iPadが横向きにならない!画面回転しない時の原因と解決法を徹底解説

「動画を見ようとiPadを横にしたのに、画面が回転しない!」

こんな経験、ありませんか?

iPadは本体を傾けると自動的に画面が回転する便利な機能があります。でも、突然この機能が働かなくなることがあるんです。

動画を見るときや、ゲームをプレイするときに横向きにならないと、とても不便ですよね。

この記事では、iPadが横向きにならない原因から、具体的な解決方法まで、わかりやすく解説していきます。

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  1. iPadの画面回転機能とは?
  2. iPadが横向きにならない7つの主な原因
    1. 原因1:画面の向きがロックされている
    2. 原因2:使っているアプリが回転に対応していない
    3. 原因3:ズーム機能がオンになっている
    4. 原因4:iPadの一時的な不具合
    5. 原因5:iPadOSのバージョンが古い
    6. 原因6:設定に問題がある
    7. 原因7:ハードウェアの故障
  3. 【解決法1】回転ロックを解除する(最重要)
    1. コントロールセンターでの確認方法
    2. ロックがオフなのに回転しない場合
  4. 【解決法2】iPadを再起動する
    1. ホームボタンがあるiPadの場合
    2. ホームボタンがないiPadの場合
  5. 【解決法3】特定のアプリで試してみる
    1. 回転対応が確実なアプリ
    2. アプリ内の設定を確認
  6. 【解決法4】ズーム機能をオフにする
    1. ズーム機能の確認と解除方法
  7. 【解決法5】iPadの設定をリセットする
    1. 設定リセットの手順
  8. 【解決法6】iPadOSを最新バージョンにアップデートする
    1. アップデートの確認方法
  9. 【解決法7】古いiPadモデルのサイドスイッチを確認
    1. サイドスイッチの確認方法
    2. サイドスイッチの機能設定
  10. iPadが平面に置かれていないか確認
    1. 正しい持ち方
  11. Stage Managerを使った裏技(iPadOS 16以降)
    1. 対応機種
    2. Stage Managerの有効化
  12. それでも解決しない場合:ハードウェア故障の可能性
    1. こんな経験はありませんか?
    2. 修理が必要なサイン
    3. 修理の選択肢
  13. よくある質問(Q&A)
    1. Q1:一部のアプリだけ横向きにならないのはなぜ?
    2. Q2:回転ロックを解除したのに回転しない
    3. Q3:横向きにはなるけど、縦向きに戻らない
    4. Q4:iPadを横にすると逆さまになってしまう
    5. Q5:カバーやケースが原因になることはある?
    6. Q6:古いiPadでも横向き機能は使える?
  14. まとめ:iPadが横向きにならない時の対処法チェックリスト

iPadの画面回転機能とは?

まず、iPadの画面回転機能について簡単に説明しましょう。

iPadには加速度センサーという部品が内蔵されています。このセンサーが、iPadがどの向きに傾いているかを感知して、自動的に画面の向きを変えてくれるんです。

画面回転が使えるシーン

  • 動画を横向きで視聴する
  • ゲームを横画面でプレイする
  • 横長のウェブサイトを見やすく表示する
  • キーボードを広く使って文字入力する
  • 写真を最適な向きで表示する

この機能が使えないと、iPadの魅力が半減してしまいますよね。

iPadが横向きにならない7つの主な原因

画面が回転しない原因は、いくつか考えられます。

原因1:画面の向きがロックされている

最も多いのがこのパターンです。

iPadには「回転ロック」という機能があり、これがオンになっていると画面が固定されてしまいます。

原因2:使っているアプリが回転に対応していない

実は、すべてのアプリが画面回転に対応しているわけではありません。

アプリによっては、縦向き専用に作られているものもあります。

原因3:ズーム機能がオンになっている

アクセシビリティのズーム機能がオンになっていると、画面回転が正常に動作しないことがあります。

原因4:iPadの一時的な不具合

長時間使用していると、システムに一時的な不具合が発生することがあります。

原因5:iPadOSのバージョンが古い

古いiPadOSを使っていると、回転機能に不具合が出る可能性があります。

原因6:設定に問題がある

何らかの設定が原因で、画面回転が無効になっている可能性があります。

原因7:ハードウェアの故障

加速度センサーが故障していると、iPadが傾きを感知できなくなります。

落下や水没などの経験がある場合は、この可能性も考えられます。

【解決法1】回転ロックを解除する(最重要)

まず最初に確認すべきは、回転ロックの状態です。

これが原因のケースが圧倒的に多いので、必ず最初にチェックしましょう。

コントロールセンターでの確認方法

手順

  1. iPad画面の右上隅から下にスワイプしてコントロールセンターを開く
    (古いモデルの場合は、画面下から上にスワイプ)
  2. 鍵のアイコンに矢印が回っているマーク(回転ロックボタン)を探す
  3. このアイコンが白く光っている場合は、ロックがオンになっています
  4. アイコンをタップしてオフにする
  5. iPadを横に傾けて、画面が回転するか確認

ロックがオフなのに回転しない場合

ロックボタンをオフにしても回転しない場合は、次の対処法に進みましょう。

【解決法2】iPadを再起動する

一時的なシステムの不具合は、再起動で解決することが多いです。

ホームボタンがあるiPadの場合

  1. サイドボタン(または上部のボタン)を長押し
  2. 「スライドで電源オフ」のスライダーが表示される
  3. スライダーを右にドラッグして電源を切る
  4. 完全に電源が切れたら、もう一度サイドボタンを長押し
  5. Appleロゴが表示されたら指を離す

ホームボタンがないiPadの場合

  1. 音量上げボタンを押してすぐに離す
  2. 音量下げボタンを押してすぐに離す
  3. サイドボタンをAppleロゴが表示されるまで長押し

再起動後、画面が回転するようになったか確認してください。

【解決法3】特定のアプリで試してみる

すべてのアプリが画面回転に対応しているわけではありません。

回転対応が確実なアプリ

以下のアプリで試してみましょう。

  • Safari:Appleの標準ブラウザ
  • メッセージ:標準のメッセージアプリ
  • 写真:写真表示アプリ
  • YouTube:動画再生アプリ

これらのアプリで画面が回転すれば、iPadの機能自体は正常です。

特定のアプリだけで回転しない場合は、そのアプリが縦向き専用に作られている可能性が高いでしょう。

アプリ内の設定を確認

一部のアプリには、独自の画面回転設定があります。

アプリの設定画面を開いて、「画面の向き」や「回転ロック」といった項目がないか確認してみましょう。

【解決法4】ズーム機能をオフにする

アクセシビリティのズーム機能が、画面回転を妨げていることがあります。

ズーム機能の確認と解除方法

  1. ホーム画面から「設定」アプリを開く
  2. アクセシビリティ」をタップ
  3. ズーム」を選択
  4. ズームのスイッチがオンになっている場合は、オフにする

ズーム機能をオフにしたら、iPadを横に傾けて画面が回転するか確認してください。

【解決法5】iPadの設定をリセットする

上記の方法で解決しない場合は、設定のリセットを試してみましょう。

注意:この操作では、Wi-Fi設定やキーボード辞書などがリセットされますが、写真やアプリのデータは消えません。

設定リセットの手順

  1. 設定」を開く
  2. 一般」をタップ
  3. 転送またはiPadをリセット」を選択
  4. リセット」をタップ
  5. すべての設定をリセット」を選択
  6. パスコードを入力(求められた場合)
  7. 確認画面で「すべての設定をリセット」をタップ

iPadが再起動されます。再起動後、回転機能が正常に動作するか確認してください。

リセット後に再設定が必要なもの

  • Wi-Fiパスワード
  • 壁紙
  • 通知設定
  • プライバシー設定

【解決法6】iPadOSを最新バージョンにアップデートする

古いバージョンのiPadOSでは、画面回転に関する不具合が存在する場合があります。

アップデートの確認方法

  1. 設定」を開く
  2. 一般」をタップ
  3. ソフトウェアアップデート」を選択
  4. アップデートが利用可能な場合は、「ダウンロードしてインストール」をタップ

注意点

  • アップデート中はWi-Fiに接続する
  • バッテリーが十分に充電されているか確認(50%以上推奨)
  • アップデートには時間がかかる場合があります

【解決法7】古いiPadモデルのサイドスイッチを確認

iPad Air(第1世代)やiPad mini 3以前の古いモデルには、本体側面に物理的なサイドスイッチがあります。

サイドスイッチの確認方法

  1. iPadの側面(音量ボタンの上)にスイッチがあるか確認
  2. スイッチにオレンジ色の印が見える場合は、ロックがオンになっています
  3. スイッチを反対側に切り替える

サイドスイッチの機能設定

古いモデルでは、サイドスイッチの機能を変更できます。

  1. 設定」→「一般」を開く
  2. サイドスイッチの機能」を確認
  3. 画面の向きのロック」または「消音」のどちらに設定されているか確認

iPadが平面に置かれていないか確認

意外と見落としがちなポイントがあります。

iPadがテーブルや床に平らに置かれている状態だと、加速度センサーが向きの変化を感知しにくいことがあります。

正しい持ち方

画面回転を試すときは、以下のようにしてください。

  1. iPadを手に持って垂直に立てる
  2. その状態から横向きに回転させる
  3. 少し待って、画面が回転するか確認

平面に置いたまま回転させようとしても、うまく反応しないことがあるので注意しましょう。

Stage Managerを使った裏技(iPadOS 16以降)

iPadOS 16以降を搭載した一部のiPadでは、Stage Manager機能を使うことで、縦向き専用アプリを横向き表示できる場合があります。

対応機種

  • iPad Air(第5世代)
  • iPad Pro 11インチ(全世代)
  • iPad Pro 12.9インチ(第3世代以降)

Stage Managerの有効化

  1. 設定」→「ホーム画面とマルチタスク」を開く
  2. Stage Manager」をタップ
  3. iPadでStage Managerを使用」をオンにする

この機能を使えば、一部の縦向きアプリも横向きで使用できる可能性があります。

それでも解決しない場合:ハードウェア故障の可能性

ここまでの方法を全て試しても画面が回転しない場合は、加速度センサーの故障が考えられます。

こんな経験はありませんか?

  • iPadを落としたことがある
  • 水濡れや水没の経験がある
  • 強い衝撃を受けた

これらの経験がある場合、内部のセンサーが損傷している可能性が高いでしょう。

修理が必要なサイン

  • 他のすべての対処法を試しても改善しない
  • 再起動や設定リセットも効果がない
  • 特定のアプリではなく、すべてのアプリで回転しない

修理の選択肢

Apple公式サポート

  • Apple Store直営店
  • Apple正規サービスプロバイダ
  • 配送修理サービス

修理前の準備

  1. データのバックアップを取る(iCloudまたはパソコン経由)
  2. 「iPadを探す」機能をオフにする
  3. Apple IDとパスワードを用意する

修理には数日から1週間程度かかることがあります。

よくある質問(Q&A)

Q1:一部のアプリだけ横向きにならないのはなぜ?

これは正常な動作です。

アプリの開発者が、そのアプリを縦向き専用に設計している場合があります。例えば、InstagramやLINEなど、縦向きでの使用を前提としたアプリは、横向きに回転しません。

SafariやYouTubeなど、確実に横向き対応しているアプリで試してみて、そちらで回転すれば、iPad本体の機能は正常です。

Q2:回転ロックを解除したのに回転しない

回転ロックを解除しても回転しない場合は、以下を試してください。

  1. iPadを一度再起動する
  2. 回転ロックのオン・オフを何度か繰り返す
  3. ズーム機能がオンになっていないか確認
  4. 別のアプリで試してみる

Q3:横向きにはなるけど、縦向きに戻らない

これも回転機能の問題です。

以下の対処法を試してください。

  • 回転ロックを一度オンにして、再度オフにする
  • iPadを再起動する
  • 設定をリセットする

それでも解決しない場合は、ハードウェアの問題が考えられます。

Q4:iPadを横にすると逆さまになってしまう

これは加速度センサーの誤認識です。

対処法

  1. iPadを一度縦向きに戻す
  2. 完全に縦向きの状態で数秒待つ
  3. ゆっくりと横向きに回転させる

それでも逆さまになる場合は、再起動を試してみましょう。

Q5:カバーやケースが原因になることはある?

あります。

特に、以下のようなケースは注意が必要です。

  • 重いケース:iPadの傾きをセンサーが感知しにくくなる
  • マグネット付きケース:センサーに影響を与える可能性がある
  • ケースの破損:物理的にiPadの動きを妨げる

一度ケースを外して、回転機能が正常に動作するか確認してみてください。

Q6:古いiPadでも横向き機能は使える?

基本的には使えます。

ただし、非常に古いモデル(iPad 第1世代など)では、一部のアプリが対応していない可能性があります。

また、古いiPadOSでは不具合がある場合もあるので、可能であれば最新バージョンにアップデートしましょう。

まとめ:iPadが横向きにならない時の対処法チェックリスト

ここまで、iPadが横向きにならない原因と解決法を詳しく解説してきました。

対処法を順番におさらいしましょう。

まず最初に試すこと

  1. コントロールセンターで回転ロックを解除
  2. iPadを手に持って垂直に立て、横に傾ける
  3. Safariやメッセージアプリで試してみる

それでも解決しない場合

  1. iPadを再起動する
  2. ズーム機能をオフにする
  3. 設定をリセットする
  4. iPadOSを最新バージョンにアップデート

古いモデルの場合

  1. サイドスイッチを確認する

すべて試しても解決しない場合

  1. Appleサポートに相談する(ハードウェア故障の可能性)

多くの場合、回転ロックの解除や再起動で解決します。焦らず、順番に試してみてください。

それでも改善しない場合は、遠慮なくAppleサポートに相談しましょう。専門家のサポートを受けることで、確実に問題を解決できますよ。

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