Microsoft Teamsを使用中に「502 Bad Gateway」や「502 Server Error」というエラーメッセージが表示されると、業務に大きな支障が出てしまいます。
会議に参加できない、ファイルが開けない、メッセージが送信できないなど、様々な場面で502エラーは発生します。
この記事では、Microsoft Teamsで発生する502エラーの原因を詳しく解説し、シーン別の具体的な対処法を紹介します。
一般ユーザー向けの基本的な対処法から、IT管理者向けの高度なトラブルシューティングまで、幅広くカバーしています。
この記事は、2026年2月時点の情報に基づいています。
Teamsは頻繁にアップデートされるため、最新の情報はMicrosoft公式サポートページで確認することをお勧めします。
502エラーとは何か

502エラー(502 Bad Gateway)は、HTTPステータスコードの一つで、サーバー間の通信に問題が発生したことを示すエラーです。
具体的には、あなたがアクセスしようとしているサーバー(ゲートウェイやプロキシサーバー)が、その先のサーバー(バックエンドサーバー)から無効な応答を受け取った場合に表示されます。
502エラーの仕組み
ユーザー → ゲートウェイサーバー → バックエンドサーバー
↑
ここで問題が発生
ユーザーがTeamsにアクセスすると、リクエストはまずゲートウェイサーバーに送られます。
ゲートウェイサーバーは、そのリクエストをバックエンドサーバーに転送します。
502エラーは、バックエンドサーバーからの応答が期待通りでない場合に発生します。
応答がない、応答が遅すぎる、または応答の形式が不正な場合などが該当します。
他のエラーとの違い
Microsoft Teamsでは、502エラー以外にも様々なエラーが発生する可能性があります。
それぞれのエラーには異なる原因と対処法があります。
- 500 Internal Server Error: サーバー内部のエラー(サーバー側のプログラムの問題)
- 503 Service Unavailable: サービスが一時的に利用できない(メンテナンスや過負荷)
- 504 Gateway Timeout: ゲートウェイのタイムアウト(バックエンドサーバーの応答が遅すぎる)
502エラーは特に「無効な応答」を受け取った場合に発生するため、一時的な問題であることが多いです。
Microsoft Teams特有の502エラー発生シーン
Microsoft Teamsでは、以下のような場面で502エラーが発生することが報告されています。
ファイルを開こうとしたとき
Teamsのチャット内やチャネル内で共有されたOfficeドキュメント(Word、Excel、PowerPoint)を開こうとすると、「502 Server Error!」というメッセージが表示されることがあります。
この場合、Web版Office OnlineやデスクトップアプリのOfficeでは正常に開けるのに、Teams内でのみエラーが発生するという特徴があります。
発生パターン:
- すべてのドキュメントで発生するわけではなく、特定のファイルのみで発生
- Web版TeamsとデスクトップアプリTeamsの両方で発生
- 同じファイルでも、時間をおくと開ける場合がある
会議に参加しようとしたとき
Teams会議に参加しようとすると、502エラーが表示され、参加できないことがあります。
この場合、他の参加者は正常に参加できているのに、特定のユーザーのみエラーが発生するケースが多いです。
Teams Workflowsを使用したとき
Teams WorkflowsでWebhook(外部システムからTeamsにメッセージを送る機能)を設定している場合、POSTリクエストを送信すると502エラーが返されることがあります。
この問題は、特にOffice 365 ConnectorからTeams Workflowsへの移行後に報告されています。
Microsoft Graph APIを使用したとき
開発者がMicrosoft Graph APIを使用してTeamsの操作を行う際、502エラーが発生することがあります。
報告されている具体例:
- チームメンバーを一括追加する際のエラー
- チャネルメンバーリストを取得する際のエラー
- Teamsアプリのデプロイ中のエラー
ボットの応答時
Teamsボットがファイル共有のための同意カードを送信し、ユーザーが承認または拒否をクリックすると、502エラーが発生することがあります。
この場合、実際にはファイルアップロードは成功しているのに、エラーメッセージが表示されるという不整合が発生します。
502エラーの主な原因
Microsoft Teamsで502エラーが発生する原因は多岐にわたります。
以下、代表的な原因を説明します。
Microsoft側のサーバー問題
最も一般的な原因は、Microsoft側のサーバーに一時的な問題が発生している場合です。
考えられる状況:
- Teamsのバックエンドサーバーが過負荷状態
- システムメンテナンスやアップデート作業中
- データセンター間の通信障害
- サービス障害の発生
この場合、ユーザー側で対処できることは限られており、Microsoftによる復旧を待つ必要があります。
ネットワークの問題
ユーザーのネットワーク環境に問題がある場合も、502エラーが発生することがあります。
具体的な原因:
- 組織のファイアウォールがTeamsの通信をブロックしている
- プロキシサーバーの設定が不適切
- 特定のIPアドレスやポートへのアクセスが制限されている
- インターネット接続が不安定
特に企業ネットワークでは、セキュリティポリシーによりTeamsの一部機能が制限されていることがあります。
キャッシュやアプリの問題
Teamsアプリやブラウザに蓄積されたキャッシュが原因で、502エラーが発生することがあります。
キャッシュが原因となる理由:
- 古いバージョンのデータが残っている
- 破損したキャッシュファイルが存在する
- セッション情報が期限切れになっている
アプリのバージョンが古い
Teamsアプリが古いバージョンのままだと、最新のサーバー仕様に対応できず、502エラーが発生することがあります。
Teamsは頻繁にアップデートされるため、定期的に最新バージョンに更新する必要があります。
認証・権限の問題
ユーザーの認証情報や権限設定に問題がある場合も、502エラーの原因となります。
具体的な問題:
- アクセストークンの有効期限切れ
- ユーザーに適切な権限が付与されていない
- 複数のアカウント情報が混在している
- Azure ADの設定に問題がある
API使用時の特有の問題
開発者がMicrosoft Graph APIやTeams APIを使用する際の特有の問題もあります。
原因:
- APIリクエストのレート制限(スロットリング)
- 無効なリクエストボディ
- 認証モードの設定ミス
- バックエンドサーバーのタイムアウト(デフォルト20秒)
DNSの問題
DNS(Domain Name System)の設定に問題がある場合、Teamsのドメインが正しく解決されず、502エラーが発生することがあります。
特にカスタムDNSを使用している環境では、TeamsのFQDN(完全修飾ドメイン名)が正しく解決されない可能性があります。
基本的な対処法(すべてのユーザー向け)
502エラーが発生した場合、まず以下の基本的な対処法を試してください。
多くの場合、これらの対処法で問題が解決します。
Teamsアプリの再起動
最もシンプルですが、効果的な対処法です。
Windows:
- タスクバーのTeamsアイコンを右クリック
- 「終了」または「Quit」を選択
- タスクバーの山なり記号(^)をクリックして隠れているアイコンを確認
- Teamsアイコンがないことを確認
- スタートメニューから「Microsoft Teams」を起動
Mac:
- メニューバーのTeamsアイコンをクリック
- 「Microsoft Teamsを終了」を選択
- Dockまたはアプリケーションフォルダから再度Teamsを起動
Teamsは、ウィンドウを閉じてもバックグラウンドで動作し続けるため、完全に終了させてから再起動することが重要です。
ブラウザの変更(Web版Teams使用時)
Web版Teamsを使用している場合、ブラウザを変更すると問題が解決することがあります。
推奨ブラウザ:
- Microsoft Edge(最も互換性が高い)
- Google Chrome
- Safari(Mac)
Internet Explorerは既にサポートが終了しているため、使用を避けてください。
インターネット接続の確認
インターネット接続が不安定な場合、502エラーが発生しやすくなります。
確認手順:
- 他のウェブサイト(GoogleやYahooなど)が正常に開けるか確認
- Wi-Fi接続の場合は、有線接続に切り替えて試す
- VPN接続を使用している場合は、一時的に無効化して試す
- モバイルデータ通信(テザリング)で接続できるか試す
ネットワーク接続が不安定な場合は、ルーターの再起動も効果的です。
Microsoft 365サービスの正常性を確認
Microsoftのサービスに障害が発生している場合、ユーザー側で対処できることは限られています。
確認方法:
- Microsoft 365サービス正常性ダッシュボードにアクセス
- Microsoft Teamsの状態を確認
- 「アドバイザリ」や「インシデント」が表示されていないか確認
障害が発生している場合は、Microsoftによる復旧を待つ必要があります。
通常、数時間以内に復旧することが多いです。
時間をおいて再試行
502エラーは一時的なサーバー間通信の問題であることが多いため、時間をおいて再試行すると成功することがあります。
推奨する待機時間:
- 最初の再試行: 5分後
- 2回目の再試行: 30分後
- 3回目の再試行: 2時間後
同じ操作を短時間に何度も繰り返すと、逆にサーバーに負荷をかけ、問題が悪化する可能性があります。
シーン別の詳細な対処法

発生シーンによって、より効果的な対処法があります。
以下、シーン別の詳細な対処法を説明します。
ファイルが開けない場合の対処法
Teamsでファイルを開こうとして502エラーが発生する場合、以下を試してください。
対処法1: 別の方法でファイルを開く
- ファイル名の横にある「…」(その他のオプション)をクリック
- 「ブラウザーで開く」または「デスクトップアプリで開く」を選択
- OneDrive for Businessから直接開く
対処法2: ファイルをダウンロードして開く
- ファイルを右クリック
- 「ダウンロード」を選択
- ダウンロードしたファイルをローカルのOfficeアプリで開く
対処法3: SharePointから直接アクセス
Teams内のファイルは、実際にはSharePointまたはOneDrive for Businessに保存されています。
- チャネル名の横にある「…」をクリック
- 「ファイルタブで開く」を選択
- 「SharePointで開く」をクリック
- SharePointから直接ファイルを開く
この方法で、Teams経由ではなく直接SharePointから開くことができます。
会議に参加できない場合の対処法
会議参加時に502エラーが発生する場合、以下を試してください。
対処法1: ブラウザから参加
デスクトップアプリで参加できない場合、ブラウザから参加を試してください。
- 会議招待のリンクをブラウザで開く
- 「このブラウザーで続ける」を選択
- 名前を入力して「今すぐ参加」をクリック
詳しい手順はMicrosoft Teamsにアカウントなしでゲスト参加する方法をご覧ください。
対処法2: モバイルアプリから参加
スマートフォンのTeamsアプリから参加を試してください。
- スマートフォンでTeamsアプリを開く
- 会議招待のリンクをタップ
- アプリで開くか確認されたら「開く」を選択
- 「参加」をタップ
対処法3: 電話で参加
会議によっては、電話でのダイヤルイン番号が提供されている場合があります。
- 会議招待メールを確認
- 「電話で参加」のセクションを探す
- 記載されている電話番号にダイヤル
- 会議IDを入力
Teams Workflowsで502エラーが発生する場合
Teams WorkflowsでWebhookを使用している際に502エラーが発生する場合、以下を試してください。
対処法1: サービス正常性の確認
- Microsoft 365管理センターにアクセス
- 「正常性」→「サービス正常性」を選択
- Microsoft TeamsとPower Platformの状態を確認
障害が報告されている場合は、復旧を待ちます。
対処法2: Flow実行履歴の確認
- Power Automate管理画面を開く
- 該当するFlowを選択
- 「実行履歴」を確認
- トリガーが実行されたか、どのアクションで失敗したかを特定
対処法3: Workflowの再作成
既存のWorkflowに問題がある場合、新しくWorkflowを作成し直すと解決することがあります。
- 最小限のペイロード(データ)でテストWorkflowを作成
- Postmanなどのツールでテスト送信
- 成功したら、段階的に本番環境に移行
対処法4: 認証モードの確認
共有チャネルに投稿する場合、認証モードの設定を確認してください。
Microsoft Graph API使用時の対処法
開発者がGraph APIを使用している際に502エラーが発生する場合、以下を確認してください。
対処法1: エラーコードの詳細確認
502エラーには、より詳細なエラーコードが含まれている場合があります。
{
"errorCode": 1008,
"message": "<BotError>Error when processing invoke response...",
"standardizedError": {
"errorCode": 1008,
"errorSubCode": 1,
"errorDescription": "..."
}
}
errorCode、errorSubCode、errorDescriptionを確認し、具体的な原因を特定します。
対処法2: 一時的なエラーとして再試行
502エラーは一時的な問題であることが多いため、エクスポネンシャルバックオフ(指数関数的に待機時間を延ばす)で再試行します。
async function retryRequest(url, options, maxRetries = 3) {
for (let i = 0; i < maxRetries; i++) {
try {
const response = await fetch(url, options);
if (response.ok) {
return response;
}
if (response.status === 502 && i < maxRetries - 1) {
// 待機時間: 2秒、4秒、8秒...
await new Promise(resolve => setTimeout(resolve, Math.pow(2, i) * 2000));
continue;
}
throw new Error(`HTTP ${response.status}`);
} catch (error) {
if (i === maxRetries - 1) throw error;
}
}
}
対処法3: リクエストのレート制限を確認
Microsoft Graph APIには、リクエスト数の制限(スロットリング)があります。
制限を超えた場合、429エラーが返されますが、場合によっては502エラーとして表示されることがあります。
対策:
- リクエスト間に適切な間隔を設ける
- バッチリクエストを使用して、リクエスト数を削減
Retry-Afterヘッダーに従って再試行
対処法4: ユーザー権限の確認
リクエストを送信しているユーザーに、適切な権限があるか確認します。
- Azure ADでユーザーの役割を確認
- チームの所有者権限があるか確認
- 必要なAPIアクセス許可が付与されているか確認
高度な対処法(IT管理者向け)
IT管理者は、以下の高度な対処法を試すことができます。
Teamsキャッシュのクリア
Teamsアプリのキャッシュをクリアすることで、破損したデータを削除できます。
Windows:
- Teamsを完全に終了
- ファイルエクスプローラーで以下のパスに移動:
%appdata%\Microsoft\Teams
- 以下のフォルダを削除:
Application CacheBlob_storageCachedatabasesGPUcacheIndexedDBLocal Storagetmp
- Teamsを再起動
Mac:
- Teamsを完全に終了
- Finderで「移動」→「フォルダへ移動」を選択
- 以下のパスを入力:
~/Library/Application Support/Microsoft/Teams
- 上記と同じフォルダを削除
- Teamsを再起動
キャッシュクリア後、初回起動時には再度サインインが必要になります。
Teamsアプリの再インストール
キャッシュクリアでも解決しない場合、Teamsアプリを完全に再インストールします。
詳しい手順はMicrosoft Teamsのアンインストール方法完全ガイドをご覧ください。
再インストール後も、チャット履歴やファイルは失われません。
ファイアウォール・プロキシ設定の確認
組織のネットワーク設定により、Teamsの通信がブロックされている可能性があります。
確認すべき項目:
- TeamsのドメインとIPアドレスがホワイトリストに登録されているか
- 必要なポート(443、80など)が開放されているか
- プロキシサーバーの設定が適切か
Teamsに必要なドメインの例:
*.teams.microsoft.com*.skype.com*.office.com*.office365.com*.microsoftonline.com
詳しくは「statics.teams.cdn.office.net」って何?をご覧ください。
ポート確認コマンド(Windows PowerShell):
Test-NetConnection teams.microsoft.com -Port 443
成功した場合、TcpTestSucceeded: Trueと表示されます。
NSG・UDRの設定確認(Azure環境)
Azure上でTeamsを運用している場合、NSG(Network Security Group)やUDR(User Defined Route)の設定を確認します。
確認項目:
- NSGでTeamsのIPアドレス範囲が許可されているか
- UDRがTeamsのトラフィックを誤った経路に転送していないか
- バックエンドプールが正しく構成されているか
カスタムDNSの確認
組織でカスタムDNSを使用している場合、TeamsのFQDNが正しく解決されるか確認します。
確認コマンド(Windows):
nslookup teams.microsoft.com
正しいIPアドレスが返されるか確認してください。
Azure Application Gateway使用時の確認
Azure Application Gatewayを使用している場合、以下を確認します。
確認項目:
- バックエンドヘルスが「正常」になっているか
- バックエンド証明書のCN(Common Name)がホスト名と一致しているか
- ヘルスプローブが適切に設定されているか
- バックエンドプールが空でないか
- リクエストタイムアウトの設定が適切か(デフォルト20秒)
セキュリティソフトの一時的な無効化
セキュリティソフトがTeamsの通信をブロックしている可能性があります。
手順:
- 一時的にセキュリティソフトを無効化
- Teamsで502エラーが解決するか確認
- 解決した場合、セキュリティソフトの設定でTeamsを除外リストに追加
- セキュリティソフトを再度有効化
注意: セキュリティソフトを無効化する際は、信頼できるネットワーク環境で行ってください。
クリーンブート(Windows)
OS以外の自動起動アプリケーションの影響を排除するため、クリーンブートを試します。
手順:
- 「ファイル名を指定して実行」で
msconfigを入力 - 「サービス」タブで「Microsoftのサービスをすべて隠す」にチェック
- 「すべて無効」をクリック
- 「スタートアップ」タブで「タスクマネージャーを開く」をクリック
- すべてのスタートアップ項目を無効化
- PCを再起動
- Teamsで問題が解決するか確認
問題が解決した場合、無効化したサービスやアプリケーションのいずれかが原因です。
一つずつ有効化して、原因を特定します。
502エラーを予防するためのベストプラクティス
502エラーの発生を最小限に抑えるため、以下のベストプラクティスを実施してください。
Teamsを常に最新バージョンに保つ
Teamsアプリを最新バージョンに保つことで、既知のバグが修正され、502エラーのリスクが減ります。
更新確認方法:
- Teamsアプリを開く
- 右上のプロフィール画像をクリック
- 「更新プログラムのチェック」を選択
- 更新がある場合は、指示に従ってインストール
デスクトップアプリは通常、自動的に更新されますが、手動で確認することをお勧めします。
定期的なキャッシュクリア
月に1回程度、Teamsのキャッシュをクリアすることで、蓄積されたデータによる問題を予防できます。
キャッシュクリアのタイミング:
- Teamsの動作が遅くなったと感じたとき
- 新しい機能が正しく表示されないとき
- 月に1回の定期メンテナンスとして
安定したネットワーク環境の確保
ネットワーク環境を安定させることで、502エラーのリスクを減らせます。
推奨事項:
- 可能な限り有線LAN接続を使用
- Wi-Fi使用時は、5GHz帯を優先
- ルーターを定期的に再起動(月に1回程度)
- VPN使用時は、Teams専用の設定を確認
Microsoft 365の正常性を監視
IT管理者は、Microsoft 365の正常性を定期的に監視し、事前に障害情報をキャッチすることが重要です。
監視方法:
- Microsoft 365管理センターにアクセス
- 「正常性」→「サービス正常性」を定期的に確認
- 「メッセージセンター」で今後の変更予定を確認
- 重要な通知はメールで受け取るよう設定
API使用時のエラーハンドリング実装
開発者は、APIリクエストに適切なエラーハンドリングと再試行ロジックを実装してください。
実装すべき機能:
- エクスポネンシャルバックオフによる再試行
- タイムアウトの適切な設定
- エラーログの記録
- フォールバック処理の実装
よくある質問

502エラーは自分の環境だけの問題ですか?
502エラーは、Microsoft側のサーバー問題である場合と、ユーザー側のネットワークやアプリの問題である場合があります。
まず、Microsoft 365サービス正常性ダッシュボードでMicrosoft側に障害がないか確認してください。
障害が報告されていない場合は、ユーザー側の環境に原因がある可能性が高いです。
502エラーはどのくらいで解決しますか?
Microsoft側のサーバー問題の場合、通常は数分から数時間で解決します。
大規模な障害の場合は、数時間から1日かかることもあります。
ユーザー側の問題の場合、適切な対処法を実施すれば、すぐに解決することが多いです。
特定のファイルだけ502エラーが出るのはなぜですか?
特定のファイルでのみ502エラーが発生する場合、以下の原因が考えられます。
- ファイルサイズが大きすぎる(100MB以上)
- ファイルの保存場所(SharePointまたはOneDrive)で一時的な問題が発生している
- ファイルのアクセス権限に問題がある
- ファイルが破損している
この場合、ファイルをダウンロードしてローカルで開くか、SharePointから直接アクセスすることをお勧めします。
Teams Workflowsで502エラーが頻発します。どうすればいいですか?
Teams Workflowsで502エラーが頻発する場合、以下を試してください。
- Flow実行履歴を確認し、リクエストが到達しているか確認
- 最小限のペイロードでテストし、問題を切り分け
- 認証モードや共有チャネルへの投稿設定を確認
- Microsoftサポートにチケットを作成
特に、Office 365 ConnectorからTeams Workflowsへの移行直後は、設定の見直しが必要な場合があります。
Graph API使用時、502エラーが出たら必ず再試行すべきですか?
はい、502エラーは一時的な問題であることが多いため、再試行が推奨されます。
ただし、以下の点に注意してください。
- エクスポネンシャルバックオフで待機時間を延ばす
- 最大再試行回数を設定する(3〜5回程度)
- 再試行してもエラーが続く場合は、ログに記録してアラートを発生させる
- リクエストが冪等性(何度実行しても同じ結果)を持つようにする
IT管理者に連絡すべきタイミングはいつですか?
以下の場合は、IT管理者に連絡してください。
- 基本的な対処法をすべて試しても解決しない
- 組織内の複数のユーザーで同時に502エラーが発生している
- ファイアウォールやプロキシ設定の変更が必要な可能性がある
- 特定のチームやチャネルでのみエラーが発生している
Microsoft Teamsにログインできない場合の原因と対処法も参考にしてください。
まとめ
Microsoft Teams 502エラーは、サーバー間通信の問題を示すエラーで、様々な場面で発生する可能性があります。
主な原因は以下の通りです。
- Microsoft側のサーバー問題(最も一般的)
- ネットワークの問題(ファイアウォール、プロキシ)
- キャッシュやアプリの問題
- 認証・権限の問題
- API使用時の特有の問題
基本的な対処法として、以下を試してください。
- Teamsアプリの再起動
- ブラウザの変更
- インターネット接続の確認
- Microsoft 365サービス正常性の確認
- 時間をおいて再試行
それでも解決しない場合は、シーン別の詳細な対処法や、IT管理者向けの高度な対処法を試してください。
502エラーの多くは一時的な問題であり、適切な対処法を実施すれば解決できます。
問題が解決しない場合は、組織のIT管理者やMicrosoftサポートに連絡することをお勧めします。
参考情報
本記事の作成にあたり、以下の情報源を参照しました。

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