「バックアップが取れません」 「写真がアップロードできません」 「このiPhoneのバックアップを作成するのに十分なiCloudストレージがありません」
こんなメッセージに困っていませんか?
大事な写真を撮りたいのに保存できない。 機種変更したいのにバックアップが取れない。 仕事のファイルを共有したいのに容量不足でストップ。
そんな緊急事態のあなたに、 たった5分で容量を空ける方法をお教えします。
しかも、大切なデータを失わずに、 賢く容量を確保する方法だけを厳選しました。
5分で効果が出る!即効3ステップ

ステップ1:最も効果的な「削除済み写真」の完全削除(1分)
多くの人が知らない事実があります。 削除した写真は、実は30日間iCloudに残っているんです。
今すぐやること:
- 写真アプリを開く
- 「アルバム」をタップ
- 一番下までスクロール
- 「最近削除した項目」を開く
- 右上の「選択」→「すべて削除」
これだけで、平均1〜3GBの容量が空きます! たった1分の作業で、これだけの効果があるんです。
ステップ2:WhatsAppやLINEのバックアップを一時停止(2分)
メッセージアプリのバックアップって、 実は巨大なデータの塊なんです。
WhatsAppの場合:
- 設定 → 自分の名前 → iCloud
- WhatsAppをオフに
LINEの場合:
- LINEアプリ → 設定 → トーク
- トークのバックアップ → 自動バックアップをオフ
これで一時的に2〜5GBの容量を確保できます。 大事なトークは後で個別にバックアップすればOKです。
ステップ3:古いデバイスのバックアップを即削除(2分)
使っていない古いiPhoneやiPadのバックアップが 容量を食いつぶしているかもしれません。
削除方法:
- 設定 → 自分の名前 → iCloud
- 「ストレージを管理」
- 「バックアップ」
- 使っていないデバイスを選択
- 「バックアップを削除」
古いiPhone 1台分で3〜10GBも空くことがあります!
容量別・優先順位で選ぶ削除リスト
大容量(1GB以上)を一気に空けたい時
1位:4K動画や長時間動画
- 1分の4K動画 = 約400MB
- 10分撮影しただけで4GBも使用
- HDR動画は特に容量が大きい
削除のコツ: 必要な動画はYouTubeに限定公開でアップロードしてから削除。 いつでも見返せて、容量も節約できます。
2位:Rawファイルやプロ仕様の写真
- 1枚で20〜50MBもある
- 編集前の元データは特に大きい
- 一眼レフから転送した写真も要注意
3位:ボイスメモの長時間録音
- 会議の録音(1時間 = 約500MB)
- 講義の録音データ
- 音楽の録音ファイル
中容量(100MB〜1GB)をコツコツ空けたい時
スクリーンショットの一括削除
スクリーンショットって、気づかないうちに 何百枚も溜まっているものです。
簡単な見分け方:
- 写真アプリ → アルバム → スクリーンショット
- 全選択して不要なものを一括削除
重複写真の整理
同じような写真を何枚も撮っていませんか?
- 連写した写真
- 似たアングルの風景写真
- 同じ料理の写真
ベストショット1枚だけ残して、あとは削除しましょう。
ダウンロードした画像やPDF
Safariやメールからダウンロードしたファイルが ファイルアプリに大量に残っているかも。
ファイルアプリ → ダウンロード → 不要なものを削除
小容量(100MB以下)でも積もれば山となる
メールの添付ファイル
- 設定 → 自分の名前 → iCloud → メール
- 大きな添付ファイルから削除
古いメモの写真や書類
- メモアプリの添付ファイルも容量を使用
- 特に写真付きメモは要チェック
使わないアプリのデータ
- 設定 → 一般 → iPhoneストレージ
- 使用していないアプリを確認
プロが使う裏技テクニック集
裏技1:iCloud写真の一時的な完全オフ
緊急時の最終手段として:
- 設定 → 写真 → iCloud写真をオフ
- 「iPhoneから削除」を選択(iCloudには残る)
- 必要な作業が終わったら再度オン
注意:Wi-Fi環境で行うこと!
裏技2:共有アルバムを活用した保存術
実は共有アルバムは容量にカウントされません!
- 写真アプリ → アルバム → 新規共有アルバム作成
- 保存したい写真を追加
- 元の写真を削除
これで実質無制限に写真を保存できます。 ただし、画質は若干圧縮されます。
裏技3:他のクラウドサービスとの併用
無料で使える代替サービス:
- Googleフォト(15GBまで無料)
- Amazon Photos(プライム会員なら写真は無制限)
- OneDrive(5GBまで無料)
大切な写真は複数のサービスに保存して、 iCloudからは削除する方法もあります。
機種変更前の緊急対策

今夜中にバックアップを取りたい場合
- 最小限のバックアップに絞る
- 設定 → 自分の名前 → iCloud → iCloudバックアップ
- 「このiPhoneをバックアップ」→ アプリの選択
- 必須アプリ以外はすべてオフ
- 写真は別の方法で移行
- AirDropで新しい端末に直接送信
- パソコン経由でバックアップ
- USBケーブルでの直接転送
- 一時的に有料プランを利用
- 50GB(月額130円)を1ヶ月だけ契約
- データ移行後に解約すればOK
トラブル別・解決方法
「削除しても容量が減らない」時は?
原因:削除が完全に反映されていない
解決策:
- iPhoneを再起動
- Wi-Fiに接続して10分待つ
- 設定 → 自分の名前 → サインアウト → 再サインイン
「どれを削除していいか分からない」時は?
判断基準:
- 3ヶ月以上見返していない → 削除対象
- SNSに投稿済み → 削除してOK
- 誰かと共有済み → 相手が持っているなら削除可
「大切な写真を間違えて削除した」時は?
復元方法:
- 写真アプリ → アルバム → 最近削除した項目
- 30日以内なら復元可能
- それ以降は復元不可能なので注意
容量管理のゴールデンルール
毎月1日は「容量チェックの日」
スマホのカレンダーに登録して習慣化:
- 不要な写真を削除
- スクリーンショットを整理
- ダウンロードフォルダを確認
月1回、10分の作業で容量不足とサヨナラできます。
「撮る前に考える」習慣
本当に必要な写真・動画か考えてから撮影:
- 同じような写真は1〜2枚で十分
- 4K動画は特別な時だけ
- スクリーンショットはメモ代わりにしない
「クラウドは物置ではない」意識
iCloudは大切なデータの保管庫:
- ゴミ箱ではなく金庫として使う
- 本当に必要なものだけを保存
- 定期的な整理整頓が大切
まとめ:もう容量不足で悩まない!
iCloudの容量を空ける作業は、 実はとても簡単です。
今回紹介した方法を使えば:
- 5分で1〜5GBの容量を確保
- 大切なデータを失わずに整理
- 今後の容量不足も予防
特に「最近削除した項目」の完全削除は、 多くの人が見落としている即効性のある方法です。
緊急時はまず3ステップを実行。 時間がある時は、じっくり整理。 そして月1回のメンテナンスで快適に。
これで、あなたもiCloud容量マスターです!
もし有料プランを検討する場合も、 まずは無料でできることを全部試してから。 それでも足りない時に初めて課金を考えましょう。
デジタルデータも断捨離が大切。 スッキリ整理して、快適なiPhoneライフを送ってください!
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