「検索してもヒットしない」「エラーが出て検索が動かない」……Teamsの検索が突然使えなくなると、過去のメッセージやファイルが探せなくて本当に困りますよね。
この記事では、症状の種類ごとに原因と対処法をわかりやすくまとめました。
ほとんどのケースはアプリの操作だけで解決できますので、ぜひ順番に試してみてください。
まず確認|Microsoftの障害が原因かもしれない

実は、Teamsの検索は過去にMicrosoft側のシステム障害で一時的に使えなくなったことが複数回あります。
「昨日まで使えていたのに急に検索できなくなった」という場合、自分のパソコンだけでなく、会社全体で同じ症状が出ていないか確認しましょう。
Microsoft 365 サービス正常性(管理者向け)で障害情報をリアルタイムで確認できます。
障害が発生中の場合、対処できることは何もなく、復旧を待つだけになります。
よくある症状と原因の整理
Teamsの検索トラブルは大きく4種類に分けられます。
- キーワードを入力しても「見つかりませんでした」と表示される
- 検索がエラーになって結果が表示されない
- ユーザー名を検索してもヒットしない
- チャネル内の検索でフィルターが効かない
それぞれの症状別に対処法を解説します。
症状1|「見つかりませんでした」と表示される
キャッシュの破損やアプリの一時的な不具合が原因のケースが多いです。
対処法A|Teamsを完全に終了して再起動する
Teamsは「×」で閉じてもバックグラウンドで動き続けています。
完全に終了してからもう一度起動することで解決するケースが少なくありません。
Ctrl + Shift + Escでタスクマネージャーを開く- 「Microsoft Teams」を右クリック →「タスクの終了」を選択する
- スタートメニューからTeamsを再起動する
対処法B|キャッシュを削除する
アプリのキャッシュ(一時ファイル)が壊れると検索が正常に動かなくなります。
チャット履歴やファイルはクラウドに保存されているため、キャッシュを削除しても消えません。
新しいTeams(2024年以降の標準版):
- 「設定」→「アプリ」→「インストールされているアプリ」を開く
- 「Microsoft Teams」を検索して「…」→「詳細オプション」をクリック
- 「リセット」ボタンをクリックする
- Teamsを再起動する
旧Teams(Classic版):
- タスクマネージャーでTeamsを完全終了する
Win + Rを押して%appdata%\Microsoft\Teamsと入力し「OK」- フォルダ内のファイルをすべて削除する(フォルダ自体は残す)
- 続けて
%localappdata%\Microsoft\Teamsも同様に削除する - Teamsを再起動する
対処法C|サインアウトして再サインインする
認証情報が古くなっていると、検索インデックスの取得に失敗することがあります。
- Teamsの右上にある自分のアイコン →「サインアウト」をクリック
- 再度サインインして検索が動くか確認する
症状2|エラーが表示されて検索が動かない
「もう一度試してみましょう」などのエラーが出る場合、ネットワーク接続やMicrosoft側の問題の可能性があります。
対処法A|ブラウザ版Teamsで試してみる
アプリ版でエラーが出る場合、ブラウザ版(Web版)で同じ検索を試してください。
Microsoft Teams Web版にアクセスしてサインインするだけで使えます。
Web版でも同じエラーが出る場合 → Microsoft側の障害またはネットワークの問題の可能性が高いです。
Web版では正常に動く場合 → アプリ側の問題なので、上記のキャッシュ削除や再インストールを試しましょう。
対処法B|ネットワーク接続を確認する
社内のVPNやプロキシ設定が原因でTeamsの検索が遮断されるケースがあります。
一時的にVPNを切断して検索が動くか確認してみましょう。
改善する場合は、IT管理者にTeamsの通信がブロックされていないか確認してもらいましょう。
症状3|ユーザー名で検索してもヒットしない
Teams特有の仕様や制限が関係している場合があります。
原因1|2文字以下の名前は検索できない仕様がある
Teamsでは、ユーザー検索に3文字以上の入力が必要という制限があります。
漢字2文字の名字(例:「田中」「山本」など)だけで検索するとヒットしないことがあります。
対処法: 名字だけでなく、名前まで含めて入力するか(例:「田中太郎」)、メールアドレスで検索しましょう。
原因2|日本語名(漢字・ひらがな)がヒットしにくい
アルファベット以外のユーザー名はヒットしにくい傾向があることが、Microsoft コミュニティでも報告されています。
対処法: 名前の代わりにメールアドレス(例:tanaka@example.com)で検索してみてください。
原因3|Azure AD(Entra ID)との同期が遅れている
新しいユーザーを追加した直後は、Microsoft 365のアカウント情報がTeamsに反映されるまで数時間〜最大24時間かかることがあります。
新規登録したユーザーが見つからない場合は、しばらく待ってから再度試してみましょう。
症状4|チャネル内の検索でフィルターが効かない
チャネルを絞り込んだ検索で「見つかりませんでした」と表示されるのに、チャネルを指定しない全体検索では見つかるというケースがあります。
これはTeams側の既知の不具合として報告されており、2025年1月にも特定のユーザーに影響が出たことがMicrosoftにより確認されています。
対処法:
まずキャッシュの削除(症状1の対処法Bを参照)を試してください。
解決しない場合は、以下を試しましょう。
- Teamsからサインアウトし、再サインインする
- 管理者に対象チームからいったん削除してもらい、再度追加してもらう
- Web版Teamsで同じ操作を試してみる
それでも解決しない場合は、IT管理者にMicrosoft サポートへの問い合わせを依頼することをおすすめします。
症状別 対処法まとめ
| 症状 | まず試す対処法 |
|---|---|
| キーワードがヒットしない | キャッシュ削除 → 再起動 |
| エラーが出て動かない | Web版で試す → ネットワーク確認 |
| ユーザーが検索できない | 3文字以上 or メールアドレスで入力 |
| チャネル内検索が効かない | キャッシュ削除 → 再サインイン |
| 会社全体で検索できない | Microsoft 365 障害情報を確認 |
よくある質問
Q. 検索で過去のメッセージが出てこない。どこまでさかのぼれる?
TeamsはMicrosoft 365のライセンスによってメッセージの保持期間が異なります。
組織の設定によっては、一定期間以上前のメッセージが検索対象外になっている場合があります。
詳細はIT管理者に確認しましょう。
Q. Teamsを再インストールしたら検索データは消える?
メッセージやファイルはMicrosoftのクラウドに保存されているため、消えることはありません。
ただし、アプリの設定や表示のカスタマイズは初期化されます。
まとめ
Teamsの検索が動かない原因は、キャッシュの破損・ネットワーク問題・Teams特有の仕様・Microsoft側の障害など、ケースによってさまざまです。
まずは「キャッシュ削除 → 再起動 → Web版で確認」の3ステップで大多数のケースは解消できます。
ユーザー検索でヒットしない場合は、メールアドレスで検索する方法が最も確実な回避策です。


コメント