MSIのゲーミングノートパソコンを買ったら、キーボードがピカピカ光っている。
「かっこいいけど、ちょっと眩しい…」
「バッテリーの消費が気になる…」
「作業に集中したいから光を消したい…」
そんな風に思っていませんか?
MSIノートパソコンのキーボードバックライトは、確かにゲーミングPCらしい派手な演出ですが、場面によっては邪魔になることもありますよね。
この記事では、MSIキーボードのバックライトを消す方法を、誰でも簡単にできるように解説していきます。
MSIキーボードバックライトの基本知識

まず、消し方を説明する前に、MSIキーボードのバックライトについて少しだけ理解しておきましょう。
バックライトの種類
MSIノートパソコンには、主に2種類のキーボードバックライトがあります。
1. 単色LEDバックライト
- 赤色や白色など、1色だけで光るタイプ
- エントリーモデルやミドルレンジモデルに搭載
- 輝度(明るさ)の調整のみ可能
2. RGB(フルカラー)バックライト
- 複数の色で光らせることができるタイプ
- 一部のキーごとに色を変えられる高性能モデルもある
- ゲーミングモデルやハイエンドモデルに搭載
- SteelSeriesと提携したモデルが多い
自分のノートパソコンがどちらのタイプか確認するには、MSI公式サイトの製品ページで仕様(Specification)を見てください。
「RGB Backlight Keyboard」または「Per-Key RGB Backlight Keyboard」と書かれていればRGBタイプ、「Backlight Keyboard」とだけ書かれていれば単色タイプです。
バックライトを消すメリット
バックライトを消すと、以下のようなメリットがあります:
- バッテリーの節約:バックライトは意外と電力を消費します
- 目の疲れ軽減:明るい環境では光が目に刺さることも
- 集中力アップ:派手な光が気にならなくなる
- 発熱の軽減:わずかですがLEDの発熱も抑えられる
逆に、暗い場所で作業する場合はバックライトがあった方が便利なので、状況に応じてオン/オフを切り替えられるようになりましょう。
方法1:キーボードショートカットで消す(最も簡単)
最も手っ取り早い方法は、キーボードのショートカットキーを使うことです。
Fn + テンキーの「-」キー(最も一般的)
MSIノートパソコンの多くは、この方法でバックライトを調整できます。
手順:
- Fnキーを押しながら、テンキー(キーボード右側の数字エリア)の 「-(マイナス)」 キーを押す
- 押すたびにバックライトの輝度が下がっていく
- 何度か押し続けると、最終的に消灯する
逆に明るくしたい場合:
- Fnキーを押しながら、テンキーの 「+(プラス)」 キーを押す
重要なポイント:
通常のキーボード上部にある「-」「+」キーではなく、テンキー側(キーボード右側) の「-」「+」キーを使ってください。
これを間違えている人が意外と多いんです!
Fn + Spaceキー(一部モデル)
一部のMSIノートパソコンでは、この方法でバックライトのオン/オフを切り替えられます。
手順:
- Fnキーと Space(スペース) キーを同時に押す
- バックライトがオン/オフで切り替わる
この方法は、GF63、GF75、Katanaシリーズなどで使えることがあります。
Fn + F8(プロファイル切り替え)
一部のモデルでは、Fn + F8でキーボードのライティングプロファイルを切り替えることができます。
何度か押すと、「消灯」モードに切り替わることがあります。
バックライト専用ホットキー(一部モデル)
一部の高性能モデルには、バックライト専用のホットキーが搭載されています。
キーボード上に 太陽のマーク や 電球のマーク が印字されているキーを探してください。
見つかったら、そのキーを押すだけでバックライトのオン/オフが切り替わります。
方法2:MSI Centerで設定する(単色LED搭載モデル)
キーボードショートカットで消せない場合や、より詳細な設定をしたい場合は、MSI専用ソフトウェアを使います。
単色LEDバックライト搭載モデル、またはRGB非対応モデルは「MSI Center」で設定します。
MSI Centerの起動方法
方法1:スタートメニューから
- Windowsのスタートメニューを開く
- 「MSI Center」と検索
- アプリを起動
方法2:タスクトレイから
- 画面右下のタスクトレイ(時計の近く)を確認
- MSIのドラゴンアイコンがあればクリック
- MSI Centerが開く
MSI Centerでバックライトを消す手順
ステップ1:設定画面を開く
- MSI Centerを起動
- 左側のメニューから「Features」または「General Settings」を選択
ステップ2:キーボード設定を探す
- 「Keyboard Lighting」または「キーボードバックライト」という項目を探す
- クリックして開く
ステップ3:オフに設定
- バックライトの設定画面で以下を変更:
- 「オン/オフ」スイッチを オフ にする
- または、輝度スライダーを 0(ゼロ) にする
- 「適用」または「保存」ボタンをクリック
追加設定(任意):
- 「タイムアウト設定」:一定時間操作しないと自動で消灯する設定
- 「スリープ時の動作」:スリープ中もバックライトを消すかどうか
これらも好みに応じて設定してください。
MSI Centerがない場合
MSI Centerがインストールされていない場合は、以下の方法で入手できます。
方法1:MSI公式サイトから
- MSI公式サイト(https://jp.msi.com/)にアクセス
- 自分のノートPCのモデル名で検索
- 「ダウンロード」→「ユーティリティ」タブを開く
- 「MSI Center」をダウンロードしてインストール
方法2:Microsoft Storeから
- Microsoft Storeを開く
- 「MSI Center」で検索
- インストール
古いモデルの場合:MSI Dragon Center
2021年以前の古いモデルでは、「MSI Dragon Center」が使われています。
基本的な操作方法はMSI Centerと同じです。
- MSI Dragon Centerを起動
- 「Mystic Light」または「Keyboard Manager」セクションを開く
- バックライト設定をオフにする
方法3:SteelSeries GGで設定する(RGB搭載モデル)

RGBバックライト搭載モデル、特にSteelSeries製キーボードを搭載しているモデルは、「SteelSeries GG」(または古いバージョンの「SteelSeries Engine 3」)で設定します。
SteelSeries GGの起動方法
- Windowsのスタートメニューから「SteelSeries GG」を検索
- アプリを起動
- または、タスクトレイのSteelSeriesアイコンをクリック
SteelSeries GGでバックライトを消す手順
ステップ1:デバイスを選択
- SteelSeries GGのメインメニューを開く
- 左側のデバイス一覧から「MSI PER KEY RGB KEYBOARD」または類似の名前のデバイスを選択
ステップ2:ライティング設定を開く
- 「Illumination」または「ライティング」タブをクリック
ステップ3:オフに設定
- ライティングモードを「OFF」または「無効」に設定
- または、すべてのキーを選択して、色を「黒」に設定し、明るさを0にする
ステップ4:設定を保存
- 「保存」または「適用」ボタンをクリック
- 「起動時に自動適用」にチェックを入れる(再起動後も設定を維持)
より細かい設定
SteelSeries GGでは、以下のような細かい設定もできます:
- 特定のキーだけ光らせる:矢印キーやWASDキーだけ点灯など
- タイマー設定:一定時間操作しないと自動消灯
- アプリケーション連動:特定のゲームを起動したときだけ光る
完全に消したい場合は、すべてのモードを「OFF」にするのが確実です。
SteelSeries GGがない場合
SteelSeries GGがインストールされていない場合は、MSI公式サイトからダウンロードできます。
- MSI公式サイトで自分のモデルを検索
- 「ダウンロード」→「ユーティリティ」タブ
- 「SteelSeries GG」をダウンロードしてインストール
古いモデルでは「SteelSeries Engine 3」という名前のソフトウェアが使われています。基本的な操作は同じです。
方法4:BIOSで設定する(上級者向け)
一部のMSIノートパソコンでは、BIOS(パソコンの基本設定画面)でもバックライトを制御できます。
ただし、この方法は上級者向けなので、自信がない方は前述のソフトウェアでの設定をおすすめします。
BIOS設定の手順
ステップ1:BIOSに入る
- パソコンを再起動する
- MSIロゴが表示されたら、すぐに Delete キーを連打
- BIOS画面が開く
ステップ2:設定を探す
- 「Advanced」または「詳細設定」タブを開く
- 「Keyboard Backlight」または「Internal Device」などの項目を探す
ステップ3:変更して保存
- バックライト関連の設定を「Disabled」または「Off」に変更
- F10キーを押して「保存して終了」
- 「Yes」を選択してパソコンを再起動
注意:
BIOS画面はモデルによって大きく異なります。
バックライト設定が見つからないモデルも多いので、その場合は前述のソフトウェアでの設定を使ってください。
トラブルシューティング:消せない場合の対処法
「どの方法を試してもバックライトが消えない!」という場合の対処法をご紹介します。
問題1:キーボードショートカットが効かない
考えられる原因:
- Fnキーがロックされている
- 間違ったキーを押している
- ドライバーが正しくインストールされていない
対処法:
- Fnキーのロックを確認
- 一部のモデルでは、Fn + Escでロック/アンロックが切り替わります
- Fnキーが効かない場合は、一度試してください
- 正しいキーを使っているか確認
- テンキー側の「-」「+」を使っていますか?
- キーボード上部の「-」「+」では動作しません
- ドライバーを再インストール
- MSI公式サイトから最新のキーボードドライバーをダウンロード
- インストールして再起動
問題2:最低輝度までしか下がらない(完全に消せない)
これは仕様です!
一部のMSIノートパソコンでは、バックライトを完全にオフにできないモデルがあります。
最低輝度まで下げることしかできない仕様になっているんです。
対処法:
- 最低輝度まで下げて我慢する
- MSI CenterまたはSteelSeries GGで「オフ」設定を試す(ソフトウェアならオフにできる場合もある)
- どうしても気になる場合は、キーボードの上に薄い布を置く(ただし、タイピングしにくくなります)
問題3:再起動するとバックライトが復活する
原因:
設定が保存されていない、または起動時に初期設定に戻る仕様になっています。
対処法:
- SteelSeries GGの場合
- 「起動時に自動適用」にチェックを入れる
- 設定を「デフォルトプロファイル」として保存
- MSI Centerの場合
- 設定後、必ず「保存」または「適用」をクリック
- 「スタートアップ時に自動適用」をオンにする
- それでもダメな場合
- Windowsのスタートアップに、設定ソフトを登録
- 起動時に自動で設定が読み込まれるようにする
問題4:ソフトウェアがインストールできない
対処法:
- 管理者権限で実行
- インストーラーを右クリック
- 「管理者として実行」を選択
- 古いバージョンを完全削除
- 「プログラムと機能」から既存のソフトをアンインストール
- パソコンを再起動
- 最新版を再インストール
- Windowsを最新版にアップデート
- 古いWindowsではソフトが動作しないことがあります
- Windows Updateを実行
- Microsoft Store版を試す
- MSI公式サイト版でダメなら、Microsoft Store版を試す
問題5:一部のキーだけ光っている
原因:
SteelSeries GGで個別キー設定がされている可能性があります。
対処法:
- SteelSeries GGを開く
- 「すべてのキーを選択」オプションを使う
- 一括で「オフ」または「黒」に設定
- 保存
Windows電源オプションでの省電力設定
バックライトを完全に消せない場合、Windows側の省電力設定と組み合わせる方法もあります。
自動消灯タイマーの設定
手順:
- Windowsの「設定」を開く
- 「システム」→「電源とバッテリー」を選択
- 「画面とスリープ」の設定を調整
- 一定時間操作しないと画面がオフになる時間を短く設定
これにより、バックライトだけでなく画面全体を自動でオフにできます。
よくある質問

バックライトを消すとバッテリーはどれくらい節約できる?
モデルやバックライトの種類によりますが、おおよそ 5〜10% 程度のバッテリー節約効果があります。
特にRGBバックライトは電力消費が大きいため、オフにすると効果を実感できるでしょう。
一時的に消したいだけなら?
キーボードショートカット(Fn + テンキーの「-」)を使うのが最も手軽です。
必要なときにすぐオン/オフを切り替えられます。
キーボードの一部だけ消すことはできる?
SteelSeries GG搭載モデルで、「Per-Key RGB」対応キーボードなら可能です。
SteelSeries GGで個別にキーを選択して、光らせたいキーと消したいキーを設定できます。
バックライトがチカチカ点滅する
これは故障ではなく、派手な「ライティングエフェクト」が設定されている可能性があります。
MSI CenterまたはSteelSeries GGで、ライティングモードを「静止」または「ステディ」に変更してください。
ゲーム中だけ光らせることはできる?
SteelSeries GG搭載モデルなら可能です。
「アプリケーション連動設定」で、特定のゲームを起動したときだけバックライトをオンにする設定ができます。
各モデル別の設定早見表
代表的なMSIノートパソコンの設定方法をまとめました。
GFシリーズ(GF63、GF65、GF75など)
- キーボードショートカット:Fn + テンキーの「-」
- ソフトウェア:MSI Center(一部モデルはDragon Center)
- 完全オフ:可能(モデルによる)
GLシリーズ(GL63、GL65、GL75 Leopardなど)
- キーボードショートカット:Fn + テンキーの「-」
- ソフトウェア:MSI Center
- 完全オフ:最低輝度までのみ(完全オフは不可のモデルが多い)
GSシリーズ(GS66、GS76など)
- キーボードショートカット:Fn + テンキーの「-」
- ソフトウェア:SteelSeries GG
- 完全オフ:可能
- 備考:Per-Key RGB対応、細かい設定が可能
GEシリーズ(GE66 Raider、GE76 Raiderなど)
- キーボードショートカット:Fn + テンキーの「-」
- ソフトウェア:SteelSeries GG
- 完全オフ:可能
- 備考:ハイエンドモデル、豊富なライティングオプション
Katanaシリーズ
- キーボードショートカット:Fn + Space(一部モデル)、Fn + テンキーの「-」
- ソフトウェア:MSI Center
- 完全オフ:可能
Thinシリーズ(Thin 15、Thin GF63など)
- キーボードショートカット:Fn + テンキーの「-」
- ソフトウェア:MSI Center
- 完全オフ:モデルによる
お使いのモデルで上記の方法がうまくいかない場合は、製品マニュアルを確認するか、MSI公式サポートに問い合わせてください。
まとめ
MSIキーボードのバックライトを消す方法、理解できたでしょうか?
この記事のポイントをおさらいすると:
- 最も簡単な方法:Fn + テンキーの「-」キーを連打
- 単色LEDモデル:MSI Centerで設定
- RGBモデル:SteelSeries GGで設定
- 一部モデルは完全オフ不可:最低輝度までしか下げられない
- 再起動後も設定維持:ソフトウェアで「自動適用」をオンに
MSIノートパソコンのバックライトは、暗い場所では便利な機能ですが、明るい場所や集中したいときには邪魔になることもあります。
この記事で紹介した方法を使えば、状況に応じて簡単にオン/オフを切り替えられるようになります。
特に、キーボードショートカット(Fn + テンキーの「-」)は覚えておくと非常に便利ですよ。
これでバッテリーも節約できますし、目の疲れも軽減できます。
「どうしても消せない!」という場合は、お使いのモデルの仕様で完全オフができない可能性があります。
その場合は、最低輝度まで下げて使うか、MSI公式サポートに問い合わせてみてください。
あなたのMSIノートパソコンライフが、より快適になることを願っています!


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