Microsoft Edgeでページのソースを表示する3つの方法【初心者向け完全ガイド】

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Webページの裏側を覗いてみたいと思ったことはありませんか?

「このサイト、どんな風に作られているんだろう」「HTMLやCSSのコードを確認したい」そんな時に役立つのが、ブラウザのソース表示機能です。

この記事では、Microsoft Edgeでページのソースコードを簡単に表示する方法を、画像なしでも分かるように丁寧に解説していきます。

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ソース表示とは?まずは基本を理解しよう

ソース表示(ページソース表示)とは、Webページを構成しているHTML、CSS、JavaScriptなどのコードを確認できる機能のことです。

私たちが普段見ている綺麗なWebページは、実は裏側で大量のコードによって動いています。ソース表示を使えば、そのコードを直接見ることができるんです。

ソース表示が役立つ場面

  • Webデザインの参考にしたい時
  • 使われている色やフォントを調べたい時
  • プログラミング学習で実際のコードを確認したい時
  • SEO対策でメタタグを確認したい時
  • 不具合の原因を調査したい時

【方法1】右クリックメニューから表示する

最も簡単で直感的な方法です。

手順

  1. Microsoft Edgeでソースを見たいWebページを開きます
  2. ページ上の何もない部分(テキストや画像がない場所)で右クリックします
  3. 表示されたメニューから「ページのソースを表示」を選択します

すると、新しいタブが開いて、そのページのHTMLコードが表示されます。

この方法は誰でもすぐに使えるので、初めてソースを見る方におすすめです。コードが読みやすく色分け(シンタックスハイライト)されているのも嬉しいポイントですね。

【方法2】キーボードショートカットを使う

慣れてくると、キーボードショートカットが一番速くて便利です。

Ctrl + U キーを同時に押す

これだけで、すぐにページのソースコードが新しいタブに表示されます。

右クリックする手間が省けるので、何度もソースを確認する作業をしている時は、このショートカットを覚えておくと作業効率が大幅にアップしますよ。

【方法3】開発者ツールで詳しく調べる

「もっと詳しくコードを見たい」「JavaScriptもチェックしたい」という方には、開発者ツール(DevTools)がおすすめです。

開発者ツールの開き方は3通り

  1. F12キーを押す(最も簡単)
  2. Ctrl + Shift + I キーを同時に押す
  3. 右クリックメニューから「検証」または「要素の検査」を選択する

開発者ツールが開くと、画面の下部または右側に新しいパネルが表示されます。

開発者ツールでできること

  • Elementsタブ:HTMLとCSSを同時に確認・編集できます
  • Sourcesタブ:JavaScriptファイルを見られます
  • Networkタブ:読み込まれているファイルやリソースを確認できます
  • Consoleタブ:エラーメッセージやデバッグ情報を表示します

ソース表示ができない時の対処法

「右クリックメニューに表示されない」というトラブルに遭遇することがあります。

よくある原因と解決方法

原因1:テキストエディタの設定が影響している

秀丸エディタやEmEditorなどのテキストエディタで「Internet Explorerのソース表示」機能を有効にしていると、Edgeでソース表示が正常に動作しないことがあります。

解決方法

  1. 使用しているテキストエディタの設定を開く
  2. 「Internet Explorerでソース表示」または「ブラウザの関連付け」の設定を探す
  3. その設定のチェックを外す
  4. Edgeを再起動する

原因2:開発者ツールを一度も起動していない

Edgeでは、初めて使う時に開発者ツールを一度起動しないと、右クリックメニューに表示されないことがあります。

解決方法

  1. F12キーを押して開発者ツールを起動する
  2. すぐに閉じてもOK
  3. その後、右クリックメニューに「ページのソースを表示」が表示されるようになります

原因3:Windowsのバージョンが古い

Windows 10の初期バージョンでは、ソース表示に関するバグがありました。

解決方法

Windows Updateを実行して、最新バージョンに更新しましょう。2015年11月の更新プログラム(Version 1511)以降では、この問題は解消されています。

ソースコードの見方のコツ

初めてソースコードを見ると、膨大な量の文字に圧倒されてしまうかもしれません。でも大丈夫、コツを押さえれば読みやすくなります。

押さえておきたいポイント

1. 検索機能を活用する

ソースコード表示中にCtrl + Fを押すと、検索ウィンドウが開きます。

調べたい単語(「color」「font」「title」など)を入力すれば、該当箇所がハイライト表示されるので、目的のコードを素早く見つけられますよ。

2. HTMLの基本構造を理解する

Webページは基本的にこんな構造になっています。

  • headタグ:ページのタイトルやメタ情報が書かれている部分
  • bodyタグ:実際に表示される内容が書かれている部分
  • scriptタグ:JavaScriptのコードが書かれている部分
  • styleタグ:CSSのスタイル情報が書かれている部分

これらのタグを目印にすると、コードの中を移動しやすくなります。

3. 整形されたコードとされていないコードがある

一部のWebサイトでは、コードが圧縮(ミニファイ)されていて、改行やスペースがほとんど削除されています。これは表示速度を上げるための工夫ですが、人間には読みにくいです。

そんな時は、オンラインのコード整形ツール(HTML Beautifier)などを使うと、読みやすく整形できます。

開発者ツールの便利な使い方

せっかく開発者ツールを開いたなら、ソース表示以外の機能も活用してみましょう。

要素の検証(インスペクト)

特定の要素(テキスト、画像、ボタンなど)のコードだけを見たい時に便利です。

使い方

  1. 見たい要素の上で右クリック
  2. 検証」を選択
  3. 開発者ツールが開き、その要素のHTMLコードがハイライト表示されます

同時に、右側のパネルでその要素に適用されているCSSも確認できるので、「このボタンの色はどうやって指定されているんだろう」といった疑問もすぐに解決できますよ。

レスポンシブデザインのチェック

開発者ツールには、スマートフォンやタブレットでの表示を確認できる機能もあります。

使い方

  1. 開発者ツールを開く(F12)
  2. ツールバーのデバイスモード切り替えアイコン(スマホとタブレットのアイコン)をクリック
  3. またはCtrl + Shift + Mを押す

画面サイズを切り替えて、モバイル表示を確認できます。

ソース表示を使う時の注意点

便利なソース表示機能ですが、いくつか注意しておきたいポイントがあります。

サーバー側のコードは見られない

ソース表示で見られるのは、ブラウザに送られてきたHTML、CSS、JavaScriptだけです。

PHPやPythonなどのサーバー側で動いているプログラムのコードは、セキュリティ上の理由から見ることができません。これは正常な仕様なので、心配しないでくださいね。

コードをコピーする時は著作権に注意

他のサイトのコードを参考にするのは学習に役立ちますが、そのまま丸ごとコピーして自分のサイトに使うのは著作権侵害になる可能性があります。

あくまで参考程度にとどめて、自分なりにアレンジして使うようにしましょう。

編集した内容は保存されない

開発者ツールでHTMLやCSSを編集できますが、これは一時的な変更です。

ページを更新(リロード)すると元に戻ってしまうので、実際にサイトを変更したい場合は、サーバー上のファイルを編集する必要があります。

まとめ:自分に合った方法でソース表示を活用しよう

Microsoft Edgeでページのソースを表示する方法を3つご紹介しました。

おさらい

  1. 右クリック → 「ページのソースを表示」(初心者におすすめ)
  2. Ctrl + U(慣れたら便利なショートカット)
  3. F12またはCtrl + Shift + I(詳しく調べたい時は開発者ツール)

どの方法も簡単なので、まずは気軽に試してみてください。

ソース表示を使えるようになると、Webページの仕組みが分かってきて、プログラミング学習やWebデザインの理解が深まります。また、「このサイト、どうやって作っているんだろう」という好奇心を満たせるのも楽しいポイントですね。

もし表示されない場合は、上記のトラブルシューティングを参考にしてみてください。ほとんどの問題は、F12キーを一度押すか、テキストエディタの設定を見直すことで解決できますよ。

ぜひEdgeのソース表示機能を活用して、Webの世界をもっと深く楽しんでください!

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