MSI BIOSアップデート完全ガイド|安全な更新手順と失敗時の復旧方法

プログラミング・IT

「新しいCPUを取り付けたらPCが起動しない」
「MSI BIOSの更新方法がわからない」
「アップデートに失敗して困っている」

この記事では、MSIマザーボードのBIOSアップデートについて、準備から実行、トラブル対処まですべてを詳しく解説します。

初心者でも安全に更新できる手順と、万が一失敗した時の復旧方法も網羅しています!

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  1. BIOSアップデートが必要なケース
    1. こんな時はBIOS更新が必要
    2. 更新不要なケース
  2. 事前準備:必ず確認すること
    1. 1. 現在のBIOSバージョンを確認
    2. 2. マザーボードの正確な型番を確認
    3. 3. CPU互換性を確認
    4. 4. 必要なもの
  3. 方法1:M-FLASH(最も安全・推奨)
    1. ステップ1:USBメモリの準備
    2. ステップ2:M-FLASHの起動
    3. ステップ3:BIOS更新の実行
    4. ステップ4:BIOS設定の確認と調整
  4. 方法2:Flash BIOSボタン(CPU不要)
    1. Flash BIOSボタンとは
    2. 対応マザーボードの確認
    3. ステップ1:USBメモリの準備
    4. ステップ2:ハードウェアの準備
    5. ステップ3:Flash BIOS実行
    6. ステップ4:更新完了後の確認
  5. 方法3:MSI Center(非推奨)
    1. なぜ非推奨か
    2. 手順
  6. トラブルシューティング
    1. エラー1:「ルートフォルダ上にBIOSファイルがありません」
    2. エラー2:Flash BIOSボタンのLEDがすぐ消える
    3. エラー3:Flash BIOSボタンのLEDが30分以上点滅
    4. エラー4:BIOS更新後に起動しない
    5. エラー5:BIOS更新中にフリーズした
    6. エラー6:BIOS更新後にXMP設定が消えた
    7. エラー7:新しいCPUを入れたが起動しない
  7. BIOS更新失敗からの復旧
    1. Flash BIOSボタンで復旧
    2. CMOSクリアで復旧
    3. デュアルBIOS搭載モデルの場合
    4. それでもダメな場合
  8. よくある質問(FAQ)
    1. Q1. BIOSバージョンは必ず最新にすべき?
    2. Q2. BIOS更新でデータは消える?
    3. Q3. BIOS更新中に停電したら?
    4. Q4. M-FLASHとFlash BIOSボタン、どちらを使うべき?
    5. Q5. ベータ版BIOSは使って良い?
    6. Q6. BIOS更新後、Windowsが起動しなくなった
    7. Q7. 複数バージョン飛ばしてアップデートしても良い?
    8. Q8. BIOS更新後にオーバークロック設定は?
    9. Q9. USBメモリが認識されない
    10. Q10. BIOS更新後にファンがうるさくなった
  9. まとめ:安全なBIOS更新の手順

BIOSアップデートが必要なケース

こんな時はBIOS更新が必要

1. 新しいCPUに対応させたい

最も多いケースです。

例:

  • Intel第14世代CPUを第13世代対応マザーボードで使用
  • AMD Ryzen 5000シリーズを第3世代対応マザーボードで使用

症状:

  • PCの電源は入るが画面に何も表示されない
  • CPUエラーランプが点灯したまま
  • 「CPU not supported」エラー

解決方法: 新CPUに対応したBIOSバージョンに更新

2. システムが不安定

  • 起動時にフリーズする
  • ランダムに再起動する
  • BSODエラーが頻発
  • メモリが正しく認識されない

3. セキュリティ脆弱性の修正

Intel第13・14世代CPUの過電圧問題など、重要なセキュリティアップデートが含まれる場合。

4. Windows 11へのアップグレード

TPM 2.0やセキュアブートの設定が必要な場合、BIOS更新で対応できる場合があります。

更新不要なケース

「動いているなら触るな」が鉄則

以下の場合は更新不要です:

  • PCが問題なく動作している
  • 新しいハードウェアを使う予定がない
  • 特定の不具合に遭遇していない

重要: 不必要なBIOS更新はリスクだけが増えます。

事前準備:必ず確認すること

1. 現在のBIOSバージョンを確認

Windows上で確認:

  1. Windows + R キーを押す
  2. msinfo32」と入力してEnter
  3. 「BIOSバージョン/日付」を確認
  • 例:E7D25IMS.1A0(2024/09/15)

BIOS画面で確認:

  1. PC起動時にDELキー連打
  2. BIOS画面右上に表示
  • 「BIOS Version: 1.A0」など

2. マザーボードの正確な型番を確認

超重要: 間違ったBIOSファイルを書き込むと故障します。

確認方法1:システム情報

  1. Windows + R → 「msinfo32
  2. 「BaseBoard Product」を確認
  • 例:MAG B550 TOMAHAWK (MS-7C91)

確認方法2:マザーボード本体

PCケースを開けて、マザーボード上の型番を目視確認

  • 例:「MSI MPG Z790 EDGE WIFI」

確認方法3:購入時の箱・レシート

3. CPU互換性を確認

MSI公式サイトで、使用予定のCPUが対応しているか確認します。

手順:

  1. MSI公式サイト(https://jp.msi.com/)
  2. マザーボードの型番を検索
  3. 「サポート」→「互換性」→「CPU対応」を開く
  4. 使用予定のCPUを探す
  5. 必要なBIOSバージョン」を確認

重要: 必要なBIOSバージョン以上に更新する必要があります。

4. 必要なもの

必須:

  • USBメモリ(8GB以上推奨、FAT32フォーマット可能なもの)
  • 安定した電源(UPS推奨)
  • インターネット接続(BIOSファイルダウンロード用)

推奨:

  • 予備のUSBメモリ(1本目が動作しない場合に備えて)
  • 別のPCまたはスマートフォン(トラブル時の調べ物用)

方法1:M-FLASH(最も安全・推奨)

BIOS内蔵のアップデートツールです。最も安全で確実な方法です。

ステップ1:USBメモリの準備

1-1. USBメモリをFAT32でフォーマット

  1. USBメモリをPCに挿す
  2. エクスプローラーでUSBメモリを右クリック
  3. 「フォーマット」を選択
  4. ファイルシステム:FAT32を選択
  5. 「開始」をクリック

注意:

  • フォーマットするとUSB内のデータがすべて消去されます
  • NTFS や exFAT では認識されません
  • 32GB以上のUSBメモリはWindows標準ではFAT32フォーマットできない場合があります(その場合は専用ツール使用)

1-2. BIOSファイルのダウンロード

  1. MSI公式サイト(https://jp.msi.com/)にアクセス
  2. 右上の検索アイコンをクリック
  3. マザーボードの正確な型番を入力
  • 例:「MPG Z790 EDGE WIFI」
  1. 製品ページが表示されたら「ダウンロード」をクリック
  2. 「BIOS」セクションから最新版を選択
  • ベータ版は避ける(安定版のみ)
  1. ダウンロードボタンをクリック
  2. ZIPファイルがダウンロードされる

1-3. BIOSファイルを展開してUSBメモリにコピー

  1. ダウンロードしたZIPファイルを右クリック
  2. 「すべて展開」を選択
  3. 「展開」をクリック
  4. 展開されたフォルダが開く
  5. フォルダ全体をUSBメモリのルートディレクトリにコピー

超重要:

  • USBメモリを開いた最初の場所(ルート)に直接コピー
  • フォルダの中にフォルダを入れない
  • ファイル名は変更しない(M-FLASH用)
  • 余計なファイルをUSBメモリに入れない

正しい例:

USBメモリ (E:)
└── E7D25IMS.1A0(BIOSファイル)
└── 7D25v1A0.txt(リリースノート)

間違った例:

USBメモリ (E:)
└── 新しいフォルダ
    └── E7D25IMS.1A0(これだと認識されない!)

ステップ2:M-FLASHの起動

2-1. BIOS画面に入る

  1. USBメモリをPCに接続(どのUSBポートでもOK)
  2. PCを再起動
  3. MSIロゴが表示されたらDELキーを連打
  4. BIOS画面が表示される

2-2. M-FLASHを選択

  1. BIOS画面で「M-FLASH」を探す
  • メイン画面にある場合が多い
  • または「Utilities」タブ内
  1. M-FLASHをクリック
  2. 確認画面が表示される
  3. はい」をクリック
  4. 画面が暗くなり、再起動してM-FLASH環境に入る

ステップ3:BIOS更新の実行

3-1. USBメモリとBIOSファイルを選択

  1. M-FLASH画面が表示される
  2. 左側にドライブ一覧が表示される
  3. USBメモリのアイコンをクリック
  • 「USB」「Removable」などと表示
  1. 右側にBIOSファイル一覧が表示される
  2. 最新のBIOSファイルをクリック
  • 例:「E7D25IMS.1A0」
  1. 確認画面が表示される

3-2. 更新を実行

  1. はい」または「Yes」をクリック
  2. 更新が開始される
  3. プログレスバーが表示される

⚠️ この間、絶対に以下のことをしないでください:

  • 電源ボタンを押す
  • 電源ケーブルを抜く
  • USBメモリを抜く
  • キーボード・マウスを触る
  • リセットボタンを押す

所要時間: 通常3〜7分

3-3. 更新完了

  1. 「BIOS更新が完了しました」と表示される
  2. 自動的に再起動
  3. 再起動後、DELキーでBIOS画面に入る
  4. BIOSバージョンが更新されているか確認

ステップ4:BIOS設定の確認と調整

更新後はBIOS設定が初期化される場合があります。

必ず確認すべき設定:

  1. 起動順序
  • Settings → Boot → 1st Boot Device
  • OSがインストールされているSSD/HDDを1番目に設定
  1. XMP/DOCP(メモリオーバークロック)
  • OC → XMP → Profile 1を選択
  • 高速メモリを使用している場合は必須
  1. ファン設定
  • Settings → Advanced → Fan Control
  • 必要に応じて調整
  1. セキュアブート(Windows 11の場合)
  • Settings → Security → Secure Boot → Enabled

設定完了後:

  1. F10キーを押す
  2. 「Save changes and exit?」→ 「はい」
  3. 再起動してWindowsが正常に起動するか確認

方法2:Flash BIOSボタン(CPU不要)

CPUやメモリを装着せずにBIOS更新できる画期的な機能です。

Flash BIOSボタンとは

メリット:

  • CPUなしで更新可能
  • メモリなしで更新可能
  • グラフィックカードなしで更新可能
  • BIOS起動失敗時の復旧に最適

使用シーン:

  • 新しいCPUを購入したが、現在のBIOSでは非対応
  • BIOS更新に失敗してPCが起動しなくなった
  • 古いCPUを持っていない

対応マザーボードの確認

マザーボード背面I/Oパネルに以下のいずれかがあるか確認:

  • Flash BIOS Button」ボタン
  • BIOS FLASHBACK+」ボタン

注意: すべてのMSIマザーボードに搭載されているわけではありません。

ステップ1:USBメモリの準備

1-1. USBメモリをFAT32でフォーマット

M-FLASHと同じ手順でFAT32フォーマット。

1-2. BIOSファイルのダウンロードと展開

M-FLASHと同じ手順でBIOSファイルをダウンロード・展開。

1-3. ファイル名を「MSI.ROM」に変更

超重要: Flash BIOSボタンでは、ファイル名を必ず変更する必要があります。

  1. 展開したBIOSファイルを右クリック
  2. 「名前の変更」を選択
  3. ファイル名を「MSI.ROM」に変更
  • 大文字で入力
  • 拡張子も含めて「MSI.ROM」
  1. 変更確認画面で「はい」
  2. リネームしたファイルをUSBメモリのルートにコピー

正しいファイル構成:

USBメモリ (E:)
└── MSI.ROM(これだけ!)

よくある間違い:

  • ファイル名:「msi.rom」(小文字はNG)
  • ファイル名:「MSI」(拡張子なしはNG)
  • フォルダの中に入れる(ルートに置く必要あり)

ステップ2:ハードウェアの準備

2-1. 最小構成にする

以下のみ接続:

  • マザーボード
  • 電源ユニット

以下はすべて取り外す

  • CPU(取り外し不要、そのままでOK)
  • メモリ
  • グラフィックカード
  • SSD/HDD
  • その他すべての拡張カード
  • USBデバイス(マウス、キーボード等)

2-2. 電源を接続

  1. 24ピンATX電源をマザーボードに接続
  2. 8ピンCPU電源をマザーボードに接続
  • CPUは取り外さなくてOKですが、電源コネクタは必須
  1. 電源ユニットのスイッチをONにする

ステップ3:Flash BIOS実行

3-1. USBメモリを専用ポートに挿す

  1. マザーボード背面I/Oパネルを確認
  2. BIOS」または「FLASHBACK」と書かれたUSBポートを探す
  3. MSI.ROM入りUSBメモリをそのポートに挿す

重要: 専用ポート以外では動作しません!

3-2. Flash BIOSボタンを押す

  1. Flash BIOSボタンを3〜5秒間長押し
  2. LEDランプが点滅開始
  • 通常は白色または赤色で頻繁に点滅
  1. ボタンから指を離す

3-3. 更新完了を待つ

所要時間: 5〜10分

正常な動作:

  • LEDが頻繁に点滅し続ける
  • 5〜10分後にLEDが消灯
  • 消灯 = 更新完了

⚠️ 絶対にしてはいけないこと:

  • 電源を切る
  • USBメモリを抜く
  • ボタンを何度も押す

異常な動作:

  • LEDが一瞬光ってすぐ消える → エラー発生
  • 30分以上点滅し続ける → 異常

ステップ4:更新完了後の確認

  1. LEDが完全に消灯したことを確認
  2. 電源ユニットのスイッチをOFF
  3. 電源ケーブルを抜く
  4. CPU、メモリ、グラフィックカード等を再装着
  5. 通常通り起動
  6. DELキーでBIOS画面に入りバージョン確認

方法3:MSI Center(非推奨)

Windows上でBIOS更新できますが、リスクが高いため上級者向けです。

なぜ非推奨か

リスク:

  • Windows上で実行するため、フリーズや予期しない再起動の可能性
  • Windowsが不安定だと更新に失敗しやすい
  • セキュリティソフトが干渉する可能性

推奨される人:

  • M-FLASHやFlash BIOSボタンが使えない環境
  • どうしてもWindows上で更新したい上級者

手順

  1. MSI Centerをインストール
  2. MSI Centerを起動
  3. 「サポート」タブを開く
  4. 「ライブアップデート」を選択
  5. BIOS更新が表示されたらチェックを入れる
  6. 「更新」をクリック
  7. 画面の指示に従う

注意:

  • 必ずバックアップを取る
  • 他のプログラムをすべて終了
  • セキュリティソフトを一時停止
  • 安定した電源環境で実行

トラブルシューティング

エラー1:「ルートフォルダ上にBIOSファイルがありません」

原因:

  • BIOSファイルがUSBメモリのルートにない
  • ファイル名が間違っている(Flash BIOSボタンの場合)
  • USBメモリがFAT32でフォーマットされていない

解決方法:

  1. ファイル配置を確認
  • USBメモリを開いた最初の場所に直接ファイルがあるか確認
  • フォルダの中に入れていないか確認
  1. ファイルシステムを確認
  • USBメモリを右クリック → プロパティ
  • ファイルシステムが「FAT32」になっているか確認
  • NTFS/exFATの場合は再フォーマット
  1. ファイル名を確認(Flash BIOSボタンの場合)
  • 「MSI.ROM」(大文字)になっているか確認

エラー2:Flash BIOSボタンのLEDがすぐ消える

原因:

  • ファイル名が正しくない
  • 間違ったBIOSファイル
  • USBメモリの互換性問題

解決方法:

  1. ファイル名を再確認
  • 正確に「MSI.ROM」(大文字)
  • 拡張子も含めて
  1. BIOSファイルを再ダウンロード
  • マザーボードの型番が正しいか確認
  • ダウンロードしたファイルが破損していないか
  1. 別のUSBメモリを試す
  • USB 2.0のUSBメモリを使用
  • USB 3.0は互換性問題がある場合あり

エラー3:Flash BIOSボタンのLEDが30分以上点滅

原因:

  • USBメモリのフォーマットが不適切
  • ファイルが破損している
  • マザーボードの不具合

解決方法:

  1. 電源を切って再試行
  • 電源ユニットのスイッチをOFF
  • 10秒待つ
  • USBメモリを抜く
  • 新しいUSBメモリで再度試す
  1. USBメモリを完全フォーマット
  • クイックフォーマットではなく、通常フォーマット
  • FAT32で再フォーマット
  1. それでもダメな場合
  • MSIサポートに連絡
  • 修理依頼

エラー4:BIOS更新後に起動しない

症状:

  • 画面に何も表示されない
  • ファンは回るが起動しない
  • BIOSエラーランプ点灯

解決方法1:CMOSクリア

  1. 電源を完全に切る
  2. 電源ケーブルを抜く
  3. CMOSバッテリー(ボタン電池)を取り外す
  4. 30秒待つ
  5. バッテリーを戻す
  6. 電源を入れて起動確認

解決方法2:最小構成で起動

  1. CPU、メモリ、グラフィックカード以外をすべて取り外す
  2. SSD/HDDも取り外す
  3. 起動してBIOS画面に入れるか確認

解決方法3:Flash BIOSボタンで再更新

  1. 同じBIOSファイルで再度Flash BIOS実行
  2. または1つ前のバージョンをダウンロードして実行

エラー5:BIOS更新中にフリーズした

⚠️ 絶対にやってはいけないこと:

  • すぐに電源ボタンを押す

正しい対処:

  1. まず待つ(重要)
  • 見た目は固まっていても内部で処理中の可能性
  • 最低5分は待つ
  • できれば10分待つ
  1. 10分経過しても変化なし
  • プログレスバーが全く動かない
  • 画面が完全に固まっている
    → やむを得ず電源ボタン長押しで強制終了
  1. 強制終了後の復旧
  • Flash BIOSボタンで再更新
  • CMOSクリアを実行
  • それでもダメならMSIサポートへ

エラー6:BIOS更新後にXMP設定が消えた

原因:
BIOS更新でSettings が初期化されました(正常動作)

解決方法:

  1. BIOS画面に入る(DELキー)
  2. OC → XMP → Profile 1を選択
  3. F10で保存して終了
  4. その他の設定も必要に応じて再設定

エラー7:新しいCPUを入れたが起動しない

症状:

  • BIOS更新したのに新CPUで起動しない
  • CPUエラーランプ点灯

確認事項:

  1. 正しいBIOSバージョンか確認
  • MSI公式サイトのCPU対応表を再確認
  • 必要なBIOSバージョン以上に更新されているか
  1. CPUが正しく装着されているか
  • CPUソケットのピンが曲がっていないか
  • CPUの向きが正しいか(三角マークを合わせる)
  1. 電源が足りているか
  • 新しいCPUは消費電力が高い場合がある
  • CPU 8ピン電源がしっかり接続されているか

BIOS更新失敗からの復旧

Flash BIOSボタンで復旧

最も確実な復旧方法

  1. PC内部のパーツをすべて最小構成に
  2. USBメモリに「MSI.ROM」を用意
  3. Flash BIOSボタンで再更新
  4. 通常5〜10分で復旧

CMOSクリアで復旧

設定の問題の場合

  1. 電源を切る
  2. CMOSバッテリーを30秒取り外す
  3. バッテリーを戻して起動

デュアルBIOS搭載モデルの場合

一部の高級マザーボードにはバックアップBIOSが搭載されています。

復旧方法:

  1. 電源を入れる
  2. 自動的にバックアップBIOSから起動
  3. メインBIOSが復元される

それでもダメな場合

MSIサポートに連絡

  • BIOS ROMチップ交換が必要
  • マザーボード修理または交換

保証期間を確認

  • 購入から3年以内なら保証対象の可能性

よくある質問(FAQ)

Q1. BIOSバージョンは必ず最新にすべき?

A. いいえ、必須ではありません。

更新すべき場合:

  • 新しいCPUを使用する
  • 特定の不具合がある
  • セキュリティアップデートが必要

更新不要な場合:

  • 問題なく動作している
  • 特に新機能が不要

Q2. BIOS更新でデータは消える?

A. 通常は消えません。

BIOS更新はマザーボードのファームウェアのみを更新します。SSD/HDDのデータには影響しません。

ただし、念のためバックアップ推奨です。

Q3. BIOS更新中に停電したら?

A. 最悪の場合、マザーボードが起動不能になります。

対策:

  • UPS(無停電電源装置)の使用を強く推奨
  • ノートPCのバッテリーで実行(デスクトップより安全)
  • 天候が悪い日は避ける

復旧方法:

  • Flash BIOSボタンで再更新
  • デュアルBIOSで復旧(搭載モデルのみ)
  • サービスセンターで修理

Q4. M-FLASHとFlash BIOSボタン、どちらを使うべき?

A. 状況によります。

M-FLASHを使う場合:

  • 通常のBIOS更新(最も安全)
  • PCが正常に起動する場合

Flash BIOSボタンを使う場合:

  • 新CPU対応(現在のBIOSでは起動しない)
  • BIOS更新失敗からの復旧
  • CPUやメモリがない状態で更新したい

Q5. ベータ版BIOSは使って良い?

A. 推奨しません。

理由:

  • 安定性が保証されていない
  • 新しいバグが含まれている可能性
  • サポート対象外の場合がある

ベータ版を使う場合:

  • 特定の問題を解決する実験的な用途
  • 自己責任で
  • いつでも前のバージョンに戻せる準備を

Q6. BIOS更新後、Windowsが起動しなくなった

A. 起動順序の設定を確認してください。

解決方法:

  1. BIOS画面に入る
  2. Settings → Boot
  3. 1st Boot Device をOSの入ったSSD/HDDに設定
  4. F10で保存して終了

Q7. 複数バージョン飛ばしてアップデートしても良い?

A. 基本的に問題ありません。

例:Version 1.0 → Version 1.5に直接更新OK

ただし:

  • リリースノートを確認
  • 段階的な更新が必要と書いてあればそれに従う

Q8. BIOS更新後にオーバークロック設定は?

A. 初期化されます。

対処:

  • 事前に設定を写真撮影またはメモ
  • 更新後に再設定

Q9. USBメモリが認識されない

A. 以下を確認:

  1. FAT32フォーマットか
  2. USB 2.0のメモリを使用(USB 3.0は互換性問題あり)
  3. 別のUSBポートを試す
  4. 別のUSBメモリを試す

Q10. BIOS更新後にファンがうるさくなった

A. ファン設定が初期化されました。

解決方法:

  1. BIOS画面に入る
  2. Settings → Advanced → Fan Control
  3. ファンカーブを再設定
  4. F10で保存

まとめ:安全なBIOS更新の手順

事前確認(必須):

  1. 現在のBIOSバージョンを確認
  2. マザーボードの正確な型番を確認
  3. CPU互換性とBIOS要件を確認
  4. USBメモリをFAT32でフォーマット
  5. 正しいBIOSファイルをダウンロード

推奨される更新方法:

通常時(PCが起動する):
M-FLASH(最も安全)

新CPU対応・起動失敗時:
Flash BIOSボタン(CPU不要)

更新手順のポイント:

  • USBメモリは必ずFAT32
  • ファイルはルートディレクトリに配置
  • Flash BIOSボタンではファイル名を「MSI.ROM」に変更
  • 更新中は絶対に電源を切らない
  • 所要時間:5〜10分

更新後の確認:

  1. BIOSバージョンが更新されたか確認
  2. 起動順序を確認・設定
  3. XMP設定を再設定
  4. その他必要な設定を調整
  5. Windowsが正常に起動するか確認

トラブル時の対処:

  1. まず5〜10分待つ(重要)
  2. CMOSクリアを実行
  3. Flash BIOSボタンで再更新
  4. 最小構成で起動確認
  5. それでもダメならMSIサポートへ

覚えておくべき原則:

  • 「動いているなら触るな」
  • 必要な時だけ更新する
  • 必ず安定した電源環境で
  • UPSの使用を強く推奨
  • 失敗してもFlash BIOSボタンで復旧可能

MSI BIOSアップデートは、正しい手順で行えば安全で確実な作業です。この記事の手順に従って、自信を持ってアップデートを実行してください!

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