「新しいCPUを取り付けたらPCが起動しない」
「MSI BIOSの更新方法がわからない」
「アップデートに失敗して困っている」
この記事では、MSIマザーボードのBIOSアップデートについて、準備から実行、トラブル対処まですべてを詳しく解説します。
初心者でも安全に更新できる手順と、万が一失敗した時の復旧方法も網羅しています!
BIOSアップデートが必要なケース

こんな時はBIOS更新が必要
1. 新しいCPUに対応させたい
最も多いケースです。
例:
- Intel第14世代CPUを第13世代対応マザーボードで使用
- AMD Ryzen 5000シリーズを第3世代対応マザーボードで使用
症状:
- PCの電源は入るが画面に何も表示されない
- CPUエラーランプが点灯したまま
- 「CPU not supported」エラー
解決方法: 新CPUに対応したBIOSバージョンに更新
2. システムが不安定
- 起動時にフリーズする
- ランダムに再起動する
- BSODエラーが頻発
- メモリが正しく認識されない
3. セキュリティ脆弱性の修正
Intel第13・14世代CPUの過電圧問題など、重要なセキュリティアップデートが含まれる場合。
4. Windows 11へのアップグレード
TPM 2.0やセキュアブートの設定が必要な場合、BIOS更新で対応できる場合があります。
更新不要なケース
「動いているなら触るな」が鉄則
以下の場合は更新不要です:
- PCが問題なく動作している
- 新しいハードウェアを使う予定がない
- 特定の不具合に遭遇していない
重要: 不必要なBIOS更新はリスクだけが増えます。
事前準備:必ず確認すること
1. 現在のBIOSバージョンを確認
Windows上で確認:
- Windows + R キーを押す
- 「msinfo32」と入力してEnter
- 「BIOSバージョン/日付」を確認
- 例:E7D25IMS.1A0(2024/09/15)
BIOS画面で確認:
- PC起動時にDELキー連打
- BIOS画面右上に表示
- 「BIOS Version: 1.A0」など
2. マザーボードの正確な型番を確認
超重要: 間違ったBIOSファイルを書き込むと故障します。
確認方法1:システム情報
- Windows + R → 「msinfo32」
- 「BaseBoard Product」を確認
- 例:MAG B550 TOMAHAWK (MS-7C91)
確認方法2:マザーボード本体
PCケースを開けて、マザーボード上の型番を目視確認
- 例:「MSI MPG Z790 EDGE WIFI」
確認方法3:購入時の箱・レシート
3. CPU互換性を確認
MSI公式サイトで、使用予定のCPUが対応しているか確認します。
手順:
- MSI公式サイト(https://jp.msi.com/)
- マザーボードの型番を検索
- 「サポート」→「互換性」→「CPU対応」を開く
- 使用予定のCPUを探す
- 「必要なBIOSバージョン」を確認
重要: 必要なBIOSバージョン以上に更新する必要があります。
4. 必要なもの
必須:
- USBメモリ(8GB以上推奨、FAT32フォーマット可能なもの)
- 安定した電源(UPS推奨)
- インターネット接続(BIOSファイルダウンロード用)
推奨:
- 予備のUSBメモリ(1本目が動作しない場合に備えて)
- 別のPCまたはスマートフォン(トラブル時の調べ物用)
方法1:M-FLASH(最も安全・推奨)
BIOS内蔵のアップデートツールです。最も安全で確実な方法です。
ステップ1:USBメモリの準備
1-1. USBメモリをFAT32でフォーマット
- USBメモリをPCに挿す
- エクスプローラーでUSBメモリを右クリック
- 「フォーマット」を選択
- ファイルシステム:FAT32を選択
- 「開始」をクリック
注意:
- フォーマットするとUSB内のデータがすべて消去されます
- NTFS や exFAT では認識されません
- 32GB以上のUSBメモリはWindows標準ではFAT32フォーマットできない場合があります(その場合は専用ツール使用)
1-2. BIOSファイルのダウンロード
- MSI公式サイト(https://jp.msi.com/)にアクセス
- 右上の検索アイコンをクリック
- マザーボードの正確な型番を入力
- 例:「MPG Z790 EDGE WIFI」
- 製品ページが表示されたら「ダウンロード」をクリック
- 「BIOS」セクションから最新版を選択
- ベータ版は避ける(安定版のみ)
- ダウンロードボタンをクリック
- ZIPファイルがダウンロードされる
1-3. BIOSファイルを展開してUSBメモリにコピー
- ダウンロードしたZIPファイルを右クリック
- 「すべて展開」を選択
- 「展開」をクリック
- 展開されたフォルダが開く
- フォルダ全体をUSBメモリのルートディレクトリにコピー
超重要:
- USBメモリを開いた最初の場所(ルート)に直接コピー
- フォルダの中にフォルダを入れない
- ファイル名は変更しない(M-FLASH用)
- 余計なファイルをUSBメモリに入れない
正しい例:
USBメモリ (E:)
└── E7D25IMS.1A0(BIOSファイル)
└── 7D25v1A0.txt(リリースノート)
間違った例:
USBメモリ (E:)
└── 新しいフォルダ
└── E7D25IMS.1A0(これだと認識されない!)
ステップ2:M-FLASHの起動
2-1. BIOS画面に入る
- USBメモリをPCに接続(どのUSBポートでもOK)
- PCを再起動
- MSIロゴが表示されたらDELキーを連打
- BIOS画面が表示される
2-2. M-FLASHを選択
- BIOS画面で「M-FLASH」を探す
- メイン画面にある場合が多い
- または「Utilities」タブ内
- M-FLASHをクリック
- 確認画面が表示される
- 「はい」をクリック
- 画面が暗くなり、再起動してM-FLASH環境に入る
ステップ3:BIOS更新の実行
3-1. USBメモリとBIOSファイルを選択
- M-FLASH画面が表示される
- 左側にドライブ一覧が表示される
- USBメモリのアイコンをクリック
- 「USB」「Removable」などと表示
- 右側にBIOSファイル一覧が表示される
- 最新のBIOSファイルをクリック
- 例:「E7D25IMS.1A0」
- 確認画面が表示される
3-2. 更新を実行
- 「はい」または「Yes」をクリック
- 更新が開始される
- プログレスバーが表示される
⚠️ この間、絶対に以下のことをしないでください:
- 電源ボタンを押す
- 電源ケーブルを抜く
- USBメモリを抜く
- キーボード・マウスを触る
- リセットボタンを押す
所要時間: 通常3〜7分
3-3. 更新完了
- 「BIOS更新が完了しました」と表示される
- 自動的に再起動
- 再起動後、DELキーでBIOS画面に入る
- BIOSバージョンが更新されているか確認
ステップ4:BIOS設定の確認と調整
更新後はBIOS設定が初期化される場合があります。
必ず確認すべき設定:
- 起動順序
- Settings → Boot → 1st Boot Device
- OSがインストールされているSSD/HDDを1番目に設定
- XMP/DOCP(メモリオーバークロック)
- OC → XMP → Profile 1を選択
- 高速メモリを使用している場合は必須
- ファン設定
- Settings → Advanced → Fan Control
- 必要に応じて調整
- セキュアブート(Windows 11の場合)
- Settings → Security → Secure Boot → Enabled
設定完了後:
- F10キーを押す
- 「Save changes and exit?」→ 「はい」
- 再起動してWindowsが正常に起動するか確認
方法2:Flash BIOSボタン(CPU不要)
CPUやメモリを装着せずにBIOS更新できる画期的な機能です。
Flash BIOSボタンとは
メリット:
- CPUなしで更新可能
- メモリなしで更新可能
- グラフィックカードなしで更新可能
- BIOS起動失敗時の復旧に最適
使用シーン:
- 新しいCPUを購入したが、現在のBIOSでは非対応
- BIOS更新に失敗してPCが起動しなくなった
- 古いCPUを持っていない
対応マザーボードの確認
マザーボード背面I/Oパネルに以下のいずれかがあるか確認:
- 「Flash BIOS Button」ボタン
- 「BIOS FLASHBACK+」ボタン
注意: すべてのMSIマザーボードに搭載されているわけではありません。
ステップ1:USBメモリの準備
1-1. USBメモリをFAT32でフォーマット
M-FLASHと同じ手順でFAT32フォーマット。
1-2. BIOSファイルのダウンロードと展開
M-FLASHと同じ手順でBIOSファイルをダウンロード・展開。
1-3. ファイル名を「MSI.ROM」に変更
超重要: Flash BIOSボタンでは、ファイル名を必ず変更する必要があります。
- 展開したBIOSファイルを右クリック
- 「名前の変更」を選択
- ファイル名を「MSI.ROM」に変更
- 大文字で入力
- 拡張子も含めて「MSI.ROM」
- 変更確認画面で「はい」
- リネームしたファイルをUSBメモリのルートにコピー
正しいファイル構成:
USBメモリ (E:)
└── MSI.ROM(これだけ!)
よくある間違い:
- ファイル名:「msi.rom」(小文字はNG)
- ファイル名:「MSI」(拡張子なしはNG)
- フォルダの中に入れる(ルートに置く必要あり)
ステップ2:ハードウェアの準備
2-1. 最小構成にする
以下のみ接続:
- マザーボード
- 電源ユニット
以下はすべて取り外す:
- CPU(取り外し不要、そのままでOK)
- メモリ
- グラフィックカード
- SSD/HDD
- その他すべての拡張カード
- USBデバイス(マウス、キーボード等)
2-2. 電源を接続
- 24ピンATX電源をマザーボードに接続
- 8ピンCPU電源をマザーボードに接続
- CPUは取り外さなくてOKですが、電源コネクタは必須
- 電源ユニットのスイッチをONにする
ステップ3:Flash BIOS実行
3-1. USBメモリを専用ポートに挿す
- マザーボード背面I/Oパネルを確認
- 「BIOS」または「FLASHBACK」と書かれたUSBポートを探す
- MSI.ROM入りUSBメモリをそのポートに挿す
重要: 専用ポート以外では動作しません!
3-2. Flash BIOSボタンを押す
- Flash BIOSボタンを3〜5秒間長押し
- LEDランプが点滅開始
- 通常は白色または赤色で頻繁に点滅
- ボタンから指を離す
3-3. 更新完了を待つ
所要時間: 5〜10分
正常な動作:
- LEDが頻繁に点滅し続ける
- 5〜10分後にLEDが消灯
- 消灯 = 更新完了
⚠️ 絶対にしてはいけないこと:
- 電源を切る
- USBメモリを抜く
- ボタンを何度も押す
異常な動作:
- LEDが一瞬光ってすぐ消える → エラー発生
- 30分以上点滅し続ける → 異常
ステップ4:更新完了後の確認
- LEDが完全に消灯したことを確認
- 電源ユニットのスイッチをOFF
- 電源ケーブルを抜く
- CPU、メモリ、グラフィックカード等を再装着
- 通常通り起動
- DELキーでBIOS画面に入りバージョン確認
方法3:MSI Center(非推奨)
Windows上でBIOS更新できますが、リスクが高いため上級者向けです。
なぜ非推奨か
リスク:
- Windows上で実行するため、フリーズや予期しない再起動の可能性
- Windowsが不安定だと更新に失敗しやすい
- セキュリティソフトが干渉する可能性
推奨される人:
- M-FLASHやFlash BIOSボタンが使えない環境
- どうしてもWindows上で更新したい上級者
手順
- MSI Centerをインストール
- MSI Centerを起動
- 「サポート」タブを開く
- 「ライブアップデート」を選択
- BIOS更新が表示されたらチェックを入れる
- 「更新」をクリック
- 画面の指示に従う
注意:
- 必ずバックアップを取る
- 他のプログラムをすべて終了
- セキュリティソフトを一時停止
- 安定した電源環境で実行
トラブルシューティング
エラー1:「ルートフォルダ上にBIOSファイルがありません」
原因:
- BIOSファイルがUSBメモリのルートにない
- ファイル名が間違っている(Flash BIOSボタンの場合)
- USBメモリがFAT32でフォーマットされていない
解決方法:
- ファイル配置を確認
- USBメモリを開いた最初の場所に直接ファイルがあるか確認
- フォルダの中に入れていないか確認
- ファイルシステムを確認
- USBメモリを右クリック → プロパティ
- ファイルシステムが「FAT32」になっているか確認
- NTFS/exFATの場合は再フォーマット
- ファイル名を確認(Flash BIOSボタンの場合)
- 「MSI.ROM」(大文字)になっているか確認
エラー2:Flash BIOSボタンのLEDがすぐ消える
原因:
- ファイル名が正しくない
- 間違ったBIOSファイル
- USBメモリの互換性問題
解決方法:
- ファイル名を再確認
- 正確に「MSI.ROM」(大文字)
- 拡張子も含めて
- BIOSファイルを再ダウンロード
- マザーボードの型番が正しいか確認
- ダウンロードしたファイルが破損していないか
- 別のUSBメモリを試す
- USB 2.0のUSBメモリを使用
- USB 3.0は互換性問題がある場合あり
エラー3:Flash BIOSボタンのLEDが30分以上点滅
原因:
- USBメモリのフォーマットが不適切
- ファイルが破損している
- マザーボードの不具合
解決方法:
- 電源を切って再試行
- 電源ユニットのスイッチをOFF
- 10秒待つ
- USBメモリを抜く
- 新しいUSBメモリで再度試す
- USBメモリを完全フォーマット
- クイックフォーマットではなく、通常フォーマット
- FAT32で再フォーマット
- それでもダメな場合
- MSIサポートに連絡
- 修理依頼
エラー4:BIOS更新後に起動しない
症状:
- 画面に何も表示されない
- ファンは回るが起動しない
- BIOSエラーランプ点灯
解決方法1:CMOSクリア
- 電源を完全に切る
- 電源ケーブルを抜く
- CMOSバッテリー(ボタン電池)を取り外す
- 30秒待つ
- バッテリーを戻す
- 電源を入れて起動確認
解決方法2:最小構成で起動
- CPU、メモリ、グラフィックカード以外をすべて取り外す
- SSD/HDDも取り外す
- 起動してBIOS画面に入れるか確認
解決方法3:Flash BIOSボタンで再更新
- 同じBIOSファイルで再度Flash BIOS実行
- または1つ前のバージョンをダウンロードして実行
エラー5:BIOS更新中にフリーズした
⚠️ 絶対にやってはいけないこと:
- すぐに電源ボタンを押す
正しい対処:
- まず待つ(重要)
- 見た目は固まっていても内部で処理中の可能性
- 最低5分は待つ
- できれば10分待つ
- 10分経過しても変化なし
- プログレスバーが全く動かない
- 画面が完全に固まっている
→ やむを得ず電源ボタン長押しで強制終了
- 強制終了後の復旧
- Flash BIOSボタンで再更新
- CMOSクリアを実行
- それでもダメならMSIサポートへ
エラー6:BIOS更新後にXMP設定が消えた
原因:
BIOS更新でSettings が初期化されました(正常動作)
解決方法:
- BIOS画面に入る(DELキー)
- OC → XMP → Profile 1を選択
- F10で保存して終了
- その他の設定も必要に応じて再設定
エラー7:新しいCPUを入れたが起動しない
症状:
- BIOS更新したのに新CPUで起動しない
- CPUエラーランプ点灯
確認事項:
- 正しいBIOSバージョンか確認
- MSI公式サイトのCPU対応表を再確認
- 必要なBIOSバージョン以上に更新されているか
- CPUが正しく装着されているか
- CPUソケットのピンが曲がっていないか
- CPUの向きが正しいか(三角マークを合わせる)
- 電源が足りているか
- 新しいCPUは消費電力が高い場合がある
- CPU 8ピン電源がしっかり接続されているか
BIOS更新失敗からの復旧
Flash BIOSボタンで復旧
最も確実な復旧方法
- PC内部のパーツをすべて最小構成に
- USBメモリに「MSI.ROM」を用意
- Flash BIOSボタンで再更新
- 通常5〜10分で復旧
CMOSクリアで復旧
設定の問題の場合
- 電源を切る
- CMOSバッテリーを30秒取り外す
- バッテリーを戻して起動
デュアルBIOS搭載モデルの場合
一部の高級マザーボードにはバックアップBIOSが搭載されています。
復旧方法:
- 電源を入れる
- 自動的にバックアップBIOSから起動
- メインBIOSが復元される
それでもダメな場合
MSIサポートに連絡
- BIOS ROMチップ交換が必要
- マザーボード修理または交換
保証期間を確認
- 購入から3年以内なら保証対象の可能性
よくある質問(FAQ)
Q1. BIOSバージョンは必ず最新にすべき?
A. いいえ、必須ではありません。
更新すべき場合:
- 新しいCPUを使用する
- 特定の不具合がある
- セキュリティアップデートが必要
更新不要な場合:
- 問題なく動作している
- 特に新機能が不要
Q2. BIOS更新でデータは消える?
A. 通常は消えません。
BIOS更新はマザーボードのファームウェアのみを更新します。SSD/HDDのデータには影響しません。
ただし、念のためバックアップ推奨です。
Q3. BIOS更新中に停電したら?
A. 最悪の場合、マザーボードが起動不能になります。
対策:
- UPS(無停電電源装置)の使用を強く推奨
- ノートPCのバッテリーで実行(デスクトップより安全)
- 天候が悪い日は避ける
復旧方法:
- Flash BIOSボタンで再更新
- デュアルBIOSで復旧(搭載モデルのみ)
- サービスセンターで修理
Q4. M-FLASHとFlash BIOSボタン、どちらを使うべき?
A. 状況によります。
M-FLASHを使う場合:
- 通常のBIOS更新(最も安全)
- PCが正常に起動する場合
Flash BIOSボタンを使う場合:
- 新CPU対応(現在のBIOSでは起動しない)
- BIOS更新失敗からの復旧
- CPUやメモリがない状態で更新したい
Q5. ベータ版BIOSは使って良い?
A. 推奨しません。
理由:
- 安定性が保証されていない
- 新しいバグが含まれている可能性
- サポート対象外の場合がある
ベータ版を使う場合:
- 特定の問題を解決する実験的な用途
- 自己責任で
- いつでも前のバージョンに戻せる準備を
Q6. BIOS更新後、Windowsが起動しなくなった
A. 起動順序の設定を確認してください。
解決方法:
- BIOS画面に入る
- Settings → Boot
- 1st Boot Device をOSの入ったSSD/HDDに設定
- F10で保存して終了
Q7. 複数バージョン飛ばしてアップデートしても良い?
A. 基本的に問題ありません。
例:Version 1.0 → Version 1.5に直接更新OK
ただし:
- リリースノートを確認
- 段階的な更新が必要と書いてあればそれに従う
Q8. BIOS更新後にオーバークロック設定は?
A. 初期化されます。
対処:
- 事前に設定を写真撮影またはメモ
- 更新後に再設定
Q9. USBメモリが認識されない
A. 以下を確認:
- FAT32フォーマットか
- USB 2.0のメモリを使用(USB 3.0は互換性問題あり)
- 別のUSBポートを試す
- 別のUSBメモリを試す
Q10. BIOS更新後にファンがうるさくなった
A. ファン設定が初期化されました。
解決方法:
- BIOS画面に入る
- Settings → Advanced → Fan Control
- ファンカーブを再設定
- F10で保存
まとめ:安全なBIOS更新の手順
事前確認(必須):
- 現在のBIOSバージョンを確認
- マザーボードの正確な型番を確認
- CPU互換性とBIOS要件を確認
- USBメモリをFAT32でフォーマット
- 正しいBIOSファイルをダウンロード
推奨される更新方法:
通常時(PCが起動する):
→ M-FLASH(最も安全)
新CPU対応・起動失敗時:
→ Flash BIOSボタン(CPU不要)
更新手順のポイント:
- USBメモリは必ずFAT32
- ファイルはルートディレクトリに配置
- Flash BIOSボタンではファイル名を「MSI.ROM」に変更
- 更新中は絶対に電源を切らない
- 所要時間:5〜10分
更新後の確認:
- BIOSバージョンが更新されたか確認
- 起動順序を確認・設定
- XMP設定を再設定
- その他必要な設定を調整
- Windowsが正常に起動するか確認
トラブル時の対処:
- まず5〜10分待つ(重要)
- CMOSクリアを実行
- Flash BIOSボタンで再更新
- 最小構成で起動確認
- それでもダメならMSIサポートへ
覚えておくべき原則:
- 「動いているなら触るな」
- 必要な時だけ更新する
- 必ず安定した電源環境で
- UPSの使用を強く推奨
- 失敗してもFlash BIOSボタンで復旧可能
MSI BIOSアップデートは、正しい手順で行えば安全で確実な作業です。この記事の手順に従って、自信を持ってアップデートを実行してください!

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