「会社でTeamsを使うことになったけど、よく分からない…」 「ZoomとかLINEとどう違うの?」 「チャットもビデオ会議もファイル共有も…機能が多すぎて混乱する…」
こんな悩みを抱えていませんか?
在宅ワークが当たり前になった今、Teamsは仕事に欠かせないツールになっているんです。
でも大丈夫!この記事を読めば、Teamsの基本から便利な使い方まで、すべて理解できます。明日から「Teamsマスター」と呼ばれるかもしれませんよ!
💼 Microsoft Teamsって何?一言で説明すると…

Teams を一言で表現すると
Microsoft Teamsは、「オンライン上の仮想オフィス」です。
実際のオフィスでできることが、すべてオンラインでできちゃうんです:
リアルオフィス → Teams での実現方法
- 会議室で打ち合わせ → ビデオ会議
- デスクで雑談 → チャット
- 書類を回覧 → ファイル共有
- ホワイトボードで説明 → 画面共有・ホワイトボード機能
- 内線電話 → 通話機能
- 掲示板でお知らせ → チャネル投稿
なぜ Teams が選ばれるの?他のツールとの違い
Teams の特徴を他のツールと比較:
ツール | 得意分野 | 苦手分野 | 料金 |
---|---|---|---|
Teams | オールインワン、Office連携 | 個人利用には機能過多 | 無料版あり |
Zoom | ビデオ会議の品質 | ファイル共有・チャット | 40分制限(無料版) |
Slack | チャット機能 | ビデオ会議の安定性 | 無料版は履歴制限 |
LINE WORKS | 日本企業向け、使いやすさ | 大規模組織には不向き | 無料版は100人まで |
Google Meet | シンプル、Googleサービス連携 | 高度な会議機能 | 60分制限(無料版) |
Teams の最大の強みは**「これ一つで全部できる」**こと!
Teams でできること一覧
コミュニケーション機能:
- 💬 チャット(1対1、グループ)
- 📹 ビデオ会議(最大1,000人)
- 📞 音声通話
- 🖥️ 画面共有
- 📝 会議の録画・文字起こし
コラボレーション機能:
- 📁 ファイル共有・同時編集
- 📊 Office アプリとの連携
- 📋 タスク管理
- 📅 スケジュール調整
- 🎯 プロジェクト管理
その他の便利機能:
- 🤖 AI による要約・翻訳
- 🔔 通知のカスタマイズ
- 📱 スマホアプリ対応
- 🔒 セキュリティ機能
- 🎮 アプリ統合(外部ツール連携)
🚀 Teams の始め方:アカウント作成からログインまで
無料版と有料版、どっちを選ぶ?
プラン比較:
機能 | 無料版 | Business Basic | Business Standard |
---|---|---|---|
料金 | 0円 | 750円/月 | 1,560円/月 |
ビデオ会議時間 | 60分 | 30時間 | 30時間 |
参加人数 | 100人 | 300人 | 300人 |
ストレージ | 5GB | 1TB | 1TB |
録画機能 | なし | あり | あり |
電話機能 | なし | なし | あり |
こんな人は無料版でOK:
- 個人や小規模チーム(10人以下)
- 短時間の会議が中心
- お試しで使ってみたい
アカウントの作成方法
個人で無料版を始める:
- Teamsの公式サイトにアクセス
- 「teams microsoft」で検索
- 「無料でサインアップ」をクリック
- メールアドレスを入力
- 個人のメールアドレスでOK
- 会社のメールは会社版になる可能性あり
- 用途を選択
- 「友人や家族と」or「仕事用」を選択
- アカウント情報を入力
- 名前とパスワードを設定
- 確認コードをメールで受信
- Teams を起動
- デスクトップアプリ or ブラウザ版を選択
デスクトップアプリ vs ブラウザ版 vs モバイルアプリ
それぞれの特徴:
種類 | メリット | デメリット | おすすめ度 |
---|---|---|---|
デスクトップアプリ | 最も高機能、安定 | インストール必要 | ⭐⭐⭐ |
ブラウザ版 | インストール不要 | 一部機能制限 | ⭐⭐ |
モバイルアプリ | どこでも使える | 画面が小さい | ⭐⭐ |
メインはデスクトップアプリ、外出時はモバイルアプリという使い分けがベスト!
💬 基本操作1:チャットを使いこなそう
個人チャットの始め方
- 左メニューの「チャット」をクリック
- 上部の「新しいチャット」アイコン(鉛筆マーク)をクリック
- 宛先に相手の名前かメールアドレスを入力
- メッセージを入力して Enter で送信
メッセージの装飾テクニック
基本的な装飾:
- 太字:Ctrl + B(重要な部分を強調)
- 斜体:Ctrl + I(補足説明など)
- ~~取り消し線~~:Ctrl + Shift + X(訂正箇所)
便利な機能:
- 📎 ファイル添付:クリップアイコンをクリック
- 😊 絵文字:スマイルアイコンで絵文字挿入
- 📷 GIF:アニメーションGIFで楽しく
- 📌 重要マーク:メッセージを保存
グループチャットの作り方
- 「新しいチャット」をクリック
- 複数の名前を入力(最大250人)
- グループ名を設定(後から変更可能)
- メンバーは後から追加・削除できる
知っておくと便利なチャット機能
既読確認:
- メッセージの右下に目のアイコン
- クリックすると誰が読んだか分かる
メンション(@)の使い方:
@名前
:特定の人に通知@channel
:チャンネル全員に通知@team
:チーム全員に通知
メッセージの編集・削除:
- 送信後でも編集可能(メッセージ右の「…」→「編集」)
- 削除も可能(ただし「削除されました」と表示される)
📹 基本操作2:ビデオ会議をマスターする
会議の始め方(3つの方法)
方法1:今すぐ会議(急な打ち合わせ)
- カレンダータブ → 「今すぐ会議」
- 会議名を入力
- 「今すぐ参加」をクリック
方法2:予定された会議(事前準備OK)
- カレンダータブ → 「新しい会議」
- 詳細を入力(タイトル、日時、参加者)
- 「送信」で招待状を送付
方法3:チャットから会議(話した方が早い!)
- チャット画面の右上のビデオアイコン
- すぐにビデオ通話開始
会議中の便利機能
基本コントロール:
- 🎤 マイクのオン/オフ(Ctrl + Shift + M)
- 📹 カメラのオン/オフ(Ctrl + Shift + O)
- 🖥️ 画面共有(Ctrl + Shift + E)
- ✋ 手を挙げる(Ctrl + Shift + K)
- 💬 チャット表示
- 👥 参加者一覧
背景ぼかし・バーチャル背景:
- カメラ設定(ビデオアイコンの横の「…」)
- 「背景効果」を選択
- ぼかし or 好きな背景画像を選択
画面共有のコツ:
- デスクトップ全体:すべて見せたいとき
- ウィンドウ:特定のアプリだけ見せたい
- PowerPoint:プレゼンモードで共有
- ホワイトボード:その場で図を描きながら説明
会議の録画と文字起こし
録画方法:
- 会議中に「…」→「記録を開始」
- 「記録と文字起こしを開始」を選択
- 終了時は「記録を停止」
録画データの確認:
- 会議終了後、チャットに自動保存
- OneDrive にも保存される
- 文字起こしも自動生成(精度は約80%)
📁 基本操作3:ファイル共有と共同編集

ファイルのアップロード方法
3つのアップロード方法:
- ドラッグ&ドロップ(一番簡単!)
- ファイルをTeams画面にドラッグ
- ファイルタブから
- チームの「ファイル」タブ → 「アップロード」
- チャットで直接送信
- クリップアイコン → ファイル選択
Office ファイルの同時編集
リアルタイム共同編集の手順:
- Teams内でWord/Excel/PowerPointを開く
- 複数人で同時に編集開始
- 他の人のカーソルが色付きで表示
- 自動保存されるので保存操作不要!
便利ポイント:
- 変更履歴が自動記録
- 前のバージョンに戻せる
- コメント機能で議論できる
- Teamsを離れずに編集完了
👥 チームとチャネルの使い分け方
チームとチャネルの関係
イメージしやすい例:
会社(Teams全体)
├── 営業部(チーム)
│ ├── 日報(チャネル)
│ ├── 顧客情報(チャネル)
│ └── 売上報告(チャネル)
├── 開発部(チーム)
│ ├── 仕様書(チャネル)
│ ├── バグ報告(チャネル)
│ └── 進捗共有(チャネル)
チームの作成方法
- 左メニューの「チーム」→「チームに参加、またはチームを作成」
- 「チームを作成」をクリック
- チームの種類を選択:
- プライベート:招待された人のみ
- パブリック:組織の誰でも参加可能
- チーム名と説明を入力
- メンバーを追加
チャネルの効果的な使い方
チャネルを作る基準:
- 話題別:「営業」「技術」「総務」
- プロジェクト別:「A社案件」「B社案件」
- 期間別:「2025年1月」「2025年2月」
- 重要度別:「緊急」「通常」「連絡事項」
プライベートチャネルの活用:
- 機密情報を扱う場合
- 特定メンバーだけの議論
- 人事・給与などセンシティブな話題
🎯 もっと便利に!Teams活用テクニック10選
1. ショートカットキーで爆速操作
覚えておきたい必須ショートカット:
操作 | ショートカット | 効果 |
---|---|---|
検索 | Ctrl + E | 何でも検索 |
新規チャット | Ctrl + N | 素早くチャット開始 |
添付ファイル | Ctrl + O | ファイル選択画面 |
改行 | Shift + Enter | メッセージ内で改行 |
絵文字 | Windows + . | 絵文字パレット表示 |
2. ステータスメッセージの活用
効果的なステータス設定:
- 「会議中 〜15:00まで」
- 「在宅勤務中」
- 「ランチ休憩 13:00まで」
- 「集中作業中 チャットは後で返信」
3. 通知のカスタマイズ
集中力を保つ設定:
- 設定 → 通知
- 重要な人だけ通知オン
- 「おやすみモード」で時間指定
- チャネルごとに通知設定
4. タスク管理との連携
Plannerとの統合:
- TeamsにPlannerアプリを追加
- タスクをチーム全体で管理
- 進捗が一目で分かる
5. Wiki機能でマニュアル作成
各チャネルにある「Wiki」タブで:
- 操作マニュアル
- よくある質問集
- 議事録テンプレート
6. アプリの追加でパワーアップ
おすすめアプリ:
- Forms:アンケート作成
- OneNote:共有ノート
- Planner:タスク管理
- Power BI:データ分析
- GitHub:開発者向け
7. 検索機能を極める
検索のコツ:
- 人名で検索:その人のメッセージ一覧
- 日付で絞り込み:「from:2025/1/1」
- ファイルだけ検索:フィルター機能
- キーワード組み合わせ:AND/OR検索
8. 会議の議事録を自動作成
Copilot(AI機能)の活用:
- 会議の要約を自動生成
- アクションアイテムの抽出
- 次回への申し送り事項
9. モバイルアプリで外出先でも
モバイル版の便利な使い方:
- プッシュ通知で即座に確認
- 音声入力でメッセージ作成
- 位置情報共有
- ファイルのオフライン保存
10. 外部ゲストの招待
社外の人をTeamsに招待:
- チーム設定 → メンバー → ゲストを追加
- 外部のメールアドレスを入力
- 権限を設定(閲覧のみ/編集可能)
⚠️ よくあるトラブルと解決法

トラブル1:音声が聞こえない・マイクが使えない
チェックポイント:
- デバイス設定:設定→デバイス→音声デバイスを確認
- ミュート確認:マイクアイコンが赤くなってないか
- Windows設定:プライバシー設定でマイク許可
- イヤホン接続:Bluetooth接続を確認
トラブル2:画面共有ができない
解決方法:
- 管理者権限で起動
- ブラウザ版なら別のブラウザで試す
- セキュリティソフトの設定確認
- 最新版にアップデート
トラブル3:通知が来ない
確認事項:
- 通知設定がオンになっているか
- おやすみモードになってないか
- Windowsの通知設定
- アプリの再インストール
トラブル4:動作が重い・フリーズする
改善方法:
- キャッシュのクリア(設定→プライバシー→データをクリア)
- 不要なアプリを閉じる
- ハードウェアアクセラレーションをオフ
- 帯域幅の設定を調整
❓ よくある質問(FAQ)
Q1:無料版でどこまでできる?
A: 基本機能は全て使えます!
- チャット、ビデオ会議、ファイル共有はOK
- 制限は会議60分、ストレージ5GBなど
- 小規模チームなら無料版で十分
Q2:セキュリティは大丈夫?
A: エンタープライズレベルのセキュリティです:
- データは暗号化
- 多要素認証対応
- ISO27001等の認証取得
- 日本国内にデータセンター
Q3:Zoomと比べてどっちがいい?
A: 用途によります:
- 会議だけなら:Zoomの方がシンプル
- 総合的な業務なら:Teamsの方が便利
- Office使用者なら:Teams一択
Q4:スマホの通信量はどれくらい?
A: ビデオ会議の目安:
- 音声のみ:30MB/時間
- ビデオあり:500MB/時間
- 画面共有:800MB/時間
- Wi-Fi環境での利用がおすすめ
Q5:退職したらデータはどうなる?
A: 会社のポリシーによりますが:
- 通常30〜90日で削除
- 必要なデータは事前にバックアップ
- 個人アカウントへの移行は要相談
🚀 まとめ:今日からTeamsマスターになる3ステップ
お疲れさまでした!ここまで読んだあなたは、もうTeamsの基本は完璧です。
今日やること(15分でOK!)
ステップ1:アカウント作成とログイン(5分)
- 無料版でOKなので、まず始めてみる
- デスクトップアプリをインストール
ステップ2:練習用チームを作る(5分)
- 「練習用」というチームを作成
- 友人や家族を招待してみる
ステップ3:基本機能を試す(5分)
- チャットでメッセージ送信
- ビデオ通話を1分だけ試す
- ファイルを1つアップロード
最後にメッセージ
Teamsは最初は機能が多くて戸惑うかもしれません。でも、使う機能から少しずつ覚えていけば大丈夫です。
まずはチャットと会議だけでもOK。慣れてきたら、どんどん便利な機能を試してみてください。
この記事をブックマークしておけば、困ったときにいつでも見返せます。あなたのTeamsライフが、より快適で生産的になることを願っています!
何か分からないことがあれば、Teamsの中で同僚に聞いてみるのも良いコミュニケーションになりますよ。頑張ってください!
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