仕事中に突然Microsoft Teamsが動かなくなると、会議や連絡に支障が出て焦りますよね。
原因はキャッシュの蓄積・ネットワーク障害・アプリの破損などさまざまですが、多くの場合は自分で解決できます。
この記事では「起動しない」「読み込みが止まる」「動作が重い」などの症状別に、試すべき対処法をステップ順に解説します。
まず確認すること:Microsoft側の障害かどうか

自分のパソコンを触る前に、Microsoft 365のサービス自体に障害が出ていないかを確認しましょう。
社内の複数人が同時に使えない場合は、自分の環境ではなくMicrosoft側の問題の可能性が高いです。
障害情報は以下で確認できます。
障害が確認された場合は、復旧を待つしかありません。
障害がない場合は、次の手順を順番に試してください。
対処法①:Teamsを完全に終了して再起動する
Teamsは右上の「×」を押しても、バックグラウンドで動き続けています。
まずは完全に終了してから再起動してみましょう。
- タスクバーの右端(通知領域)にあるTeamsのアイコンを右クリックする
- 「Teamsを終了する」または「終了」を選択する
- スタートメニューからTeamsを再度起動する
これだけで解決するケースも多いです。
対処法②:パソコンを再起動する
Teamsだけでなく、パソコン全体を再起動することで多くの不具合が解消されます。
特に「長時間電源を入れたまま」の状態が続いている場合は効果的です。
再起動後、Teamsが自動で起動しない場合はスタートメニューから手動で起動してください。
対処法③:サインアウトして再度サインインする
認証まわりの不具合には、サインアウト→再サインインが有効です。
- Teamsを起動し、右上のプロフィールアイコンをクリックする
- 「サインアウト」を選択する
- 再度メールアドレスとパスワードを入力してサインインする
対処法④:キャッシュを削除する
蓄積されたキャッシュ(一時ファイル)が原因でTeamsが正常に動かないことがあります。
キャッシュを削除してもチャット履歴やファイルは消えません(すべてクラウドに保存されているため)。
新しいTeams(New Teams)の場合
Windowsの設定画面から操作できます。
- スタートメニューを開き「設定」→「アプリ」に進む
- 「インストールされているアプリ」で「Microsoft Teams」を検索する
- 右端の「…(3点リーダー)」→「詳細オプション」をクリックする
- 「リセット」セクションで「リセット」を選択する
- 完了後、Teamsを再起動する
キャッシュフォルダを直接削除する場合は以下の手順でも対応できます。
- Teamsを完全に終了する
- キーボードの
Windows + Rを押して「ファイル名を指定して実行」を開く - 以下のパスを入力して「OK」を押す
%userprofile%\appdata\local\Packages\MSTeams_8wekyb3d8bbwe\LocalCache\Microsoft\MSTeams
- 開いたフォルダの中身をすべて削除する
- Teamsを再起動する
旧Teamsの場合
- Teamsを完全に終了する
Windows + Rを押して「ファイル名を指定して実行」を開く%appdata%\Microsoft\Teamsと入力して「OK」を押す- フォルダ内の「downloads」フォルダを除くすべてのファイル・フォルダを削除する
- Teamsを再起動する
対処法⑤:ネットワーク接続を確認する
TeamsはインターネットなしではほぼすべてのPCの機能が使えません。
以下を確認してみましょう。
- ブラウザでWebページが開けるか(ネットに繋がっているか)
- Wi-Fiの場合、ルーターを再起動してみる
- セキュリティソフトのファイアウォールが通信をブロックしていないか
セキュリティソフトを一時的に無効化して動作が改善するなら、Teamsを例外(許可リスト)に追加する設定が必要です。
具体的な手順はご利用のセキュリティソフトのマニュアルを参照してください。
対処法⑥:Web版(ブラウザ版)で確認する
アプリが動かない場合でも、ブラウザ版のTeamsは正常に使えることがあります。
原因の切り分けにも役立ちます。
- ブラウザ版でも動かない場合: ネットワーク障害またはMicrosoftのサービス障害の可能性が高い
- ブラウザ版は動く場合: パソコン内のアプリに問題あり。キャッシュ削除または再インストールを試す
ブラウザ版Teamsは Microsoft Teams Web版 からアクセスできます。
対処法⑦:アプリを修復する
Windowsの設定から、アプリの修復を試せます。
- スタートメニューを開き「設定」→「アプリ」に進む
- 「インストールされているアプリ」で「Microsoft Teams」を検索する
- 「…(3点リーダー)」→「詳細オプション」をクリックする
- 「修復」を選択する(「リセット」の上に表示されています)
- 完了後、Teamsを再起動する
修復はアプリのデータを保持したまま問題のあるファイルを修正します。
リセットよりも先に試してみましょう。
対処法⑧:アプリを再インストールする
上記すべての対処法を試しても解決しない場合は、再インストールが最終手段です。
再インストールしてもチャット履歴やファイルなどのデータは消えません。
アンインストール手順
- スタートメニューを開き「設定」→「アプリ」→「インストールされているアプリ」に進む
- 「Microsoft Teams」を検索して「アンインストール」を選択する
- 「Teams Machine-Wide Installer」も表示される場合は、合わせてアンインストールする
- パソコンを再起動する
インストール手順
- Microsoft Teams 公式ダウンロードページ にアクセスする
- 最新版のインストーラーをダウンロードして実行する
- インストール完了後、サインインする
症状別:よくある不具合と原因一覧
| 症状 | よくある原因 | 試す対処法 |
|---|---|---|
| 起動しない・読み込みが止まる | キャッシュの破損、アプリの不具合 | 対処法①②④⑦⑧ |
| 動作が重い・遅い | キャッシュの蓄積、リソース不足 | 対処法①②④ |
| サインインできない | 認証エラー、キャッシュの問題 | 対処法③④ |
| 通話・音声が途切れる | ネットワーク不安定 | 対処法⑤ |
| メッセージが送受信できない | ネットワーク、サービス障害 | 障害確認→対処法⑤ |
| 画面共有が動かない | アプリの不具合 | 対処法①②④ |
| 通知が届かない | 設定・キャッシュの問題 | 対処法③④ |
まとめ
Microsoft Teamsが動かないときは、次の順番で試してみてください。
- まずMicrosoftの障害情報を確認する
- Teamsを完全に終了して再起動する
- パソコンを再起動する
- サインアウト→再サインイン
- キャッシュを削除する
- ブラウザ版で動作確認する
- アプリを修復・再インストールする
多くの不具合はキャッシュ削除か再起動で解消されます。
それでも解決しない場合は、組織のIT管理者に問い合わせるか、Microsoft サポートページ に相談してみてください。
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