メールやExcelに記載されているリンクをクリックしても、Microsoft Edgeが起動しない、または何も起こらない…そんな経験はありませんか?
ハイパーリンクが機能しないと、仕事やプライベートで必要な情報にアクセスできず、とても不便ですよね。
この記事では、Microsoft Edgeでハイパーリンクが開かない原因と、その解決方法を初心者の方にも分かりやすく解説していきます。一つずつ順番に試していけば、きっと問題が解決するはずです。
- ハイパーリンクが開かない主な症状
- ハイパーリンクが開かない主な原因
- 解決方法1:既定のブラウザをEdgeに設定する
- 解決方法2:キャッシュとCookieをクリアする
- 解決方法3:ポップアップブロックを解除する
- 解決方法4:拡張機能を無効にする
- 解決方法5:Microsoft Edgeをリセット(修復)する
- 解決方法6:Internet Explorer 11を再インストールする(Officeアプリの場合)
- 解決方法7:Microsoft Edgeを最新版に更新する
- 解決方法8:Windows Updateを実行する
- 解決方法9:セキュリティソフトを一時的に無効化する
- 解決方法10:新しいユーザーアカウントを作成する
- よくある質問と回答
- まとめ:順番に試して問題を解決しよう
ハイパーリンクが開かない主な症状

まず、どのような症状が起きているか確認しましょう。
よくある症状
メールのリンクをクリックしても何も起こらない
OutlookやGmailなどのメールに記載されているURLをクリックしても、ブラウザが起動しません。
ExcelやWordのリンクが機能しない
Office製品のハイパーリンクをクリックすると、エラーメッセージが表示されることがあります。
- 「このコンピューターに設定されている制約のため、この操作は中止されました。システム管理者に問い合わせてください。」
- 「組織のポリシーにより、このアクションを完了できませんでした。」
Edgeが起動するがページが表示されない
Microsoft Edgeは開くものの、真っ白な画面のままでWebページが読み込まれません。
リンクをクリックするとEdgeがフリーズする
ハイパーリンクをクリックした瞬間、Microsoft Edgeが反応しなくなり、操作できなくなります。
別のタブで開くが画面に表示されない
リンクは新しいタブで開いているようだが、タブバーをクリックしないと表示されません。
ハイパーリンクが開かない主な原因
問題の原因を理解しておくと、解決策を選びやすくなります。
1. 既定のブラウザ設定の問題
Windows 10/11では、リンクをクリックした時に開くブラウザを「既定のアプリ」として設定します。
Microsoft Edge以外のブラウザ(ChromeやFirefoxなど)が既定に設定されていると、Edgeでリンクが開かないことがあります。
2. Internet Explorer 11の削除
古いバージョンのOffice(2007、2010、2013など)は、内部的にInternet Explorerのコンポーネントを使ってハイパーリンクを処理します。
Windows UpdateでInternet Explorer 11が削除されると、Officeアプリからのリンクが機能しなくなることがあります。
3. ポップアップブロックの設定
Webサイトやシステムによっては、リンクをクリックすると新しいウィンドウ(ポップアップ)を開く仕様になっています。
Microsoft Edgeのポップアップブロック機能が有効になっていると、リンクが開かない場合があります。
4. キャッシュやCookieの問題
蓄積された古いキャッシュデータやCookieが原因で、Edgeが正常に動作しないことがあります。
5. 拡張機能の干渉
インストールしている拡張機能(アドオン)が、リンクの動作を妨げている可能性があります。
広告ブロッカーやセキュリティ関連の拡張機能が原因になることが多いです。
6. Edgeのプログラム破損
Microsoft Edge自体のプログラムファイルが破損していると、様々な不具合が発生します。
7. セキュリティソフトの干渉
Norton、McAfee、ウイルスバスターなどのセキュリティソフトが、リンクのクリックをブロックしている可能性があります。
8. 組織のポリシー設定
会社や学校のパソコンでは、管理者によって特定の動作が制限されていることがあります。
解決方法1:既定のブラウザをEdgeに設定する
最も一般的な原因は、既定のブラウザ設定です。まずはこれを確認しましょう。
Windows 11の場合
手順1:設定を開く
デスクトップ左下の「スタート」ボタンをクリックして、「設定」(歯車アイコン)を選択します。
または、キーボードでWindowsキー + Iキーを同時に押します。
手順2:アプリを選択
設定画面の左側メニューから「アプリ」をクリックします。
手順3:既定のアプリを開く
右側の画面で「既定のアプリ」をクリックします。
手順4:Webブラウザーを変更
下にスクロールして「Webブラウザー」の項目を探します。
現在設定されているブラウザ名をクリックして、一覧から「Microsoft Edge」を選択します。
Windows 10の場合
手順1:設定を開く
スタートボタン→「設定」をクリックします。
手順2:アプリを選択
「アプリ」をクリックします。
手順3:既定のアプリを開く
左側メニューから「既定のアプリ」をクリックします。
手順4:Webブラウザーを変更
下にスクロールして「Webブラウザー」の項目で、現在のブラウザをクリックして「Microsoft Edge」を選択します。
Edge側から設定する方法
Microsoft Edgeを開いている状態でも設定できます。
- Microsoft Edgeを起動
- 右上の「…」をクリック→「設定」を選択
- 左側メニューから「既定のブラウザー」をクリック
- 「既定に設定する」ボタンをクリック
これで設定が完了です。
解決方法2:キャッシュとCookieをクリアする
蓄積されたデータをクリアすることで、問題が解決することがあります。
手順1:設定を開く
Microsoft Edgeの右上「…」→「設定」をクリックします。
手順2:プライバシー設定を開く
左側メニューから「プライバシー、検索、サービス」をクリックします。
手順3:閲覧データのクリア
「閲覧データをクリア」の項目にある「クリアするデータの選択」ボタンをクリックします。
手順4:期間を選択
「時間の範囲」のドロップダウンメニューから「すべての期間」を選択します。
手順5:項目を選択
以下の項目にチェックを入れます。
- ✓ 閲覧履歴
- ✓ Cookieおよびその他のサイトデータ
- ✓ キャッシュされた画像とファイル
手順6:クリアを実行
「今すぐクリア」ボタンをクリックします。
処理が完了したら、Edgeを再起動して、リンクが開くか確認してください。
解決方法3:ポップアップブロックを解除する
ポップアップブロックが原因でリンクが開かない場合は、この設定を変更します。
手順1:設定を開く
Microsoft Edgeの「…」→「設定」をクリックします。
手順2:Cookieとサイトのアクセス許可を開く
左側メニューから「Cookieとサイトのアクセス許可」をクリックします。
手順3:ポップアップとリダイレクトを開く
右側の画面で「ポップアップとリダイレクト」をクリックします。
手順4:ブロック設定を確認
「ブロック(推奨)」がオンになっている場合、特定のサイトだけ許可することができます。
特定サイトを許可する場合:
- 「許可」の項目にある「追加」ボタンをクリック
- リンクが開かないサイトのURLを入力(例:
https://example.com) - 「追加」をクリック
すべてのサイトで許可する場合:
「ブロック(推奨)」のトグルスイッチをオフにします。
※セキュリティ上のリスクがあるため、全サイトで許可するのは推奨されません。
解決方法4:拡張機能を無効にする
拡張機能が干渉している可能性を確認します。
手順1:拡張機能の管理画面を開く
Microsoft Edgeの「…」→「拡張機能」→「拡張機能の管理」をクリックします。
手順2:すべての拡張機能を無効化
インストールされている拡張機能のトグルスイッチをすべてオフにします。
手順3:リンクを確認
拡張機能を無効にした状態で、リンクが開くか確認します。
リンクが開いた場合:
拡張機能が原因です。一つずつ有効にして、どれが原因か特定しましょう。
それでも開かない場合:
拡張機能は原因ではないので、次の方法を試してください。
解決方法5:Microsoft Edgeをリセット(修復)する

Edgeの設定をリセットすることで、問題が解決することがあります。
方法1:Edge内からリセット
手順1:設定を開く
Microsoft Edgeの「…」→「設定」をクリックします。
手順2:設定のリセットを開く
左側メニューから「設定のリセット」をクリックします。
手順3:リセットを実行
「設定を復元して既定値に戻します」をクリックします。
確認ダイアログが表示されるので、「リセット」をクリックします。
注意:
この操作を行うと、以下のデータが削除されます。
- スタートページ、新しいタブページ、検索エンジン
- ピン留めされたタブ
- 拡張機能
- 一時データ(キャッシュなど)
ただし、お気に入り、履歴、保存されたパスワードは保持されます。
方法2:Windows設定から修復
手順1:設定を開く
Windowsの「設定」→「アプリ」→「インストールされているアプリ」(Windows 11)または「アプリと機能」(Windows 10)を開きます。
手順2:Microsoft Edgeを探す
一覧から「Microsoft Edge」を探します。
手順3:詳細オプションを開く
Windows 11の場合:Edgeの右側にある「…」をクリック→「詳細オプション」を選択
Windows 10の場合:「Microsoft Edge」をクリック→「詳細オプション」をクリック
手順4:修復を実行
「リセット」の項目にある「修復」ボタンをクリックします。
修復が完了したら、リンクが開くか確認してください。
それでも解決しない場合は、「リセット」ボタンをクリックして、Edgeを完全にリセットします。
解決方法6:Internet Explorer 11を再インストールする(Officeアプリの場合)
ExcelやOutlookなどのOfficeアプリからリンクが開かない場合、この方法が効果的です。
確認:Internet Explorerが削除されているか
Windows UpdateでInternet Explorer 11が削除されている可能性があります。
手順1:Windowsの機能を確認
- Windowsの「設定」→「アプリ」→「オプション機能」を開く
- 一覧に「Internet Explorer 11」があるか確認
Internet Explorer 11を再インストールする方法
Windows 10/11の場合:
- 設定→アプリ→オプション機能を開く
- 「機能の追加」または「オプション機能を追加する」をクリック
- 検索ボックスに「Internet Explorer」と入力
- 「Internet Explorer 11」を選択して「インストール」をクリック
インストール後、パソコンを再起動してから、Officeアプリのリンクを確認してください。
解決方法7:Microsoft Edgeを最新版に更新する
古いバージョンのEdgeにバグがある可能性があります。
手順1:バージョン確認画面を開く
Microsoft Edgeの「…」→「ヘルプとフィードバック」→「Microsoft Edgeについて」をクリックします。
手順2:自動更新を確認
「Microsoft Edgeについて」画面が開くと、自動的に更新プログラムのチェックが始まります。
更新がある場合は、自動的にダウンロードとインストールが行われます。
手順3:Edgeを再起動
更新が完了したら、「再起動」ボタンをクリックします。
解決方法8:Windows Updateを実行する
Windowsのシステムファイルが古い場合、問題が発生することがあります。
手順1:Windows Updateを開く
Windowsの「設定」→「Windows Update」(Windows 11)または「更新とセキュリティ」→「Windows Update」(Windows 10)を開きます。
手順2:更新プログラムをチェック
「更新プログラムのチェック」ボタンをクリックします。
手順3:インストール
利用可能な更新がある場合は、「今すぐインストール」をクリックします。
更新完了後、パソコンを再起動してください。
解決方法9:セキュリティソフトを一時的に無効化する
セキュリティソフトがリンクをブロックしている可能性があります。
注意事項
セキュリティソフトを無効にすると、パソコンが無防備な状態になります。必ず短時間だけ無効にして、すぐに有効に戻してください。
手順
- タスクバー(画面右下)にあるセキュリティソフトのアイコンを右クリック
- 「保護を一時停止」や「無効化」を選択
- リンクが開くか確認
- 確認後、すぐにセキュリティソフトを再度有効にする
リンクが開いた場合:
セキュリティソフトが原因です。ソフトの設定で、Microsoft Edgeを除外リストに追加してください。
解決方法10:新しいユーザーアカウントを作成する
ユーザープロファイルが破損している可能性があります。
手順1:設定を開く
Windowsの「設定」→「アカウント」を開きます。
手順2:新しいユーザーを追加
「家族とその他のユーザー」または「その他のユーザー」をクリックします。
「その他のユーザーをこのPCに追加」をクリックして、新しいアカウントを作成します。
手順3:新しいアカウントでサインイン
作成したアカウントでWindowsにサインインして、リンクが開くか確認してください。
新しいアカウントで正常に動作する場合:
元のアカウントのプロファイルに問題があります。新しいアカウントに移行するか、元のアカウントの修復が必要です。
よくある質問と回答
Q1. 特定のサイトのリンクだけ開かないのですが?
A. そのサイトがポップアップブロックされている可能性があります。解決方法3を参考に、該当サイトを許可リストに追加してください。
Q2. メールのリンクは開くのに、Excelのリンクだけ開きません
A. Office製品固有の問題です。解決方法6のInternet Explorer 11の再インストールを試してください。
Q3. エラーメッセージが表示されるのですが?
A. エラーメッセージの内容によって対処法が異なります。
- 「このコンピューターに設定されている制約のため…」→ 解決方法6(IE11再インストール)
- 「組織のポリシーにより…」→ 会社や学校のパソコンの場合、システム管理者に相談してください
Q4. どの方法を試しても解決しません
A. 以下を試してください。
- パソコンを再起動する
- システムの復元で、問題が起きる前の状態に戻す
- Microsoftサポートに問い合わせる
まとめ:順番に試して問題を解決しよう
Microsoft Edgeでハイパーリンクが開かない問題について解説してきました。
主な原因:
- 既定のブラウザ設定の問題
- Internet Explorer 11の削除
- ポップアップブロックの設定
- キャッシュやCookieの問題
- 拡張機能の干渉
- Edgeのプログラム破損
- セキュリティソフトの干渉
推奨する解決方法の順番:
- 既定のブラウザをEdgeに設定する(最も簡単で効果的)
- キャッシュとCookieをクリアする
- ポップアップブロックを解除する
- 拡張機能を無効にする
- Microsoft Edgeをリセット(修復)する
- Internet Explorer 11を再インストールする(Officeアプリの場合)
- Microsoft Edgeを最新版に更新する
- Windows Updateを実行する
ほとんどの場合、1〜5の方法で問題が解決します。
特にOffice製品(Excel、Outlook、Word)からのリンクが開かない場合は、Internet Explorer 11の再インストールが効果的です。
一つずつ順番に試していけば、必ず解決できるはずです。問題が解決したら、快適にリンクを活用してくださいね。
それでも解決しない場合は、Microsoftの公式サポートに問い合わせることをおすすめします。

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