「PCを起動するたびにMicrosoft Teamsが勝手に立ち上がる…」
「Teamsを使っていないのに、毎回ウィンドウを閉じるのが面倒…」
「自動起動を止めたいけど、設定方法がわからない…」
PCを起動するたびにMicrosoft Teamsが自動的に立ち上がり、困っている方は多いのではないでしょうか。
Teamsはビジネスシーンで便利なツールですが、使わない時に毎回起動するのは煩わしいものです。
この記事では、Microsoft Teamsの自動起動を停止する方法を、初心者の方にもわかりやすく解説します。
Windows 10、Windows 11それぞれの手順を、画像付きで詳しく説明していきます。
Microsoft Teamsが勝手に起動する理由

Microsoft Teams(マイクロソフト・チームズ)は、チャット、ビデオ会議、ファイル共有などを行えるコミュニケーションツールです。
Microsoft Teamsとは?使い方完全解説の記事でも詳しく解説していますが、Teamsはリモートワークやオンライン会議に欠かせないツールとして、多くの企業で導入されています。
自動起動する3つの理由
Microsoft Teamsが勝手に起動する理由は以下の通りです。
デフォルト設定が「自動起動ON」
Teamsはインストール時に、自動起動が有効な状態でインストールされます。
これは、Microsoftがユーザーに積極的にTeamsを使ってもらいたいという意図があるためです。
Microsoft 365との連携
Microsoft 365(旧Office 365)をインストールすると、Teamsも自動的にインストールされます。
WordやExcelを使うだけの場合でも、Teamsがインストールされ、自動起動が設定されます。
Windows 11への標準搭載
Windows 11では、Teamsが標準搭載されています。
OSのインストール時点で、Teamsが自動起動するように設定されています。
自動起動のメリット・デメリット
メリット:
- Teamsを頻繁に使う場合、毎回手動で起動する手間が省ける
- 会議の通知をすぐに受け取れる
- チャットメッセージを見逃さない
デメリット:
- PCの起動時間が遅くなる(特にHDD搭載のPCで顕著)
- メモリを消費する
- 使わないアプリが常に起動している煩わしさ
Teamsを業務で常用していない場合、自動起動を無効にすることでPCの起動速度が改善され、快適に使用できます。
【方法1】Teamsアプリ内設定で停止(最も簡単)
最も簡単で確実な方法は、Teamsアプリ内の設定で自動起動を無効にすることです。
この方法は、Windows 10、Windows 11の両方で使用できます。
手順
- Microsoft Teamsアプリを起動
- 画面右上のプロフィールアイコン(自分のイニシャルまたは写真)をクリック
- メニューから「設定」を選択
- 左側のメニューで「全般」タブを選択
- 「アプリケーション」セクションを探す
- 「アプリケーションの自動起動」のチェックボックスをOFFにする
- 設定画面を閉じる
この設定を変更すると、次回のPC起動時からTeamsが自動的に起動しなくなります。
補足設定
同じ設定画面で、以下の項目も調整できます。
- 閉じる時に、アプリケーションを実行中のままにする – OFFにすると、ウィンドウを閉じた時にTeamsが完全に終了します
- バックグラウンドでアプリケーションを開く – ONにすると、自動起動時にウィンドウが表示されず、バックグラウンドで起動します
Teamsを使わない場合は、これらの項目もOFFにすることをお勧めします。
【方法2】Windows設定から停止(Windows 10/11)
Teamsにサインインせずに自動起動を停止したい場合、Windows設定から変更できます。
Windows 11の場合
- Windowsキー + I を押して「設定」を開く(またはスタートメニューから「設定」をクリック)
- 左側のメニューから「アプリ」をクリック
- 「スタートアップ」をクリック
- 一覧から「Microsoft Teams」を探す
- 右側のスイッチをクリックして「オフ」にする
Windows 10の場合
- Windowsキー + I を押して「設定」を開く
- 「アプリ」をクリック
- 左側のメニューから「スタートアップ」をクリック
- 一覧から「Microsoft Teams」を探す
- スイッチをクリックして「オフ」にする
この方法の利点は、Teams以外のアプリの自動起動も一括で管理できることです。
不要なアプリの自動起動を停止することで、PCの起動速度を大幅に改善できます。
【方法3】タスクマネージャーから停止
タスクマネージャーを使用して、Teamsの自動起動を無効にすることもできます。
手順
- タスクバーを右クリック
- 「タスクマネージャー」を選択(またはCtrl + Shift + Esc キーを押す)
- 「スタートアップ」タブをクリック
- 一覧から「Microsoft Teams」を探す
- 「Microsoft Teams」を選択
- 右下の「無効にする」ボタンをクリック
- タスクマネージャーを閉じる
注意点
Windows 11では、タスクマネージャーのUIが変更されています。
「スタートアップ」は左側のメニューにアイコン(メーター型)として表示されています。
【方法4】レジストリエディタで停止(上級者向け)
上記の方法で解決しない場合、レジストリエディタを使用して自動起動を停止できます。
この方法は、Windowsの内部設定を直接変更するため、慎重に操作してください。
重要な注意事項
レジストリの誤操作は、Windowsシステムに深刻な問題を引き起こす可能性があります。
作業前に必ずレジストリのバックアップを取ることを強くお勧めします。
手順
- Windowsキー + R を押して「ファイル名を指定して実行」を開く
regeditと入力して「OK」をクリック- ユーザーアカウント制御の確認が表示されたら「はい」をクリック
- 以下のパスに移動する
HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Run
- 右側のペインで「com.squirrel.Teams.Teams」または「Microsoft Teams」というエントリを探す
- そのエントリを右クリックして「削除」を選択
- 確認ダイアログで「はい」をクリック
- レジストリエディタを閉じる
- PCを再起動
この方法により、レジストリレベルで自動起動が無効化されます。
【方法5】グループポリシーで停止(企業・組織向け)
企業や組織で複数のPCを管理している場合、グループポリシーを使用してTeamsの自動起動を一括で制御できます。
この方法は、Windows Proエディション以上で使用可能です。
手順
- Windowsキー + R を押して「ファイル名を指定して実行」を開く
gpedit.mscと入力して「OK」をクリック- グループポリシーエディターが開く
- 以下のパスに移動する
ユーザーの構成 > 管理用テンプレート > Microsoft Teams
- 「インストール後に Microsoft Teams が自動的に起動しないようにする」ポリシーを探す
- ポリシーをダブルクリックして開く
- 「有効」を選択
- 「OK」をクリック
- PCを再起動
この設定により、組織全体でTeamsの自動起動を制御できます。
注意事項
グループポリシーは、企業・組織のIT管理者が設定するものです。
個人のPCで使用する場合は問題ありませんが、会社のPCの場合は、IT部門に確認してから変更してください。
勝手にグループポリシーを変更すると、組織のセキュリティポリシー違反となる可能性があります。
Windows Updateで設定が戻る場合の対処法
Teamsの自動起動を無効にしても、Windows Updateの後に再度有効になることがあります。
これはMicrosoftの仕様であり、特にWindows 11で発生しやすい現象です。
対処法
定期的に設定を確認する
Windows Updateの後は、スタートアップ設定を確認し、必要に応じて再度無効にしてください。
グループポリシーを使用する
グループポリシーで設定した場合、Windows Updateの影響を受けにくくなります。
可能であれば、グループポリシーでの設定をお勧めします。
タスクスケジューラを確認する
一部の環境では、タスクスケジューラにTeamsの起動タスクが登録されている場合があります。
- Windowsキー + R を押して「ファイル名を指定して実行」を開く
taskschd.mscと入力して「OK」をクリック- タスクスケジューラライブラリで「Microsoft Teams」関連のタスクを探す
- 見つかった場合は、そのタスクを右クリックして「無効化」を選択
Teamsを完全に削除したい場合
自動起動を停止するだけでなく、Teamsを完全に削除したい場合は、アンインストールが必要です。
ただし、Microsoft 365がインストールされている環境では、Teamsをアンインストールしても、再度自動的にインストールされることがあります。
完全な削除方法については、Microsoft Teamsのアンインストール方法完全ガイドの記事で詳しく解説していますので、そちらをご参照ください。
タスクバーからTeamsアイコンを削除する方法(Windows 11)
Windows 11では、タスクバーにTeamsのチャットアイコンが標準で表示されています。
これはTeamsアプリ本体とは別のもので、自動起動を停止しても残ります。
削除手順
- タスクバーの空白部分を右クリック
- 「タスクバーの設定」を選択
- 「タスクバー項目」セクションを探す
- 「チャット」のスイッチをオフにする
これにより、タスクバーからTeamsのチャットアイコンが削除されます。
バックグラウンド起動の設定
Teamsを完全に無効化するのではなく、バックグラウンドで起動させたい場合は、以下の設定が便利です。
設定方法
- Teamsアプリを起動
- 画面右上のプロフィールアイコンをクリック
- 「設定」を選択
- 「全般」タブを選択
- 「バックグラウンドでアプリケーションを開く」にチェックを入れる
この設定により、Teamsはバックグラウンドで起動し、ウィンドウは表示されません。
通知は受け取れますが、画面には表示されないため、邪魔になりません。
よくある質問
Q1: 自動起動を停止すると、会議の通知を受け取れなくなりますか?
自動起動を停止しても、Teamsを手動で起動すれば通知を受け取れます。
会議がある日だけTeamsを起動することで、必要な時だけ通知を受け取ることができます。
Q2: 複数の方法を試しても自動起動が停止しません
以下を確認してください。
- Teamsアプリ内設定、Windows設定、タスクマネージャーのすべてで自動起動を無効にしているか
- タスクスケジューラにTeams関連のタスクが登録されていないか
- レジストリに自動起動のエントリが残っていないか
それでも解決しない場合は、Teamsを一度アンインストールして再インストールすることで、設定がリセットされる可能性があります。
Q3: 会社のPCで設定を変更しても大丈夫ですか?
会社のPCの場合、IT部門が管理している可能性があります。
勝手に設定を変更すると、セキュリティポリシー違反となる可能性があるため、必ずIT部門に確認してください。
組織によっては、Teamsの常時起動がポリシーとして定められている場合があります。
Q4: アンインストールすれば完全に削除できますか?
Microsoft 365がインストールされている環境では、Teamsをアンインストールしても、自動的に再インストールされることがあります。
完全に削除したい場合は、「Teams Machine-Wide Installer」も併せてアンインストールする必要があります。
詳しい手順は、Microsoft Teamsのアンインストール方法完全ガイドをご覧ください。
Q5: Teamsの自動起動を有効に戻す方法は?
上記で説明した手順と逆の操作を行うことで、自動起動を再度有効にできます。
- Teamsアプリ内設定:「アプリケーションの自動起動」にチェックを入れる
- Windows設定:スタートアップでTeamsのスイッチをオンにする
- タスクマネージャー:Teamsを選択して「有効にする」をクリック
Q6: Teams ClassicとTeams 2.0の違いは?
Teams Classic(旧版)とTeams 2.0(新版)があり、それぞれ別のアプリとして扱われます。
両方がインストールされている場合、それぞれ個別に自動起動の設定が必要です。
現在、Microsoftは段階的にTeams 2.0への移行を進めています。
Q7: Teams personalとTeams for businessの両方が起動します
個人用アカウントとビジネス用アカウントの両方でTeamsを使用している場合、それぞれ別のアプリとして起動します。
両方の自動起動を停止するには、それぞれのアプリで設定を変更する必要があります。
まとめ
Microsoft Teamsの自動起動を停止する方法を、5つの手順で解説しました。
おすすめの方法:
- 初心者の方:方法1(Teamsアプリ内設定)または方法2(Windows設定)
- 上級者の方:方法4(レジストリエディタ)で確実に停止
- 企業・組織の管理者:方法5(グループポリシー)で一括管理
最も簡単な方法は、Teamsアプリ内の設定で「アプリケーションの自動起動」をOFFにすることです。
これにより、次回のPC起動時からTeamsが自動的に起動しなくなります。
ただし、Windows Updateの後に設定が戻ることがあるため、定期的に確認することをお勧めします。
Teamsを使わない場合でも、必要な時に手動で起動すれば問題なく使用できます。
自動起動を停止することで、PCの起動速度が改善され、より快適に使用できるようになります。
最終更新日:2026年2月16日

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