「Teamsで複数人とチャットしたいけど、グループをどうやって作るの?」「グループチャットとチームって何が違うの?」——Teamsを使い始めたばかりの方が最初に戸惑うポイントのひとつです。
この記事では、グループチャットの作り方から、メンバーの追加・退出・名前変更、さらに「チーム」との使い分けまでをまとめて解説します。
Teamsのグループとは?まず「3種類」を把握しよう

Teamsで複数人と会話する方法は大きく3種類あり、それぞれ用途が異なります。
どれを使えばいいか迷わないために、まず全体像を把握しておきましょう。
| 種類 | 概要 | 向いている用途 |
|---|---|---|
| グループチャット | 2人以上で始めるプライベートな会話 | 短期・少人数・特定メンバーとのやり取り |
| チーム | 部署・プロジェクト単位で作る組織グループ | 長期・大人数・継続的な共同作業 |
| チャネル | チーム内にある話題別の会話スペース | テーマごとの情報整理 |
この記事では主にグループチャットの作り方と使い方を解説します。
チームとの詳しい違いは後半の「グループチャットとチームの使い分け」で説明します。
グループチャットとは
グループチャットは、選んだメンバーだけで会話できるプライベートな会話スペースです。
参加者以外はやり取りを見ることができません。
主な特徴は以下のとおりです。
- 最大250人まで参加可能(Microsoft公式サポートより)
- Teamsのアカウントがある社内メンバーとすぐに作成できる
- ファイルの共有・共同編集もできる
- グループ名・プロフィール画像のカスタマイズが可能
グループチャットの作り方
Windowsアプリでの手順
- Teamsの左サイドバーから「チャット」アイコンをクリックする
- チャット一覧の上部にある「新しいメッセージ」アイコン(鉛筆マーク)をクリックする
- 「新規作成」欄にメンバーの名前またはメールアドレスを入力する
- 候補から追加したいメンバーを選択し、2人以上を追加する
- 「∨(下矢印)」をクリックして「グループ名」欄を表示させる
- グループ名を入力する(省略可能だが、後から見つけやすくなるため設定を推奨)
- メッセージを入力して送信すると、グループチャットが作成される
ポイント: グループ名を入力しなくてもグループチャットは作成できます。ただし名前がない場合、メンバーの名前が並んで表示されるだけになるため、メンバーが増えると見分けがつきにくくなります。
スマートフォン(iPhone・Android)での手順
- Teamsアプリを開いて「チャット」タブを選択する
- 右上の「新しいメッセージ」アイコンをタップする
- 追加したいメンバーの名前を入力して選択する(2人以上)
- 「グループチャットを開始」をタップする
- メッセージを入力して送信する
1対1チャットをグループチャットに変える方法
すでに誰かと1対1でやり取りしているチャットに、後からメンバーを追加してグループ化することもできます。
- 既存の1対1チャットを開く
- 画面右上の「ユーザーの追加」アイコンをクリックする
- 追加したいメンバーの名前を入力して選択する
- 「過去のチャット履歴をどこから見せるか」の設定が表示される(日数を選択)
- 「追加」をクリックして完了
注意: 追加された新しいメンバーに過去の履歴を見せる範囲は、追加する側が設定できます。「すべての履歴」「〇日分」「なし」から選択してください。
グループチャットにメンバーを追加する方法
既存のグループチャットに後からメンバーを加えることができます。
- 追加したいグループチャットを開く
- 画面右上の「参加者の表示と追加」アイコンをクリックする
- 「ユーザーの追加」をクリックする
- 追加したいメンバーの名前を入力して選択する
- 過去の履歴をどこから見せるかを設定して「追加」をクリックする
グループチャットから退出する方法
グループチャットから抜けたい場合は以下の手順で退出できます。
- 退出したいグループチャットを右クリックする(または「…(その他のオプション)」をクリックする)
- 「退出」を選択する
- 確認ダイアログで「退出」をクリックする
退出後の動作は以下のとおりです。
- 退出前のチャット履歴はチャット一覧に残るが、退出後のやり取りは見えなくなる
- グループに新しいメッセージが届いても通知は届かなくなる
- 履歴ごと非表示にしたい場合は「退出」ではなく「非表示」を選択する
注意: グループチャットから退出しても、他のメンバーには「〇〇さんが退出しました」という通知が表示されます。
グループチャットの名前とアイコンを変更する方法
グループ名の変更
- グループチャットを開き、上部のグループ名をクリックする
- 名前を編集して Enter キーを押す
または、「参加者の表示と追加」→「グループ名を変更」から変更することもできます。
プロフィール画像(アイコン)の変更
- グループチャットを開く
- 画面上部のグループアイコン(初期はメンバーのアイコンが並んで表示)をクリックする
- 「画像を変更」を選択してアップロードする
グループ名とアイコンを組み合わせることで、似たメンバー構成のグループが複数あっても見分けがつきやすくなります。
グループチャットの便利機能
既読確認
グループチャットでは、メッセージを既読したメンバーを確認できます。
確認したいメッセージにカーソルを合わせて「その他のオプション(…)」→「既読」をクリックすると、開封したメンバー一覧が表示されます。
制限: 既読確認はメンバーが20人以下の場合のみ有効です。21人以上になると既読確認・音声/ビデオ通話・配信オプションなどの機能が無効になります(Microsoft公式ドキュメントより)。
メンション(@送り)
メンバーの名前の前に「@」をつけることで、特定の相手に通知を届けられます。
大人数のグループチャットで特定の人に確認を取りたいときに使います。
ファイルの共有と共同編集
グループチャット内でファイルをドラッグ&ドロップするか、「ファイルを添付」から送付できます。
送付したファイルは送信者のOneDriveの「Microsoft Teams チャットファイル」フォルダに自動保存されます。
「タブの追加(+)」からWordやExcelファイルをタブとして追加すると、チャット内でそのままファイルを共同編集できます。
通知のミュート
特定のグループチャットの通知が多すぎる場合は、グループチャット名を右クリック→「ミュート」でサイレントにできます。ミュート解除はいつでも可能です。
チャットの固定(ピン留め)
よく使うグループチャットはチャット一覧の上部にピン留めしておくと便利です。
グループチャット名を右クリック→「固定」を選択します。
チームの作り方
グループチャットとは別に、「チーム」(組織グループ)を作成する方法も紹介します。
- Teamsの左サイドバーで「Teams」アイコンをクリックする
- 「チームに参加またはチームを作成」をクリックする
- 「チームを作成」を選択する
- 「最初から」または「既存のグループ/チームから」を選択する
- プライバシー設定を選ぶ(「プライベート」:招待制/「パブリック」:誰でも参加可)
- チーム名と説明を入力して「作成」をクリックする
- メンバーを追加して「閉じる」をクリックする
作成したチームには「全般」チャネルが自動で作成されます。
必要に応じて「チャネルを追加」からテーマ別のチャネルを追加していきます。
グループチャットとチームの使い分け

同じ「複数人で会話する」機能でも、グループチャットとチームには重要な違いがあります。
| 項目 | グループチャット | チーム・チャネル |
|---|---|---|
| 参加上限 | 250人 | 25,000人 |
| メンバーの管理 | 招待制(誰でも追加可) | オーナー・メンバーの役割管理あり |
| ファイルの保存先 | 送信者のOneDrive | チームに紐づくSharePoint |
| 新メンバーのファイルアクセス | 追加後にアップされたものが対象 | チームの過去ファイルすべてにアクセス可 |
| スレッド管理 | なし(時系列で流れる) | 返信スレッドで整理される |
| タブ・アプリの追加 | 限定的 | 豊富に追加可能 |
| 向いている用途 | 短期・少人数・スポット対応 | 長期・大人数・継続プロジェクト |
グループチャットを使うべき場面
- 数人でさっと連絡したいとき
- 期間が短いプロジェクトや一時的な相談ごと
- チームに所属していないメンバーとやり取りするとき
- チームの一部メンバーとだけ話したいとき
チーム・チャネルを使うべき場面
- 部署・プロジェクト単位で継続的に情報共有したいとき
- ファイルをチームで一元管理したいとき
- 話題ごとに整理してログを残したいとき
- 大人数での協力作業や情報共有が必要なとき
グループチャットはすぐ作れて手軽な反面、「同じメンバーで複数のグループができてしまい、情報がどこにあるかわからなくなる」という状況に陥りがちです。
継続的に使うグループには「チーム」の作成を検討するとよいでしょう。
よくある疑問
Q:グループチャットは何人まで作れますか?
1つのグループチャットに参加できる上限は250人です。
20人を超えると既読確認・音声通話・ビデオ通話などが使えなくなる点に注意してください。
Q:同じメンバーで複数のグループチャットを作れますか?
通常、まったく同じメンバー構成で新たにグループチャットを作ることはできません。
別のグループを作りたい場合は、一時的に別のメンバーを1人加えてグループを作成し、その後そのメンバーに退出してもらうという方法があります。
Q:グループチャットのファイルはどこに保存されますか?
グループチャットで共有されたファイルは、ファイルを送った人のOneDriveの「Microsoft Teams チャットファイル」フォルダに保存されます。
チーム・チャネルで共有したファイルはSharePointに保存される点と異なります。新しいメンバーを追加した後に過去ファイルへのアクセスを確保したい場合は、チャネルの利用を検討してください。
Q:外部ユーザー(他社の人)をグループチャットに招待できますか?
組織の設定によっては、外部ユーザーをグループチャットに招待できます。
ただし管理者のポリシー設定が必要な場合があります。外部ユーザーが含まれる場合のファイル共有には現在一部制限があります。
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まとめ
Teamsのグループチャットは、「新しいメッセージ」ボタンから2人以上のメンバーを選ぶだけで作成できます。
短期・少人数・スポットのやり取りにはグループチャット、継続的・大人数・ファイル管理が必要な場合はチームとチャネルという使い分けが基本です。
グループ名の設定、メンバー追加・退出、ミュートやピン留めなどの細かい機能を活用することで、チャット一覧が整理されて情報の見通しが良くなります。
まずは小さなグループから試してみてください。
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