「会議リンクが開けない」「メールが見つからない」「リンクを共有するのが面倒」
このような状況で困ったことはありませんか?
実は、Microsoft Teamsには会議リンクを使わずに参加できる便利な方法があります。
それが「会議ID」と「パスコード」を使った参加方法です。
この記事では、会議IDを使ってTeams会議に参加する方法を、デバイス別に詳しく解説します。
会議IDとは?

会議ID(Meeting ID)とは、すべてのMicrosoft Teams会議に自動的に割り当てられる数字の識別番号です。
2022年7月から導入された機能で、会議リンクがなくても会議に参加できるようになりました。
会議IDとパスコードの構成
Teams会議には、以下の2つの情報が自動的に付与されます。
会議ID
- 数字のみで構成される識別番号
- 例:123 456 789 012(12桁の数字)
- 会議を特定するための固有番号
パスコード(Meeting Passcode)
- 英数字で構成されるアクセスコード
- 例:AbCd12(通常6文字程度)
- セキュリティを強化するための認証コード
この2つの情報があれば、会議リンクがなくてもTeams会議に参加できます。
会議IDを使うメリット
会議IDを使った参加方法には、以下のメリットがあります。
- リンクが開けない環境でも参加できる
- 数字とパスコードを口頭で伝えやすい
- メールを確認する手間が省ける
- 長いURLを共有する必要がない
- SharePointや社内ポータルに会議情報を掲載できる
特に、電話での打ち合わせ中に「今すぐTeamsに入ってください」という場面で、IDとパスコードを口頭で伝えるだけで参加できるのは非常に便利です。
会議IDとパスコードの確認方法
会議に参加するには、まず会議IDとパスコードを確認する必要があります。
会議招待メールから確認する方法
Teamsまたは Outlookから送られてきた会議招待メールには、会議IDとパスコードが記載されています。
確認手順
- 会議招待メールを開く
- メール本文の下部を確認
- 「会議に参加するにはここをクリックしてください」のリンクの下に記載
記載例
会議ID: 123 456 789 012
パスコード: AbCd12
または英語表記の場合
Meeting ID: 123 456 789 012
Passcode: AbCd12
メールの形式は会議の作成方法や時期によって異なる場合がありますが、通常は会議リンクの近くに記載されています。
Teamsカレンダーから確認する方法
Teamsアプリのカレンダーからも会議IDを確認できます。
PC版Teamsアプリの場合
- Teamsアプリを開く
- 左メニューの「カレンダー」をクリック
- 確認したい会議をクリック
- 「詳細」タブを選択
- 下にスクロールすると「会議ID」と「パスコード」が表示される
モバイル版Teamsアプリの場合
- Teamsアプリを開く
- 下部の「カレンダー」をタップ
- 会議をタップ
- 「詳細」→「詳細を表示」をタップ
- 「会議ID」と「パスコード」が表示される
会議主催者がIDを共有する方法
会議を開催する側の場合、参加者に会議IDとパスコードを共有できます。
- Teamsカレンダーで会議を開く
- 「詳細」タブで会議IDとパスコードを確認
- テキストとして参加者にコピー&ペーストで送信
SharePointページやチャットに会議情報を掲載する場合にも便利です。
PCから会議IDで参加する方法
WindowsまたはMacのパソコンから、会議IDを使って参加する方法を解説します。
Teamsアプリから参加する方法
手順
- Microsoft Teamsアプリを起動
- 左メニューの「カレンダー」をクリック
- 画面右上の「#IDを使用して参加」または「Join with an ID」をクリック
- 会議情報を入力
- 会議ID:12桁の数字を入力(スペースなしでも可)
- パスコード:英数字のパスコードを入力
- 「会議に参加」をクリック
- 事前参加画面が表示される
- 名前を確認(Teamsにサインインしている場合は自動入力)
- カメラのオン/オフを選択
- マイクのオン/オフを選択
- 背景を設定(必要に応じて)
- 「今すぐ参加」をクリック
これで会議に参加できます。
会議のセキュリティ設定によっては、ロビー(待機室)で主催者の承認を待つ場合があります。
Webブラウザから参加する方法(アプリなし)
Teamsアプリをインストールしていない場合や、アプリが使えない環境でも、Webブラウザから参加できます。
手順
- Webブラウザ(Microsoft Edge、Google Chrome、Firefoxなど)を開く
- 以下のURLにアクセス
https://www.microsoft.com/ja-jp/microsoft-teams/join-a-meeting
- 「Microsoft Teams 会議にIDで参加する」ページが表示される
- 会議情報を入力
- 会議ID:数字12桁を入力
- 会議パスコード:英数字を入力
- 「会議に参加」をクリック
- 参加方法を選択
- 「このブラウザーで続ける」:アプリをインストールせずに参加
- 「Teamsアプリで参加する」:アプリがインストール済みの場合
- ブラウザで続ける場合
- 名前を入力
- カメラとマイクの設定を選択
- 「今すぐ参加」をクリック
- ブラウザから「カメラとマイクへのアクセスを許可しますか?」と表示されたら「許可」をクリック
ブラウザ版を使う場合は、初回のみカメラとマイクの許可設定が必要です。
Microsoft Teamsにアカウントなしでゲスト参加する方法も参考にしてください。
スマートフォンから会議IDで参加する方法
外出先や移動中にスマートフォンから参加する方法を解説します。
iPhoneまたはiPadの場合
事前準備
iOS/iPadOSでは、ブラウザからの会議参加ができません。
必ずTeamsアプリをインストールしてください。
App Storeから「Microsoft Teams」を検索してインストールします。
参加手順
- Teamsアプリを起動
- 画面下部の「カレンダー」をタップ
- 画面右上の「会議」アイコン(カレンダーに「+」のマーク)をタップ
- 「#会議IDで参加する」をタップ
- 会議情報を入力
- 会議ID:12桁の数字
- パスコード:英数字のコード
- 「会議に参加」をタップ
- 事前参加画面で設定を確認
- マイクのオン/オフ
- カメラのオン/オフ
- 音声出力デバイスの選択(スピーカー/イヤホン/Bluetooth)
- 「今すぐ参加」をタップ
Androidの場合
事前準備
Google Play Storeから「Microsoft Teams」アプリをインストールします。
参加手順
- Teamsアプリを起動
- 画面下部の「カレンダー」をタップ
- 画面右上の「会議に参加」アイコンをタップ
- 「会議IDで参加」を選択
- 会議情報を入力
- 会議ID
- パスコード
- 「会議に参加」をタップ
- デバイス設定を確認
- マイク
- カメラ
- スピーカー
- 「今すぐ参加」をタップ
Android版も基本的な手順はiOSと同じです。
会議IDで参加する際の注意点
会議IDを使って参加する際の重要なポイントを解説します。
アカウントなしでも参加できる(ゲスト参加)
会議IDとパスコードがあれば、Microsoftアカウントを持っていなくても参加できます。
ゲスト参加の手順
- Webブラウザから参加ページにアクセス
- 会議IDとパスコードを入力
- 「このブラウザーで続ける」を選択
- 名前を入力(サインインせずに参加)
- 「今すぐ参加」をクリック
ただし、会議の主催者が「匿名ユーザーの参加を許可」している必要があります。
ロビー(待機室)での待機
セキュリティ設定によっては、会議に直接入れず、ロビーで待機する場合があります。
ロビー待機画面
会議の主催者が承認するまでお待ちください
または
Waiting for someone to let you in
主催者または会議の参加者が承認すると、会議に入室できます。
通常は数秒から数分以内に承認されますが、主催者が気づいていない場合は待機時間が長くなることがあります。
会議IDの有効期限
会議IDは、その会議または会議シリーズに紐付いています。
- 単発の会議:会議終了後もIDは有効(同じIDで再度開催可能)
- 定期的な会議:シリーズ全体で同じIDを使用
- 会議の削除:会議を削除するとIDも無効になる
古い会議のIDを再利用することはできません。
入力時の注意点
会議IDとパスコードを入力する際は、以下に注意してください。
- 会議IDのスペースは入力してもしなくてもOK(自動で処理される)
- パスコードは大文字・小文字を区別する
- コピー&ペーストする場合、前後に余分なスペースが入らないよう注意
- 数字の「0(ゼロ)」とアルファベットの「O(オー)」を間違えない
- 数字の「1(イチ)」とアルファベットの「l(小文字のエル)」を間違えない
入力ミスがあると「会議IDが認識されません」というエラーが表示されます。
トラブルシューティング

会議IDで参加する際によくある問題と解決方法を紹介します。
「会議IDが認識されません」と表示される
原因
- 会議IDの入力ミス
- パスコードの入力ミス
- 会議が削除されている
- 会議がまだ開始されていない(一部の設定の場合)
解決方法
- 会議IDとパスコードを再確認
- メールまたはカレンダーから正しい情報をコピー
- 数字とアルファベットの判別ミスに注意
- スペースや余分な文字が入っていないか確認
- コピー&ペーストした場合、前後のスペースを削除
- 大文字・小文字を正確に入力
- パスコードは大文字・小文字を区別する
- 会議が有効か確認
- 会議主催者に確認
- 別の参加方法(リンク)を試す
ロビーで長時間待たされる
原因
- 主催者が会議に参加していない
- 主催者がロビー通知に気づいていない
- 会議の設定で自動承認が無効
解決方法
- 主催者に連絡
- 電話、メール、チャットで入室を依頼
- 数分待っても承認されない場合
- 一度退出して再参加
- 会議リンクから参加を試す
- 会議開始時間を確認
- 予定時刻より早く参加している可能性
音声が聞こえない・映像が映らない
会議に参加できても、音声や映像のトラブルが発生することがあります。
Microsoft Teams音声が聞こえない問題を完全解決の記事も参考にしてください。
基本的な確認事項
- デバイス設定を確認
- 会議画面の「その他」→「デバイスの設定」
- 正しいマイク・スピーカー・カメラが選択されているか確認
- ミュート状態を確認
- マイクアイコンに斜線が入っていないか確認
- カメラアイコンがオフになっていないか確認
- ブラウザの権限を確認(Web版の場合)
- ブラウザがカメラとマイクへのアクセスを許可しているか確認
- アドレスバーの鍵アイコンから権限設定を確認
アプリが開かない・起動しない
解決方法
- Teamsアプリを最新版に更新
- ヘルプ→更新プログラムの確認
- アプリを再起動
- 完全に終了してから再起動
- タスクマネージャー(Windows)やアクティビティモニタ(Mac)で確認
- ブラウザ版を使用
- アプリの問題が解決するまで一時的にブラウザ版で参加
- アプリのキャッシュをクリア
- アプリを再インストール
- 最終手段として、アンインストールして再インストール
セキュリティとプライバシー
会議IDを使った参加のセキュリティについて理解しておきましょう。
会議IDはセキュリティ機能ではない
重要なポイントとして、会議IDとパスコードはセキュリティ機能ではありません。
あくまで会議への参加を簡単にするための識別情報です。
会議のセキュリティは、以下の設定で管理されます。
- ロビーの有効化(待機室機能)
- 匿名ユーザーの参加許可
- 組織外ユーザーのバイパス設定
- 会議のロック機能
会議IDの取り扱い
会議IDとパスコードは、以下のように取り扱ってください。
推奨される使い方
- 社内の定期ミーティングで口頭共有
- SharePoint社内ポータルでの掲載
- チャットでの共有
- 電話での口頭伝達
避けるべき使い方
- 公開SNSへの投稿
- 不特定多数が閲覧できる場所への掲載
- セキュリティが必要な機密会議での使用
機密性の高い会議では、リンクのみの共有にし、ロビー機能を必ず有効にしてください。
主催者側のセキュリティ設定
会議を開催する側は、以下の設定を確認しましょう。
推奨設定
- ロビーを有効にする
- 会議オプション→「誰がロビーをバイパスできますか」を設定
- 外部参加者の制限
- 「組織内のユーザー」のみに制限(必要に応じて)
- 会議のロック
- すべての参加者が揃ったら会議をロック
- 参加者の権限管理
- 画面共有、チャット、録画の権限を適切に設定
よくある質問(FAQ)
Q1. 会議IDとパスコードを忘れた場合はどうすればいい?
A. 以下の方法で確認できます。
- 会議招待メールを確認
- Teamsカレンダーの会議詳細から確認
- 会議主催者に問い合わせ
Q2. 古い会議のIDは再利用できる?
A. いいえ、会議IDは各会議に固有です。
新しい会議を作成すると、新しいIDが自動的に生成されます。
Q3. 会議IDだけで参加できる?パスコードは必須?
A. 両方必要です。
会議IDとパスコードはセットで機能します。
どちらか一方だけでは参加できません。
Q4. スマートフォンでブラウザから参加できない?
A. iOSとiPadOSではブラウザからの参加ができません。
必ずTeamsアプリをインストールしてください。
Androidの場合も、アプリの使用を推奨します。
Q5. ゲスト参加と通常参加の違いは?
A. 主な違いは以下の通りです。
ゲスト参加
- Microsoftアカウント不要
- 一部機能に制限(録画、一部の会議設定など)
- 名前は手動で入力
通常参加(サインイン)
- Microsoftアカウント必要
- すべての機能が利用可能
- 名前は自動で表示
- 会議履歴がカレンダーに残る
Q6. 電話で会議IDを使って参加できる?
A. はい、可能です。
会議招待メールに記載されている電話番号にダイヤルし、音声ガイダンスに従って会議IDを入力します。
ただし、この場合は数字のみの会議IDを使用し、パスコードは不要です。
Q7. 会議IDを変更できる?
A. いいえ、会議IDは自動生成され、変更できません。
セキュリティ上の理由で会議を作り直したい場合は、新しい会議を作成してください。
Q8. 参加者の人数制限はある?
A. 会議IDを使った参加でも、通常の参加と同じ人数制限が適用されます。
- Microsoft Teams 無料版:最大100人
- Microsoft 365 Business Basic/Standard:最大300人
- Microsoft 365 E3/E5:最大1,000人(一部のプランでは最大10,000人)
まとめ:会議IDを活用してスムーズな会議参加を
Microsoft Teams会議へのIDを使った参加方法について解説しました。
会議リンクがなくても、会議IDとパスコードがあれば簡単に参加できます。
会議IDで参加する基本手順
PCの場合
- Teamsアプリまたはhttps://www.microsoft.com/ja-jp/microsoft-teams/join-a-meetingにアクセス
- 「IDを使用して参加」をクリック
- 会議IDとパスコードを入力
- 「今すぐ参加」をクリック
スマートフォンの場合
- Teamsアプリのカレンダーを開く
- 「会議IDで参加」をタップ
- 会議IDとパスコードを入力
- 「今すぐ参加」をタップ
重要なポイント
- 会議IDは12桁の数字、パスコードは英数字
- 両方の情報が必要
- 大文字・小文字を正確に入力
- アカウントなしでもゲスト参加可能
- セキュリティが必要な会議ではロビーを有効に
- iOS/iPadOSではアプリのインストールが必須
会議IDは、リンクが使えない状況や口頭で会議情報を伝えたい場合に非常に便利です。
特に、電話での打ち合わせ中に「今すぐTeamsに入りましょう」という場面で、IDとパスコードを伝えるだけで即座に参加できます。
トラブルが発生した場合は、会議リンクからの参加を試すか、主催者に連絡して状況を確認してください。
参考情報
本記事は、以下の公式情報およびドキュメントを参考に作成しました。
- Microsoft Teamsで会議に参加する – Microsoft サポート
- Join a meeting in Microsoft Teams – Microsoft Support
- Microsoft Teams 無料版で会議に参加する – Microsoft サポート
- Join a meeting in Microsoft Teams Free – Microsoft Support
- Join Teams Meetings Using Meeting ID and Passcode – University of Waterloo
※この記事は2025年2月時点の情報に基づいています。Microsoft Teamsの仕様は変更される可能性があります。

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