Microsoft Teamsをインストールしようとしたら「インストールに失敗しました」と表示されたり、そもそも作業が先に進まなくて困っていませんか?
インストールできない原因はいくつかのパターンに絞られており、手順通りに試せばほとんどのケースで解決できます。
この記事では、Teamsがインストールできないときの原因と対処法を、試しやすい順番に解説します。
Microsoft Teamsのシステム要件を確認する

まず、使用中のPCがTeamsの動作環境を満たしているか確認してください。
要件を満たしていない場合、インストール自体が正常に完了しません。
| 項目 | 要件 |
|---|---|
| OS | Windows 10(バージョン19041以降)または Windows 11 |
| CPU | 1.6GHz以上(2コア以上を推奨) |
| メモリ | 4GB以上(8GB以上を推奨) |
| ストレージ | 3GB以上の空き容量 |
| 画面解像度 | 1024×768以上 |
なお、Windows 7・Windows 8・Windows 8.1はTeamsの対象外です(Microsoft公式サポートページ、2025年1月時点)。
これらのOSをお使いの場合は、OSのアップグレードか後述のWeb版での利用を検討してください。
対処法1:インストーラーを管理者権限で実行する
最もシンプルかつ見落としやすい原因が、管理者権限なしでインストーラーを実行しているケースです。
特に会社・学校のPCでは権限が制限されていることが多く、通常のダブルクリックだとインストールが進まないことがあります。
- ダウンロードしたインストーラー(
MSTeamsSetup.exeやTeamswindowsx64.exe)を右クリックする - 「管理者として実行」を選択する
- ユーザーアカウント制御(UAC)の確認画面が出たら「はい」をクリックする
対処法2:Windowsを最新バージョンにアップデートする
Windowsのバージョンが古いと、新しいTeamsのインストールがブロックされることがあります。
Microsoft公式ドキュメントでは、特定のWindows Updateの適用が必要と明記されています(Microsoft Learn、2025年1月時点)。
- スタートメニューから「設定」を開く
- 「Windows Update」を選択する
- 「更新プログラムのチェック」をクリックして、利用可能な更新をすべて適用する
- 再起動後、再度Teamsのインストールを試みる
対処法3:既存のTeamsを完全にアンインストールする
以前にインストールしたTeamsのファイルやキャッシュが残っていると、新規インストールが失敗することがあります。
特に「インストールが途中で止まる」「エラーコードが出てループする」場合は、このケースが多いです。
Teamsのアンインストール手順
- スタートボタンを右クリックして「インストールされているアプリ」(Windows 11)または「アプリと機能」(Windows 10)を開く
- 一覧から「Microsoft Teams」を見つけてアンインストールする
- 「Teams Machine-Wide Installer(Teamsマシン全体のインストーラー)」がある場合は、これもアンインストールする
※これが残っていると、再インストール後にTeamsが自動的に上書きされ続けることがあります
残存ファイルの削除
アンインストール後も、以下のフォルダーにキャッシュファイルが残る場合があります。Windows + R キーでファイル名指定実行を開き、それぞれのパスを入力してフォルダーを削除してください。
%AppData%\Microsoft\Teams%LocalAppData%\Microsoft\Teams%LocalAppData%\Microsoft\TeamsMeetingsAddin%LocalAppData%\SquirrelTemp
削除後にPCを再起動し、公式サイトから最新のインストーラーをダウンロードして再インストールしてください。
対処法4:アプリインストーラーを更新する
新しいTeams(MSIX形式)のインストールには、「アプリインストーラー(App Installer)」というWindowsの機能が使われています。
このバージョンが古いと、インストール時に「アプリパッケージを開くことができません」などのエラーが発生します(Japan Unified Communications Support Blog、2024年)。
Microsoft Storeからアプリインストーラーを更新できます。
- Microsoft Storeを開く
- 検索欄に「App Installer」と入力する
- 「更新」ボタンが表示されたらクリックして最新版に更新する
Microsoft Storeへのアクセスが制限されている環境の場合は、IT管理者に確認してください。
対処法5:セキュリティソフトを一時的に無効化する
ウイルス対策ソフトやファイアウォールがインストーラーをブロックしていることがあります。
インストール中だけ一時的に無効化して、インストールできるか確認してください。
インストール完了後は必ず有効に戻してください。
無効化の手順は使用しているセキュリティソフトによって異なります。
各ソフトの公式ドキュメントを参照してください。
対処法6:公式サイトから正しいバージョンをダウンロードする
インストーラーの入手先や種類が誤っている場合、インストールが正常に完了しないことがあります。
- 個人・家庭向けと職場・学校向けでインストーラーが異なります
- 必ずMicrosoft Teams公式ダウンロードページから入手してください
- 「職場または学校向け」アカウントを使う場合は、対応したバージョンを選択してください
対処法7:別のWindowsユーザーアカウントで試す
現在のWindowsユーザーアカウントの設定や権限が原因でインストールできない場合、別のアカウントでは正常にインストールできることがあります。
別のアカウントに切り替えてインストールを試してみてください。
会社・学校のPCで管理者によりブロックされている場合
会社や学校のPCでは、グループポリシー(GPO)によってアプリのインストールが制限されていることがあります。
このケースでは個人でできる対処に限界があります。
- IT管理者に「Microsoft Teamsのインストール権限」を申請する
- Microsoft Learn公式ドキュメントには、管理者がGPOポリシーを確認・修正する手順が掲載されています(新しい Teams のインストールに関する問題を解決する)
インストールできない場合の暫定対処:Web版を使う
どうしてもインストールできない場合、ブラウザ版のTeamsを使うことで会議・チャット・ファイル共有などの基本機能は利用できます。
- Microsoft Teams Web版へアクセスしてサインインするだけで使い始められます
- 対応ブラウザ:Microsoft Edge、Google Chrome(最新版推奨)
- ※一部の機能(背景エフェクトや特定のデバイス連携など)はWeb版では利用できない場合があります
まとめ
Teamsがインストールできない場合は、以下の順番で試すのが効率的です。
- 管理者権限で実行する
- Windowsを最新版にアップデートする
- 既存のTeamsと残存ファイルを完全に削除してから再インストールする
- アプリインストーラーを更新する
- セキュリティソフトを一時的に無効化する
会社・学校のPCで解決しない場合はIT管理者への確認が必要です。
どうしても急ぎで使いたい場合は、Web版Teamsを活用してください。
Teams全般のトラブルについてはMicrosoft Teams公式サポートページも参考にしてみてください。
参考情報源:
- Microsoft Learn「新しい Teams のインストールに関する問題を解決する」(2025年1月時点)
- Microsoft Learn「Resolve the new Teams installation issues」(2025年1月時点)
- Japan Unified Communications Support Blog「Teams – 新しい Teams インストール時のアプリインストーラーについて」(2024年5月)
- Microsoft Teams公式ダウンロードページ(2025年2月時点)
- Help Desk Geek「Microsoft Teams Installation Failed? Here’s How to Fix It」(2025年1月)


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