iPhoneを使っていると、待ち受け画面を自分好みの写真や画像に変えたくなりますよね。
お気に入りの写真、推しの画像、おしゃれな風景写真など、毎日目にする画面だからこそ、気分が上がるものにしたいものです。でも「設定方法が分からない」「ロック画面とホーム画面を別々にできないの?」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
この記事では、iPhoneの待ち受け画面(壁紙)を変更する方法を分かりやすく解説します。基本の設定から、複数の壁紙を切り替える方法、自動で変わる設定まで詳しくご紹介しますね。
iPhoneの「待ち受け画面」とは?

iPhoneには、2つの待ち受け画面があります。
ロック画面とホーム画面
ロック画面
iPhoneの電源ボタンを押した時に最初に表示される画面です。時刻や日付が大きく表示され、ロックを解除する前の状態ですね。
ホーム画面
ロックを解除した後に表示される、アプリのアイコンが並んでいる画面です。
この2つの画面は、同じ壁紙にすることもできますし、別々の画像を設定することもできます。
基本的な壁紙の変更方法
まずは、基本的な壁紙の変更方法から見ていきましょう。大きく分けて3つの方法があります。
方法1:設定アプリから変更する
最も標準的な方法です。
- ホーム画面で「設定」アプリを開く
- 「壁紙」をタップ
- 「新しい壁紙を追加」をタップ
- 好きな壁紙を選択する
- カスタマイズが終わったら「追加」をタップ
- 「壁紙を両方に設定」または「ホーム画面をカスタマイズ」を選ぶ
方法2:写真アプリから直接設定する
すでに保存してある写真を使いたい時に便利です。
- 「写真」アプリを開く
- 壁紙にしたい写真を選ぶ
- 左下の共有ボタン(四角に上向き矢印)をタップ
- 「壁紙に設定」を選択
- 画像の位置やサイズを調整
- 「設定」をタップ
- 設定したい画面を選ぶ
方法3:ロック画面を長押しする(iOS 16以降)
iOS 16以降では、より簡単に変更できるようになりました。
- ロック画面を長押し
- 右下の「+」マークをタップ
- 好きな壁紙を選択
- カスタマイズして「追加」をタップ
ロック画面とホーム画面を別々に設定する方法
同じ画像ではなく、ロック画面とホーム画面で違う壁紙を使いたい場合の設定方法です。
設定手順
- ロック画面を長押し
- 「+」マークをタップ
- ロック画面用の壁紙を選ぶ
- カスタマイズが終わったら「追加」をタップ
- 「ホーム画面をカスタマイズ」を選択(「壁紙を両方に設定」ではない)
- 画面下部の「写真」をタップ
- ホーム画面用の画像を選ぶ
- 「完了」をタップ
これで、ロック画面とホーム画面に別々の画像を設定できます。
ホーム画面だけ後から変更する場合
すでにロック画面を設定していて、ホーム画面だけ変えたい時はこちらの方法が便利です。
- 「設定」アプリを開く
- 「壁紙」をタップ
- ホーム画面のプレビューの下にある「カスタマイズ」をタップ
- 下部の「写真」をタップして画像を選ぶ
- 「完了」をタップ
複数の壁紙を登録して切り替える方法
気分によって壁紙を変えたい方におすすめの機能です。
複数の壁紙を作成する
- ロック画面を長押し
- 「+」マークをタップして新しい壁紙を作成
- この手順を繰り返して、好きなだけ壁紙を追加
最大で何枚でも壁紙を登録できますよ。
壁紙を切り替える方法
- ロック画面を長押し
- 登録した壁紙が横に並んで表示される
- 左右にスワイプして使いたい壁紙を選ぶ
- タップすると切り替わる
これで、いつでも簡単に壁紙を変更できます。
写真シャッフル機能で自動的に壁紙を変える
お気に入りの写真がたくさんあって選べない方には、自動で切り替わる「写真シャッフル」機能がおすすめです。
設定方法
- ロック画面を長押し
- 「+」マークをタップ
- 「写真シャッフル」を選択
- シャッフルの頻度を選ぶ
- タップ時
- ロック時(画面を表示するたび)
- 1時間ごと
- 毎日
- 使いたい写真を選択
- 「追加」をタップ
おすすめの使い方
推しの写真を1時間ごとに
朝は元気な表情、昼は食事中の写真、夜はおやすみ画像など、時間帯に合わせた写真をアルバムに入れておくと楽しいですね。
ペットの写真を毎回
かわいいペットの写真がたくさんある方は、画面を見るたびに違う表情が見られて癒されます。
旅行の思い出を毎日
お気に入りの旅行写真を入れておけば、毎日違う景色が楽しめますよ。
ロック画面にウィジェットを追加する
iOS 16以降では、ロック画面に便利なウィジェットを追加できるようになりました。
追加できるウィジェット例
- 天気
- バッテリー残量
- カレンダーの予定
- リマインダー
- 時計(複数のタイムゾーン)
- アクティビティリング
ウィジェットの追加方法
- ロック画面を長押し
- 「カスタマイズ」をタップ
- 「ロック画面」を選択
- 時計の上下にあるスペースをタップ
- 追加したいウィジェットを選ぶ
- 「完了」をタップ
ウィジェットを追加すると、ロック画面がより便利になります。
画像サイズが合わない時の対処法

お気に入りの画像を設定したのに、サイズが合わなくて見切れてしまうことがありますよね。
ピンチ操作で調整
壁紙を設定する時に、画像を2本の指でピンチ(拡大・縮小)できます。
- 2本の指を広げる → 拡大
- 2本の指を近づける → 縮小
- 画像を指で動かす → 位置調整
これで、好きな部分を画面に収められます。
視差効果を減らす
画像がどうしても大きくなりすぎる場合は、視差効果をオフにしましょう。
- 「設定」アプリを開く
- 「アクセシビリティ」をタップ
- 「動作」を選択
- 「視差効果を減らす」をオンにする
これで、画像のサイズ調整がしやすくなります。
写真アプリで事前に加工する
完璧なサイズにしたい場合は、事前に写真アプリで編集するのがおすすめです。
- 「写真」アプリで画像を開く
- 右上の「編集」をタップ
- トリミングツールで縦横比を調整
- 「完了」をタップ
- 編集した画像を壁紙に設定
iPhoneに最初から入っている壁紙を使う
自分の写真ではなく、Appleが用意した壁紙も選べます。
用意されている壁紙の種類
静止画
シンプルなデザインや美しい風景など、22種類ほど用意されています。
ダイナミック
iPhoneの傾きに応じて動くアニメーション壁紙です。(iPhone 6s以降)
Live Photos
画面を長押しすると動く壁紙です。(ロック画面のみ、iPhone 6s以降)
アストロノミー
現在地の天文状況が分かる壁紙です。
万華鏡
バリエーション豊富なパターンが楽しめます。
Appleの壁紙の設定方法
- ロック画面を長押し
- 「+」マークをタップ
- 「コレクション」から好きなものを選ぶ
- カスタマイズして「追加」をタップ
Web上の画像を壁紙にする方法
インターネット上で見つけた素敵な画像も、壁紙に設定できます。
保存から設定まで
- Safariなどで画像を長押し
- 「写真に追加」を選択
- 写真アプリに保存される
- 保存した画像を壁紙に設定
ただし、著作権には十分注意してください。個人的に楽しむ範囲で使用しましょう。
よくある質問
壁紙設定についてのよくある疑問にお答えします。
Q. ダイナミック壁紙は電池を消費する?
A. はい、通常の静止画より少し多く消費します。バッテリーが気になる方は静止画がおすすめです。
Q. Live Photosをホーム画面に設定できる?
A. できません。Live Photosはロック画面専用の機能です。
Q. 壁紙を削除する方法は?
A. ロック画面を長押しして、削除したい壁紙を上にスワイプすると削除ボタンが表示されます。
Q. 画像がぼやける場合は?
A. 元の画像の解像度が低い可能性があります。高解像度の画像を使うか、iPhoneで撮影した写真を使うとキレイに表示されます。
まとめ:お気に入りの壁紙で毎日を楽しく
iPhoneの待ち受け画面(壁紙)の変更方法について解説しました。
基本の設定方法
- 設定アプリ、写真アプリ、ロック画面長押しの3つの方法がある
- ロック画面とホーム画面を別々に設定できる
便利な機能
- 複数の壁紙を登録して簡単に切り替え
- 写真シャッフルで自動的に壁紙が変わる
- ウィジェット追加でより便利に
1日に何度も見る待ち受け画面だからこそ、お気に入りの画像を設定して気分を上げましょう。
推しの写真、家族の思い出、ペットの可愛い瞬間、旅行の風景など、見るたびに笑顔になれる壁紙を選んでくださいね!


コメント