MSI製パソコンのBIOSへの入り方を完全解説!入れない時の対処法も紹介

プログラミング・IT

MSI製のパソコンやマザーボードを使っていて、「BIOSに入りたいのに入れない」「どのキーを押せばいいの?」と困ったことはありませんか?

BIOSはパソコンの起動順序を変更したり、ハードウェアの設定を確認したりする重要な画面です。でも、正しい手順を知らないとアクセスできず、イライラしてしまいますよね。

この記事では、MSI製品でBIOSに入る基本的な方法から、入れない時の具体的な対処法まで、初心者の方にも分かりやすく解説します。

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MSI製品でBIOSに入る基本的な方法

MSI製品でBIOSに入るには、パソコンの種類によって押すべきキーが異なります。最も一般的な方法は以下の2つです。

デスクトップパソコンの場合:「Delete」キーを使う

デスクトップパソコンやマザーボードを使っている場合、「Delete(Del)」キーがBIOSへの入口になります。

具体的な手順は次の通りです。

  1. パソコンの電源を完全にオフにする(再起動ではなく、シャットダウンを選ぶ)
  2. 電源ボタンを押してパソコンを起動する
  3. 画面にMSIのロゴが表示されたら、すぐに「Delete」キーを連打する
  4. BIOS画面が表示されれば成功

ポイントは「連打」することです。 MSIロゴの表示時間は非常に短いため、ロゴが見えたら素早く何度も押す必要があります。一度だけ押すのではなく、BIOS画面が開くまで連打し続けましょう。

ノートパソコンの場合:「F2」キーを使う

MSI製ノートパソコンの多くは、「F2」キーでBIOSに入れます。

手順はデスクトップと同じく、起動時にMSIロゴが表示された瞬間から「F2」キーを連打してください。

機種によっては「Delete」キーでも入れる場合があるので、F2で反応がなければDeleteキーも試してみましょう。

ブートメニューから起動デバイスを選ぶ方法

BIOS設定画面ではなく、起動デバイスを一時的に選びたいだけなら、「F11」キーを使う方法もあります。

起動時に「F11」キーを連打すると、ブートメニュー(起動デバイス選択画面)が開き、USBメモリやDVDなどから一時的に起動できます。

Windowsが起動している状態からBIOSに入る方法

パソコンが正常にWindowsを起動できる場合、キーボードを連打しなくてもBIOSに入る方法があります。この方法は特に、高速起動が有効になっていてキー入力が間に合わない時に便利です。

Windows 10/11の設定画面から入る手順

  1. Windowsの「スタート」メニューを開く
  2. 「設定」(歯車のアイコン)をクリック
  3. 「システム」を選択
  4. 左側のメニューから「回復」を選ぶ
  5. 「今すぐ再起動」ボタンをクリック(詳細オプションの下にあります)
  6. 青い画面が表示されたら「トラブルシューティング」を選ぶ
  7. 「詳細オプション」をクリック
  8. 「UEFIファームウェアの設定」を選択
  9. 「再起動」をクリック

この手順を踏むと、パソコンが自動的に再起動してBIOS画面が開きます。

コマンドプロンプトを使う方法

より素早くBIOSに入りたい場合は、コマンドプロンプトを使う方法もあります。

  1. 「スタート」を右クリック
  2. 「Windows PowerShell」または「コマンドプロンプト(管理者)」を選択
  3. 以下のコマンドを入力してEnterキーを押す
shutdown /r /fw

このコマンドを実行すると、パソコンが再起動して自動的にBIOS画面が開きます。

BIOSに入れない時の対処法

「何度やってもBIOSに入れない」という場合、いくつかの原因が考えられます。以下の対処法を順番に試してみてください。

USBキーボードを使っている場合の対処法

USBキーボードを使っている場合、パソコンがキーボードを認識するタイミングが遅れて、BIOS画面に入るための入力が間に合わないことがあります。

対処法:

  1. 可能であれば、PS/2接続のキーボードに変更する
  2. USBキーボードを使い続ける場合は、USB 2.0ポート(黒いポート)に接続する
  3. USB 3.0ポート(青いポート)を使っている場合は、2.0ポートに差し替えてみる
  4. 別のUSBポートに接続してみる

マザーボードに直接接続されているUSBポートを使うことで、認識速度が改善される場合があります。

高速起動(Fast Boot)を無効にする

Windowsの高速起動機能が有効になっていると、起動時間が非常に短くなり、BIOSに入るためのキー入力が間に合わないことがあります。

Windows側の高速起動を無効にする手順:

  1. 「コントロールパネル」を開く
  2. 「電源オプション」を選択
  3. 左側の「電源ボタンの動作を選択する」をクリック
  4. 「現在利用可能ではない設定を変更します」をクリック
  5. 「高速スタートアップを有効にする」のチェックを外す
  6. 「変更の保存」をクリック

この設定を変更した後、パソコンを完全にシャットダウンしてから起動し直してください。

BIOS側のFast Boot設定について

MSI BIOSには「MSI Fast Boot」という独自の高速起動機能もあります。この機能が有効になっていると、USBキーボードやPS/2デバイスが検出されなくなり、BIOS画面に入れなくなることがあります。

もしすでにこの設定が有効になっている場合は、前述のWindowsからBIOSに入る方法を使って設定を変更する必要があります。

CMOSクリア(BIOS設定のリセット)を試す

BIOS設定が破損していたり、不適切な設定が保存されている場合、CMOSクリアを行うことでBIOSを初期状態に戻せます。

CMOSクリアの手順:

  1. パソコンの電源を完全にオフにし、電源ケーブルを抜く
  2. パソコンのケースを開ける
  3. マザーボード上のボタン電池(CR2032など)を見つける
  4. 電池を取り外す
  5. 3〜5分間待つ
  6. 電池を元に戻す
  7. ケースを閉じて電源ケーブルを接続する
  8. 通常通り起動してBIOSに入る

この作業を行うと、BIOS設定がすべて初期値に戻ります。オーバークロック設定やブート順序などのカスタム設定は失われるので注意してください。

ワイヤレスキーボード・マウスは有線に変更する

ワイヤレスキーボードやマウスは、起動時に認識されないことがあります。BIOS画面に入る際は、有線のUSBキーボードを使用することを強くおすすめします。

また、BIOS画面内でマウスカーソルが動かない場合も、キーボードだけで操作できるので慌てないでください。

BIOS画面の基本的な操作方法

無事にBIOS画面に入れたら、次は設定の確認や変更を行います。MSIのBIOSには「EZ Mode」と「Advanced Mode」の2つの表示モードがあります。

EZ Mode(簡単モード)

初めてBIOS画面を開くと、通常は「EZ Mode」という見やすいグラフィカルな画面が表示されます。ここでは以下のような基本的な情報や設定ができます。

  • CPU温度やファン回転数などのハードウェア情報
  • 起動デバイスの優先順位(ドラッグ&ドロップで変更可能)
  • XMPプロファイル(メモリのオーバークロック設定)
  • 言語設定(日本語に変更可能)

Advanced Mode(詳細モード)

より細かい設定を行いたい場合は、「F7」キーを押すか画面上の「Advanced」ボタンをクリックして詳細モードに切り替えます。

詳細モードでは、以下のような項目を設定できます。

  • CPU設定(オーバークロックなど)
  • メモリの詳細設定
  • 起動デバイスの詳細な優先順位
  • セキュアブート設定
  • ファン制御設定

設定を保存して終了する方法

BIOS設定を変更したら、必ず保存してから終了しましょう。

  • 設定を保存して終了: 「F10」キーを押し、「Yes」を選択
  • 設定を破棄して終了: 「Esc」キーを押し、確認画面で「Yes」を選択
  • 初期設定に戻す: 「F9」キーを押し、「Yes」を選択

特にオーバークロックなどの詳細設定を変更した後は、パソコンが起動しなくなる可能性もあるため、一つずつ慎重に設定を変更することをおすすめします。

BIOSでよく行う設定項目

BIOS画面では様々な設定ができますが、特によく使う機能をいくつか紹介します。

起動順序(ブート順序)の変更

パソコンがどのデバイスから最初に起動を試みるかを設定します。USBメモリやDVDからWindowsをインストールする場合などに変更が必要です。

EZ Modeでの変更方法:

画面に表示されているデバイスアイコンを、マウスでドラッグ&ドロップするだけで順序を変更できます。

Advanced Modeでの変更方法:

  1. 「Settings」タブを開く
  2. 「Boot」を選択
  3. 「Boot Option #1」から順に起動デバイスを設定

XMP(Extreme Memory Profile)の有効化

メモリを定格よりも高速で動作させる設定です。多くのゲーミングメモリはXMPに対応しており、有効化することで購入時に記載されていた速度で動作します。

EZ Mode画面で「XMP」と書かれた項目を見つけ、有効にするだけで設定完了です。

セキュアブートの設定

Windows 11をインストールする場合、セキュアブートが有効になっている必要があります。

Advanced Modeの「Settings」→「Security」→「Secure Boot」から設定を確認・変更できます。

トラブルシューティング:それでもBIOSに入れない場合

上記の方法をすべて試してもBIOSに入れない場合は、以下のような原因が考えられます。

ハードウェアの接続不良

メモリやグラフィックカードがしっかり接続されていない場合、POST(起動時の自己診断)が通過せず、BIOS画面まで到達できないことがあります。

パソコンケースを開けて、各パーツがマザーボードにしっかりと接続されているか確認してください。

モニターケーブルの接続先が間違っている

グラフィックカードを搭載しているパソコンの場合、モニターケーブルをマザーボード側のHDMI/DisplayPortに接続していると、BIOS画面が表示されないことがあります。

ケーブルをグラフィックカード側の出力端子に接続し直してみてください。

BIOSが破損している可能性

BIOSアップデート中に電源が切れたり、静電気などで破損した場合、BIOS自体が起動しなくなることがあります。

MSI製マザーボードの多くには「BIOS Flashback」ボタンが搭載されており、このボタンを使ってBIOSを復旧できます。詳しい手順は、お使いのマザーボードのマニュアルを参照してください。

メーカーサポートへの問い合わせ

どうしても解決しない場合は、MSIの公式サポートに問い合わせることをおすすめします。製品保証期間内であれば、無償で修理や交換を受けられる可能性があります。

まとめ:MSI製品のBIOSアクセスは手順を守れば簡単

MSI製パソコンやマザーボードでBIOSに入る方法について解説しました。

基本的な手順をまとめると以下の通りです。

  • デスクトップ: 起動時に「Delete」キーを連打
  • ノートPC: 起動時に「F2」キーを連打
  • Windows起動後: 設定画面から「UEFIファームウェアの設定」を選択

入れない場合は、USBキーボードの接続ポートを変更したり、高速起動を無効にしたりすることで解決することが多いです。

BIOS設定は慎重に行い、不明な項目は変更しないよう注意しましょう。設定を誤るとパソコンが起動しなくなることもあるため、変更前に設定内容を記録しておくことをおすすめします。

それでも問題が解決しない場合は、CMOSクリアを試すか、MSIのサポートに相談してみてください。

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