Microsoft Teams と連携できるサービス・アプリ一覧【カテゴリ別まとめ】

「Teamsをもっと使いこなしたい」「Teamsで他のツールの通知もまとめて受け取れないか」——そんな疑問に応えるのが、Teamsのアプリ連携機能です。
TeamsはMicrosoft 365のアプリはもちろん、外部の主要サービスを含めて700種類以上のツールと連携できます(コンピュータマネジメント、2025年)。
この記事では、どんな連携があるのか・どのように設定するのかをカテゴリ別に整理してまとめました。


スポンサーリンク

Teamsのアプリ連携とは?

Teamsのアプリ連携とは、Teamsの画面を起点として他のサービスの情報確認・通知受け取り・操作を行えるようにする機能です。

連携することで得られる主なメリットは2つあります。

1つ目は作業のハブ化です。
タスク管理はA、ファイル共有はB、会議はCというように複数のアプリを行き来する必要がなくなり、Teamsという1つの画面で多くの業務が完結するようになります。

2つ目は通知の一元化です。
連携済みのサービスでイベントが起きると(タスクが更新された、フォームに回答が届いたなど)、Teamsのチャットに通知が届くため、見落としが減ります。


連携アプリを追加する方法

Teams内から追加する(最も簡単)

  1. Teamsの左サイドバー下部にある「…(アプリ)」または「アプリ」をクリックする
  2. 検索ボックスで連携したいアプリ名を入力する
  3. アプリを選択して「追加」または「チームに追加」をクリックする
  4. 必要に応じてサインインや権限の許可を行う

チャネルのタブとして固定する場合は、チャネル上部の「+(タブを追加)」からも追加できます。

注意: 組織のTeams管理者が特定のアプリを制限している場合、「このアプリを要求する」と表示され個人では追加できないことがあります。その場合は管理者に申請が必要です。


カテゴリ1:Microsoft 365との連携

TeamsはMicrosoft 365ファミリーとして設計されているため、同シリーズのアプリとは追加設定なし、またはほぼ自動で連携できます。

Outlook(メール・カレンダー)

TeamsとOutlookは標準で深く統合されており、主に以下の連携が使えます。

  • Outlookの予定表に登録した会議がTeamsの予定表にも同期される
  • OutlookのメールからTeamsチャンネルに共有できる
  • Teamsの会議はOutlookの「Teams会議の追加」ボタンからそのまま招待メールを送れる
  • Teamsで受け取ったメッセージをOutlookにメール転送できる

カレンダーの連携方法についてはMicrosoft TeamsとOutlookの連携が便利!方法と活用術を紹介も参考にしてください。

SharePoint(ドキュメント管理・社内ポータル)

SharePointはTeamsのファイル保存先として標準で使われており、Teamsチャネルに添付したファイルはすべてSharePointのドキュメントライブラリに保存されます。
Teams内に「SharePointページ」をタブとして追加することで、社内ポータルや共有ドキュメントをTeamsから直接閲覧・編集できるようになります。

OneDrive(個人ファイルストレージ)

Teamsのチャットで送受信したファイルは、個人のOneDriveと連携して管理されます。
OneDriveに保存されているファイルはTeamsのチャットやチャネルで「ファイルを共有」から直接共有できます。

Planner(タスク管理)

チームのタスク管理ツール「Planner」はTeamsチャネルのタブとして追加でき、カンバン形式のタスクボードをTeams画面上で操作できます。
チャットのメッセージからタスクを直接作成する機能もあります。

Forms(アンケート・投票)

Microsoft Formsで作成したアンケートや投票をTeamsのチャネルやチャットに埋め込んで配信できます。
回答結果もTeams上でリアルタイムに確認可能です。

Power Automate(自動化・ワークフロー)

Power AutomateはTeamsと連携することで、繰り返しの業務を自動化できます。
たとえば「Formsに回答が届いたらTeamsチャンネルに通知を送る」「SharePointにファイルが追加されたらTeamsでメッセージを送る」といったワークフローをノーコードで設定できます。

Power BI(データ分析・ダッシュボード)

Power BIのレポートやダッシュボードをTeamsのタブとして埋め込むことで、データ分析画面をTeamsから離れずに閲覧・共有できます。
営業状況や業務KPIのモニタリングに活用されています。


カテゴリ2:外部サービス・サードパーティアプリとの連携

会議・コミュニケーションツール

サービス名連携の概要
ZoomTeams上でZoom会議を予約・参加・通知受け取りが可能。TeamsのカレンダーからZoomリンクを直接生成できる
Google CalendarGoogleカレンダーとTeamsの予定表を同期。OutlookアカウントとGoogle Calendarを紐付けて統合管理できる

Zoom との連携

Zoomは競合製品ながらTeamsと公式の統合アプリが提供されており、多くの企業で両方を使い分けながら共存させています。
Teams画面からZoom会議のスケジュール・参加・通知確認が行えるため、「社内はTeams、社外とはZoom」という運用でもアプリを切り替える手間を減らせます。


プロジェクト管理・タスク管理ツール

サービス名連携の概要
TrelloカンバンボードをTeamsタブに追加。カード更新の通知をTeamsチャットで受け取れる
Asanaプロジェクトのタスク更新・期限通知をTeamsに通知。TeamsメッセージからAsanaタスクを作成できる
JiraTeamsのメッセージをJiraの課題に変換。課題カードがTeamsのチャット内に表示され、ステータス確認・コメントがTeams上で完結する
Monday.comプロジェクトボードをTeamsタブに追加。タスク更新をTeamsチャットに自動投稿できる
ClickUpタスク・プロジェクトの通知をTeamsに送信。Teamsのメッセージからタスク作成が可能

これらのツールはいずれも「Teamsのアプリ」としてストアで提供されており、複雑な設定なしに追加できます。
開発・デザイン・マーケティングなど職種によって使いやすいツールは異なりますが、TeamsをタスクのハブにするだけでもアプリのTab切り替えが大幅に減ります。


CRM・営業支援ツール

サービス名連携の概要
Salesforce顧客情報・商談データをTeams上で確認・共有。商談の更新通知をTeamsで受け取れる
HubSpotCRMのデータをTeamsで共有。リードの動きをTeamsに通知できる
Dynamics 365Microsoft純正のCRM/ERP。Teamsとネイティブに統合されており、顧客への発着信・商談管理がTeams上で操作できる

特にSalesforceとの連携は法人ユーザーに広く利用されており、営業担当が商談情報をTeamsのチャネルで確認しながら会議を進めるシーンで効果を発揮します。


カスタマーサポートツール

サービス名連携の概要
Zendeskサポートチケットの新規作成・更新・SLA違反をTeamsに通知。Teamsから直接コメントを追加できる
Freshdeskチケット更新をリアルタイムでTeamsに通知。エージェントはTeamsから対応を確認できる
Intercom顧客メッセージをTeamsに集約。対応内容をTeamsチャネルで共有できる

クラウドストレージ

サービス名連携の概要
Google DriveGoogle DriveのファイルをTeamsで共有・リンク添付できる。ファイルの変更通知もTeamsで受け取れる
DropboxDropbox内のファイルをTeamsで直接共有・プレビューできる
Boxファイル共有とコラボレーション機能をTeamsと統合できる

分析・ビジュアライゼーション

サービス名連携の概要
Power BIダッシュボードをTeamsタブに追加。会議中でもリアルタイムのデータを確認できる
Lucidchartフローチャートや図をTeams上でリアルタイム共同編集できる

アンケート・フォームツール

サービス名連携の概要
PollyTeamsのチャネルやチャット内に投票・アンケートを直接埋め込める。回答結果をリアルタイム表示
JotformJotformで作成したフォームの回答をTeamsチャネルに自動通知できる

連携アプリ選びのポイント

700以上のアプリが存在するため、何を入れるべきか迷いやすい点があります。
以下の3ステップで考えると整理しやすくなります。

ステップ1:「今どんなツールを使っているか」を書き出す

すでに業務で使用しているツール(タスク管理・CRM・ストレージなど)がTeamsと連携できるか確認するのが最初の一歩です。
ほとんどの主要ツールはTeamsのアプリストアに対応版があります。

ステップ2:「何をTeams上でやりたいか」を明確にする

通知の受け取りだけでよいのか、Teamsから直接操作もしたいのかで、適切な連携アプリは変わります。
Trelloのように通知メインのものもあれば、Jiraのようにある程度の操作もTeams内でできるものもあります。

ステップ3:管理者ポリシーを確認する

組織の管理者がアプリのインストールを制限している場合があります。
使いたいアプリがストアに表示されない、または「要求」ボタンしか出てこない場合は、IT担当者または管理者に確認・申請してください。


連携できないケース・注意点

Teamsのアプリ連携は非常に柔軟ですが、いくつか注意点があります。

  • 管理者ポリシーで制限されている場合は追加・利用ができない
  • 無料版のTeamsでは一部アプリが利用不可、または機能制限がある場合がある
  • サードパーティアプリの連携は、そのアプリのアカウント(有料プランを含む)が別途必要な場合がある
  • アプリによっては設定が複雑なものもあり、Power Automateを使ったカスタム連携には一定の知識が必要

関連記事

Teams自体の使い方や基本機能についてはMicrosoft Teamsとは?完全解説をご覧ください。
Teamsの動作が重い場合の対処法はMicrosoft Teamsが重い・遅いときの原因と対処法を参考にしてください。
Teamsのリモート操作(遠隔操作)機能についてはMicrosoft Teams のリモート操作(遠隔操作)方法と注意点でまとめています。


まとめ

Microsoft TeamsはMicrosoft 365の各アプリとネイティブに統合されているほか、外部の主要サービスを含む700種類以上のツールと連携できます。

連携の優先度が高いのは、すでに業務で使っているツールです。
Outlook・SharePoint・OneDriveは追加設定なしで使えるものが多く、Trello・Jira・Salesforceなどの外部ツールはアプリストアから数クリックで追加できます。

「Teamsを開いていれば他のツールの通知も見える」という状態を作るだけでも、アプリの行き来が減って業務効率が上がります。
まずは日常的に使っているツール1〜2個の連携から試してみてください。


参考情報源:

コメント

タイトルとURLをコピーしました