Microsoft Teamsを再インストールする方法【Windows 10/11・不具合解消から入れ直しまで完全解説】

「Teamsの動作がおかしい」「起動しなくなった」「ログインできない」――そんなときに有効な解決策のひとつが再インストールです。

ただし、ただアンインストールして入れ直すだけでは不具合が再発することがあります。
キャッシュ(一時ファイル)が残ったまま再インストールしても、問題の原因がそのまま引き継がれるためです。

この記事では、Teamsを正しい手順で再インストールする方法を、状況別に詳しく解説します。


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再インストールで解決できる主なトラブル

Teamsの再インストールが効果的なのは、以下のような症状のときです。

  • Teamsが起動しない・途中でクラッシュする
  • ログイン画面から先に進めない
  • パスワード変更後にサインインできなくなった
  • 表示がおかしい・画面が乱れる
  • アップデート後から動作が不安定になった
  • 「このアプリを開くには新しいアプリが必要です」というエラーが出る

なお、チャット履歴や共有ファイルはMicrosoftのサーバーに保存されています。
再インストールしてもこれらのデータは消えないので、安心して作業を進めてください。
ただし、通知設定や表示レイアウトなどの個人設定はリセットされる場合があります。


再インストールの前に試すこと

いきなり再インストールする前に、以下の手順で解決するケースも多いです。
まず試してみて、それでも直らなければ再インストールに進みましょう。

①修復・リセット(最も手軽)

  1. スタート → 設定 → アプリ → インストールされているアプリ
  2. 「Microsoft Teams」の「…(三点リーダー)」→「詳細オプション」
  3. 「修復」を試してダメなら「リセット」を試す

修復はアプリを維持したまま壊れた部分を直します。
リセットはキャッシュを含むアプリデータを削除して初期状態に戻します。

②サインアウトしてサインインし直す

Teamsの右上のプロフィールアイコン →「サインアウト」→ 再度サインイン

③PCを再起動する

これだけで解決するケースも意外と多いです。


Teamsのバージョンを確認しておこう

2025年7月1日以降、旧バージョン(Classic Teams)は利用停止されています。
現在配布・サポートされているのは「新しいMicrosoft Teams」のみです。

再インストールの際は必ず新しいTeamsをインストールしてください。
手順や画面は若干異なりますが、基本的な操作方法は変わりません。


手順1:Teamsをアンインストールする

まずTeamsを完全に終了させます。
タスクバーのTeamsアイコンを右クリック →「Teamsを終了する」を選択してください。

次に、アプリを削除します。

Windows 11の場合:

  1. スタートボタンを右クリック →「インストールされているアプリ」
  2. 検索ボックスに「Teams」と入力
  3. 「Microsoft Teams」の「…」→「アンインストール」
  4. 一覧に「Teams Machine-Wide Installer」があれば、こちらも同様にアンインストール

Windows 10の場合:

  1. スタート → 設定 → アプリ → アプリと機能
  2. 検索ボックスに「Teams」と入力
  3. 「Microsoft Teams」を選択 →「アンインストール」
  4. 同様に「Teams Machine-Wide Installer」も削除

ポイント: Teams本体だけ削除して Teams Machine-Wide Installer が残っていると、再起動時に自動で再インストールされてしまいます。この2つはセットで削除するのが鉄則です。


手順2:キャッシュを削除する

再インストール前にキャッシュを削除しておくと、同じ不具合の再発を防げます。
「どうせ入れ直すんだから不要では?」と思うかもしれませんが、キャッシュが残ったまま再インストールしても不具合が引き継がれることがあります。

新しいTeams(2023年10月以降)のキャッシュ削除:

  1. Windows + R キーを押して「ファイル名を指定して実行」を開く
  2. 以下のパスを入力して「OK」
   %userprofile%\appdata\local\Packages\MSTeams_8wekyb3d8bbwe\LocalCache\Microsoft\MSTeams
  1. フォルダ内のファイルをすべて選択して削除

旧Teams(Classic Teams)のキャッシュ削除:

  1. Windows + R キーで実行ダイアログを開く
  2. %AppData%\Microsoft と入力して「OK」
  3. 「Teams」フォルダを削除
  4. 同様に %LocalAppData%\Microsoft を開いて「Teams」フォルダを削除

注意: キャッシュ削除中はTeams以外にも、OutlookなどのOfficeアプリをすべて閉じておいてください。アプリが起動中だとフォルダを削除できないことがあります。


手順3:Teamsをダウンロードしてインストールする

以下のMicrosoft公式ページからダウンロードします。

Microsoft Teams デスクトップとモバイルのアプリをダウンロード

ページを開くと、用途に応じて2種類の選択肢が表示されます。

種類対象
職場/学校向けのTeams会社や学校のアカウント(Microsoft 365ライセンス)を使う場合
家庭/小規模ビジネス向けのTeams個人のMicrosoftアカウントを使う場合

「Teamsをダウンロード」をクリックすると、インストーラーファイル(Teams_windows_x64.exe)がダウンロードされます。

ダウンロード完了後、このファイルをダブルクリックして実行してください。
画面の指示に従って進めると、数分でインストールが完了します。

インストール後にTeamsが自動的に起動するので、アカウントでサインインして動作を確認してください。


よくあるエラーと対処法

「このmsteamsを開くには新しいアプリが必要です」と表示される

Windowsの「アプリインストーラー」のバージョンが古い場合に起きます。

  1. Microsoft Storeを開く
  2. 検索ボックスに「アプリインストーラー」と入力
  3. 「更新」が表示されていれば更新する
  4. 更新後に再度インストーラーを実行

それでも解決しない場合は、Windows Updateで保留中の更新プログラムをすべて適用してから再試行してください。

インストールが途中で止まる・完了しない

ウイルス対策ソフトがインストールをブロックしている可能性があります。
一時的にセキュリティソフトを無効にしてからインストールを試してみてください。
完了後は忘れずに再度有効にしましょう。

再インストール後もサインインできない

資格情報(認証情報)が古いまま残っている場合があります。

  1. スタートメニューの検索ボックスに「資格情報マネージャー」と入力して起動
  2. 「Windows資格情報」タブを開く
  3. 「teams-」で始まる項目をすべて削除
  4. Teamsを再起動してサインインを試みる

Mac版のTeams再インストール

MacでTeamsを再インストールしたい場合も、手順は同様です。

まず既存のTeamsを削除します。
DockのTeamsアイコンを右クリックして「終了」を選択したあと、Finderの「アプリケーション」フォルダから「Microsoft Teams」をゴミ箱に移動してください。

次に、ターミナルを開いて以下のコマンドを実行し、キャッシュを削除します。

rm -rf ~/Library/Group\ Containers/UBF8T346G9.com.microsoft.teams
rm -rf ~/Library/Containers/com.microsoft.teams2

削除後、前述の公式ページからMac用のインストーラーをダウンロードしてインストールしてください。
Macで利用可能なOSはmacOS Monterey(12)以降です。


よくある質問

Q. 再インストール後、チャット履歴や過去のファイルはどうなりますか?

消えません。メッセージや共有ファイルはMicrosoftのクラウドサーバーに保存されているため、同じアカウントでサインインすれば元通り表示されます。

Q. 職場のTeamsと個人のTeams、どちらをダウンロードすればよいですか?

会社や学校から発行されたアカウント(xxx@会社名.com など)で使っている場合は「職場/学校向け」、それ以外の個人アカウントであれば「家庭/小規模ビジネス向け」を選択してください。

Q. 再インストールしてもまだ不具合が続く場合は?

ブラウザ版(Web版)のTeamsで同じ問題が起きるかを確認してみてください。
ブラウザ版で問題ない場合はPCのアプリ側の問題、ブラウザ版でも同じ場合はアカウントやMicrosoft側のサービス障害の可能性があります。
Microsoft 365 の障害情報は Microsoft 365 サービス正常性ポータル で確認できます。

Q. Slackも同様の問題が起きているのですが…

Teamsと同様に、Slackも再インストールで解決するケースがあります。
対処法はSlackが動かない時の完全対処ガイド!起動しない・繋がらない問題を解決で詳しく解説しています。


まとめ

Teamsの再インストールは「アンインストール→キャッシュ削除→公式サイトからインストール」の3ステップが基本です。
チャット履歴などのデータはクラウドに保存されているため、再インストールしても消えません。
再インストール前に修復・リセットを試すことで、より手軽に問題を解決できる場合もあります。


参考情報

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