「iPhoneが壊れたら、大切な写真が全部消えちゃう…」
「容量がいっぱいで写真が撮れない!」
「バックアップって難しそう…」
そんな不安、ありませんか?
実は、iPhoneの写真バックアップは思っているよりずっと簡単です。しかも方法は一つじゃありません。
この記事では、iPhoneの写真を安全にバックアップする方法を、初心者の方にもわかりやすく徹底解説します。無料の方法から有料の方法、パソコンありなし、それぞれのメリット・デメリットまで、すべてカバーしていきます!
なぜ写真のバックアップが必要なの?

まずは、バックアップの重要性を確認しましょう。
消えた写真は二度と戻らない
iPhoneには、家族との思い出、旅行の記録、子供の成長、大切なペットの写真など、かけがえのない写真が詰まっています。
写真が消える主な原因
- iPhoneの故障・破損
- 水没や落下による物理的ダメージ
- 盗難・紛失
- 誤って削除してしまう
- iOSアップデートの失敗
- ストレージの不具合
一度消えた写真は、復元できない可能性が高いです。データ復旧業者に依頼すると数万円~十数万円かかることも。
バックアップがあれば安心
写真をバックアップしておけば、万が一iPhoneが壊れても、新しいiPhoneに写真を復元できます。
バックアップのメリット
✓ iPhoneが壊れても写真は安全
✓ 機種変更時にスムーズにデータ移行できる
✓ 容量不足を気にせず写真が撮れる
✓ 複数のデバイスから写真を見られる
✓ 家族や友人と写真を共有しやすい
1つのバックアップでは不十分
「iCloudにバックアップしてるから大丈夫」と思っていませんか?
実は、1つのバックアップだけでは不十分です。
1つだけのリスク
- クラウドサービスの障害やアカウント乗っ取り
- うっかりiPhoneから削除すると、クラウドからも消える場合がある
- サービス終了や仕様変更のリスク
- 料金を払い忘れて容量オーバーになる
理想は「3-2-1ルール」
- 3つのコピー(本体 + バックアップ2つ)
- 2種類の異なる媒体(クラウド + ローカル など)
- 1つは別の場所(自宅とオフィス など)
例:iPhone本体 + iCloud + パソコン
バックアップ方法の選び方
自分に合ったバックアップ方法を選びましょう。
パソコンの有無で選ぶ
パソコンがある人
→ パソコンへのバックアップ + クラウドサービス
パソコンがない人
→ クラウドサービス + 外付けストレージ
費用で選ぶ
無料で済ませたい
- iCloud(5GBまで無料)
- Googleフォト(15GBまで無料)
- パソコンへのバックアップ
有料でも構わない
- iCloud+(月130円~)
- Googleストレージ(月250円~)
- 外付けSSD/HDD購入
手軽さで選ぶ
自動でバックアップしたい
- iCloud写真
- Googleフォト
- Amazon Photos
手動でも構わない
- パソコンへの転送
- 外付けストレージ
写真の枚数で選ぶ
数千枚程度
→ 無料のクラウドサービスで十分
数万枚以上
→ 有料クラウド または 大容量の外付けストレージ
【方法1】iCloudで自動バックアップ(おすすめ度★★★★★)
iPhoneユーザーに最もおすすめの方法です。
iCloud写真とは
Apple純正のクラウドストレージサービスです。設定をオンにするだけで、撮影した写真が自動的にiCloudにアップロードされます。
iCloud写真の特徴
- 撮影したら自動でバックアップ
- すべてのAppleデバイスで写真を共有
- オリジナル画質で保存
- 編集内容も自動で同期
- ブラウザからも閲覧可能
iCloud写真の設定方法
ステップ1:設定アプリを開く
ホーム画面から「設定」アプリをタップします。
ステップ2:Apple IDをタップ
画面上部の自分の名前(Apple ID)をタップします。
ステップ3:iCloudを選択
「iCloud」をタップします。
ステップ4:写真をオンにする
- 「写真」をタップ
- 「このiPhoneを同期」をオンにする
これで設定完了です。Wi-Fiに接続されると、自動的に写真がアップロードされます。
ストレージ容量の最適化
iPhoneの容量を節約したい場合は、「ストレージを最適化」を選択しましょう。
最適化の仕組み
- オリジナル画像はiCloudに保存
- iPhone本体には圧縮版を保存
- 必要なときにオリジナルをダウンロード
設定方法
- 設定 → Apple ID → iCloud → 写真
- 「iPhoneのストレージを最適化」を選択
iCloudの料金プラン
無料プラン:5GB
- 写真約1,280枚分
- 動画を撮る人には不十分
50GB:月130円
- 写真約12,800枚分
- ほとんどの人に十分
200GB:月400円
- 写真約51,200枚分
- 家族でシェアできる
2TB:月1,300円
- 写真約512,000枚分
- ヘビーユーザー向け
同期状況の確認方法
ちゃんとバックアップされているか確認しましょう。
確認手順
- 写真アプリを開く
- 画面右上のアイコンを確認
アイコンの意味
- 青い円が回っている:アップロード中
- 黄色のバッジ:同期が一時停止
- 黄色の警告マーク:容量がほぼ満杯
- 赤い感嘆符:容量が満杯
- 何も表示なし:すべて同期済み
iCloud.comでの確認方法
パソコンやブラウザから写真を確認できます。
手順
- ブラウザで「iCloud.com」にアクセス
- Apple IDでログイン
- 「写真」をクリック
すべての写真が表示されます。
iCloudのメリット・デメリット
メリット
✓ 設定が簡単
✓ 完全自動でバックアップ
✓ すべてのAppleデバイスで同期
✓ オリジナル画質で保存
✓ 編集内容も同期される
デメリット
✗ 無料では5GBしか使えない
✗ 月額料金がかかる(50GB以上)
✗ iPhoneから削除するとiCloudからも消える
✗ Apple製品以外では使いにくい
重要な注意点
iPhoneから写真を削除すると、iCloudからも消えます
これが最大の注意点です。iCloud写真は「バックアップ」というより「同期」に近い仕組みです。
安全な削除方法
- パソコンや外付けストレージに別途バックアップ
- iCloud.comで写真をダウンロード
- それからiPhoneで削除
【方法2】Googleフォトでバックアップ(おすすめ度★★★★☆)

無料で使いやすい、人気のクラウドサービスです。
Googleフォトとは
Google提供の写真・動画保存サービスです。AI機能が充実していて、顔認識や自動分類が便利です。
Googleフォトの特徴
- 15GBまで無料
- AndroidでもiPhoneでも使える
- 強力な検索機能(人物、場所、物体で検索)
- 自動でアルバムやコラージュを作成
- 家族や友人と簡単に共有
Googleフォトの設定方法
ステップ1:アプリをインストール
App Storeから「Googleフォト」をインストールします。
ステップ2:Googleアカウントでログイン
Googleアカウントでサインインします。アカウントがない場合は新規作成します。
ステップ3:写真へのアクセスを許可
「すべての写真へのアクセスを許可」を選択します。
ステップ4:バックアップをオンにする
- 右上のプロフィールアイコンをタップ
- 「Googleフォトの設定」をタップ
- 「バックアップ」をタップ
- バックアップをオンにする
ステップ5:バックアップの画質を選択
- 元の画質:オリジナル画質で保存(15GBにカウント)
- 容量節約画質:圧縮して保存(15GBにカウント)
ほとんどの場合、容量節約画質で十分です。iPhoneは1200万画素なので、圧縮されても見た目はほぼ変わりません。
自動バックアップの設定
Wi-Fi接続時のみ自動バックアップする設定がおすすめです。
設定方法
- Googleフォトアプリを開く
- プロフィールアイコン → 設定 → バックアップ
- 「モバイルデータ通信」をオフにする
これで、Wi-Fi接続時だけ自動バックアップされます。
バックアップ状況の確認
確認方法
- Googleフォトアプリを開く
- プロフィールアイコンをタップ
- 「バックアップが完了しました」と表示されていればOK
アップロード待ちの枚数が表示される場合は、バックアップ中です。
Googleフォトの料金プラン
無料プラン:15GB
- Gmail、Googleドライブと共有
- 写真約4,000枚程度
100GB:月250円
- 写真約25,000枚程度
200GB:月380円
- 写真約50,000枚程度
2TB:月1,300円
- 写真約500,000枚程度
Googleフォトのメリット・デメリット
メリット
✓ 15GBまで無料
✓ AndroidでもiPhoneでも使える
✓ 強力なAI検索機能
✓ 自動整理・分類が便利
✓ 共有機能が充実
✓ iPhoneから削除してもGoogleフォトには残る
デメリット
✗ 無料プランは15GBまで
✗ Gmailやドライブと容量を共有
✗ 元の画質で保存すると容量を消費
✗ バックアップに時間がかかることがある
重要な注意点
Googleフォトから削除すると復元できない
Googleフォトで写真を削除すると、60日間はゴミ箱に保管されますが、それ以降は完全に削除されます。
iPhoneとGoogleフォトの違い
- iPhoneから削除 → Googleフォトには残る
- Googleフォトから削除 → iPhoneにも残る(同期していない場合)
【方法3】パソコンにバックアップ(おすすめ度★★★★☆)
パソコンを持っている人におすすめの方法です。
パソコンバックアップのメリット
メリット
✓ 月額料金なし
✓ 大容量のデータを保存可能
✓ オリジナル画質のまま保存
✓ インターネット不要
✓ 写真を自由に管理できる
デメリット
✗ 手動でバックアップが必要
✗ パソコンの故障リスクがある
✗ ケーブル接続が面倒
Macでのバックアップ方法
Macは「写真」アプリでバックアップできます。
手順
ステップ1:iPhoneをMacに接続
Lightning to USB-C ケーブル(またはUSB-C to USB-C)でiPhoneとMacを接続します。
ステップ2:写真アプリが自動起動
Macの「写真」アプリが自動的に開きます。
開かない場合は、手動で起動してください。
ステップ3:デバイスを選択
左サイドバーの「デバイス」からiPhoneを選択します。
ステップ4:読み込みたい写真を選択
- すべての新規項目を読み込む:前回以降の写真をすべて読み込む
- 選択項目を読み込む:選んだ写真だけ読み込む
ステップ5:読み込み先を選択
「読み込み先」でアルバムを選択するか、新規アルバムを作成します。
ステップ6:読み込み開始
「すべての新規項目を読み込む」または「選択項目を読み込む」をクリックします。
ステップ7:読み込み後の処理
読み込み完了後、「読み込んだ項目を削除」を選択すると、iPhoneから写真を削除できます。
Windowsでのバックアップ方法
Windowsには2つの方法があります。
方法A:フォトアプリを使う(Windows 10/11)
ステップ1:iPhoneを接続
iPhoneをUSBケーブルでパソコンに接続します。
ステップ2:iPhoneで許可
iPhoneに「このコンピュータを信頼しますか?」と表示されたら、「信頼」をタップします。
ステップ3:フォトアプリを起動
スタートメニューから「フォト」アプリを開きます。
ステップ4:インポートを開始
- 右上の「インポート」をクリック
- 「USBデバイスから」を選択
- iPhoneを選択
ステップ5:写真を選択
インポートしたい写真を選択するか、「すべて選択」をクリックします。
ステップ6:インポート
「インポート」ボタンをクリックして、写真を取り込みます。
デフォルトでは「ピクチャ」フォルダに保存されます。
方法B:エクスプローラーから直接コピー
ステップ1:iPhoneを接続
USBケーブルで接続し、iPhoneで「信頼」をタップします。
ステップ2:エクスプローラーを開く
Windowsキー + E でエクスプローラーを開きます。
ステップ3:iPhoneを開く
- 左サイドバーの「PC」または「このPC」をクリック
- 「Apple iPhone」をダブルクリック
- 「Internal Storage」をダブルクリック
- 「DCIM」フォルダを開く
ステップ4:写真をコピー
DCIMフォルダ内の写真を、パソコンの好きな場所にドラッグ&ドロップします。
iTunesを使ったバックアップ(Windows)
iTunesでiPhone全体をバックアップできます。ただし、個別の写真を取り出すことはできません。
手順
ステップ1:iTunesをインストール
Microsoftストアから「iTunes」をインストールします。
ステップ2:iPhoneを接続
USBケーブルでiPhoneをパソコンに接続します。
ステップ3:iTunesでiPhoneを選択
iTunesを開き、左上のiPhoneアイコンをクリックします。
ステップ4:バックアップ先を選択
「概要」タブの「バックアップ」セクションで、「このコンピュータ」を選択します。
ステップ5:暗号化を有効にする(オプション)
パスワードやヘルスケアデータもバックアップしたい場合は、「ローカルのバックアップを暗号化」にチェックを入れます。
ステップ6:バックアップ開始
「今すぐバックアップ」をクリックします。
Finderを使ったバックアップ(macOS Catalina以降)
macOS Catalina以降は、iTunesではなくFinderを使います。
手順
ステップ1:iPhoneを接続
iPhoneをMacに接続します。
ステップ2:Finderを開く
Finderを開き、サイドバーの「場所」からiPhoneを選択します。
ステップ3:バックアップ先を選択
「一般」タブで、「このMac内のすべてのデータをバックアップ」を選択します。
ステップ4:暗号化(オプション)
必要に応じて「ローカルのバックアップを暗号化」にチェックを入れます。
ステップ5:バックアップ開始
「今すぐバックアップ」をクリックします。
【方法4】外付けストレージにバックアップ(おすすめ度★★★☆☆)
パソコンなしでバックアップしたい人におすすめです。
外付けストレージとは
iPhoneに直接接続できるUSBメモリ、SSD、HDDのことです。
外付けストレージの種類
- USBメモリ:手軽で安価(32GB~256GB程度)
- SSD:高速で耐久性が高い(256GB~2TB)
- HDD:大容量で安価(1TB~4TB)
iPhone対応ストレージの選び方
端子の種類を確認
iPhoneの端子は2種類あります:
- Lightning端子:iPhone 14以前
- USB-C端子:iPhone 15以降
購入する外付けストレージの端子がiPhoneに合っているか確認しましょう。
容量の目安
- 32GB~64GB:数千枚の写真
- 128GB~256GB:1万枚以上の写真
- 512GB~1TB:数万枚の写真と大量の動画
- 2TB以上:ほぼ無制限
外付けストレージへのバックアップ方法
多くのiPhone対応ストレージには、専用アプリが用意されています。
一般的な手順
ステップ1:アプリをインストール
App Storeから専用アプリをダウンロードします。
ステップ2:ストレージを接続
外付けストレージをiPhoneに接続します。
ステップ3:写真へのアクセスを許可
アプリが写真へのアクセスを求めたら、「すべての写真へのアクセスを許可」を選択します。
ステップ4:バックアップを開始
アプリで「バックアップ」または「写真をコピー」を選択します。
ステップ5:バックアップ完了を待つ
数分~数十分でバックアップが完了します。
人気の外付けストレージ
SanDisk iXpand
- LightningとUSB-C両対応モデルあり
- 専用アプリで簡単バックアップ
- 32GB~256GB
Transcend JetDrive Go
- コンパクトで持ち運びやすい
- 写真の閲覧・再生も可能
- 32GB~128GB
バッファロー iPhone用SSD
- 高速転送
- 大容量(512GB~2TB)
- 専用アプリ「写真バックアップ」
ロジテック iPhone用SSD
- Lightning/USB-C対応
- 自動バックアップ機能
- 256GB~1TB
外付けストレージのメリット・デメリット
メリット
✓ 月額料金なし
✓ パソコン不要
✓ インターネット不要
✓ オリジナル画質で保存
✓ 持ち運べる
デメリット
✗ 初期費用がかかる
✗ 紛失・破損のリスク
✗ 手動でバックアップが必要
✗ 容量に限りがある
【方法5】その他のクラウドサービス

iCloudやGoogleフォト以外にも、便利なサービスがあります。
Amazon Photos(プライム会員限定)
Amazonプライム会員なら、容量無制限で写真を保存できます。
Amazon Photosの特徴
- 写真は容量無制限(オリジナル画質)
- 動画は5GBまで
- プライム会員なら追加料金なし
- 年額5,900円または月額600円
設定方法
- App Storeから「Amazon Photos」をインストール
- Amazonアカウントでログイン
- 自動保存をオンにする
おすすめの人
- Amazonプライム会員
- 動画は少なく、写真メイン
- 容量を気にせず保存したい
Dropbox
ファイル共有で有名なDropboxも使えます。
Dropboxの特徴
- 無料で2GBまで
- 有料プラン:月1,500円で2TB
- パソコンとの連携が便利
- 共有機能が充実
おすすめの人
- すでにDropboxを使っている
- パソコンとのファイル共有が必要
- 仕事でも使いたい
Microsoft OneDrive
Microsoftアカウントで使えるクラウドストレージです。
OneDriveの特徴
- 無料で5GBまで
- Microsoft 365契約者は1TB
- Officeファイルとの連携が便利
おすすめの人
- Microsoft 365を使っている
- Windowsパソコンと連携したい
- Officeファイルも一緒に管理したい
iCloud以外のクラウド比較表
| サービス | 無料容量 | 有料プラン | 特徴 |
|---|---|---|---|
| Googleフォト | 15GB | 100GB:250円/月 | AI検索が強力 |
| Amazon Photos | – | プライム会員:600円/月 | 写真無制限 |
| Dropbox | 2GB | 2TB:1,500円/月 | ファイル共有に便利 |
| OneDrive | 5GB | 100GB:229円/月 | Office連携 |
複数バックアップのすすめ
安全のため、2つ以上の方法を組み合わせましょう。
おすすめの組み合わせパターン
パターン1:無料で最大限バックアップ
- iCloud(5GB無料)
- Googleフォト(15GB無料)
- パソコンへのバックアップ
パターン2:有料だが安心
- iCloud+(200GB:400円/月)
- パソコンまたは外付けSSD
パターン3:プライム会員向け
- Amazon Photos(容量無制限)
- iCloud(5GB無料)
パターン4:写真が多い人向け
- Googleフォト(200GB:380円/月)
- 外付けSSD(2TB)
パターン5:完璧主義者向け
- iCloud+(200GB:400円/月)
- Googleフォト(100GB:250円/月)
- 外付けSSD(1TB)
- パソコンへのバックアップ
バックアップの頻度
定期的にバックアップすることが大切です。
おすすめの頻度
- クラウドサービス:自動バックアップ設定で常に最新
- パソコン:月1回~2回
- 外付けストレージ:月1回~2回
よくあるトラブルと解決法
バックアップでよくある問題と解決策をご紹介します。
トラブル1:iCloudの容量が足りない
原因
写真や動画が多すぎて、無料の5GBでは足りません。
解決策
方法1:不要なデータを削除
- 設定 → Apple ID → iCloud → ストレージを管理
- 不要なバックアップやデータを削除
方法2:有料プランにアップグレード
- 設定 → Apple ID → iCloud → ストレージを管理
- 「ストレージプランを変更」をタップ
- 50GB(130円/月)以上のプランを選択
方法3:他のサービスを併用
- Googleフォトを使う
- 外付けストレージを購入
トラブル2:Googleフォトのバックアップが進まない
原因と解決策
原因1:Wi-Fiに接続していない
モバイルデータ通信ではバックアップされません。Wi-Fiに接続してください。
原因2:バックアップが一時停止している
Googleフォトアプリを開き、プロフィールアイコンから「バックアップを再開」をタップします。
原因3:Googleストレージが満杯
不要なメールやファイルを削除するか、有料プランにアップグレードしてください。
原因4:アプリが最新でない
App Storeからアプリを最新版にアップデートしてください。
トラブル3:パソコンにiPhoneが認識されない
解決策
方法1:ケーブルを変える
純正ケーブルまたはMFi認証(Made for iPhone)のケーブルを使用してください。
方法2:別のUSBポートを試す
パソコンの別のUSBポートに接続してみてください。
方法3:iPhoneで「信頼」をタップ
iPhoneに「このコンピュータを信頼しますか?」と表示されたら、必ず「信頼」をタップしてください。
方法4:パソコンとiPhoneを再起動
両方とも再起動してから、もう一度接続してください。
方法5:ドライバーを更新(Windows)
デバイスマネージャーから、「ポータブルデバイス」のドライバーを更新してください。
トラブル4:iPhoneから削除したらiCloudからも消えた
原因
iCloud写真は同期サービスなので、iPhoneから削除するとiCloudからも削除されます。
解決策
削除から30日以内なら、「最近削除した項目」から復元できます。
復元方法
- 写真アプリを開く
- 「アルバム」タブをタップ
- 下にスクロールして「最近削除した項目」をタップ
- 復元したい写真を選択
- 「復元」をタップ
今後の対策
iPhoneから写真を削除する前に、必ず別の場所にもバックアップを取りましょう。
トラブル5:外付けストレージが認識されない
解決策
方法1:接続し直す
一度外して、もう一度しっかり接続してください。
方法2:iPhone を再起動
iPhoneを再起動してから、もう一度接続してください。
方法3:端子の汚れを確認
iPhoneの端子とストレージの端子を、柔らかい布で拭いてください。
方法4:iOSをアップデート
古いiOSでは認識されない場合があります。最新版にアップデートしてください。
方法5:別のストレージを試す
ストレージ自体が故障している可能性があります。別の製品を試してみてください。
トラブル6:バックアップに時間がかかりすぎる
原因と解決策
原因1:写真の枚数が多い
数万枚の写真がある場合、数時間~数日かかることがあります。気長に待ちましょう。
原因2:インターネット回線が遅い
クラウドバックアップは、Wi-Fiの速度に影響されます。高速なWi-Fi環境で行ってください。
原因3:同時に他の作業をしている
バックアップ中は、他のアプリを閉じて、iPhoneを充電しながら放置するのがおすすめです。
原因4:サーバーが混雑している
夜間や休日など、混雑している時間帯を避けましょう。
よくある質問(FAQ)
Q1:バックアップにお金をかけたくない。無料でできる?
A: はい、できます。
無料の組み合わせ例
- iCloud 5GB + Googleフォト 15GB
- パソコンへのバックアップ(パソコンがある場合)
ただし、写真が多い場合は無料では足りない可能性が高いです。
Q2:一番おすすめのバックアップ方法は?
A: iCloud写真 + 別の方法の組み合わせです。
iCloud写真は自動で便利ですが、単独では不十分です。必ずGoogleフォト、パソコン、外付けストレージのいずれかと組み合わせましょう。
Q3:写真が何枚あるか確認する方法は?
A: 写真アプリで確認できます。
- 写真アプリを開く
- 「アルバム」タブをタップ
- 「すべての写真」を開く
画面下部に総枚数が表示されます。
Q4:バックアップした写真を削除しても大丈夫?
A: バックアップ方法によります。
- iCloud写真:削除するとiCloudからも消えます
- Googleフォト:iPhoneから削除してもGoogleフォトには残ります
- パソコン・外付けストレージ:コピーなので削除してもOK
念のため、2箇所以上にバックアップしてから削除しましょう。
Q5:iCloudとiCloudバックアップは違うの?
A: はい、別物です。
- iCloud写真:写真だけを同期・保存するサービス
- iCloudバックアップ:iPhone全体(アプリ、設定、写真など)をバックアップ
iCloudバックアップには写真も含まれますが、個別に写真を取り出すことはできません。
Q6:機種変更するとき、写真はどうなる?
A: バックアップから復元できます。
iCloud写真を使っている場合
- 新しいiPhoneで同じApple IDでログイン
- iCloud写真をオンにする
- 自動的に写真がダウンロードされる
Googleフォトを使っている場合
- 新しいiPhoneにGoogleフォトアプリをインストール
- 同じGoogleアカウントでログイン
- すべての写真が表示される
Q7:家族の写真もバックアップしたい。どうすればいい?
A: 家族共有またはアカウントを分けましょう。
方法1:iCloud+のファミリー共有
- 200GB以上のプランを家族で共有
- 各自のApple IDで個別に管理
方法2:Googleフォトの共有アルバム
- 特定のアルバムを家族と共有
- 各自のアカウントで管理
方法3:外付けストレージ
- 家族全員の写真を1つのストレージに保存
- 定期的に各自のiPhoneからコピー
Q8:バックアップの写真を見ることはできる?
A: はい、できます。
- iCloud写真:iCloud.comまたは別のAppleデバイスで閲覧
- Googleフォト:Googleフォトアプリまたはブラウザで閲覧
- パソコン:パソコンで直接閲覧
- 外付けストレージ:専用アプリまたはパソコンで閲覧
Q9:動画もバックアップされる?
A: はい、写真と同じようにバックアップされます。
ただし、動画はファイルサイズが大きいので:
- 無料プランではすぐに容量不足になる
- アップロードに時間がかかる
- パソコンや外付けストレージの容量も大きく消費する
動画が多い場合は、大容量のプランやストレージが必要です。
Q10:複数のiPhoneの写真を1箇所にまとめられる?
A: はい、できます。
方法1:同じiCloudアカウントを使う
- 同じApple IDで両方のiPhoneにログイン
- iCloud写真をオンにする
- すべての写真が統合される
方法2:パソコンにまとめる
- 各iPhoneからパソコンに写真をコピー
- 1つのフォルダにまとめる
方法3:Googleフォト
- 同じGoogleアカウントで両方のiPhoneからバックアップ
- 自動的に統合される
まとめ:大切な思い出を守るために
iPhoneの写真バックアップ方法、いかがでしたか?
この記事のポイント
📱 バックアップは必須
iPhoneが壊れたら写真は戻りません。今すぐバックアップを!
☁️ 複数の方法を組み合わせる
1つのバックアップでは不十分。2つ以上の方法で安心
✨ 自動バックアップが便利
iCloud写真やGoogleフォトなら、設定するだけで自動保存
💰 無料でも始められる
iCloud 5GB + Googleフォト 15GB で無料バックアップ可能
🖥️ パソコンや外付けストレージも活用
クラウドだけでなく、物理的なバックアップも重要
最初の一歩を踏み出そう
バックアップは「いつかやろう」と思っていると、永遠にやりません。今すぐ始めましょう。
今日やるべきこと
- iCloud写真をオンにする(設定 → Apple ID → iCloud → 写真)
- Googleフォトアプリをインストールして設定
- パソコンがあれば、写真を一度コピー
たった10分の作業で、大切な思い出が守られます。
定期的にチェックしよう
バックアップは一度設定したら終わりではありません。
月1回のチェック項目
- iCloudの容量は足りているか
- Googleフォトのバックアップは完了しているか
- パソコンや外付けストレージに最新の写真をコピーしたか
大切な家族との思い出、旅行の記録、子供の成長、ペットの写真。
二度と撮れない写真だからこそ、しっかりバックアップして守りましょう!

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