化
- 省電力設定
- GAME BOOST(慎重に)
上級者が極めること
さらなる最適化:
- 手動オーバークロック
- 詳細なメモリチューニング
- 電圧・LLC最適化
重要な心得
安全第一:
- わからない設定は触らない
- CMOSクリア方法を知っておく
- 重要データはバックアップ
段階的に:
- 一度に一つずつ変更
- 動作確認してから次の設定へ
記録を残す:
- 変更内容をメモ
- スクリーンショットを撮る
- OC Profileに保存
よくある誤解
誤解1: 「オーバークロックしないとダメ」
→ いいえ、定格動作で十分です
誤解2: 「BIOSを最新にすべき」
→ 問題なければ更新不要です
誤解3: 「すべての設定を最高にすべき」
→ 用途に応じた適切な設定が重要です
困った時は
公式サポート:
- MSI公式サイトのマニュアル
- MSI公式フォーラム
コミュニティ:
- Reddit r/MSI_Gaming
- 各種PC自作コミュニティ
専門家:
- PC専門店のサポート
- 詳しい友人に相談
最後に
MSI BIOSは非常に多機能ですが、すべての機能を使いこなす必要はありません。
初心者の方へ:
XMPを有効にして、起動順序を確認するだけで十分です。それ以上は必要に応じて徐々に学んでいきましょう。
中級者の方へ:
ファン制御とGAME BOOSTを活用すれば、より快適なPC環境が構築できます。
上級者の方へ:
手動設定で限界を追求するのも楽しいですが、安全性を常に意識してください。
あなたのPCライフが、より快適で楽しいものになることを願っています!


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