「Teamsで自分の画面を相手に見せたいけど、どこを押せばいいの?」「画面共有の種類が多くてどれを選べばいいかわからない…」
そんな疑問をお持ちの方に向けて、Teamsの画面共有の基本操作から種類別の使い方、スマホ対応、よくあるトラブルまでわかりやすく解説します。
Teams画面共有とは
Teams(チームズ)の画面共有とは、会議中やチャット中に自分のPC・スマホの画面を参加者全員にリアルタイムで見せる機能です。
Teamsの基本的な概要については、Microsoft Teamsとは?在宅ワーク時代の必須ツールを完全解説もあわせてご確認ください。
資料を見せながら説明したり、操作手順をデモしたりできるため、リモートワークの会議やプレゼンで欠かせない機能の一つです。
共有したコンテンツの周囲には赤い枠線が表示され、今何が参加者に見えているかを確認できます(Microsoft公式サポートページより)。
画面共有できる5種類のコンテンツ
Teamsでは、共有するものを目的に応じて5種類から選べます(Microsoft公式サポートページ「会議中に自分の画面を共有する」より)。
| 種類 | 何が見えるか | 向いているシーン |
|---|---|---|
| 画面(デスクトップ全体) | PC画面全体 | 複数の資料を切り替えながら説明したいとき |
| ウィンドウ | 指定した1つのアプリのみ | 1つのアプリだけを見せたいとき |
| PowerPoint Live | PowerPointスライド | プレゼン専用の高機能共有 |
| Microsoft Whiteboard | 共同編集できるホワイトボード | ブレインストーミングや図の共有 |
| カメラのコンテンツ | カメラで映した物理的なもの | 紙の資料やホワイトボードを見せたいとき |
画面(デスクトップ全体)
PCの画面全体がそのまま参加者に表示されます。
複数のウィンドウを切り替えながら説明できるため、資料を行き来する場面に便利です。
ただし、デスクトップ上のファイル名、受信メールの通知、個人情報なども全部見えてしまいます。
共有前に不要なアプリを閉じ、通知をオフにしておくことをおすすめします(Microsoft for business「Teams画面共有でプレゼンテーションもコラボレーションも自由自在」より)。
ウィンドウ
開いているアプリの中から1つだけを選んで共有します。
他のウィンドウや通知は見えないため、見せたくない情報がある場合はこちらを選ぶと安心です。
ただし、ウィンドウを切り替えるたびに共有をやり直す必要があります。
複数の資料を次々と見せたい場合は「画面(デスクトップ全体)」の方がスムーズです。
PowerPoint Live
PowerPointファイルを直接Teamsに読み込んで共有する機能です。
発表者の画面にはスライドとノートが表示され、参加者の画面にはフルスクリーンのスライドが表示されます(Microsoft for business より)。
PowerPoint Liveの主な特徴:
- 参加者が自分のペースで前後のスライドを閲覧できる(発表者のページと独立して動く)
- ファイルをあらかじめ開いていなくても、OneDriveやPCから直接選択できる
- デスクトップやウィンドウ共有に比べてネットワーク負荷が小さく、動作が安定しやすい(できるネットより)
- 発表者ビューでノートを確認しながら参加者のチャットも見られる
PowerPointプレゼンを行う場面では、通常の画面共有よりPowerPoint Liveを使うほうがおすすめです。
Microsoft Whiteboard
参加者全員がリアルタイムで書き込める、デジタルホワイトボードを共有します。
マウスや指でフリーハンドの図や付箋を書いたり、参加者と一緒にアイデアを出し合ったりできます。
なお、ホワイトボードは会議の録画に対応していないため、内容を残したい場合はWhiteboardアプリのウィンドウを画面共有する方法を使いましょう(できるネットより)。
カメラのコンテンツ
PCのカメラを使って、紙の書類・実物のホワイトボード・製品サンプルなど、物理的なものをリアルタイムで見せる機能です。
資料をスキャンする手間なく、手元にあるものをそのまま共有できます。
PC(Windows・Mac)での画面共有のやり方
基本手順
- Teams会議に参加(または開始)する
- 画面右上または下部のツールバーにある「コンテンツを共有」アイコン(↑マークまたは四角に矢印のアイコン)をクリックする
- 共有したいコンテンツの種類を選ぶ(画面 / ウィンドウ / PowerPoint Live / Whiteboard / カメラ)
- 共有が始まると、選択した範囲に赤い枠線が表示される
- 共有を終了するには、上部に表示される「発表を停止」または「共有の停止」をクリックする
(Microsoft公式サポートページ「会議中に自分の画面を共有する」より)
音声も一緒に共有したい場合
動画や音楽を流しながら画面を共有したいときは、「コンピューターのサウンドを含める」のトグルをオンにしてから共有を開始します(Microsoft公式サポートページ「コンピューターのサウンドを共有する」より)。
この設定をオンにすると、通知音なども参加者に聞こえるため、共有前に通知をオフにしておくとよいでしょう。
Macで画面共有ができない場合
Macを使っている場合、最初に画面収録の権限をTeamsに付与する必要があります(Microsoft公式サポートページより)。
- 「Appleメニュー」→「システム環境設定」を開く
- 「セキュリティとプライバシー」→「プライバシー」タブを選択する
- 「画面収録」の項目に「Microsoft Teams」があることを確認し、チェックを入れる
- Teamsを再起動して再度画面共有を試みる
スマホ(iPhone・Android)での画面共有のやり方
iPhone(iOS)の手順
- Teams会議に参加する
- 画面下部の「…(その他)」をタップする
- 「共有」をタップする
- 「画面」を選択して「ブロードキャストを開始」をタップする(カウントダウン後に共有開始)
- 終了するには画面上の「共有の停止」をタップする
(「パワーポイント」「写真」「ビデオ」も同じメニューから選べます)
Android(アンドロイド)の手順
- Teams会議に参加する
- 画面下部の「…(その他)」をタップする
- 「共有」をタップする
- 「画面」を選択して共有を開始する
スマホの場合は音声共有機能も対応しています(Android 10以上、iOS 13以上)(Microsoft公式サポートページより)。
ブラウザ版(Web版)での画面共有
ブラウザ版のTeamsで画面共有できるブラウザはMicrosoft EdgeとGoogle Chromeのみです(Microsoft公式サポートページより)。
SafariやFirefoxなど他のブラウザでは画面共有が使えません。
また、ブラウザ版ではチャットからの画面共有ができません(会議中のみ可能)。
チャットで画面共有を使いたい場合は、デスクトップアプリを利用してください(AvePoint Japanより)。
ブラウザ版で選べる共有の種類:
- 画面全体
- ウィンドウ
- ブラウザタブ(音声はタブのみから共有)
参加者の画面共有権限について
デフォルトの設定では主催者のみが画面共有できる会議もあります。
参加者が画面共有するには、主催者が参加者に権限を付与する必要があります(Microsoft for business より)。
主催者が参加者に画面共有を許可する手順
- 会議開始後、ツールバーの「…(その他のオプション)」をクリックする
- 「設定」または「会議の設定」を選択する
- 「コンテンツを共有できるのは誰か」の設定を「全員」に変更する
「制御を渡す」:相手に操作を引き継ぐ機能
画面を共有している最中に、参加者に自分の画面の操作権限を渡すこともできます。
相手のPCを遠隔操作するテクニカルサポートや、スライドの操作を別の人に任せたい場面で役立ちます(Microsoft公式サポートページ「Teamsでのコンテンツの共有」より)。
- 画面共有中に上部ツールバーの「制御を渡す」をクリックする
- 一覧から操作を渡したい参加者を選ぶ
- 操作を終わらせるには「制御を取り戻す」をクリックする
注意点:
- ブラウザ版では「制御を渡す」機能は使えません(AvePoint Japanより)
- GPUが搭載されていないPCでは機能しない場合があります
画面共有できない場合のトラブル対処法
| 症状 | 考えられる原因 | 対処法 |
|---|---|---|
| 共有ボタンが押せない | 主催者から権限が付与されていない | 主催者に画面共有権限の付与を依頼する |
| Macで共有できない | 画面収録の権限がTeamsに付与されていない | システム環境設定→セキュリティ→画面収録でTeamsを許可 |
| ブラウザで共有できない | 非対応のブラウザを使用 | EdgeまたはChromeに切り替える |
| 共有すると重くなる | メモリ不足またはネットワーク遅延 | 不要なアプリを閉じて再接続 |
| スマホ・Linuxで共有できない | チャットから会議を起動した場合は不可 | 通常のスケジュール会議として共有する |
Teams全体の動作が重いと感じる場合は、Microsoft Teamsが落ちる原因と対処法やTeams音声が聞こえない問題を完全解決も参考にしてください。
まとめ
Teamsの画面共有は「コンテンツを共有」ボタンを押して、5種類(画面・ウィンドウ・PowerPoint Live・Whiteboard・カメラ)の中から目的に合ったものを選ぶだけです。
プレゼンにはPowerPoint Live、複数資料を切り替えるなら画面(デスクトップ全体)、1つのアプリだけ見せるならウィンドウ、というように使い分けると効果的です。
ブラウザ版はEdge・Chromeのみ対応、Macでは事前に画面収録の権限付与が必要、という点を押さえておけば、多くのトラブルを事前に防げます。
Teamsのゲストとして参加している場合の画面共有については、アカウントなしでゲスト参加する方法も確認してください。

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