「Macで印刷したいけど、どうすればいいの?」
そんな疑問を持っていませんか?
実はMacの印刷機能は、とても使いやすく設計されています。この記事では、基本的な印刷方法から、知っておくと便利な機能まで、分かりやすく解説していきます。
初めてMacを使う方も、これを読めば今日から印刷マスターになれますよ!
基本編:Macで印刷する3つのステップ
ステップ1:印刷したいものを開く
まずは印刷したいファイルを開きましょう。
印刷できるものの例:
- 書類(Word、Pages、PDFなど)
- 写真や画像
- ウェブページ
- メールの内容
ステップ2:印刷メニューを開く
印刷メニューを開く方法は3つあります。お好きな方法でどうぞ!
方法1:メニューバーから
画面上部の「ファイル」→「プリント」をクリック
方法2:ショートカットキー(これが一番速い!)
「command + P」を同時に押す
方法3:右クリックから
印刷したいものを右クリック→「プリント」を選択
ステップ3:設定して印刷ボタンを押す
印刷画面が開いたら、必要に応じて設定を調整します。
基本的な設定項目:
- プリンター:使用するプリンターを選択
- 部数:何枚印刷するか
- ページ:全部印刷か、特定のページだけか
- 用紙サイズ:A4、B5など
設定が終わったら「プリント」ボタンをクリック。これで印刷開始です!
プリンターの設定:初回だけの簡単セットアップ
有線接続の場合(USBケーブル)
- MacとプリンターをUSBケーブルで接続
- プリンターの電源を入れる
- 自動的に認識される(ほとんどの場合)
認識されない場合は、「システム設定」→「プリンタとスキャナ」から手動で追加できます。
Wi-Fi接続の場合(ワイヤレス)
AirPrint対応プリンターなら超簡単:
- プリンターとMacを同じWi-Fiネットワークに接続
- 印刷画面でプリンターを選択するだけ
AirPrint非対応の場合:
- 「システム設定」を開く
- 「プリンタとスキャナ」をクリック
- 「+」ボタンでプリンターを追加
- 表示されたプリンターを選択して「追加」
プリンターメーカーのサイトから専用ドライバーをダウンロードする必要がある場合もあります。
知っておくと便利な印刷機能
PDFとして保存する(紙を使わない印刷)
印刷画面で「PDF」ボタンをクリックすると、紙に印刷する代わりにPDFファイルとして保存できます。
こんな時に便利:
- メールで送りたい時
- デジタルで保管したい時
- 後で印刷したい時
プレビューで確認してから印刷
印刷画面の左下にある「プレビュー」で、印刷結果を事前に確認できます。
無駄な印刷を防げるので、必ずチェックする習慣をつけましょう!
両面印刷で紙を節約
「レイアウト」→「両面」で両面印刷の設定ができます。
プリンターが対応していれば、自動で両面印刷してくれるので紙の節約になりますね。
複数ページを1枚にまとめる
「レイアウト」→「ページ数/枚」で、複数のページを1枚の紙にまとめて印刷できます。
資料の確認用なら、2ページや4ページを1枚にまとめると経済的です。
よくあるトラブルと解決方法
Q1:プリンターが表示されない!
解決方法:
- プリンターの電源が入っているか確認
- ケーブル接続、またはWi-Fi接続を確認
- 「システム設定」→「プリンタとスキャナ」で追加
- それでもダメなら、Macを再起動してみる
Q2:印刷が遅い、または止まる
解決方法:
- プリントキューを確認(Dockのプリンターアイコンをクリック)
- 詰まっているジョブがあれば削除
- プリンターを一度リセット(電源オフ→オン)
- Wi-Fi接続なら、有線接続を試してみる
Q3:印刷品質が悪い
解決方法:
- 印刷設定で「品質」を高品質に変更
- プリンターのインクや紙を確認
- プリンターのクリーニング機能を実行
- 用紙の種類設定が合っているか確認
Q4:特定のアプリから印刷できない
解決方法:
- 別のアプリから印刷してみる(問題の切り分け)
- アプリを最新版にアップデート
- PDFに変換してから印刷
- アプリの印刷設定をリセット
用途別:こんな時はこう印刷する
ウェブページを印刷したい
Safariなどのブラウザーから直接印刷できますが、広告などが邪魔な場合は:
- 「リーダー表示」にしてから印刷
- 必要な部分だけを選択して印刷
- PDFで保存してから編集後に印刷
写真をきれいに印刷したい
写真アプリからの印刷:
- 写真を選択
- 「ファイル」→「プリント」
- 用紙の種類を「写真用紙」に設定
- 品質を「最高」に設定
フチなし印刷をしたい場合は、プリンター設定で「フチなし」を選択します。
複数のファイルをまとめて印刷
- Finderで印刷したいファイルを全て選択
- 右クリック→「プリント」
- それぞれのファイルが順番に印刷される
上級テクニック:もっと便利に使うコツ
プリセットを作成して時短
よく使う印刷設定は「プリセット」として保存できます。
- 印刷設定を調整
- 「プリセット」→「現在の設定をプリセットとして保存」
- 名前を付けて保存
次回から、保存したプリセットを選ぶだけで同じ設定で印刷できます。
ショートカットを活用
覚えておくと便利なショートカット:
- 印刷:command + P
- PDFで保存:印刷画面で command + クリック
- プレビュー:印刷画面でスペースキー
プリントキューの管理
Dockにプリンターアイコンが表示されている時は、印刷ジョブが進行中です。
クリックすると、印刷の進行状況を確認したり、一時停止・キャンセルができます。
まとめ:Macの印刷は慣れれば簡単!
Macでの印刷は、基本を押さえれば誰でも簡単にできます。
今日から使える印刷のポイント:
- 「command + P」で素早く印刷画面を開く
- プレビューで確認してから印刷する習慣を
- PDFとして保存する機能を活用
- トラブルが起きても慌てない
最初は戸惑うかもしれませんが、何度か印刷していれば自然と慣れてきます。
プリンターの機種によって細かい設定は異なりますが、基本的な流れはどれも同じ。この記事を参考に、まずは簡単な書類から印刷してみてください。
印刷がうまくいかない時は、この記事のトラブルシューティングを確認してみてくださいね。
快適なMacライフを楽しんでください!

コメント