「このiPad、まだ使えるのかな?」
そんな疑問を持ったことはありませんか?
iPadには「サポート期間」というものがあり、この期間を過ぎると様々なリスクが発生します。
今回は、iPadのサポート期間について詳しく解説し、あなたのiPadがいつまで安全に使えるのかを判断する方法をご紹介します。
iPadのサポート期間とは何か?

iPadのサポート期間とは、AppleがiPadOSのアップデートやセキュリティ更新を提供してくれる期間のことを指します。
この期間中は、以下のようなサポートが受けられるんです。
iPadOSのメジャーアップデート
毎年秋頃にリリースされる大型アップデートで、新機能が追加されます。
セキュリティアップデート
新しく見つかった脆弱性(セキュリティの弱点)を修正するための更新プログラムです。
アプリの互換性維持
最新のアプリが問題なく動作するための環境が保たれます。
Appleは明確にサポート終了日を事前に発表しませんが、過去の傾向から予測することができます。
iPadのサポート期間はどのくらい?
一般的に、iPadは発売から5〜7年程度サポートされるのが過去の傾向です。
ただし、モデルによって期間に差があります。
無印iPad(通常モデル)
発売から約5年程度のサポート期間が目安となっています。
例えば、2019年発売のiPad第7世代は、2025年リリースのiPadOS 26でサポート対象から外れました。
iPad Air・iPad Pro
これらの上位モデルは、6〜7年程度、場合によってはそれ以上のサポートが受けられることが多いです。
実際、2014年発売のiPad Air 2は、iPadOS 15まで対応し、合計8年間という最長記録を達成しました。
現在でもiPadOS 15向けのセキュリティアップデートが限定的に提供されています。
iPad mini
発売から約5.5〜7年程度のサポートが期待できます。
iPad mini 4は7世代にわたってサポートされたため、比較的長期間使えるモデルと言えるでしょう。
最新iPadOS 26の対応機種を確認しよう
2025年にリリースされたiPadOS 26では、以下の機種がサポート対象となっています。
対応している主な機種
- iPad(第8世代以降)
- iPad mini(第5世代以降)
- iPad Air(第3世代以降)
- iPad Pro(全12.9インチモデル、11インチ第1世代以降)
サポート対象外になった機種
- iPad(第7世代)
- これより古いモデル
自分のiPadが対応しているかは、Appleの公式サイトで確認できます。
修理サポートはいつまで受けられる?
ソフトウェアのサポートとは別に、ハードウェアの修理サポートにも期限があります。
Appleは製品を以下のように分類しています。
通常製品(販売終了後5年未満)
公式の修理サポートが全面的に受けられます。
バッテリー交換や画面修理など、必要な部品が入手可能です。
ビンテージ製品(販売終了後5〜7年)
部品の在庫がある場合に限り、修理が可能です。
地域によっては修理できないケースもあります。
オブソリート製品(販売終了後7年以上)
Appleでの公式修理サポートは完全に終了となります。
サードパーティの修理業者に依頼するしかありません。
つまり、販売終了から最低5年、最長7年程度は公式修理が受けられるということです。
サポートが終了するとどうなる?
「サポートが終わっても、今まで通り使えるのでは?」と思うかもしれません。
しかし、実際には徐々に不便さやリスクが増えていくんです。
セキュリティリスクが高まる
これが最も深刻な問題です。
サポート終了後は、新しい脆弱性が見つかっても修正されません。
その結果、以下のようなリスクが発生します。
- マルウェア(悪意あるソフトウェア)への感染
- 個人情報の漏えい
- 不正アクセスやハッキングの被害
特に、銀行アプリやクレジットカード情報を扱う場合は要注意です。
アプリが使えなくなっていく
サポート終了直後はそれほど影響がありませんが、時間が経つにつれて問題が増えていきます。
新しいアプリがインストールできない
最新のアプリは、古いiPadOSに対応していないことが多くなります。
既存のアプリが更新できない
アップデートができなくなり、徐々に機能が制限されていきます。
アプリの動作が不安定になる
強制終了や予期しない動作が増える可能性があります。
銀行アプリ、決済アプリ、最新のゲームなどは、特に影響を受けやすいでしょう。
パフォーマンスの低下
古いiPadは、長期間使用することでバッテリーが劣化し、動作も遅くなっていきます。
最新の3Dゲームやイラスト制作、動画編集などの重い作業では、満足のいく性能が得られないことも。
ただし、動画視聴や電子書籍、ウェブ閲覧といった軽い用途なら、サポート終了後もしばらくは問題なく使えます。
自分のiPadのサポート状況を確認する方法
「自分のiPadがいつまで使えるのか知りたい!」
そんな時は、以下の手順で確認できます。
iPadのモデルを確認する
- 「設定」アプリを開く
- 「一般」→「情報」をタップ
- 「モデル名」を確認
「iPad(第○世代)」という表記で、何世代目かがわかります。
現在のiPadOSバージョンを確認する
同じく「設定」→「一般」→「情報」で、「ソフトウェアバージョン」を確認できます。
最新バージョンにアップデートできるかどうかで、サポート状況がある程度わかるんです。
Appleの公式情報を確認する
Appleのサポートページで「iPadOS ○○に対応しているiPadのモデル」と検索すると、対応機種の一覧が見られます。
自分のiPadが最新バージョンに対応していなければ、サポート終了が近いか、すでに終了している可能性が高いです。
サポート終了後のiPadの活用方法

サポートが終了したからといって、すぐに捨てる必要はありません。
用途を限定すれば、まだまだ活躍してくれます。
電子書籍リーダーとして
KindleアプリやPDFビューアとして使うなら、高いスペックは必要ありません。
インターネット接続を最小限にすれば、セキュリティリスクも軽減できます。
動画・音楽プレイヤーとして
既にダウンロード済みの動画や音楽の再生なら、問題なく使えます。
Netflixなどのアプリも、しばらくは古いバージョンで動作することが多いです。
サブディスプレイとして
外部モニターとして、または特定の用途専用の端末として活用できます。
タイマー、アラーム、デジタルフォトフレームといった使い方も可能です。
子ども用のゲーム・学習端末
古いゲームや学習アプリなら、サポート終了後も当分は使えることが多いです。
ただし、インターネット接続時はセキュリティに十分注意してください。
買い替えのタイミングはいつ?
iPadの買い替えを検討すべきタイミングをご紹介します。
最新iPadOSにアップデートできなくなった時
これが最も明確なサインです。
セキュリティの観点から、新しいiPadへの買い替えを検討しましょう。
使いたいアプリが動かなくなった時
銀行アプリや仕事で必要なアプリが使えなくなったら、買い替え時です。
特に、セキュリティが重要なアプリが対応しなくなったら要注意。
バッテリーの減りが極端に早くなった時
充電しても数時間しか持たないようなら、バッテリー交換か買い替えを考えましょう。
バッテリー交換はAppleで99〜119ドル(約1.5万円前後)かかります。
動作が極端に遅くなった時
アプリの起動に10秒以上かかる、スクロールがカクつく、文字入力が遅れるといった症状が頻繁に出るなら、限界が近いサインです。
長く使えるiPadを選ぶポイント
これからiPadを購入するなら、以下のポイントを押さえておきましょう。
できるだけ新しいモデルを選ぶ
中古や型落ちモデルを買う場合でも、発売から2〜3年以内のモデルを選ぶと、まだ数年はサポートが受けられます。
例えば2025年時点なら、2022年以降に発売されたモデルがおすすめです。
上位モデルは長くサポートされる傾向
iPad AirやiPad Proは、無印iPadより長くサポートされる傾向があります。
予算に余裕があるなら、これらのモデルを選ぶとよいでしょう。
M1チップ以降のモデルは特に長持ち
2021年以降のiPad ProやiPad Air(第5世代)に搭載されているM1チップ以降のモデルは、性能が大幅に向上しています。
今後のiPadOSアップデートにも長期間対応すると予想されています。
バッテリーを大切に使う
充電の仕方次第で、バッテリーの寿命は大きく変わります。
100%まで充電したまま放置せず、20〜80%程度で使うのが理想的です。
まとめ:iPadのサポート期間を理解して賢く使おう
iPadのサポート期間について、重要なポイントをまとめます。
iPadのサポート期間の基本
- iPadOSのサポートは発売から5〜7年程度
- 無印iPadは約5年、iPad Air/Proは6〜7年が目安
- 修理サポートは販売終了後5〜7年程度
サポート終了後のリスク
- セキュリティの脆弱性が修正されない
- 新しいアプリがインストールできなくなる
- 既存のアプリも徐々に使えなくなる
買い替えのサイン
- 最新iPadOSにアップデートできない
- 必要なアプリが動作しなくなった
- バッテリーの減りが極端に早い
- 動作が著しく遅くなった
長く使うためのコツ
- 新しいモデルを選ぶ(中古なら発売2〜3年以内)
- 上位モデル(Air/Pro)は長くサポートされる
- バッテリーを適切に管理する
- サポート終了後は用途を限定して使う
iPadは高価な製品ですから、できるだけ長く、安全に使いたいですよね。
サポート期間を理解し、自分のiPadの状態を定期的に確認することで、適切なタイミングで買い替えや使い方の見直しができます。
古いiPadも、用途を選べばまだまだ活躍してくれます。ただし、セキュリティが重要な用途では、サポート期間内のiPadを使うことをおすすめします。

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