「Outlookで送るメールの名前を変えたい…」 「Teamsで本名を出したくない…」 「Windowsのログイン画面の名前がおかしい…」
こんな悩み、今日で解決します!
Microsoftの表示名は、実はたった5分で変更可能。しかも、本名である必要はなく、ニックネームでもOKなんです。
この記事では、Windows、Outlook、Teams、Xbox など、すべてのMicrosoftサービスでの表示名変更方法から、変更が反映されない時の対処法まで、画像付きで分かりやすく解説します。
表示名が使われる場所を完全把握!

📍 表示名が表示される全サービス一覧
メール・コミュニケーション系
- Outlook:差出人名、連絡先
- Teams:チャット、会議の参加者名
- Skype:プロフィール、通話時の表示
システム・デバイス系
- Windows 11/10:スタートメニュー、ログイン画面
- Microsoft 365:共有ドキュメントの作成者
- OneDrive:共有時の表示名
エンターテイメント系
- Xbox:ゲーマータグとは別の実名
- Microsoft Store:レビュー投稿者名
- Microsoft Rewards:ポイント履歴
⚠️ 表示名変更の影響範囲
すぐに反映される場所:
- Webサービス(Outlook.com、Office.com)
- モバイルアプリ
時間がかかる場所:
- Windows(再起動必要)
- デスクトップアプリ(最大24時間)
- Xbox(最大48時間)
変更されない場所:
- 送信済みメールの差出人名
- 過去の投稿やコメント
- ローカルファイルの作成者情報
【最速5分】表示名を変更する3つの方法
🌐 方法1:Webブラウザから変更(最も確実)
詳細手順
- ブラウザでアクセス
- URL:
account.microsoft.com
- どのブラウザでもOK(Edge、Chrome、Safari等)
- URL:
- サインイン
- Microsoftアカウント(メールアドレス)入力
- パスワード入力
- 2段階認証がある場合は認証
- あなたの情報ページへ移動
- ページ上部の**「あなたの情報」**をクリック
- または左メニューから選択
- 名前を編集
- プロフィール欄の**「名前を編集する」**をクリック
- 姓・名を入力(どちらか片方でもOK)
- 文字認証(CAPTCHA)を完了
- 保存して完了
- **「保存」**ボタンをクリック
- 「変更が保存されました」と表示されれば成功
入力例:
- 姓:山田 → Yamada
- 名:太郎 → Taro
- ニックネームOK:姓(空欄)、名(たろう)
💻 方法2:Windows設定から変更
Windows 11の場合
- 設定を開く
- Windowsキー + I
- またはスタート → 設定
- アカウント設定へ
- 左メニューの**「アカウント」**
- **「ユーザーの情報」**をクリック
- Microsoftアカウントの管理
- **「アカウントの設定を管理する」**リンクをクリック
- ブラウザが自動で開く
- 以降は方法1と同じ
Windows 10の場合
- 設定 → アカウント
- 「ユーザーの情報」
- 「Microsoftアカウントの管理」
- Webページで変更
📱 方法3:スマホアプリから変更
Microsoft Authenticatorアプリ使用
- アプリを開く
- Microsoft Authenticator起動
- アカウントタブを選択
- アカウント管理
- 自分のアカウントをタップ
- 「アカウントの管理」
- プロフィール編集
- 名前の編集
- 保存
メリット:
- 外出先でも変更可能
- 生体認証で簡単ログイン
- 他の設定も一括管理
サービス別の詳細な変更手順
📧 Outlook専用の表示名設定
Outlook.comの場合
- Outlook.comにサインイン
- 右上の歯車アイコン → 「Outlookのすべての設定を表示」
- メール → 作成と返信
- **「メールの署名」**セクション
- 差出人名を個別設定可能
Outlookデスクトップアプリ
- ファイル → アカウント設定 → アカウント設定
- メールアカウントを選択
- **「変更」**ボタン
- **「名前」**欄を編集
- 次へ → 完了
プロ技: 複数のメールアカウントで異なる表示名を使い分け可能!
💬 Teams用の表示名カスタマイズ
組織アカウントの場合
重要: 管理者権限が必要な場合があります
- Teams管理センター(管理者のみ)
- ユーザー → 対象ユーザーを検索
- 表示名を編集
- 変更を保存
個人アカウントの場合
- Teamsアプリ内でプロフィール画像をクリック
- 「設定」 → 「アカウント」
- 表示名はMicrosoftアカウント設定と連動
🎮 Xbox用の表示名設定
ゲーマータグと実名の使い分け:
- Xbox本体またはXboxアプリ
- プロフィール → 「カスタマイズ」
- 「プライバシーとオンラインの安心設定」
- 実名の表示設定:
- すべての人
- フレンドのみ
- 非表示
表示名が変更されない!トラブル完全解決
❌ 問題1:変更したのに古い名前が表示される
即効性のある解決策
ステップ1:強制同期
Windows PowerShell (管理者として実行)
Start-Process ms-settings:sync
ステップ2:キャッシュクリア
- Windowsキー + R
- 以下を順番に実行:
wsreset.exe
ipconfig /flushdns
ステップ3:資格情報のリセット
- コントロールパネル → 資格情報マネージャー
- Windows資格情報
- Microsoftアカウント関連を削除
- 再度サインイン
⏰ 問題2:反映に時間がかかりすぎる
サービス別の対処法:
Outlook:
- Webメール:ブラウザのキャッシュをクリア
- デスクトップ:プロファイルの再作成
Windows:
- 完全シャットダウン:Shift押しながらシャットダウン
- 再起動後にサインイン
Teams:
- アプリのキャッシュ削除:
%appdata%\Microsoft\Teams\
フォルダ内をすべて削除
🔤 問題3:文字化けや表示エラー
日本語名でよくある問題
解決方法:
- 一時的に英数字に変更
- 例:山田太郎 → Taro Yamada
- 24時間待つ
- 日本語に戻す
- 文字コードの確認
- システムロケール:日本語
- 非Unicodeプログラムの言語:日本語
- 特殊文字を避ける
- 使用不可:♪ ☆ № など
- 絵文字も避ける
ビジネス利用での表示名ベストプラクティス

🏢 プロフェッショナルな表示名の設定
推奨フォーマット
日本国内向け:
- フォーマット:姓 名(漢字)
- 例:山田 太郎
国際的な環境:
- フォーマット:名 姓(ローマ字)
- 例:Taro Yamada
部署を含める場合:
- 例:山田太郎【営業部】
- 例:Taro Yamada – Sales
📊 組織での統一ルール
企業での推奨設定:
- 命名規則の統一
[姓] [名] ([部署略称]) 田中 一郎 (営業)
- 役職の表示
[姓] [名] - [役職] 佐藤 花子 - Manager
- 外部公開用の配慮
- 社内:フルネーム
- 社外:姓のみや部署名
高度な設定とカスタマイズ
🎨 複数の表示名を使い分ける技
エイリアス機能の活用
- 複数のメールエイリアス作成
- サービスごとに異なるエイリアス使用
- 表示名も個別設定
設定例:
- 仕事用:本名(山田太郎)
- 個人用:ニックネーム(タロー)
- ゲーム用:ハンドルネーム(TaroGamer)
🔧 PowerShellで一括変更
管理者向けスクリプト:
# Microsoft 365管理者用
Set-MsolUser -UserPrincipalName user@domain.com -DisplayName "新しい表示名"
🌍 多言語対応の設定
言語別の表示名:
- 優先言語の設定
- 地域設定との連動
- 文字エンコーディングの最適化
セキュリティとプライバシーの考慮事項
🔒 個人情報を守る表示名設定
避けるべき表示名
❌ リスクが高い例:
- フルネーム+生年月日
- 電話番号を含む
- 住所の一部
- 社員番号
✅ 安全な例:
- 姓のみ(田中)
- イニシャル(T.Y.)
- ニックネーム
- 仮名
🛡️ 公開範囲の制御
プライバシー設定の確認:
- account.microsoft.com → プライバシー
- 「プロフィールの公開設定」
- 各項目の公開範囲を設定:
- 全員に公開
- 連絡先のみ
- 非公開
よくある質問と回答
Q:表示名は何回でも変更できる?
A: はい、制限なく何回でも変更可能です。ただし、頻繁な変更は他のユーザーを混乱させる可能性があるので、適度な頻度で行いましょう。
Q:旧姓から新姓への変更手続きは?
A: 通常の表示名変更と同じ手順でOKです。法的な証明書類は不要。Microsoftアカウント自体(メールアドレス)を変更したい場合は、エイリアス機能を使用します。
Q:ニックネームや仮名は使える?
A: はい、本名である必要はありません。ただし、ビジネス利用や公的な用途では本名が推奨されます。不適切な名前は利用規約違反となります。
Q:部署異動で表示名を変更したい
A: 組織アカウントの場合、IT管理者に依頼が必要な場合があります。個人アカウントなら自由に変更可能です。
Q:表示名の文字数制限は?
A: 姓・名それぞれ最大64文字まで入力可能です。ただし、長すぎると一部のサービスで省略表示される場合があります。
トラブル時の最終手段
🆘 どうしても変更できない時
チェックリスト
- [ ] ブラウザを変えて試した
- [ ] 別のデバイスから試した
- [ ] 24時間待った
- [ ] キャッシュをクリアした
- [ ] 別のネットワークで試した
Microsoftサポートへの問い合わせ
準備する情報:
- アカウント情報
- エラーメッセージのスクリーンショット
- 試した対処法のリスト
- 使用環境(OS、ブラウザ等)
連絡方法:
- チャット:support.microsoft.com
- 電話:0120-996-680
- Twitter:@MicrosoftHelps
まとめ:表示名変更で、もっと使いやすいMicrosoftアカウントに!
Microsoftの表示名変更は、基本的には5分で完了する簡単な作業です。変更が反映されない場合も、この記事の対処法を順番に試せば解決できるはずです。
今すぐ実践すべき3ステップ:
- account.microsoft.com にアクセスして現在の表示名を確認
- 必要に応じて表示名を変更(本名でもニックネームでもOK)
- 各サービスで反映を確認(最大24時間待つ)
ビジネスでもプライベートでも、適切な表示名設定で、より快適にMicrosoftサービスを利用できます。
この記事を参考に、あなたに最適な表示名を設定してください!
スムーズな表示名変更を応援しています! ✨
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