iCloudストレージがいっぱい!容量を減らす7つの効果的な方法

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毎日のように「iCloudストレージの容量が不足しています」という通知が来て、イライラしていませんか?

無料で使える5GBなんて、写真を少し保存しただけですぐいっぱいになってしまいます。 かといって、月額130円や400円を払い続けるのもなんだかもったいない気がしますよね。

実は、iCloudの容量は簡単な方法で大幅に減らすことができるんです。 今回は、お金をかけずにiCloudストレージを賢く管理する方法を、分かりやすく解説していきます。

この記事を読み終わる頃には、あの煩わしい通知から解放されているはずですよ。

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そもそもiCloudストレージって何が保存されているの?

iCloudが自動保存しているデータの種類

iCloudには、あなたが意識していないうちに様々なデータが保存されています。

主なものは以下の通りです:

  • 写真とビデオ(iCloud写真をオンにしている場合)
  • iPhoneやiPadのバックアップデータ
  • アプリのデータやドキュメント
  • メールの添付ファイル
  • メッセージ(iMessage)の写真や動画
  • ボイスメモ
  • Safariのブックマークや履歴

特に容量を圧迫しているのは、写真・ビデオとバックアップデータです。 これらを整理するだけで、驚くほど空き容量が増えますよ。

現在の使用状況を確認する方法

まずは、何がどれくらい容量を使っているか確認しましょう。

iPhoneまたはiPadでの確認方法:

  1. 「設定」アプリを開く
  2. 一番上の自分の名前をタップ
  3. 「iCloud」をタップ
  4. 「ストレージを管理」または「iCloudストレージ」をタップ

ここで、どのアプリやデータが容量を使っているか一目で分かります。 グラフで表示されるので、何を削除すべきか判断しやすいですね。

今すぐできる!容量を減らす7つの方法

1. 不要な写真と動画を削除する

最も効果的な方法は、不要な写真や動画を削除することです。

でも、ただ削除しただけでは容量が減らないって知っていましたか? iPhoneでは、削除した写真は「最近削除した項目」に30日間保存されるんです。

完全に削除する手順:

  1. 「写真」アプリを開く
  2. 「アルバム」タブをタップ
  3. 下にスクロールして「最近削除した項目」を選択
  4. 「選択」→「すべて削除」をタップ

これで本当に容量が空きます。

似たような写真が何枚もある場合は、ベストショットだけ残して他は削除しましょう。 スクリーンショットや、もう使わないQRコードの写真なども整理の対象です。

2. 古いバックアップを削除する

機種変更した後、古いiPhoneのバックアップがそのまま残っていることがあります。 これが意外と容量を食っているんです。

削除方法:

  1. 設定→自分の名前→iCloud→ストレージを管理
  2. 「バックアップ」をタップ
  3. 使っていない古いデバイスのバックアップを選択
  4. 「バックアップを削除」をタップ

現在使っているデバイス以外のバックアップは、基本的に削除して問題ありません。

3. メッセージの添付ファイルを整理する

LINEやメッセージアプリで送受信した写真や動画も、iCloudに保存されています。

メッセージアプリでの削除方法:

  1. メッセージアプリを開く
  2. 削除したい会話を左にスワイプ
  3. 「削除」をタップ

または、設定から自動削除を設定することもできます:

  1. 設定→メッセージ
  2. 「メッセージの保存期間」を選択
  3. 「30日間」または「1年間」を選択

古い会話は自動的に削除されるので、手動で整理する手間が省けます。

4. 大きなアプリのデータを削除する

一部のアプリは、知らないうちに大量のデータをiCloudに保存しています。

確認と削除方法:

  1. 設定→自分の名前→iCloud→ストレージを管理
  2. アプリごとの使用容量を確認
  3. 容量の大きいアプリをタップ
  4. 「データを削除」を選択

ゲームアプリのセーブデータや、動画編集アプリのプロジェクトファイルなどは、特に容量が大きいことが多いです。 もう遊んでいないゲームのデータは、思い切って削除しましょう。

5. iCloud写真を最適化する

写真は残したいけど、容量も節約したい。 そんな時は「iPhoneのストレージを最適化」機能を使います。

設定方法:

  1. 設定→写真
  2. 「iPhoneのストレージを最適化」を選択

この設定にすると、フル解像度の写真はiCloudに保存され、iPhone本体には縮小版だけが保存されます。 必要な時だけフル解像度版がダウンロードされるので、容量を大幅に節約できるんです。

6. 不要なアプリのiCloud同期をオフにする

すべてのアプリがiCloudを使う必要はありません。 重要でないアプリの同期をオフにしましょう。

設定方法:

  1. 設定→自分の名前→iCloud
  2. 「すべてを表示」をタップ
  3. 不要なアプリのスイッチをオフにする

例えば、メモアプリは使うけど、ボイスメモは使わないという場合は、ボイスメモの同期をオフにできます。

7. メールの添付ファイルを削除する

iCloudメールを使っている場合、大きな添付ファイルが容量を圧迫していることがあります。

メールアプリでの削除方法:

  1. メールアプリを開く
  2. 検索欄に「添付ファイル」と入力
  3. 添付ファイル付きメールだけが表示される
  4. 不要なメールを削除

特に、PDFファイルや圧縮ファイルなどは容量が大きいので、定期的に整理することをおすすめします。

Googleフォトなど代替サービスの活用方法

写真の保存先を変更する

iCloudの容量を使わずに写真を保存したい場合は、他のクラウドサービスを使う方法があります。

Googleフォトの場合:

  • 15GBまで無料で使える
  • 画質を少し圧縮すれば容量無制限(2021年6月以降は15GBまで)
  • 自動バックアップ機能あり

Amazon Photosの場合:

  • プライム会員なら写真は容量無制限
  • 画質の劣化なし
  • 動画は5GBまで

これらのサービスを使えば、iCloudの容量を写真以外のデータに使えるようになります。

切り替え時の注意点

他のサービスに切り替える前に、必ず以下の点を確認してください:

  1. すべての写真がバックアップされているか確認
  2. iCloud写真をオフにする前に、iPhone本体に写真をダウンロード
  3. 新しいサービスへのアップロードが完了してから、iCloudから削除

データを失わないよう、慎重に作業を進めましょう。

よくある質問と解決策

「システムデータ」が大きすぎる場合

「システムデータ」や「その他」という項目が異常に大きい場合があります。 これはキャッシュデータやログファイルなどが蓄積している状態です。

解決方法:

  1. iPhoneを再起動する
  2. 設定→一般→iPhoneストレージで「非使用のAppを取り除く」を有効にする
  3. それでも改善しない場合は、バックアップを取ってから初期化

バックアップが失敗する場合

容量不足でバックアップが取れない場合の対処法:

  1. Wi-Fi環境で充電しながらバックアップ
  2. 不要なアプリのバックアップをオフにする
  3. 写真や動画を別の方法でバックアップしてから、iCloud写真をオフにする

優先順位を決めて、本当に必要なデータだけバックアップすることが大切です。

家族でストレージを共有する方法

iCloudのファミリー共有を使えば、家族で容量を分け合えます。

設定方法:

  1. 設定→自分の名前→ファミリー共有
  2. 「iCloudストレージ」を選択
  3. 200GB(月額400円)または2TB(月額1,300円)のプランを選択

家族みんなで使えば、一人当たりの負担は少なくなりますね。

容量管理を習慣化するコツ

定期的な整理のタイミング

月に一度、以下のタイミングで整理することをおすすめします:

  • 月初めや月末など、覚えやすい日を決める
  • iPhoneをアップデートする前
  • 機種変更を検討し始めたとき
  • 「ストレージがいっぱい」の通知が来たらすぐ

習慣にしてしまえば、大掃除のような大変な作業をしなくて済みます。

自動化できる設定

手動での整理が面倒な場合は、以下の設定で自動化しましょう:

  1. 古いメッセージの自動削除
  2. 非使用Appの自動削除
  3. iCloud写真の最適化
  4. HDR写真の通常版を残さない設定

これらを設定しておけば、意識しなくても容量を節約できます。

有料プランは本当に必要?判断基準

無料の5GBで十分な人

以下に当てはまる場合は、無料プランで十分です:

  • 写真や動画をあまり撮らない
  • 他のクラウドサービスを併用している
  • こまめに整理する習慣がある
  • パソコンに定期的にバックアップしている

有料プランを検討すべき人

以下の場合は、有料プランの方がストレスなく使えます:

  • 写真や動画を大量に撮る
  • 複数のAppleデバイスを使っている
  • 家族で共有したい
  • 整理する時間がない

月額130円(50GB)なら、缶ジュース1本分の値段です。 時間と手間を考えれば、決して高くはないかもしれません。

まとめ:賢くiCloudストレージを管理しよう

iCloudストレージの容量不足は、ちょっとした工夫で解決できます。

まずは現状を把握して、不要なデータを削除。 それでも足りない場合は、他のクラウドサービスとの併用や、有料プランへの移行を検討しましょう。

大切なのは、定期的な整理を習慣にすること。 月に一度、5分だけでも整理の時間を作れば、あの煩わしい通知から解放されます。

今すぐ設定アプリを開いて、ストレージの使用状況を確認してみてください。 きっと、削除できるデータがたくさん見つかるはずです。

スッキリしたiCloudで、快適なiPhoneライフを送りましょう!

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