iPhoneの全画面表示設定!動画もWebサイトも快適に見る方法

プログラミング・IT

「画面いっぱいに動画を表示したい」「Safariのアドレスバーを隠して広く使いたい」

iPhoneで全画面表示を使いこなせば、動画視聴もウェブ閲覧も、もっと快適になるんです。

全画面表示といっても、実は用途によって設定方法が異なります。動画の全画面再生、Safariの全画面モード、写真の拡大表示、アプリの表示設定など、それぞれに最適な方法があるんですよ。

この記事では、iPhoneで全画面表示を活用するあらゆる方法を、シーン別に詳しく解説していきます。

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  1. 全画面表示の種類を理解しよう
    1. iPhoneの「全画面表示」とは
    2. Face ID搭載機種とホームボタン搭載機種の違い
  2. 【動画編】YouTubeやNetflixを全画面で見る
    1. YouTube動画の全画面表示
    2. Netflix、Prime Videoなどの動画配信サービス
    3. 写真アプリの動画を全画面再生
  3. 【Safari編】Webサイトを全画面表示
    1. Safariのスクロール時自動非表示
    2. リーダー表示モード
    3. プライベートブラウズモード
  4. 【写真編】写真を画面いっぱいに表示
    1. 写真の拡大表示
    2. スライドショー表示
    3. Live Photosの再生
  5. 【画面表示設定編】文字やアイコンを大きくする
    1. 画面表示の拡大設定
    2. 文字サイズの変更
    3. ズーム機能
  6. 【ゲーム・アプリ編】没入感のある全画面表示
    1. ゲームアプリの全画面表示
    2. ガイドアクセスで誤操作を防止
    3. AssistiveTouchでワンタップ全画面
  7. 【横向き表示編】画面を横向きで固定する
    1. 画面回転ロックの使い方
    2. 横向き固定が便利な場面
  8. 【ホーム画面編】アイコン配置で全画面活用
    1. ウィジェットで画面を埋める
    2. 壁紙で画面を広く見せる工夫
    3. アイコンを整理してスペースを確保
  9. トラブルシューティング
    1. 全画面表示にならない
    2. 全画面表示から戻れない
    3. 横向き表示がおかしい
  10. 快適な全画面表示のコツ
    1. 画面の明るさを調整
    2. True Toneで目に優しく
    3. Night Shift で就寝前も快適
  11. よくある質問
    1. Face ID搭載機種は全画面?
    2. アプリごとに全画面設定を変えられる?
    3. 全画面表示でバッテリーは減る?
    4. iPad でも同じ設定?
  12. まとめ

全画面表示の種類を理解しよう

iPhoneの「全画面表示」とは

一口に全画面表示といっても、実は複数の意味があります。

全画面表示の種類

  1. 動画の全画面再生:YouTube、Netflix、写真アプリなどでの動画表示
  2. Safariの全画面モード:アドレスバーやツールバーを隠す表示
  3. 写真の拡大表示:写真を画面いっぱいに表示
  4. 画面表示の拡大設定:文字やアイコンを大きくする
  5. アプリの全画面表示:ゲームなどでステータスバーを隠す
  6. ホーム画面のウィジェット:画面全体を活用したレイアウト

まずは、どの「全画面表示」を使いたいのか明確にしましょう。

Face ID搭載機種とホームボタン搭載機種の違い

iPhoneの機種によって、操作が少し異なります。

Face ID搭載機種(iPhone X以降)

  • 画面上部にノッチ(切り欠き)がある
  • ホームボタンがない
  • ジェスチャー操作が基本
  • 画面が縦長で表示領域が広い

ホームボタン搭載機種(iPhone 8以前、iPhone SE)

  • 画面下部にホームボタンがある
  • Touch ID(指紋認証)
  • ボタン操作が基本
  • 画面の縦横比が異なる

機種による違いも解説していきますよ。

【動画編】YouTubeやNetflixを全画面で見る

YouTube動画の全画面表示

YouTubeアプリで動画を全画面にする方法です。

全画面表示の手順

  1. YouTubeアプリで動画を再生
  2. 画面をタップしてコントロールを表示
  3. 右下の全画面ボタン(四角に矢印のアイコン)をタップ
  4. 動画が横向き全画面で表示される

全画面を解除する方法

  • 画面をタップしてコントロール表示
  • 左上の全画面解除ボタン(×マーク)をタップ
  • または画面を回転させて縦向きに戻す

自動回転の設定

  1. コントロールセンターを開く(画面右上から下にスワイプ)
  2. 画面回転ロックアイコン(鍵と矢印)を確認
  3. オフになっているか確認(オフ=自動回転が有効)

画面回転ロックがオンだと、全画面表示にしても横向きにならないので注意しましょう。

Netflix、Prime Videoなどの動画配信サービス

基本的にYouTubeと同じ操作です。

全画面表示の手順

  1. 動画を再生
  2. 画面をタップ
  3. 全画面ボタンをタップ
  4. または画面を横向きにする

ピンチアウトで拡大

  • 動画再生中に2本指でピンチアウト(広げる)
  • 上下の黒帯が消えて画面いっぱいに表示
  • 画像の一部が切れることがある

映画やドラマは、画面を横向きにして楽しみましょう。

写真アプリの動画を全画面再生

iPhoneで撮影した動画の全画面表示方法です。

再生手順

  1. 写真アプリで動画を開く
  2. 再生ボタンをタップ
  3. 動画をタップしてコントロール表示
  4. 右下の全画面ボタンをタップ

ループ再生の設定

  • 画面をタップ
  • 右上の「…」メニューから「ループ再生」を選択
  • 動画が繰り返し再生される

撮影した動画も、大画面で楽しめますよ。

【Safari編】Webサイトを全画面表示

Safariのスクロール時自動非表示

Safariでは、スクロールすると自動的にアドレスバーが隠れます。

自動非表示の仕組み

  1. Safariでウェブサイトを開く
  2. 画面を下にスクロール
  3. 上部のアドレスバーと下部のツールバーが自動で隠れる
  4. 画面を上にスクロールすると再表示

これにより、コンテンツの表示領域が広がるんです。

完全に隠す方法

  • 画面上部のアドレスバーをタップ
  • 「Aa」ボタンをタップ
  • 「Webサイトの設定」から「リーダー表示」を選択
  • 広告やサイドバーが消えて、本文だけが表示される

リーダー表示モード

記事を読みやすくする専用モードです。

リーダー表示の使い方

  1. Safariで記事ページを開く
  2. アドレスバー左側の「ぁあ」アイコンをタップ
  3. 「リーダーを表示」をタップ
  4. 記事本文だけがシンプルに表示される

リーダー表示のメリット

  • 広告が非表示になる
  • サイドバーやメニューが消える
  • 文字サイズを変更できる
  • 背景色を変更できる(白・黒・セピア)
  • 読みやすいフォントで表示

長文記事を読むときに、集中できる環境が作れますよ。

プライベートブラウズモード

全画面表示とは少し違いますが、関連する機能です。

プライベートブラウズの開き方

  1. Safariの右下のタブボタンをタップ
  2. 左下の「プライベート」をタップ
  3. 「+」ボタンで新規タブを開く

画面が黒っぽくなり、履歴が残らないモードになります。

【写真編】写真を画面いっぱいに表示

写真の拡大表示

写真を大きく表示して、細部まで確認できます。

拡大表示の方法

  1. 写真アプリで写真を開く
  2. 写真を2本指でピンチアウト(広げる)
  3. さらに拡大可能
  4. ドラッグして見たい部分に移動

最大限に拡大するコツ

  • 何度もピンチアウトして拡大
  • ダブルタップで素早く拡大・縮小
  • 高解像度の写真ほど細かく見られる

写真の細部や小さな文字も、しっかり確認できますね。

スライドショー表示

写真を自動で切り替えながら全画面表示できます。

スライドショーの開始

  1. 写真アプリでアルバムを開く
  2. 右上の「…」メニューをタップ
  3. 「スライドショー」を選択
  4. 写真が全画面で次々に表示される

設定のカスタマイズ

  • テーマを選択(オリジナル、ディゾルブなど)
  • 切り替え速度を調整
  • BGMを設定

思い出の写真を、ゆっくり眺められますよ。

Live Photosの再生

動く写真を全画面で楽しめます。

再生方法

  1. Live Photoを開く
  2. 写真を長押し
  3. 前後の動きが再生される

Live Photosも全画面表示で見ると、臨場感が増しますね。

【画面表示設定編】文字やアイコンを大きくする

画面表示の拡大設定

文字やアイコンのサイズを変更できます。

設定手順

  1. 設定アプリを開く
  2. 「画面表示と明るさ」をタップ
  3. 「表示」の項目を確認
  4. 「標準」または「拡大」を選択

標準と拡大の違い

  • 標準:デフォルトサイズ、多くの情報が表示される
  • 拡大:文字やアイコンが大きく、見やすい

拡大にすると、画面に表示される情報量は減りますが、見やすくなりますよ。

文字サイズの変更

テキストだけを大きくすることもできます。

変更手順

  1. 設定 > 画面表示と明るさをタップ
  2. 「テキストサイズ」をタップ
  3. スライダーで好みのサイズに調整

さらに大きくする方法

  1. 設定 > アクセシビリティをタップ
  2. 「画面表示とテキストサイズ」をタップ
  3. 「さらに大きな文字」をオン
  4. スライダーで調整(最大サイズまで拡大可能)

高齢の方や視力が弱い方に便利な機能ですね。

ズーム機能

画面全体を拡大表示する機能です。

ズームの有効化

  1. 設定 > アクセシビリティをタップ
  2. 「ズーム機能」をタップ
  3. 「ズーム機能」をオンにする

ズームの使い方

  • 3本指で画面をダブルタップ→拡大・縮小
  • 3本指でドラッグ→拡大した状態で移動
  • 3本指でダブルタップして長押し→ズームメニュー表示

一時的に画面を拡大したいときに便利です。

【ゲーム・アプリ編】没入感のある全画面表示

ゲームアプリの全画面表示

多くのゲームアプリは、自動的に全画面表示になります。

特徴

  • ステータスバー(時計や電池表示)が隠れる
  • 画面全体がゲーム画面になる
  • より没入感のある体験ができる

ゲーム側の設定で、全画面表示のオン・オフを選べる場合もあります。

ガイドアクセスで誤操作を防止

特定のアプリを全画面で使い続けられる機能です。

ガイドアクセスの設定

  1. 設定 > アクセシビリティをタップ
  2. 「ガイドアクセス」をタップ
  3. 「ガイドアクセス」をオンにする
  4. パスコードを設定

使い方

  1. アプリを開く
  2. サイドボタンを3回押す(またはホームボタン3回)
  3. ガイドアクセスが開始
  4. アプリから抜けられなくなる
  5. 解除は再度ボタンを3回押してパスコード入力

子供にiPhoneを渡すときなど、特定のアプリだけ使わせたい場合に便利ですよ。

AssistiveTouchでワンタップ全画面

AssistiveTouchに全画面表示のショートカットを設定できます。

設定方法

  1. 設定 > アクセシビリティ > タッチ > AssistiveTouchをタップ
  2. AssistiveTouchをオンにする
  3. 「最上位メニューをカスタマイズ」から機能を追加

画面上のフローティングボタンで、素早く操作できるようになります。

【横向き表示編】画面を横向きで固定する

画面回転ロックの使い方

縦向きや横向きに画面を固定できます。

ロックの設定

  1. コントロールセンターを開く
  • Face ID機種:画面右上から下にスワイプ
  • ホームボタン機種:画面下から上にスワイプ
  1. 画面回転ロックボタン(鍵と矢印マーク)をタップ
  2. アイコンが赤くなったらロック中

使い分け

  • ロックON:寝転んで使うとき、画面が勝手に回転しない
  • ロックOFF:動画視聴時、自動で横向きになる

状況に応じて切り替えましょう。

横向き固定が便利な場面

横向き表示が活躍する場面です。

おすすめシーン

  • 動画視聴(YouTube、Netflix)
  • ゲームプレイ(横向きゲーム)
  • 写真撮影(パノラマ、風景)
  • キーボード入力(文字が打ちやすい)
  • ウェブサイト閲覧(PCサイト表示)

横向きの方が、広い画面を活用できますね。

【ホーム画面編】アイコン配置で全画面活用

ウィジェットで画面を埋める

iOS 14以降では、ホーム画面にウィジェットを配置できます。

ウィジェット追加方法

  1. ホーム画面の空白部分を長押し
  2. 左上の「+」ボタンをタップ
  3. 追加したいウィジェットを選択
  4. サイズを選んで「ウィジェットを追加」
  5. 好きな位置に配置

サイズの種類

  • 小(2×2アイコン分)
  • 中(2×4アイコン分)
  • 大(4×4アイコン分)

大きなウィジェットで、情報を一目で確認できますよ。

壁紙で画面を広く見せる工夫

壁紙の選び方で、画面の印象が変わります。

広く見える壁紙の選び方

  • 暗い色の壁紙:アイコンが目立ち、引き締まった印象
  • シンプルな壁紙:ゴチャゴチャせず、スッキリ見える
  • グラデーション:奥行きが出て広く感じる

明るすぎる壁紙は、アイコンが見にくくなることもあるので注意しましょう。

アイコンを整理してスペースを確保

使わないアプリを整理すると、画面が見やすくなります。

整理のコツ

  1. 使わないアプリは削除またはAppライブラリへ
  2. よく使うアプリだけホーム画面に配置
  3. フォルダでまとめる
  4. 下半分(親指が届く範囲)によく使うアプリ

ミニマルなホーム画面は、操作もしやすくなりますよ。

トラブルシューティング

全画面表示にならない

全画面ボタンを押しても反応しない場合です。

原因と対処法

  1. 画面回転ロックがオン
  • コントロールセンターで解除
  1. アプリの不具合
  • アプリを再起動
  • アップデートを確認
  1. 動画の仕様
  • 一部の動画は全画面表示不可
  • 配信サービス側の制限
  1. 低電力モード
  • 一部機能が制限される
  • 解除してから試す

全画面表示から戻れない

解除方法が分からない場合です。

解除方法

  • 動画:画面をタップして全画面解除ボタン
  • Safari:上にスクロールでツールバー表示
  • 写真:ピンチイン(縮小)またはタップ
  • アプリ:画面下部を上にスワイプ(またはホームボタン)

困ったら、まず画面をタップしてみましょう。

横向き表示がおかしい

画面が正しく回転しない場合です。

対処法

  1. 画面回転ロックを確認
  2. iPhoneを縦向きに戻してから横向きに
  3. アプリを再起動
  4. iPhoneを再起動
  5. 加速度センサーの校正(設定 > プライバシーとセキュリティ > 位置情報サービス > システムサービス > コンパスの調整)

快適な全画面表示のコツ

画面の明るさを調整

全画面表示では、明るさが重要です。

調整方法

  1. コントロールセンターを開く
  2. 明るさスライダーで調整
  3. または設定 > 画面表示と明るさで「自動」をオン

暗い場所では暗く、明るい場所では明るく自動調整されますよ。

True Toneで目に優しく

画面の色温度を環境に合わせて調整する機能です。

True Toneの設定

  1. 設定 > 画面表示と明るさをタップ
  2. 「True Tone」をオンにする

長時間の動画視聴でも、目が疲れにくくなります。

Night Shift で就寝前も快適

夜間のブルーライトを軽減する機能です。

Night Shiftの設定

  1. 設定 > 画面表示と明るさをタップ
  2. 「Night Shift」をタップ
  3. 時間指定または手動でオン

就寝前の動画視聴も、睡眠への影響を減らせますよ。

よくある質問

Face ID搭載機種は全画面?

Face ID搭載機種(iPhone X以降)は、ほぼ全画面ディスプレイです。

特徴

  • ホームボタンがない
  • 画面の上部にノッチ(切り欠き)がある
  • 表示領域が広い
  • ジェスチャー操作

ノッチ部分も含めて、最大限に画面を活用できます。

アプリごとに全画面設定を変えられる?

アプリごとの設定は基本的にできません。

できること

  • ゲームアプリは自動で全画面になることが多い
  • 動画アプリは個別に全画面切り替え可能
  • Safariはサイトごとにリーダー表示設定

できないこと

  • すべてのアプリを常に全画面表示
  • ステータスバーを個別に非表示

アプリの仕様によって異なりますよ。

全画面表示でバッテリーは減る?

画面の明るさによります。

バッテリー消費の関係

  • 明るい画面:バッテリー消費が多い
  • 暗い画面:消費が少ない
  • 全画面表示自体:影響は少ない

明るさを適度に下げれば、バッテリーを節約できます。

iPad でも同じ設定?

基本的に同じですが、一部異なります。

iPadの特徴

  • 画面が大きい
  • Split ViewやSlide Overで画面分割可能
  • ホーム画面にDockがある

iPadは画面が広いので、全画面表示の恩恵をより感じられますよ。

まとめ

iPhoneの全画面表示は、用途によって様々な方法があります。

この記事のポイント

  • 動画視聴:再生画面の全画面ボタンで横向き表示
  • Safari:スクロールで自動的にツールバーが隠れる、リーダー表示も便利
  • 写真:ピンチアウトで拡大、スライドショーで自動切り替え
  • 画面表示設定:文字サイズ調整、ズーム機能で見やすく
  • 画面回転ロック:コントロールセンターで固定・解除
  • ウィジェット:ホーム画面を有効活用
  • True ToneやNight Shiftで目に優しい表示

全画面表示を上手に使えば、iPhoneの画面を最大限に活用できます。

動画視聴も読書も、もっと快適になりますよ。それぞれの場面に合わせて、最適な全画面表示の方法を選んでくださいね!

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