「iCloudストレージの使用容量が上限に達しました」を今すぐ解決する7つの方法

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「iCloudストレージの使用容量が上限に達しました」

この通知、毎日のように表示されてうんざりしていませんか?

「後で対処しよう」と思いながら、もう何週間も放置している方も多いはず。 でも実は、この状態を続けていると、大切な写真やデータが消えてしまう可能性があるんです。

今回は、お金をかけずに解決する方法から、有料プランの選び方まで、あなたの状況に合った解決方法を分かりやすく説明していきます。

5分あれば、その煩わしい通知から解放されますよ!


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  1. そもそも、なぜこの通知が出るの?
    1. iCloudストレージの仕組みを理解しよう
    2. 無料で使えるのは5GBまで
  2. 容量不足で起こる5つの困った問題
    1. 1. iPhoneのバックアップができない
    2. 2. 写真が他の端末と同期されない
    3. 3. メールが受信できなくなる
    4. 4. メモやリマインダーが同期されない
    5. 5. アプリのデータが保存されない
  3. 今すぐできる!無料で容量を空ける7つの方法
    1. 方法1:写真とビデオを整理する(効果:大)
    2. 方法2:古いバックアップを削除する(効果:大)
    3. 方法3:メッセージの添付ファイルを削除する(効果:中)
    4. 方法4:不要なアプリのデータを削除する(効果:中)
    5. 方法5:iCloud写真をオフにする(効果:特大)
    6. 方法6:書類とデータを整理する(効果:小〜中)
    7. 方法7:メールの添付ファイルを削除する(効果:小)
  4. それでも足りない!有料プランを検討するなら
    1. iCloud+の料金プラン(2024年現在)
    2. どのプランを選ぶべき?
    3. 有料プランへの変更方法
  5. 代替案:他のクラウドサービスを使う
    1. Googleフォト(グーグルフォト)
    2. Amazon Photos(アマゾンフォト)
    3. OneDrive(ワンドライブ)
  6. よくある質問と解決策
    1. Q1:削除したのに容量が減らない
    2. Q2:どのデータを削除すべきか分からない
    3. Q3:大切な写真は消したくない
    4. Q4:機種変更前なので削除したくない
    5. Q5:家族の写真も含まれているので勝手に削除できない
  7. まとめ:今すぐ行動して、ストレスフリーに!

そもそも、なぜこの通知が出るの?

iCloudストレージの仕組みを理解しよう

iCloudストレージは、あなたのiPhoneやiPadのデータを、インターネット上の保管庫(クラウド)に保存する仕組みです。

家に例えると:

  • iPhone = あなたの部屋
  • iCloudストレージ = 倉庫やトランクルーム

部屋に入りきらないものを倉庫に預けるように、iPhoneのデータをiCloudに預けているわけです。

無料で使えるのは5GBまで

Appleは最初、5GBの容量を無料で提供してくれています。

「5GBって多いの?少ないの?」と思うかもしれませんね。

実際のところ:

  • 写真約1,500枚分
  • または4K動画約30分
  • またはLINEのトーク履歴すべて+写真500枚

正直なところ、今の時代では5GBはかなり少ないです。 特に写真や動画をたくさん撮る人には、あっという間に足りなくなってしまいます。


容量不足で起こる5つの困った問題

1. iPhoneのバックアップができない

一番深刻な問題がこれです。

iPhoneが壊れたり、機種変更するときに、バックアップがないとデータがすべて消えてしまいます。 連絡先、写真、アプリのデータ、すべてです。

2. 写真が他の端末と同期されない

iPhoneで撮った写真が、iPadやMacに表示されなくなります。

家族と共有している写真も、更新されなくなってしまいます。

3. メールが受信できなくなる

iCloudメールを使っている場合、新しいメールが受信できなくなることがあります。

大事な連絡を見逃してしまう可能性があるので、要注意です。

4. メモやリマインダーが同期されない

買い物リストや大事なメモが、他の端末に反映されなくなります。

せっかくの便利機能が使えなくなってしまうんです。

5. アプリのデータが保存されない

ゲームの進行状況や、アプリの設定が保存されなくなります。

機種変更したときに、また最初からやり直しになってしまうことも。


今すぐできる!無料で容量を空ける7つの方法

方法1:写真とビデオを整理する(効果:大)

写真とビデオが容量を圧迫している原因の第1位です。

確認方法:

  1. 設定アプリを開く
  2. 一番上の自分の名前をタップ
  3. 「iCloud」をタップ
  4. 「ストレージを管理」をタップ
  5. 「写真」の容量を確認

削除の手順:

  1. 写真アプリを開く
  2. 不要な写真や動画を選択
  3. ゴミ箱アイコンをタップして削除
  4. 「最近削除した項目」も空にする(これ重要!)

最近削除した項目を空にしないと、30日間は容量が減らないので注意してください。

方法2:古いバックアップを削除する(効果:大)

昔使っていたiPhoneのバックアップが残っていることがあります。

削除手順:

  1. 設定 → 自分の名前 → iCloud
  2. 「ストレージを管理」をタップ
  3. 「バックアップ」をタップ
  4. 使っていない端末のバックアップを選択
  5. 「バックアップを削除」をタップ

古いiPhoneのバックアップは、1つで1GB以上あることも珍しくありません。

方法3:メッセージの添付ファイルを削除する(効果:中)

LINEやメッセージアプリの写真や動画も、実は容量を食っています。

メッセージアプリの場合:

  1. 設定 → 自分の名前 → iCloud
  2. 「ストレージを管理」→「メッセージ」
  3. 「トップの会話」を確認
  4. 不要な添付ファイルを削除

古い写真や動画は、思い切って削除しましょう。

方法4:不要なアプリのデータを削除する(効果:中)

使っていないアプリのデータがiCloudに残っていることがあります。

確認と削除:

  1. 設定 → 自分の名前 → iCloud
  2. 「ストレージを管理」
  3. アプリごとの使用容量を確認
  4. 使わないアプリのデータは「削除」

もう遊んでいないゲームのデータなどは、削除してOKです。

方法5:iCloud写真をオフにする(効果:特大)

思い切った方法ですが、一番効果があります。

設定方法:

  1. 設定 → 自分の名前 → iCloud
  2. 「写真」をタップ
  3. 「このiPhoneを同期」をオフに

ただし、他の端末と写真が同期されなくなるので、よく考えてから実行してください。

方法6:書類とデータを整理する(効果:小〜中)

PDFファイルやドキュメントも容量を使っています。

整理方法:

  1. ファイルアプリを開く
  2. 「iCloud Drive」を選択
  3. 不要なファイルを長押し
  4. 「削除」を選択

古い資料や重複したファイルは削除しましょう。

方法7:メールの添付ファイルを削除する(効果:小)

iCloudメールの添付ファイルも容量を使います。

削除方法:

  1. メールアプリを開く
  2. 添付ファイル付きの古いメールを探す
  3. メールごと削除
  4. ゴミ箱も空にする

大きな添付ファイルがある古いメールは、削除を検討しましょう。


それでも足りない!有料プランを検討するなら

iCloud+の料金プラン(2024年現在)

無料で対処しきれない場合は、有料プランも選択肢です。

プラン一覧:

  • 50GB:月額130円
  • 200GB:月額400円
  • 2TB:月額1,300円

家族で分けることもできるので、200GBプランを家族4人で使えば、1人100円で済みます。

どのプランを選ぶべき?

50GB(月額130円)がおすすめの人:

  • 写真は月に100枚程度
  • 動画はあまり撮らない
  • アプリは最小限

200GB(月額400円)がおすすめの人:

  • 写真をよく撮る
  • 動画も時々撮る
  • 家族で共有したい

2TB(月額1,300円)がおすすめの人:

  • プロカメラマン
  • 動画をたくさん撮る
  • すべてのデータをクラウドに保存したい

多くの人は、50GBか200GBで十分です。

有料プランへの変更方法

アップグレード手順:

  1. 設定 → 自分の名前 → iCloud
  2. 「ストレージを管理」
  3. 「ストレージプランを変更」
  4. 希望のプランを選択
  5. 「購入する」をタップ

支払いは、Apple IDに登録している方法で自動的に行われます。


代替案:他のクラウドサービスを使う

Googleフォト(グーグルフォト)

写真と動画専用なら、Googleフォトもおすすめです。

メリット:

  • 15GBまで無料
  • 圧縮保存なら容量無制限(画質は少し落ちる)
  • Androidとも共有しやすい

デメリット:

  • iPhoneとの連携は手動
  • アプリを別途インストール必要

Amazon Photos(アマゾンフォト)

Amazonプライム会員なら、写真は無制限で保存できます。

メリット:

  • プライム会員なら写真無制限
  • 画質の劣化なし

デメリット:

  • 動画は5GBまで
  • プライム会員費(月額600円)が必要

OneDrive(ワンドライブ)

Microsoftのサービスです。

メリット:

  • 5GB無料
  • Officeソフトとの連携が便利

デメリット:

  • iPhoneとの相性はイマイチ
  • 無料容量が少ない

よくある質問と解決策

Q1:削除したのに容量が減らない

A:30日間は「最近削除した項目」に残っています。

写真アプリの「アルバム」→「最近削除した項目」を確認して、完全に削除してください。

また、削除後すぐには反映されないことがあるので、1時間ほど待ってみましょう。

Q2:どのデータを削除すべきか分からない

A:まずは大きいものから削除しましょう。

設定の「ストレージを管理」で、容量の大きい順に表示されます。 上から順番に確認していけば、効率的に容量を空けられます。

Q3:大切な写真は消したくない

A:パソコンに保存するか、他のクラウドサービスを併用しましょう。

  • パソコンに転送して保存
  • Googleフォトにバックアップ
  • 外付けハードディスクに保存

複数の場所に保存しておけば、安心です。

Q4:機種変更前なので削除したくない

A:一時的に有料プランにする方法もあります。

機種変更が終わったら、データを整理して無料プランに戻すこともできます。 月額130円なら、1ヶ月だけの利用でも負担は少ないですよ。

Q5:家族の写真も含まれているので勝手に削除できない

A:共有アルバムを活用しましょう。

共有アルバムは、iCloudストレージの容量を使いません。 家族の写真は共有アルバムに移動してから、自分のライブラリから削除すればOKです。


まとめ:今すぐ行動して、ストレスフリーに!

「iCloudストレージの使用容量が上限に達しました」の通知は、放置せずに今すぐ対処しましょう。

すぐにできる3ステップ:

  1. まず容量を確認 設定から現在の使用状況をチェック
  2. 不要なデータを削除 写真、古いバックアップ、メッセージの添付ファイルから整理
  3. それでも足りなければ有料プランを検討 月額130円から始められます

毎日の通知にイライラするより、5分で解決してスッキリしませんか?

特に、iPhone内の大切なデータを守るためにも、バックアップができる状態にしておくことは本当に重要です。

この記事を読み終わったら、さっそく設定アプリを開いて、容量の確認から始めてみてください。

きっと、思っていたより簡単に解決できるはずです!

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