iPhoneの容量確認を簡単にする方法!空き容量の見方から対処法まで完全ガイド

プログラミング・IT

「iPhoneの容量がいっぱいです」という通知を見たことはありませんか?

写真や動画をたくさん撮影していたり、アプリをたくさん入れていたりすると、気づかないうちにiPhoneの容量が足りなくなってしまうことがあります。容量が不足すると、アプリの動作が遅くなったり、新しい写真が保存できなくなったりして不便ですよね。

この記事では、iPhoneの容量を確認する方法や、空き容量を増やすための対処法をわかりやすく解説していきます。iPhoneを快適に使い続けるために、定期的に容量をチェックする習慣をつけましょう。

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iPhoneの容量を確認する基本的な方法

iPhoneの容量を確認するのはとても簡単です。以下の手順で、あなたのiPhoneに残っている空き容量を確認できます。

確認手順

  1. ホーム画面から「設定」アプリを開く
  2. 「一般」をタップする
  3. 「iPhoneストレージ」をタップする

この画面を開くと、画面の上部に色分けされた棒グラフが表示されます。このグラフを見れば、iPhoneの総容量と現在使用している容量が一目でわかるんです。

たとえば「128GBのうち95GB使用中」というように表示されるので、残りの空き容量がどれくらいあるか簡単にチェックできます。

データの読み込みには少し時間がかかる

「iPhoneストレージ」の画面を開いたとき、すぐには詳細が表示されないことがあります。これは、iPhoneが各アプリやデータの使用量を計算しているためです。数秒から数十秒ほど待つと、詳しい情報が表示されるようになります。

ストレージの内訳を詳しく見てみよう

「iPhoneストレージ」の画面では、容量がどのように使われているか、カテゴリーごとに分かれて表示されます。それぞれの意味を理解しておくと、容量管理がしやすくなりますよ。

主なカテゴリー

  • アプリ:インストールしているアプリ本体と、そのアプリ内のデータ
  • 写真:写真アプリに保存されている写真や動画
  • メディア:音楽、映画、ポッドキャスト、着信音など
  • メール:メールアプリのメールと添付ファイル
  • Apple Books:電子書籍やPDFファイル
  • iCloud Drive:iCloudからダウンロードしたファイル
  • その他:キャッシュファイルや一時ファイル、システムのデータなど
  • システム:iPhoneを動かすために必要なOS(オペレーティングシステム)のデータ

画面を下にスクロールすると、各アプリがどれくらいの容量を使っているか、リスト形式で表示されます。容量を多く使っているアプリから順に並んでいるので、どこを整理すればいいか判断しやすくなっています。

アプリごとの詳細を確認する

リストに表示されているアプリをタップすると、そのアプリの詳しい使用状況を見ることができます。

たとえば、写真アプリをタップすれば、写真や動画が合計でどれくらいの容量を使っているかがわかります。LINEやInstagramなどのSNSアプリをタップすれば、トーク履歴や保存した画像がどれくらいの容量を占めているかも確認できるんです。

本体ストレージとiCloudストレージの違い

iPhoneを使っていると「ストレージ」という言葉をよく目にしますが、実は「本体ストレージ」と「iCloudストレージ」という2種類があります。この違いを理解しておくと、容量管理がもっとスムーズになります。

本体ストレージとは

本体ストレージは、iPhone本体に内蔵されている保存場所のことです。

64GB、128GB、256GB、512GB、1TBといった容量があり、iPhoneを購入するときに選んだ容量が本体ストレージになります。

この容量は、iPhoneを使い始めた後に増やすことができません。AndroidスマートフォンのようにSDカードを入れて容量を追加することもできないため、購入時に選んだ容量で使い続けることになります。

iCloudストレージとは

iCloudストレージは、Appleが提供しているクラウドサービスの保存場所です。

インターネット上にデータを保存できるため、iPhone本体の容量を使わずにデータを保管できます。また、複数のAppleデバイス(iPhoneやiPad、Macなど)で同じデータを共有できるのも便利なポイントです。

無料で使えるiCloudストレージは5GBまでで、それ以上使いたい場合は有料プランに加入する必要があります。

2つのストレージを使い分ける

本体ストレージとiCloudストレージを上手に使い分けることで、iPhone本体の容量不足を防ぐことができます。

たとえば、あまり見返さない古い写真をiCloudに保存して本体からは削除すれば、本体の空き容量を増やせます。iCloudに保存した写真は、必要なときにいつでもダウンロードして見ることができるので安心です。

容量が不足しているときの対処法

iPhoneの空き容量が少なくなってきたら、以下の方法で容量を増やすことができます。自分に合った方法を試してみてください。

1. 使っていないアプリを削除する

インストールしたけれど最近使っていないアプリは、思い切って削除しましょう。

アプリは本体だけでなく、アプリ内に保存されたデータも容量を使っています。特にゲームアプリは容量が大きいものが多いので、遊ばなくなったゲームは削除することをおすすめします。

削除する方法は簡単です。「iPhoneストレージ」の画面から削除したいアプリをタップして、「Appを削除」を選ぶだけです。

2. 写真や動画を整理する

写真や動画は、容量を大きく占める原因のひとつです。

似たような写真や失敗した写真、もう見返さない動画などは削除しましょう。また、iCloud写真を有効にすることで、写真を自動的にiCloudにバックアップしながら、本体の容量を節約することもできます。

iCloud写真を有効にする手順は以下の通りです。

  1. 「設定」から自分の名前(Apple ID)をタップ
  2. 「iCloud」をタップ
  3. 「写真」をタップ
  4. 「このiPhoneを同期」をオンにする

この設定をオンにすると、撮影した写真や動画が自動的にiCloudにアップロードされ、本体には最適化された小さいサイズの写真が保存されます。

3. メッセージアプリのデータを削除する

LINEやメッセージアプリには、たくさんの写真や動画が保存されていることがあります。

古いトーク履歴や、必要のない画像・動画を削除することで、容量を空けられます。多くのメッセージアプリには、定期的にデータをバックアップする機能があるので、大切なデータはバックアップしてから削除しましょう。

4. ブラウザのキャッシュを削除する

Safariなどのブラウザアプリは、閲覧したウェブサイトのデータをキャッシュとして保存しています。

このキャッシュデータが溜まると容量を圧迫するため、定期的に削除することをおすすめします。

Safariのキャッシュを削除する手順は以下の通りです。

  1. 「設定」を開く
  2. 「Safari」をタップ
  3. 「履歴とWebサイトデータを消去」をタップ

5. 「非使用のAppを取り除く」機能を使う

iPhoneには、使っていないアプリを自動的に削除してくれる便利な機能があります。

この機能をオンにしておくと、長期間使っていないアプリが自動的に削除され、容量を節約できます。ただし、アプリ内のデータは保持されるので、再度アプリをダウンロードすればデータは元に戻ります。

設定方法は以下の通りです。

  1. 「設定」から「一般」をタップ
  2. 「iPhoneストレージ」をタップ
  3. 「非使用のAppを取り除く」の横にある「有効にする」をタップ

6. クラウドストレージサービスを活用する

iCloud以外にも、GoogleドライブやDropbox、Amazon Photosなどのクラウドストレージサービスがあります。

これらのサービスを使えば、写真や動画、ファイルをオンライン上に保存できるため、iPhone本体の容量を節約できます。無料で使える容量があるサービスも多いので、自分に合ったものを選んでみてください。

まとめ

iPhoneの容量確認は「設定」→「一般」→「iPhoneストレージ」の順にタップするだけで簡単にできます。

定期的に容量をチェックして、不要なアプリやデータを整理する習慣をつけておけば、「容量がいっぱいです」という通知に悩まされることも少なくなります。

また、本体ストレージとiCloudストレージの違いを理解して、上手に使い分けることも大切です。iCloudや他のクラウドサービスを活用すれば、本体の容量を気にせず快適にiPhoneを使い続けられますよ。

容量不足に困ったときは、この記事で紹介した対処法をぜひ試してみてくださいね。

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