iPhone写真バックアップ完全ガイド!大切な思い出を守る方法

プログラミング・IT

「iPhoneが壊れたら、大切な写真が全部消えちゃう…」
「容量がいっぱいで写真が撮れない!」
「バックアップって難しそう…」

そんな不安、ありませんか?

実は、iPhoneの写真バックアップは思っているよりずっと簡単です。しかも方法は一つじゃありません。

この記事では、iPhoneの写真を安全にバックアップする方法を、初心者の方にもわかりやすく徹底解説します。無料の方法から有料の方法、パソコンありなし、それぞれのメリット・デメリットまで、すべてカバーしていきます!


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  1. なぜ写真のバックアップが必要なの?
    1. 消えた写真は二度と戻らない
    2. バックアップがあれば安心
    3. 1つのバックアップでは不十分
  2. バックアップ方法の選び方
    1. パソコンの有無で選ぶ
    2. 費用で選ぶ
    3. 手軽さで選ぶ
    4. 写真の枚数で選ぶ
  3. 【方法1】iCloudで自動バックアップ(おすすめ度★★★★★)
    1. iCloud写真とは
    2. iCloud写真の設定方法
    3. ストレージ容量の最適化
    4. iCloudの料金プラン
    5. 同期状況の確認方法
    6. iCloud.comでの確認方法
    7. iCloudのメリット・デメリット
    8. 重要な注意点
  4. 【方法2】Googleフォトでバックアップ(おすすめ度★★★★☆)
    1. Googleフォトとは
    2. Googleフォトの設定方法
    3. 自動バックアップの設定
    4. バックアップ状況の確認
    5. Googleフォトの料金プラン
    6. Googleフォトのメリット・デメリット
    7. 重要な注意点
  5. 【方法3】パソコンにバックアップ(おすすめ度★★★★☆)
    1. パソコンバックアップのメリット
    2. Macでのバックアップ方法
    3. Windowsでのバックアップ方法
    4. iTunesを使ったバックアップ(Windows)
    5. Finderを使ったバックアップ(macOS Catalina以降)
  6. 【方法4】外付けストレージにバックアップ(おすすめ度★★★☆☆)
    1. 外付けストレージとは
    2. iPhone対応ストレージの選び方
    3. 外付けストレージへのバックアップ方法
    4. 人気の外付けストレージ
    5. 外付けストレージのメリット・デメリット
  7. 【方法5】その他のクラウドサービス
    1. Amazon Photos(プライム会員限定)
    2. Dropbox
    3. Microsoft OneDrive
    4. iCloud以外のクラウド比較表
  8. 複数バックアップのすすめ
    1. おすすめの組み合わせパターン
    2. バックアップの頻度
  9. よくあるトラブルと解決法
    1. トラブル1:iCloudの容量が足りない
    2. トラブル2:Googleフォトのバックアップが進まない
    3. トラブル3:パソコンにiPhoneが認識されない
    4. トラブル4:iPhoneから削除したらiCloudからも消えた
    5. トラブル5:外付けストレージが認識されない
    6. トラブル6:バックアップに時間がかかりすぎる
  10. よくある質問(FAQ)
    1. Q1:バックアップにお金をかけたくない。無料でできる?
    2. Q2:一番おすすめのバックアップ方法は?
    3. Q3:写真が何枚あるか確認する方法は?
    4. Q4:バックアップした写真を削除しても大丈夫?
    5. Q5:iCloudとiCloudバックアップは違うの?
    6. Q6:機種変更するとき、写真はどうなる?
    7. Q7:家族の写真もバックアップしたい。どうすればいい?
    8. Q8:バックアップの写真を見ることはできる?
    9. Q9:動画もバックアップされる?
    10. Q10:複数のiPhoneの写真を1箇所にまとめられる?
  11. まとめ:大切な思い出を守るために

なぜ写真のバックアップが必要なの?

まずは、バックアップの重要性を確認しましょう。

消えた写真は二度と戻らない

iPhoneには、家族との思い出、旅行の記録、子供の成長、大切なペットの写真など、かけがえのない写真が詰まっています。

写真が消える主な原因

  • iPhoneの故障・破損
  • 水没や落下による物理的ダメージ
  • 盗難・紛失
  • 誤って削除してしまう
  • iOSアップデートの失敗
  • ストレージの不具合

一度消えた写真は、復元できない可能性が高いです。データ復旧業者に依頼すると数万円~十数万円かかることも。

バックアップがあれば安心

写真をバックアップしておけば、万が一iPhoneが壊れても、新しいiPhoneに写真を復元できます。

バックアップのメリット
✓ iPhoneが壊れても写真は安全
✓ 機種変更時にスムーズにデータ移行できる
✓ 容量不足を気にせず写真が撮れる
✓ 複数のデバイスから写真を見られる
✓ 家族や友人と写真を共有しやすい

1つのバックアップでは不十分

「iCloudにバックアップしてるから大丈夫」と思っていませんか?

実は、1つのバックアップだけでは不十分です。

1つだけのリスク

  • クラウドサービスの障害やアカウント乗っ取り
  • うっかりiPhoneから削除すると、クラウドからも消える場合がある
  • サービス終了や仕様変更のリスク
  • 料金を払い忘れて容量オーバーになる

理想は「3-2-1ルール」

  • 3つのコピー(本体 + バックアップ2つ)
  • 2種類の異なる媒体(クラウド + ローカル など)
  • 1つは別の場所(自宅とオフィス など)

例:iPhone本体 + iCloud + パソコン


バックアップ方法の選び方

自分に合ったバックアップ方法を選びましょう。

パソコンの有無で選ぶ

パソコンがある人
→ パソコンへのバックアップ + クラウドサービス

パソコンがない人
→ クラウドサービス + 外付けストレージ

費用で選ぶ

無料で済ませたい

  • iCloud(5GBまで無料)
  • Googleフォト(15GBまで無料)
  • パソコンへのバックアップ

有料でも構わない

  • iCloud+(月130円~)
  • Googleストレージ(月250円~)
  • 外付けSSD/HDD購入

手軽さで選ぶ

自動でバックアップしたい

  • iCloud写真
  • Googleフォト
  • Amazon Photos

手動でも構わない

  • パソコンへの転送
  • 外付けストレージ

写真の枚数で選ぶ

数千枚程度
→ 無料のクラウドサービスで十分

数万枚以上
→ 有料クラウド または 大容量の外付けストレージ


【方法1】iCloudで自動バックアップ(おすすめ度★★★★★)

iPhoneユーザーに最もおすすめの方法です。

iCloud写真とは

Apple純正のクラウドストレージサービスです。設定をオンにするだけで、撮影した写真が自動的にiCloudにアップロードされます。

iCloud写真の特徴

  • 撮影したら自動でバックアップ
  • すべてのAppleデバイスで写真を共有
  • オリジナル画質で保存
  • 編集内容も自動で同期
  • ブラウザからも閲覧可能

iCloud写真の設定方法

ステップ1:設定アプリを開く

ホーム画面から「設定」アプリをタップします。

ステップ2:Apple IDをタップ

画面上部の自分の名前(Apple ID)をタップします。

ステップ3:iCloudを選択

「iCloud」をタップします。

ステップ4:写真をオンにする

  1. 「写真」をタップ
  2. 「このiPhoneを同期」をオンにする

これで設定完了です。Wi-Fiに接続されると、自動的に写真がアップロードされます。

ストレージ容量の最適化

iPhoneの容量を節約したい場合は、「ストレージを最適化」を選択しましょう。

最適化の仕組み

  • オリジナル画像はiCloudに保存
  • iPhone本体には圧縮版を保存
  • 必要なときにオリジナルをダウンロード

設定方法

  1. 設定 → Apple ID → iCloud → 写真
  2. 「iPhoneのストレージを最適化」を選択

iCloudの料金プラン

無料プラン:5GB

  • 写真約1,280枚分
  • 動画を撮る人には不十分

50GB:月130円

  • 写真約12,800枚分
  • ほとんどの人に十分

200GB:月400円

  • 写真約51,200枚分
  • 家族でシェアできる

2TB:月1,300円

  • 写真約512,000枚分
  • ヘビーユーザー向け

同期状況の確認方法

ちゃんとバックアップされているか確認しましょう。

確認手順

  1. 写真アプリを開く
  2. 画面右上のアイコンを確認

アイコンの意味

  • 青い円が回っている:アップロード中
  • 黄色のバッジ:同期が一時停止
  • 黄色の警告マーク:容量がほぼ満杯
  • 赤い感嘆符:容量が満杯
  • 何も表示なし:すべて同期済み

iCloud.comでの確認方法

パソコンやブラウザから写真を確認できます。

手順

  1. ブラウザで「iCloud.com」にアクセス
  2. Apple IDでログイン
  3. 「写真」をクリック

すべての写真が表示されます。

iCloudのメリット・デメリット

メリット
✓ 設定が簡単
✓ 完全自動でバックアップ
✓ すべてのAppleデバイスで同期
✓ オリジナル画質で保存
✓ 編集内容も同期される

デメリット
✗ 無料では5GBしか使えない
✗ 月額料金がかかる(50GB以上)
✗ iPhoneから削除するとiCloudからも消える
✗ Apple製品以外では使いにくい

重要な注意点

iPhoneから写真を削除すると、iCloudからも消えます

これが最大の注意点です。iCloud写真は「バックアップ」というより「同期」に近い仕組みです。

安全な削除方法

  1. パソコンや外付けストレージに別途バックアップ
  2. iCloud.comで写真をダウンロード
  3. それからiPhoneで削除

【方法2】Googleフォトでバックアップ(おすすめ度★★★★☆)

無料で使いやすい、人気のクラウドサービスです。

Googleフォトとは

Google提供の写真・動画保存サービスです。AI機能が充実していて、顔認識や自動分類が便利です。

Googleフォトの特徴

  • 15GBまで無料
  • AndroidでもiPhoneでも使える
  • 強力な検索機能(人物、場所、物体で検索)
  • 自動でアルバムやコラージュを作成
  • 家族や友人と簡単に共有

Googleフォトの設定方法

ステップ1:アプリをインストール

App Storeから「Googleフォト」をインストールします。

ステップ2:Googleアカウントでログイン

Googleアカウントでサインインします。アカウントがない場合は新規作成します。

ステップ3:写真へのアクセスを許可

「すべての写真へのアクセスを許可」を選択します。

ステップ4:バックアップをオンにする

  1. 右上のプロフィールアイコンをタップ
  2. 「Googleフォトの設定」をタップ
  3. 「バックアップ」をタップ
  4. バックアップをオンにする

ステップ5:バックアップの画質を選択

  • 元の画質:オリジナル画質で保存(15GBにカウント)
  • 容量節約画質:圧縮して保存(15GBにカウント)

ほとんどの場合、容量節約画質で十分です。iPhoneは1200万画素なので、圧縮されても見た目はほぼ変わりません。

自動バックアップの設定

Wi-Fi接続時のみ自動バックアップする設定がおすすめです。

設定方法

  1. Googleフォトアプリを開く
  2. プロフィールアイコン → 設定 → バックアップ
  3. 「モバイルデータ通信」をオフにする

これで、Wi-Fi接続時だけ自動バックアップされます。

バックアップ状況の確認

確認方法

  1. Googleフォトアプリを開く
  2. プロフィールアイコンをタップ
  3. 「バックアップが完了しました」と表示されていればOK

アップロード待ちの枚数が表示される場合は、バックアップ中です。

Googleフォトの料金プラン

無料プラン:15GB

  • Gmail、Googleドライブと共有
  • 写真約4,000枚程度

100GB:月250円

  • 写真約25,000枚程度

200GB:月380円

  • 写真約50,000枚程度

2TB:月1,300円

  • 写真約500,000枚程度

Googleフォトのメリット・デメリット

メリット
✓ 15GBまで無料
✓ AndroidでもiPhoneでも使える
✓ 強力なAI検索機能
✓ 自動整理・分類が便利
✓ 共有機能が充実
✓ iPhoneから削除してもGoogleフォトには残る

デメリット
✗ 無料プランは15GBまで
✗ Gmailやドライブと容量を共有
✗ 元の画質で保存すると容量を消費
✗ バックアップに時間がかかることがある

重要な注意点

Googleフォトから削除すると復元できない

Googleフォトで写真を削除すると、60日間はゴミ箱に保管されますが、それ以降は完全に削除されます。

iPhoneとGoogleフォトの違い

  • iPhoneから削除 → Googleフォトには残る
  • Googleフォトから削除 → iPhoneにも残る(同期していない場合)

【方法3】パソコンにバックアップ(おすすめ度★★★★☆)

パソコンを持っている人におすすめの方法です。

パソコンバックアップのメリット

メリット
✓ 月額料金なし
✓ 大容量のデータを保存可能
✓ オリジナル画質のまま保存
✓ インターネット不要
✓ 写真を自由に管理できる

デメリット
✗ 手動でバックアップが必要
✗ パソコンの故障リスクがある
✗ ケーブル接続が面倒

Macでのバックアップ方法

Macは「写真」アプリでバックアップできます。

手順

ステップ1:iPhoneをMacに接続

Lightning to USB-C ケーブル(またはUSB-C to USB-C)でiPhoneとMacを接続します。

ステップ2:写真アプリが自動起動

Macの「写真」アプリが自動的に開きます。

開かない場合は、手動で起動してください。

ステップ3:デバイスを選択

左サイドバーの「デバイス」からiPhoneを選択します。

ステップ4:読み込みたい写真を選択

  • すべての新規項目を読み込む:前回以降の写真をすべて読み込む
  • 選択項目を読み込む:選んだ写真だけ読み込む

ステップ5:読み込み先を選択

「読み込み先」でアルバムを選択するか、新規アルバムを作成します。

ステップ6:読み込み開始

「すべての新規項目を読み込む」または「選択項目を読み込む」をクリックします。

ステップ7:読み込み後の処理

読み込み完了後、「読み込んだ項目を削除」を選択すると、iPhoneから写真を削除できます。

Windowsでのバックアップ方法

Windowsには2つの方法があります。

方法A:フォトアプリを使う(Windows 10/11)

ステップ1:iPhoneを接続

iPhoneをUSBケーブルでパソコンに接続します。

ステップ2:iPhoneで許可

iPhoneに「このコンピュータを信頼しますか?」と表示されたら、「信頼」をタップします。

ステップ3:フォトアプリを起動

スタートメニューから「フォト」アプリを開きます。

ステップ4:インポートを開始

  1. 右上の「インポート」をクリック
  2. 「USBデバイスから」を選択
  3. iPhoneを選択

ステップ5:写真を選択

インポートしたい写真を選択するか、「すべて選択」をクリックします。

ステップ6:インポート

「インポート」ボタンをクリックして、写真を取り込みます。

デフォルトでは「ピクチャ」フォルダに保存されます。

方法B:エクスプローラーから直接コピー

ステップ1:iPhoneを接続

USBケーブルで接続し、iPhoneで「信頼」をタップします。

ステップ2:エクスプローラーを開く

Windowsキー + E でエクスプローラーを開きます。

ステップ3:iPhoneを開く

  1. 左サイドバーの「PC」または「このPC」をクリック
  2. 「Apple iPhone」をダブルクリック
  3. 「Internal Storage」をダブルクリック
  4. 「DCIM」フォルダを開く

ステップ4:写真をコピー

DCIMフォルダ内の写真を、パソコンの好きな場所にドラッグ&ドロップします。

iTunesを使ったバックアップ(Windows)

iTunesでiPhone全体をバックアップできます。ただし、個別の写真を取り出すことはできません。

手順

ステップ1:iTunesをインストール

Microsoftストアから「iTunes」をインストールします。

ステップ2:iPhoneを接続

USBケーブルでiPhoneをパソコンに接続します。

ステップ3:iTunesでiPhoneを選択

iTunesを開き、左上のiPhoneアイコンをクリックします。

ステップ4:バックアップ先を選択

「概要」タブの「バックアップ」セクションで、「このコンピュータ」を選択します。

ステップ5:暗号化を有効にする(オプション)

パスワードやヘルスケアデータもバックアップしたい場合は、「ローカルのバックアップを暗号化」にチェックを入れます。

ステップ6:バックアップ開始

「今すぐバックアップ」をクリックします。

Finderを使ったバックアップ(macOS Catalina以降)

macOS Catalina以降は、iTunesではなくFinderを使います。

手順

ステップ1:iPhoneを接続

iPhoneをMacに接続します。

ステップ2:Finderを開く

Finderを開き、サイドバーの「場所」からiPhoneを選択します。

ステップ3:バックアップ先を選択

「一般」タブで、「このMac内のすべてのデータをバックアップ」を選択します。

ステップ4:暗号化(オプション)

必要に応じて「ローカルのバックアップを暗号化」にチェックを入れます。

ステップ5:バックアップ開始

「今すぐバックアップ」をクリックします。


【方法4】外付けストレージにバックアップ(おすすめ度★★★☆☆)

パソコンなしでバックアップしたい人におすすめです。

外付けストレージとは

iPhoneに直接接続できるUSBメモリ、SSD、HDDのことです。

外付けストレージの種類

  • USBメモリ:手軽で安価(32GB~256GB程度)
  • SSD:高速で耐久性が高い(256GB~2TB)
  • HDD:大容量で安価(1TB~4TB)

iPhone対応ストレージの選び方

端子の種類を確認

iPhoneの端子は2種類あります:

  • Lightning端子:iPhone 14以前
  • USB-C端子:iPhone 15以降

購入する外付けストレージの端子がiPhoneに合っているか確認しましょう。

容量の目安

  • 32GB~64GB:数千枚の写真
  • 128GB~256GB:1万枚以上の写真
  • 512GB~1TB:数万枚の写真と大量の動画
  • 2TB以上:ほぼ無制限

外付けストレージへのバックアップ方法

多くのiPhone対応ストレージには、専用アプリが用意されています。

一般的な手順

ステップ1:アプリをインストール

App Storeから専用アプリをダウンロードします。

ステップ2:ストレージを接続

外付けストレージをiPhoneに接続します。

ステップ3:写真へのアクセスを許可

アプリが写真へのアクセスを求めたら、「すべての写真へのアクセスを許可」を選択します。

ステップ4:バックアップを開始

アプリで「バックアップ」または「写真をコピー」を選択します。

ステップ5:バックアップ完了を待つ

数分~数十分でバックアップが完了します。

人気の外付けストレージ

SanDisk iXpand

  • LightningとUSB-C両対応モデルあり
  • 専用アプリで簡単バックアップ
  • 32GB~256GB

Transcend JetDrive Go

  • コンパクトで持ち運びやすい
  • 写真の閲覧・再生も可能
  • 32GB~128GB

バッファロー iPhone用SSD

  • 高速転送
  • 大容量(512GB~2TB)
  • 専用アプリ「写真バックアップ」

ロジテック iPhone用SSD

  • Lightning/USB-C対応
  • 自動バックアップ機能
  • 256GB~1TB

外付けストレージのメリット・デメリット

メリット
✓ 月額料金なし
✓ パソコン不要
✓ インターネット不要
✓ オリジナル画質で保存
✓ 持ち運べる

デメリット
✗ 初期費用がかかる
✗ 紛失・破損のリスク
✗ 手動でバックアップが必要
✗ 容量に限りがある


【方法5】その他のクラウドサービス

iCloudやGoogleフォト以外にも、便利なサービスがあります。

Amazon Photos(プライム会員限定)

Amazonプライム会員なら、容量無制限で写真を保存できます。

Amazon Photosの特徴

  • 写真は容量無制限(オリジナル画質)
  • 動画は5GBまで
  • プライム会員なら追加料金なし
  • 年額5,900円または月額600円

設定方法

  1. App Storeから「Amazon Photos」をインストール
  2. Amazonアカウントでログイン
  3. 自動保存をオンにする

おすすめの人

  • Amazonプライム会員
  • 動画は少なく、写真メイン
  • 容量を気にせず保存したい

Dropbox

ファイル共有で有名なDropboxも使えます。

Dropboxの特徴

  • 無料で2GBまで
  • 有料プラン:月1,500円で2TB
  • パソコンとの連携が便利
  • 共有機能が充実

おすすめの人

  • すでにDropboxを使っている
  • パソコンとのファイル共有が必要
  • 仕事でも使いたい

Microsoft OneDrive

Microsoftアカウントで使えるクラウドストレージです。

OneDriveの特徴

  • 無料で5GBまで
  • Microsoft 365契約者は1TB
  • Officeファイルとの連携が便利

おすすめの人

  • Microsoft 365を使っている
  • Windowsパソコンと連携したい
  • Officeファイルも一緒に管理したい

iCloud以外のクラウド比較表

サービス無料容量有料プラン特徴
Googleフォト15GB100GB:250円/月AI検索が強力
Amazon Photosプライム会員:600円/月写真無制限
Dropbox2GB2TB:1,500円/月ファイル共有に便利
OneDrive5GB100GB:229円/月Office連携

複数バックアップのすすめ

安全のため、2つ以上の方法を組み合わせましょう。

おすすめの組み合わせパターン

パターン1:無料で最大限バックアップ

  • iCloud(5GB無料)
  • Googleフォト(15GB無料)
  • パソコンへのバックアップ

パターン2:有料だが安心

  • iCloud+(200GB:400円/月)
  • パソコンまたは外付けSSD

パターン3:プライム会員向け

  • Amazon Photos(容量無制限)
  • iCloud(5GB無料)

パターン4:写真が多い人向け

  • Googleフォト(200GB:380円/月)
  • 外付けSSD(2TB)

パターン5:完璧主義者向け

  • iCloud+(200GB:400円/月)
  • Googleフォト(100GB:250円/月)
  • 外付けSSD(1TB)
  • パソコンへのバックアップ

バックアップの頻度

定期的にバックアップすることが大切です。

おすすめの頻度

  • クラウドサービス:自動バックアップ設定で常に最新
  • パソコン:月1回~2回
  • 外付けストレージ:月1回~2回

よくあるトラブルと解決法

バックアップでよくある問題と解決策をご紹介します。

トラブル1:iCloudの容量が足りない

原因

写真や動画が多すぎて、無料の5GBでは足りません。

解決策

方法1:不要なデータを削除

  1. 設定 → Apple ID → iCloud → ストレージを管理
  2. 不要なバックアップやデータを削除

方法2:有料プランにアップグレード

  1. 設定 → Apple ID → iCloud → ストレージを管理
  2. 「ストレージプランを変更」をタップ
  3. 50GB(130円/月)以上のプランを選択

方法3:他のサービスを併用

  • Googleフォトを使う
  • 外付けストレージを購入

トラブル2:Googleフォトのバックアップが進まない

原因と解決策

原因1:Wi-Fiに接続していない

モバイルデータ通信ではバックアップされません。Wi-Fiに接続してください。

原因2:バックアップが一時停止している

Googleフォトアプリを開き、プロフィールアイコンから「バックアップを再開」をタップします。

原因3:Googleストレージが満杯

不要なメールやファイルを削除するか、有料プランにアップグレードしてください。

原因4:アプリが最新でない

App Storeからアプリを最新版にアップデートしてください。

トラブル3:パソコンにiPhoneが認識されない

解決策

方法1:ケーブルを変える

純正ケーブルまたはMFi認証(Made for iPhone)のケーブルを使用してください。

方法2:別のUSBポートを試す

パソコンの別のUSBポートに接続してみてください。

方法3:iPhoneで「信頼」をタップ

iPhoneに「このコンピュータを信頼しますか?」と表示されたら、必ず「信頼」をタップしてください。

方法4:パソコンとiPhoneを再起動

両方とも再起動してから、もう一度接続してください。

方法5:ドライバーを更新(Windows)

デバイスマネージャーから、「ポータブルデバイス」のドライバーを更新してください。

トラブル4:iPhoneから削除したらiCloudからも消えた

原因

iCloud写真は同期サービスなので、iPhoneから削除するとiCloudからも削除されます。

解決策

削除から30日以内なら、「最近削除した項目」から復元できます。

復元方法

  1. 写真アプリを開く
  2. 「アルバム」タブをタップ
  3. 下にスクロールして「最近削除した項目」をタップ
  4. 復元したい写真を選択
  5. 「復元」をタップ

今後の対策

iPhoneから写真を削除する前に、必ず別の場所にもバックアップを取りましょう。

トラブル5:外付けストレージが認識されない

解決策

方法1:接続し直す

一度外して、もう一度しっかり接続してください。

方法2:iPhone を再起動

iPhoneを再起動してから、もう一度接続してください。

方法3:端子の汚れを確認

iPhoneの端子とストレージの端子を、柔らかい布で拭いてください。

方法4:iOSをアップデート

古いiOSでは認識されない場合があります。最新版にアップデートしてください。

方法5:別のストレージを試す

ストレージ自体が故障している可能性があります。別の製品を試してみてください。

トラブル6:バックアップに時間がかかりすぎる

原因と解決策

原因1:写真の枚数が多い

数万枚の写真がある場合、数時間~数日かかることがあります。気長に待ちましょう。

原因2:インターネット回線が遅い

クラウドバックアップは、Wi-Fiの速度に影響されます。高速なWi-Fi環境で行ってください。

原因3:同時に他の作業をしている

バックアップ中は、他のアプリを閉じて、iPhoneを充電しながら放置するのがおすすめです。

原因4:サーバーが混雑している

夜間や休日など、混雑している時間帯を避けましょう。


よくある質問(FAQ)

Q1:バックアップにお金をかけたくない。無料でできる?

A: はい、できます。

無料の組み合わせ例

  • iCloud 5GB + Googleフォト 15GB
  • パソコンへのバックアップ(パソコンがある場合)

ただし、写真が多い場合は無料では足りない可能性が高いです。

Q2:一番おすすめのバックアップ方法は?

A: iCloud写真 + 別の方法の組み合わせです。

iCloud写真は自動で便利ですが、単独では不十分です。必ずGoogleフォト、パソコン、外付けストレージのいずれかと組み合わせましょう。

Q3:写真が何枚あるか確認する方法は?

A: 写真アプリで確認できます。

  1. 写真アプリを開く
  2. 「アルバム」タブをタップ
  3. 「すべての写真」を開く

画面下部に総枚数が表示されます。

Q4:バックアップした写真を削除しても大丈夫?

A: バックアップ方法によります。

  • iCloud写真:削除するとiCloudからも消えます
  • Googleフォト:iPhoneから削除してもGoogleフォトには残ります
  • パソコン・外付けストレージ:コピーなので削除してもOK

念のため、2箇所以上にバックアップしてから削除しましょう。

Q5:iCloudとiCloudバックアップは違うの?

A: はい、別物です。

  • iCloud写真:写真だけを同期・保存するサービス
  • iCloudバックアップ:iPhone全体(アプリ、設定、写真など)をバックアップ

iCloudバックアップには写真も含まれますが、個別に写真を取り出すことはできません。

Q6:機種変更するとき、写真はどうなる?

A: バックアップから復元できます。

iCloud写真を使っている場合

  1. 新しいiPhoneで同じApple IDでログイン
  2. iCloud写真をオンにする
  3. 自動的に写真がダウンロードされる

Googleフォトを使っている場合

  1. 新しいiPhoneにGoogleフォトアプリをインストール
  2. 同じGoogleアカウントでログイン
  3. すべての写真が表示される

Q7:家族の写真もバックアップしたい。どうすればいい?

A: 家族共有またはアカウントを分けましょう。

方法1:iCloud+のファミリー共有

  • 200GB以上のプランを家族で共有
  • 各自のApple IDで個別に管理

方法2:Googleフォトの共有アルバム

  • 特定のアルバムを家族と共有
  • 各自のアカウントで管理

方法3:外付けストレージ

  • 家族全員の写真を1つのストレージに保存
  • 定期的に各自のiPhoneからコピー

Q8:バックアップの写真を見ることはできる?

A: はい、できます。

  • iCloud写真:iCloud.comまたは別のAppleデバイスで閲覧
  • Googleフォト:Googleフォトアプリまたはブラウザで閲覧
  • パソコン:パソコンで直接閲覧
  • 外付けストレージ:専用アプリまたはパソコンで閲覧

Q9:動画もバックアップされる?

A: はい、写真と同じようにバックアップされます。

ただし、動画はファイルサイズが大きいので:

  • 無料プランではすぐに容量不足になる
  • アップロードに時間がかかる
  • パソコンや外付けストレージの容量も大きく消費する

動画が多い場合は、大容量のプランやストレージが必要です。

Q10:複数のiPhoneの写真を1箇所にまとめられる?

A: はい、できます。

方法1:同じiCloudアカウントを使う

  • 同じApple IDで両方のiPhoneにログイン
  • iCloud写真をオンにする
  • すべての写真が統合される

方法2:パソコンにまとめる

  • 各iPhoneからパソコンに写真をコピー
  • 1つのフォルダにまとめる

方法3:Googleフォト

  • 同じGoogleアカウントで両方のiPhoneからバックアップ
  • 自動的に統合される

まとめ:大切な思い出を守るために

iPhoneの写真バックアップ方法、いかがでしたか?

この記事のポイント

📱 バックアップは必須
iPhoneが壊れたら写真は戻りません。今すぐバックアップを!

☁️ 複数の方法を組み合わせる
1つのバックアップでは不十分。2つ以上の方法で安心

自動バックアップが便利
iCloud写真やGoogleフォトなら、設定するだけで自動保存

💰 無料でも始められる
iCloud 5GB + Googleフォト 15GB で無料バックアップ可能

🖥️ パソコンや外付けストレージも活用
クラウドだけでなく、物理的なバックアップも重要

最初の一歩を踏み出そう

バックアップは「いつかやろう」と思っていると、永遠にやりません。今すぐ始めましょう。

今日やるべきこと

  1. iCloud写真をオンにする(設定 → Apple ID → iCloud → 写真)
  2. Googleフォトアプリをインストールして設定
  3. パソコンがあれば、写真を一度コピー

たった10分の作業で、大切な思い出が守られます。

定期的にチェックしよう

バックアップは一度設定したら終わりではありません。

月1回のチェック項目

  • iCloudの容量は足りているか
  • Googleフォトのバックアップは完了しているか
  • パソコンや外付けストレージに最新の写真をコピーしたか

大切な家族との思い出、旅行の記録、子供の成長、ペットの写真。

二度と撮れない写真だからこそ、しっかりバックアップして守りましょう!

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