グラフィックボードの電気代が気になる、発熱がすごい、ファンの音がうるさい…
そんな悩みを簡単に解決できるのが、MSI Afterburnerの電力制限(Power Limit)機能です。この機能を使えば、性能をほとんど落とさずに消費電力と温度を大幅に削減できます。
この記事では、電力制限の仕組みから具体的な設定方法、おすすめの設定値まで、初心者の方でもわかるように詳しく解説していきます。
電力制限(Power Limit)とは?

電力制限は、グラフィックボードが消費できる最大電力を制限する機能です。
基本的な仕組み
グラフィックボードには「TDP(熱設計電力)」という、メーカーが設定した消費電力の基準値があります。例えば:
- RTX 4090: 450W
- RTX 4080: 320W
- RTX 3080: 320W
- RTX 3070: 220W
MSI Afterburnerの電力制限は、このTDPを基準(100%)として、何%まで使用を許可するかを設定できる機能です。
100%(デフォルト):
TDPの全てを使用可能
80%:
TDPの80%まで制限(例: 320W → 256W)
70%:
TDPの70%まで制限(例: 320W → 224W)
電圧制御との違い
電力制限は「電圧制御」とは異なります。
電圧制御(Core Voltage):
GPUに供給する電圧を直接調整
電力制限(Power Limit):
消費電力の上限を設定、GPUが自動的にクロックと電圧を調整
電力制限の方が安全で簡単なため、初心者にもおすすめです。
なぜ電力制限が必要なのか?
電力制限を設定することで、多くのメリットが得られます。
メリット1: 消費電力の削減
最も直接的な効果が、電気代の節約です。
具体例(RTX 3080):
- デフォルト100%: 320W
- 電力制限80%: 約256W(64W削減)
- 電力制限70%: 約224W(96W削減)
1日4時間ゲームをプレイすると、70%設定で月に約12kWh(約400円)の節約になります。
メリット2: 発熱の低下
消費電力が減れば、発熱も比例して減少します。
温度低下の例:
- デフォルト100%: GPU温度 78℃
- 電力制限80%: GPU温度 72℃(-6℃)
- 電力制限70%: GPU温度 68℃(-10℃)
温度が下がることで、GPUの寿命も延びる可能性があります。
メリット3: 静音性の向上
発熱が抑えられると、ファンの回転数も下がります。
ファン回転数の変化:
- デフォルト100%: 2500RPM(うるさい)
- 電力制限80%: 2100RPM(やや静か)
- 電力制限70%: 1800RPM(かなり静か)
特に夏場や長時間のゲームプレイで効果を実感できます。
メリット4: システム安定性の向上
電源ユニットに余裕ができるため、システム全体が安定します。
こんな人におすすめ:
- 電源容量ギリギリで使っている
- 複数のGPUを搭載している
- CPUもハイエンドで消費電力が大きい
メリット5: 性能低下は最小限
驚くべきことに、電力制限による性能低下はわずかです。
性能への影響(RTX 4090の例):
- 電力制限80%: 性能低下 約3%
- 電力制限70%: 性能低下 約5%
- 電力制限60%: 性能低下 約8%
つまり、70%に制限しても95%の性能は維持できるんです。
電力制限の設定方法
実際の設定手順を見ていきましょう。
ステップ1: MSI Afterburnerを起動
- MSI Afterburnerをインストール(まだの方は公式サイトから)
- アプリケーションを起動
- メイン画面が表示される
推奨スキン:
「MSI Mystic Afterburner skin by Drerex Design」を使うと、この記事の説明と画面が一致しやすくなります。
ステップ2: Power Limitスライダーを探す
メイン画面の右側中央あたりに「Power Limit (%)」というスライダーがあります。
表示位置:
- Core Voltage (mV)の下
- Temp Limit (℃)の上
- デフォルトは100%
ステップ3: Power Limitを調整
スライダーを左右に動かして、希望の値に設定します。
調整の目安:
初めての方:
まずは90%から試してみましょう。効果を実感しやすく、リスクも最小限です。
静音性重視:
80%がおすすめ。性能低下はわずかで、温度と騒音が大きく改善します。
省電力重視:
70%に設定。消費電力が大幅に減り、電気代の節約効果が高いです。
極限の省エネ:
60%まで下げられますが、性能低下が目立ち始めます。
ステップ4: 設定を適用
- Power Limitの値を決めたら、画面下の「チェックマーク」アイコンをクリック
- 設定が即座に適用される
- GPU温度や使用率をモニタリングして効果を確認
重要:
チェックマークをクリックしないと、設定は適用されません。
温度制限との連動解除
Power LimitとTemp Limitは、初期設定で連動しています。
連動のデメリット
Power Limitを下げると、Temp Limitも一緒に下がってしまいます。
例:
- Power Limit 100% → Temp Limit 83℃
- Power Limit 80% → Temp Limit 71℃(自動的に下がる)
これでは、温度制限が厳しすぎて、かえってファンが高速回転する可能性があります。
連動を解除する方法
Power LimitとTemp Limitの間にある「リンクアイコン」(鎖のマーク)をクリックします。
解除後の設定例:
- Power Limit: 80%
- Temp Limit: 80℃(独立して設定)
これで、電力は抑えつつ、温度制限は余裕を持たせられます。
おすすめの温度制限値
一般的な使用:
75〜80℃
静音重視:
70〜75℃
冷却重視:
65〜70℃
GPUの最大安全温度は通常85〜95℃なので、80℃以下に保てば十分安全です。
おすすめの電力制限設定
使用目的別に、おすすめの設定を紹介します。
パターン1: バランス型(初心者向け)
Power Limit: 90%
Temp Limit: 80℃
特徴:
- 性能低下: 約2%(ほぼ体感できない)
- 消費電力削減: 約10%
- 温度低下: 約3〜5℃
- 安定性: 非常に高い
こんな人におすすめ:
- 初めて電力制限を試す人
- 安全性を最優先したい人
- 軽度の温度・騒音改善を求める人
パターン2: 静音・省電力型(推奨)
Power Limit: 80%
Temp Limit: 75℃
特徴:
- 性能低下: 約3〜5%(ほとんど気にならない)
- 消費電力削減: 約20%
- 温度低下: 約6〜10℃
- ファン回転数: 大幅に減少
こんな人におすすめ:
- 静かなゲーム環境が欲しい人
- 電気代を節約したい人
- 夏場の熱対策をしたい人
実測例(RTX 3080):
- 消費電力: 320W → 256W
- GPU温度: 78℃ → 72℃
- ファン回転数: 2500RPM → 2100RPM
- ゲーム性能: ほぼ変わらず
パターン3: 極限省エネ型
Power Limit: 70%
Temp Limit: 70℃
特徴:
- 性能低下: 約5〜8%(場合によっては体感できる)
- 消費電力削減: 約30%
- 温度低下: 約10〜15℃
- ファン回転数: 最小限
こんな人におすすめ:
- とにかく電気代を抑えたい人
- GPUの寿命を最大限延ばしたい人
- オーバースペックなGPUを使っている人
- 電源容量に余裕がない人
注意点:
一部の重いゲームでは、フレームレートの低下を感じることがあります。
パターン4: 軽作業・動画視聴用
Power Limit: 60%
Temp Limit: 65℃
特徴:
- 性能低下: 約10〜15%
- 消費電力削減: 約40%
- 温度低下: 約15〜20℃
- ファン回転数: ほぼ無音レベル
こんな人におすすめ:
- 動画視聴やブラウジングがメイン
- AI画像生成など長時間の処理を行う人
- デスクトップ作業中の静音性重視
重要:
ゲームには適していません。軽めのゲームやインディーズゲーム専門なら可。
パターン5: オーバークロック用
Power Limit: 110〜120%
Temp Limit: 85〜90℃
特徴:
- 性能向上: 約5〜10%
- 消費電力増加: 約10〜20%
- 温度上昇: 要注意
- 冷却能力が重要
こんな人におすすめ:
- 最高性能を求める人
- ベンチマークスコアを競いたい人
- 優れた冷却環境がある人
注意:
この記事の主旨である「省電力化」とは逆の設定です。オーバークロックする場合は、十分な知識と冷却が必要です。
実際の性能への影響

具体的なベンチマーク結果を見てみましょう。
テスト1: RTX 4090(TGP 450W)
ベンチマーク: Total War Warhammer 3(4K解像度、30分)
| Power Limit | 消費電力 | GPU温度 | 平均FPS | 性能比 |
|---|---|---|---|---|
| 100% | 450W | 82℃ | 120 FPS | 100% |
| 80% | 360W | 75℃ | 117 FPS | 97.5% |
| 60% | 270W | 68℃ | 110 FPS | 91.7% |
結果:
80%設定で、90Wの電力削減、7℃の温度低下、性能低下はわずか2.5%
テスト2: RTX 3080(TGP 320W)
ベンチマーク: FF15ベンチマーク(高品質、1920×1080)
| Power Limit | 消費電力 | GPU温度 | スコア | 性能比 |
|---|---|---|---|---|
| 100% | 320W | 78℃ | 4736 | 100% |
| 80% | 256W | 72℃ | 4531 | 95.7% |
| 70% | 224W | 68℃ | 4327 | 91.4% |
結果:
80%設定で、64Wの電力削減、6℃の温度低下、性能低下は約4%
テスト3: GTX 1060 6GB(TGP 120W)
ベンチマーク: 3DMark Time Spy
| Power Limit | 消費電力 | GPU温度 | Graphics Score | 性能比 |
|---|---|---|---|---|
| 100% | 120W | 75℃ | 3850 | 100% |
| 80% | 96W | 70℃ | 3695 | 96.0% |
| 65% | 78W | 65℃ | 3465 | 90.0% |
| 50% | 60W | 60℃ | 3080 | 80.0% |
結果:
80%設定で、24Wの電力削減、5℃の温度低下、性能低下は4%
テスト結果のまとめ
共通の傾向:
60〜80%が最もワットパフォーマンスが良い
消費電力の削減率に対して、性能低下が小さい
80%は「黄金設定」
多くのGPUで、3〜5%の性能低下で20%の電力削減
50%以下は極端
性能低下が大きくなり、実用性が下がる
個体差がある
同じモデルでも、メーカーや個体によって結果が異なる
電力制限と低電圧化の比較
どちらも省電力化の手段ですが、違いを理解しましょう。
電力制限(Power Limit)
仕組み:
消費電力の上限を設定、GPUが自動調整
メリット:
- 設定が簡単(スライダーを動かすだけ)
- 安全性が高い
- 初心者でもすぐできる
- 失敗してもリセットが簡単
デメリット:
- 性能が若干落ちる
- 細かい調整ができない
低電圧化(Undervolting)
仕組み:
電圧と周波数の関係を手動で調整
メリット:
- 性能を維持しやすい
- より大きな省電力効果
- 細かい調整が可能
デメリット:
- 設定が複雑
- 安定性テストが必須
- 個体差が大きい
- 知識が必要
どちらを選ぶべき?
電力制限がおすすめの人:
- 初心者
- 簡単に効果を得たい
- リスクを最小限にしたい
- すぐに設定を変えたい
低電圧化がおすすめの人:
- 上級者
- 最大の効率を求める
- 時間をかけて調整できる
- GPUの仕組みに興味がある
両方使うのもあり:
電力制限で基礎を作り、低電圧化でさらに最適化する方法もあります。
プロファイル保存と自動起動
設定を保存して、毎回手動で適用する手間を省きましょう。
プロファイルの保存方法
- Power Limitなど、好みの設定を作成
- チェックマークをクリックして適用
- 画面下の「保存」アイコン(ディスクマーク)をクリック
- プロファイル番号(1〜5)を選択
プロファイルの使い分け例:
プロファイル1:
バランス型(90%)- 普段使い
プロファイル2:
静音型(80%)- ゲーム時
プロファイル3:
省エネ型(70%)- 長時間プレイ
プロファイル4:
軽作業用(60%)- デスクトップ作業
プロファイル5:
デフォルト(100%)- ベンチマーク時
Windows起動時の自動適用
- MSI Afterburnerの設定画面を開く(歯車アイコン)
- 「全般」タブを選択
- 「Windowsと一緒に起動する」にチェック
- 「最小化の状態で起動」にもチェック(推奨)
- 「適用」→「OK」
プロファイルの自動適用
- 設定画面の「プロファイル」タブを開く
- 「自動プロファイル管理」を設定
- 「2Dプロファイル」と「3Dプロファイル」を選択
- 2D: デスクトップやブラウジング時
- 3D: ゲームやGPU負荷時
- それぞれに保存したプロファイルを指定
- 「適用」→「OK」
推奨設定:
- 2Dプロファイル: 70%(省エネ型)
- 3Dプロファイル: 80%(静音型)
これで、用途に応じて自動的に切り替わります。
モニタリング方法
設定後は、実際の効果を確認しましょう。
MSI Afterburner内での確認
メイン画面に表示される項目:
GPU temperature:
GPU温度(℃)
Power:
現在の消費電力(%)
Core Clock:
GPUクロック速度(MHz)
Mem Clock:
メモリクロック速度(MHz)
OSD(オンスクリーンディスプレイ)での確認
ゲーム画面に表示する方法:
- MSI Afterburnerの設定を開く
- 「モニタリング」タブを選択
- 表示したい項目にチェック
- GPU temperature
- Power
- GPU usage
- Fan speed
- 「オンスクリーンディスプレイでの表示」にチェック
- 「適用」→「OK」
これで、ゲーム中にリアルタイムでモニタリングできます。
GPU-Zでの詳細確認
より詳しい情報が必要な場合は、GPU-Zも便利です。
確認できる項目:
- Board Power Draw(グラボ全体の消費電力)
- GPU Only Power(GPUチップのみの消費電力)
- Perfcap Reason(性能制限の理由)
ダウンロード:
TechPowerUpの公式サイトから無料で入手できます。
トラブルシューティング
電力制限を使っていて起こりがちな問題と解決法です。
問題1: Power Limitスライダーが動かない
原因:
グラフィックボードの仕様による制限
確認ポイント:
- エントリーモデルやOEM向けGPUは、制限されていることがある
- ノートPCのGPUは、ほとんどの場合調整不可
解決法:
方法1: ロック解除を有効にする
- MSI Afterburnerの設定を開く
- 「全般」タブを選択
- 「電圧制御のロック解除」にチェック
- 「電圧モニタリングのロック解除」にチェック
- 「適用」→「OK」
- MSI Afterburnerを再起動
方法2: 最新版に更新
古いバージョンでは対応していないGPUもあります。
方法3: ドライバーを更新
グラフィックボードのドライバーを最新版にする
それでもダメな場合、そのGPUでは制限できない可能性が高いです。
問題2: 設定してもすぐ戻ってしまう
原因1: 適用ボタンを押していない
チェックマークをクリックして適用しましたか?
原因2: 他のソフトとの競合
グラフィックボードメーカー独自のソフトと競合している可能性があります。
競合しやすいソフト:
- MSI Dragon Center
- EVGA Precision X1
- ASUS GPU Tweak
- NVIDIA GeForce Experience(一部機能)
- AMD Radeon Software(一部機能)
解決法:
他のGPU管理ソフトを終了するか、アンインストールする
問題3: 性能が極端に落ちる
原因:
電力制限を下げすぎている
確認:
Power Limitが50%以下になっていませんか?
解決法:
まずは80%から試して、徐々に調整する
問題4: 温度が下がらない
原因:
電力制限以外に問題がある可能性
確認ポイント:
- ケース内のエアフロー不足
- GPUファンにホコリが詰まっている
- サーマルペーストの劣化
- 室温が高い
解決法:
- PCケース内を清掃
- ケースファンを追加
- ファンカーブを調整
- 部屋のエアコンをつける
問題5: ゲームが不安定になる
原因:
電力制限が厳しすぎる、または他の設定との相性
解決法:
- Power Limitを10%上げてテスト
- Core ClockやMemory Clockのオーバークロックを解除
- デフォルト設定に戻してから、電力制限のみ適用
よくある質問
Q1: 電力制限は安全ですか?
A: はい、非常に安全です。
GPUは設定された電力制限内で動作するよう自動調整します。制限を超えることはありません。
理由:
- メーカーが想定している範囲内
- ハードウェア保護機能が働く
- 下げる分には問題なし
- いつでも戻せる
Q2: 電力制限するとGPUが壊れませんか?
A: 壊れません。むしろ寿命が延びる可能性があります。
電力を「下げる」設定なので、GPUへの負担は軽くなります。
温度と寿命の関係:
- 低温で動作 → 電子部品の劣化が遅い
- 高温で動作 → 電子部品の劣化が早い
電力制限で温度が下がれば、理論上は寿命が延びます。
Q3: 保証は大丈夫ですか?
A: 電力制限(下げる方向)なら問題ありません。
保証対象外になりやすいケース:
- 極端なオーバークロック(Power Limitを大幅に上げる)
- 電圧を上げる
- BIOSを改造する
保証対象内:
- Power Limitを100%以下に下げる
- ファンカーブの調整
- 通常の使用範囲内の設定
Q4: どのくらいの値がおすすめですか?
A: 80%が最もバランスが良いです。
根拠:
- 多くのテストで、80%は性能低下3〜5%
- 消費電力は約20%削減
- 温度は5〜10℃低下
- 初心者でも安心
個人的には:
まず80%を試して、様子を見ながら70%や90%に調整するのがおすすめです。
Q5: ゲームごとに設定を変えるべきですか?
A: 基本的には不要ですが、こだわるなら変えてもOKです。
軽いゲーム(マインクラフト、インディーズゲームなど):
60〜70%でも十分
中程度のゲーム(FF14、Apex Legendsなど):
70〜80%が快適
重いゲーム(サイバーパンク2077、MSFSなど):
80〜90%、または100%
プロファイル機能を使えば、簡単に切り替えられます。
Q6: 電力制限と低電圧化、どっちが効果的?
A: 低電圧化の方が効果的ですが、電力制限の方が簡単です。
電力制限:
- 設定5分で完了
- 効果: 消費電力20%削減、性能低下3〜5%
低電圧化:
- 設定に1〜2時間
- 効果: 消費電力30%削減、性能維持または向上
結論:
初心者は電力制限、上級者は低電圧化、こだわる人は両方併用
Q7: CPUの電力制限もできますか?
A: MSI AfterburnerはGPU専用です。
CPUの電力制限は、BIOSまたは他のツールで行います。
CPU電力制限の方法:
- BIOS/UEFIで設定
- Intel XTU(Intelの公式ツール)
- ThrottleStop(サードパーティツール)
Q8: 電力制限すると寿命が延びますか?
A: 可能性は高いです。
温度と寿命の関係(一般論):
- 温度が10℃下がる → 寿命が約2倍
電力制限で10〜15℃温度が下がれば、理論上は寿命が延びます。
ただし:
- 他の要因も影響(ホコリ、電源品質など)
- 劇的な効果ではない
- 3〜5年以上使う人には恩恵あり
Q9: マイニングにも有効ですか?
A: はい、非常に有効です。
マイニングは24時間連続稼働なので、省電力化の効果が大きいです。
マイニングでの推奨設定:
- Power Limit: 65〜75%
- Core Clock: 若干下げる
- Memory Clock: 上げる(GPUによる)
効率(ハッシュレート÷消費電力)が大幅に改善します。
Q10: ノートPCでも使えますか?
A: 限定的です。
使える場合:
- 外付けGPU(eGPU)
- 一部のゲーミングノート
使えない場合:
- 多くのノートPC(BIOSで固定されている)
- 統合GPU(iGPU)
試してみて、スライダーがグレーアウトしていたら使えません。
まとめ:電力制限でスマートにGPUを使おう
MSI Afterburnerの電力制限機能を使えば、簡単にグラフィックボードの消費電力と温度を抑えられます。
この記事のポイント:
電力制限とは:
グラフィックボードの最大消費電力を制限する機能
メリット:
- 消費電力削減(約20%)
- 温度低下(約5〜10℃)
- 静音性向上
- 電気代の節約
- 性能低下は最小限(3〜5%)
設定方法:
- Power Limitスライダーを調整
- 80%から試すのがおすすめ
- Temp Limitの連動を解除
- チェックマークで適用
- プロファイルに保存
おすすめ設定:
- 初心者: 90%
- バランス: 80%
- 省エネ: 70%
- 極限: 60%
安全性:
完全に安全で、いつでも戻せる
効果:
80%設定で、ほとんど性能を落とさず20%の電力削減
始めるステップ:
- MSI Afterburnerをインストール
- Power Limitを80%に設定
- チェックマークで適用
- ゲームをプレイして効果を確認
- 必要に応じて70%や90%に調整
- 満足したらプロファイルに保存
- 自動起動を設定
電力制限は、5分で設定できて、すぐに効果が実感できる素晴らしい機能です。
グラフィックボードをもっと賢く、経済的に、静かに使いたいなら、ぜひ試してみてください。あなたのゲーミング環境が、より快適になること間違いなしです!

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