「あれ?iCloudのパスワードって何だったっけ…」
iPadを使っていて、突然こんな状況になって困っていませんか?
アプリをダウンロードしようとしたら、iCloudへの購入履歴を確認しようとしたら、バックアップを取ろうとしたら…パスワードを求められて先に進めない。そんな経験、実は多くの人が通る道なんです。
でも大丈夫。この記事を読めば、あなたのiPadは必ず元通りに使えるようになります。
Apple IDとiCloudのパスワードは同じものなので、この問題は思っているより簡単に解決できるんですよ。
なぜiCloudのパスワードを忘れてしまうの?

パスワードを忘れる理由、実はみんな同じような原因があります。
最初にiPadを設定してから長い時間が経っていたり、Face IDや指紋認証に慣れてしまって、パスワードを入力する機会が減っていたり。
また、セキュリティのために複雑なパスワードを設定したものの、メモを取り忘れてしまったケースも多いですね。
さらに、複数のAppleデバイスを使っている場合、どのパスワードがどれだったか混乱してしまうこともあるでしょう。
今すぐできる!パスワードリセットの5つの方法
方法1:iPadの設定アプリから直接リセット
これが一番簡単な方法です。
- iPadのホーム画面から「設定」アプリを開く
- 一番上にある自分の名前をタップ
- 「サインインとセキュリティ」を選択
- 「パスワードの変更」をタップ
ここでiPadのパスコード(画面ロックの数字)を入力すれば、新しいパスワードを設定できます。
ただし、この方法が使えるのは、iPadにすでにサインインしている場合だけ。 もしサインアウトしてしまっている場合は、次の方法を試してみましょう。
方法2:Apple公式サイトでリセット
パソコンや他のスマートフォンから、Appleの公式サイトにアクセスする方法もあります。
- ブラウザで「iforgot.apple.com」にアクセス
- Apple IDのメールアドレスを入力
- 画面の指示に従って本人確認を行う
本人確認の方法は、登録してある電話番号にコードが送られてくるか、セキュリティ質問に答えるかのどちらかになります。
確認が済めば、新しいパスワードを設定できるようになりますよ。
方法3:別のAppleデバイスを使ってリセット
iPhoneやMacなど、他のAppleデバイスを持っている場合は、そちらからもリセットできます。
例えばiPhoneの場合:
- 「設定」から自分の名前をタップ
- 「サインインとセキュリティ」を選択
- 「パスワードの変更」から手続きを進める
家族のAppleデバイスを借りる場合は、一時的にあなたのApple IDでサインインして手続きすることも可能です。
方法4:Appleサポートアプリを活用
「Appleサポート」という公式アプリを使う方法もおすすめです。
- App Storeから「Appleサポート」アプリをダウンロード
- 「パスワードとセキュリティ」を選択
- 「Apple IDパスワードのリセット」を選ぶ
- 「別のApple IDのパスワードをリセット」をタップ
画面の案内に従って進めれば、スムーズにパスワードをリセットできます。
方法5:最終手段!Appleサポートに直接連絡
上記の方法でうまくいかない場合は、Appleのサポートセンターに連絡するのが確実です。
電話番号:0120-993-993(日本国内から) 受付時間:午前9時〜午後9時(年中無休)
本人確認のため、購入時の情報や登録情報を聞かれることがあるので、準備しておくとスムーズですね。
リセット時の注意点とトラブル対処法
二段階認証が有効な場合
最近のApple IDは、セキュリティ強化のため「二段階認証」や「2ファクタ認証」が設定されていることが多いです。
この場合、信頼できるデバイス(登録済みのiPhoneなど)や、登録した電話番号が必要になります。
もし信頼できるデバイスにアクセスできない場合は、アカウント復旧プロセスを開始する必要があります。 これには数日から数週間かかることもあるので、早めの対応が大切です。
セキュリティ質問を忘れた場合
古いApple IDだと、セキュリティ質問でパスワードをリセットすることがあります。
質問の答えを忘れてしまった場合は、別の確認方法を選ぶか、Appleサポートに連絡することをおすすめします。
メールアドレスにアクセスできない場合
Apple IDに登録しているメールアドレスが使えなくなっている場合も、パスワードリセットが難しくなります。
この場合は、まず登録メールアドレスの変更から始める必要があるかもしれません。
パスワードを忘れないための予防策

1. パスワード管理アプリを使う
「1Password」や「LastPass」などのパスワード管理アプリを使えば、安全にパスワードを保管できます。
iPadの標準機能である「iCloudキーチェーン」も便利ですよ。
2. 定期的にパスワードを確認する習慣をつける
月に1回程度、パスワードを思い出せるか確認してみましょう。
カレンダーにリマインダーを設定しておくのも良いアイデアです。
3. 復旧用の連絡先を設定しておく
Apple IDの設定で、信頼できる電話番号や復旧用メールアドレスを複数登録しておくと安心です。
家族の電話番号を登録しておくのも一つの方法ですね。
4. パスワードのヒントをメモしておく
パスワードそのものではなく、思い出すためのヒントをメモしておくのも効果的です。
例:「愛犬の名前+誕生日+!」のような形で、自分だけが分かるヒントを残しておきましょう。
よくある質問
Q:パスワードをリセットしたら、他のデバイスはどうなる?
A:パスワードを変更すると、すべてのAppleデバイスで再度サインインが必要になります。 iPhoneやMac、Apple Watchなど、同じApple IDを使っているデバイスすべてで新しいパスワードを入力することになります。
Q:パスワードリセット後、アプリの購入履歴は消える?
A:大丈夫です!購入履歴やダウンロードしたアプリ、写真などのデータはすべて残ります。 パスワードを変更しても、あなたのApple IDに紐づいているデータは何も失われません。
Q:古いパスワードと同じものは使える?
A:セキュリティ上の理由から、最近使用したパスワードは再利用できないことがあります。 新しいパスワードを考える良い機会だと思って、より安全なものに変更しましょう。
まとめ
iCloudのパスワードを忘れてしまっても、慌てる必要はありません。
まずはiPadの設定アプリから試してみて、それがダメなら公式サイトやサポートアプリを使ってみる。 最終的にはAppleサポートが助けてくれます。
大切なのは、パスワードをリセットした後の管理です。
今回の経験を活かして、パスワード管理アプリを導入したり、復旧用の連絡先を設定したりして、次回同じことが起きないように準備しておきましょう。
デジタル機器との付き合い方は、少しずつ慣れていけば大丈夫。 この記事が、あなたのiPadライフをより快適にする手助けになれば幸いです。
困ったときは、いつでもこの記事を見返してくださいね。
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