どうも、ちょげ(@chogetarou)です。
この記事では、Kotlinのリストについて解説します。
リストとは

リストは、複数の値をまとめておける変数です。
同じようなものに配列があります。
配列とは、型の扱いや生成の仕方などが違ったりするんですが、基本は同じと思っても大丈夫です。
List
リストは、KotlinでListとなります。
Listの書式は次のようになっています
val 変数名 : List< 型 > = listOf ( 値 , 値, 値 )
リストの型はList<型>のように指定します。
そして、Listの生成には、listOf関数を使います。
listOfでList内の要素を記述します。要素が複数ある場合はカンマ(,)で区切ります。
以下は、Listを実際に使用する例です。
val name : List<String> = listOf("ゴロー", "トシヤ", "ダイゴ")
println(name[0])
Listで生成した値を取り出すには、「リスト名[インデックス]」と記述します。
インデックスは、要素に割り当てられる数値で、0から順番に自動で割り振られています。
MutableList

先程紹介したListは、値を取り出すことができるのですが、その値を変更したり、追加・削除することができません。
もし、後から値を編集するようなリストの場合は、MutableListを使います。
書式は、次のようになっています。
var 変数名 : MutableList< 型 > = mutableListOf ( 値 , 値, 値 )
Listの書式にMutable(ミュータブル)を足しただけです。
基本的にはListと一緒です。
以下は、MutableListで要素を編集する例です。
var name : MutableList<String> = mutableListOf("ゴロー", "トシヤ", "ダイゴ")
println(name[1])
//変更
name[1] = "カオル"
//要素を追加
name.add("イズミ")
println(name[3])
//追加する場所を指定
name.add(1, "ヒデキ")
//削除
name.removeAt(1)
println(name[1])

要素を変更するのは、値を[インデックス]で指定して代入すればできます。
Listで同じようにするとエラーが出ます。
その他の編集は次のような関数で行います。
- add(値):値を末尾に追加する
- add(インデックス, 値):値をインデックスに追加する。(後ろの値はインデックスがひとつずれる)
- removeAt(インデックス):インデックスで指定した値を削除する
- remove(値):指定した値を削除する
まとめ
リストは、配列と同じように複数の値をまとめる機能です。
Kotlinのリストには、2種類あります。
- List:値の読み込み専用
- MutableList:値の読み込み・編集ができる
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