「iCloudミュージックライブラリをオフにしたら、音楽が全部消えてしまうのでは…?」
Apple MusicやiTunesを使っていると、iCloudミュージックライブラリ(現在のiOSでは「ライブラリを同期」)という機能が自動的にオンになります。でも、時にはこの機能をオフにしたい場面もありますよね。
iTunesからiPhoneに手動で音楽を転送したいのに「iCloudミュージックライブラリはオンです」と表示されて同期できない…そんな経験をした人も多いのではないでしょうか。
この記事では、iCloudミュージックライブラリをオフにする方法と、オフにするとどうなるのか、大切な音楽を失わないための注意点を分かりやすく解説していきます。iPhone、iPad、Mac、Windowsパソコン、それぞれのデバイスでの手順を詳しく説明します。
iCloudミュージックライブラリとは?基本を理解しよう

まずは、iCloudミュージックライブラリがどんな機能なのか確認しておきましょう。
iCloudミュージックライブラリ(ライブラリを同期)とは
iCloudミュージックライブラリは、Appleが提供するクラウドベースの音楽同期サービスです。
この機能を使うと:
- 音楽ライブラリがクラウド(iCloud)に保存される
- 同じApple IDでサインインしているすべてのデバイスで音楽が同期される
- iPhone、iPad、Mac、Windowsパソコン、どこからでも同じ音楽にアクセスできる
- プレイリストや「お気に入り」も自動的に同期される
名称の変更:「iCloudミュージックライブラリ」→「ライブラリを同期」
iOS 13以降、この機能の名称が変更されました。
古い名称(iOS 12以前):
- iCloudミュージックライブラリ
新しい名称(iOS 13以降):
- ライブラリを同期(Sync Library)
機能は同じですが、設定画面での表示が異なるので、混乱しないよう注意してください。
利用条件:Apple MusicまたはiTunes Match
iCloudミュージックライブラリを使うには、以下のいずれかのサービスに加入している必要があります:
Apple Music:
- 月額プラン:1,080円
- 学生プラン:580円
- ファミリープラン(6人まで):1,680円
- 1億曲以上がストリーミング聴き放題
- iCloudミュージックライブラリが利用可能
iTunes Match:
- 年額プラン:3,980円
- 自分の音楽ライブラリ(CDから取り込んだ曲など)をクラウドに保存
- ストリーミングサービスは含まれない
- 最大10万曲まで保存可能
これらのサービスに加入していない場合、設定画面に「ライブラリを同期」の項目は表示されません。
iCloudミュージックライブラリで何ができる?
主な機能:
- 音楽の自動同期
- iPhoneで追加した曲がMacでも聴ける
- プレイリストを作ったら全デバイスに反映
- クラウドストレージ
- 最大10万曲まで保存可能
- iTunes Storeで購入した曲は容量制限にカウントされない
- iCloudストレージ容量(写真などと共有する5GB)とは別
- 楽曲のマッチング
- CDから取り込んだ曲がiTunes Storeにあれば、高音質版(256kbps AAC)に自動アップグレード
- iTunes Storeにない曲は、そのまま元の音質でアップロード
- オフライン再生
- クラウドから曲をダウンロードすれば、オフラインでも再生可能
- ダウンロードした曲はデバイスのストレージを消費
iCloudミュージックライブラリをオフにするとどうなる?
オフにする前に、どんな影響があるのか必ず確認しておきましょう。
1. Apple Musicの曲が削除される
最も大きな影響がこれです。
Apple Musicでダウンロード・保存した曲は、iCloudミュージックライブラリと紐付いています。オフにすると、これらの曲はすべてデバイスから削除されます。
具体的には:
- Apple Musicのカタログから追加した曲
- ダウンロードしてオフライン再生できるようにしていた曲
- Apple Musicで作成したプレイリスト
重要:これらの曲自体が消滅するわけではありません。iCloudミュージックライブラリを再度オンにすれば、再ダウンロードできます。
2. CDから取り込んだ曲やiTunes購入曲も消える可能性がある
ここが注意点です。
危険なケース:
Apple Musicに加入した時、または「ライブラリを同期」をオンにした時に、こんなメッセージが表示されたことを覚えていますか?
「iPhoneにあるミュージックを残しておきたいですか?」
この時に「削除して置き換える」を選択した場合、元々デバイスにあった音楽は削除され、iCloud上のコピーに置き換えられています。
この状態でiCloudミュージックライブラリをオフにすると:
- CDから取り込んだ曲も消える
- iTunes Storeで購入した曲も消える
- すべての音楽が失われる
安全なケース:
「音楽を残す」を選択した場合、または元々パソコンのiTunesから音楽を同期していた場合は、比較的安全です。
3. デバイス間の同期が停止する
iCloudミュージックライブラリをオフにすると:
- iPhoneで追加した曲がMacに同期されなくなる
- Macで編集したプレイリストがiPhoneに反映されなくなる
- 各デバイスの音楽ライブラリが独立する
4. iTunesから手動で同期できるようになる
これはメリットです。
iCloudミュージックライブラリがオンの状態では、iTunesとiPhoneをケーブルでつないでも、音楽を手動で転送できません。
オフにすれば:
- 従来通り、iTunesから音楽を同期できる
- パソコンにある音楽ファイルを自由に転送できる
- より細かい管理が可能になる
5. デバイスごとに個別にオフにする必要がある
重要なポイントです。
iPhoneでiCloudミュージックライブラリをオフにしても、iPadやMacでは自動的にオフにはなりません。
各デバイスで個別に設定を変更する必要があります。
まとめ:オフにする前に確認すべきこと
✓ Apple Musicの曲が削除されることを理解している
✓ CDから取り込んだ曲のバックアップがある
✓ 大切な音楽はパソコンやバックアップに保存されている
✓ デバイスごとに設定が独立していることを理解している
iCloudミュージックライブラリをオフにする理由
なぜ、わざわざこの便利な機能をオフにするのでしょうか?実際のユーザーの理由を見てみましょう。
理由1:iTunesから手動で音楽を同期したい
最も多い理由がこれです。
「パソコンにある音楽ファイルをiPhoneに入れたいのに、iCloudミュージックライブラリがオンだと同期できない…」
特に:
- CDから取り込んだ大量の音楽がある
- iTunes以外のソースから入手した音楽がある
- 音楽ファイルを細かく管理したい
こういう人は、手動同期の方が便利です。
理由2:同期のトラブルが多い
iCloudミュージックライブラリで起こりやすい問題:
- 曲が重複する
- プレイリストが勝手に変更される
- 曲が突然消える
- アートワーク(ジャケット画像)が間違っている
- 違う曲にマッチされる(全く別の曲になる)
これらの問題に何度も悩まされると、オフにしたくなります。
理由3:モバイルデータ通信量を節約したい
iCloudミュージックライブラリは:
- バックグラウンドで自動同期される
- Wi-Fiがない環境でもモバイルデータを使用することがある
- 大量の通信が発生する可能性がある
定額プランでない人や、通信量を節約したい人にとっては問題です。
理由4:デバイスのストレージ容量を節約したい
iCloudミュージックライブラリをオンにしていると:
- 自動的に曲がダウンロードされることがある
- プレイリスト全体がオフライン保存される場合がある
- 気づいたらストレージがいっぱいに
手動で管理した方が、ストレージを効率的に使えます。
理由5:音楽を完全にローカルで管理したい
プライバシーやコントロールの理由で:
- 音楽をクラウドに保存したくない
- 自分のデバイスだけで完結させたい
- サブスクリプションに依存したくない
こういう考えの人もいます。
理由6:Apple Musicを解約する予定
Apple Musicを解約すると、iCloudミュージックライブラリも使えなくなります。
解約前に:
- オフにして影響を確認
- 必要な音楽をバックアップ
- 手動管理に切り替え
こういった準備が必要です。
【iPhone・iPad】iCloudミュージックライブラリをオフにする方法

それでは、具体的な手順を見ていきましょう。まずはiPhoneとiPadから。
事前準備:バックアップを取る
絶対に忘れないでください!
オフにする前に、大切な音楽をバックアップしておきましょう。
バックアップ方法:
- パソコンのiTunesに保存
- iPhoneをパソコンに接続
- iTunes(またはMusicアプリ)を開く
- 「購入した項目を転送」を実行
- 別の音楽管理アプリを使う
- サードパーティの音楽転送ソフトを使用
- iPhoneの音楽をパソコンにコピー
ステップ1:設定アプリを開く
- iPhoneまたはiPadのホーム画面から「設定」アプリを開く
ステップ2:ミュージック設定にアクセス
iOS 18の場合:
- 「設定」を開く
- 「App」をタップ
- 「ミュージック」をタップ
iOS 13〜17の場合:
- 「設定」を開く
- 下にスクロールして「ミュージック」をタップ
iOS 12以前の場合:
- 「設定」を開く
- 「ミュージック」をタップ
ステップ3:ライブラリの同期をオフにする
iOS 13以降:
- 「ライブラリ」セクションを探す
- 「ライブラリを同期」のスイッチをタップしてオフにする
iOS 12以前:
- 「iCloudミュージックライブラリ」のスイッチをタップしてオフにする
ステップ4:確認メッセージを確認
警告メッセージが表示されます:
「このデバイスからApple Musicのコンテンツとダウンロードが削除されます」
または
「ミュージックとビデオがこのiPhoneから削除されます」
内容を理解した上で、「オフにする」をタップ
ステップ5:削除が完了するのを待つ
- 音楽の量によっては、数分かかることがあります
- 削除中はiPhoneを操作しないでください
オフにした後の確認事項
確認すべきポイント:
- ミュージックアプリを開く
- 残っている音楽を確認
- Apple Musicの曲は表示されなくなっているはず
- ストレージを確認
- 「設定」→「一般」→「iPhoneストレージ」
- 空き容量が増えているか確認
- iTunes同期を試す
- パソコンにiPhoneを接続
- iTunes(またはMusicアプリ)で同期が可能か確認
トラブルシューティング:オフにできない場合
ケース1:「ライブラリを同期」の項目が表示されない
原因:
- Apple MusicまたはiTunes Matchに加入していない
- すでにオフになっている
対処法:
- Apple IDのサブスクリプションを確認
- 設定アプリを再起動
ケース2:オフにしてもまたオンになる
原因:
- 他のデバイスで設定が同期されている可能性
- ソフトウェアの不具合
対処法:
- デバイスを再起動
- Apple IDからサインアウト→サインイン
- iOSを最新版にアップデート
【Mac】iCloudミュージックライブラリをオフにする方法
Macでの手順を見ていきます。
ステップ1:Apple Musicアプリを開く
- Dockまたはアプリケーションフォルダから「ミュージック」アプリを開く
ステップ2:環境設定にアクセス
macOS Ventura(13)以降:
- メニューバーの「ミュージック」をクリック
- 「設定」を選択
macOS Monterey(12)以前:
- メニューバーの「ミュージック」をクリック
- 「環境設定」を選択
ステップ3:一般タブを開く
- 設定ウィンドウで「一般」タブをクリック
ステップ4:ライブラリの同期をオフにする
- 「ライブラリを同期」のチェックボックスを外す
- 確認メッセージが表示されたら「オフにする」をクリック
ステップ5:変更を保存
- ウィンドウを閉じる(自動的に保存される)
オフにした後の影響(Mac)
- Apple Musicの曲がライブラリから削除される
- iCloudにアップロードしていた曲へのアクセスができなくなる
- Macに保存されている音楽ファイルは残る
注意:他のデバイスへの影響
Macでオフにしても、iPhoneやiPadでは自動的にオフにはなりません。
各デバイスで個別に設定を変更する必要があります。
【Windows】iCloudミュージックライブラリをオフにする方法
WindowsパソコンでiTunesを使っている場合の手順です。
注意:iTunesのバージョンによる違い
iTunes 12.8以前:
- 従来通りの手順でオフにできる
最新バージョンのiTunes(Microsoft Store版):
- iCloudミュージックライブラリの設定項目が削除されている場合がある
- Windows用「Apple Music」アプリへの移行が推奨される
従来のiTunesでオフにする手順
ステップ1:iTunesを開く
- Windowsのスタートメニューから「iTunes」を起動
ステップ2:環境設定を開く
- メニューバーの「編集」をクリック
- 「環境設定」を選択
ステップ3:一般タブで設定変更
- 「一般」タブをクリック
- 「iCloudミュージックライブラリ」のチェックボックスを外す
ステップ4:変更を保存
- 「OK」をクリックして設定を保存
Windows用Apple Musicアプリの場合
新しいWindows用Apple Musicアプリでは、設定場所が異なる場合があります。
- Apple Musicアプリを開く
- メニューから「設定」を選択
- 「一般」タブで「ライブラリを同期」をオフにする
音楽を失わないための安全な手順
大切な音楽を失わないために、絶対に守るべき手順があります。
ステップ1:現在の音楽ライブラリを確認
オフにする前に、どんな音楽があるか確認しましょう。
確認項目:
- Apple Musicから追加した曲の数
- CDから取り込んだ曲の数
- iTunes Storeで購入した曲の数
- お気に入りのプレイリストの数
ステップ2:パソコンに完全バックアップを作成
方法1:iTunes/Musicアプリで購入済み項目を転送
- iPhoneをパソコンに接続
- iTunes(Mac:Musicアプリ)を開く
- メニューから「ファイル」→「デバイス」→「購入した項目を転送」
- 完了するまで待つ
注意:これでは、Apple Musicでダウンロードした曲は転送されません(DRM保護のため)。
方法2:サードパーティソフトを使う
- iCareFone
- CopyTrans
- DearMob iPhoneマネージャー
- その他の音楽転送ソフト
これらのソフトを使えば、より柔軟に音楽をバックアップできます。
ステップ3:iTunes Storeで購入した曲を再ダウンロードできるか確認
- iTunesまたはMusicアプリを開く
- 「アカウント」→「購入済み」を確認
- 必要な曲が表示されているか確認
ステップ4:CDから取り込んだ曲の元ファイルがあるか確認
- パソコンのiTunesフォルダを確認
- 外付けHDDにバックアップがあるか確認
- 元のCDがまだ手元にあるか確認
ステップ5:バックアップ完了後にオフにする
すべてのバックアップが完了したことを確認してから、iCloudミュージックライブラリをオフにしてください。
オフにした後の音楽管理方法

iCloudミュージックライブラリをオフにした後、どうやって音楽を管理すればいいのでしょうか?
方法1:iTunesから手動で同期(従来の方法)
手順:
- パソコンのiTunes(Mac:Musicアプリ)を開く
- iPhoneをUSBケーブルで接続
- iTunes画面左上のデバイスアイコンをクリック
- 「ミュージック」タブを選択
- 「音楽を同期」にチェックを入れる
- 同期したい項目を選択
- 「ミュージックライブラリ全体」または
- 「選択したプレイリスト、アーティスト、アルバム、ジャンル」
- 「適用」をクリック
メリット:
- 完全にコントロールできる
- iCloud容量を消費しない
- サブスクリプション不要
デメリット:
- パソコンが必要
- 手動で同期する手間がかかる
- デバイス間の自動同期ができない
方法2:ファイルアプリで音楽ファイルを管理
iOS 13以降では、ファイルアプリで音楽ファイルを直接管理できます。
手順:
- 音楽ファイル(MP3、M4Aなど)をiPhoneに転送
- ファイルアプリで保存
- 対応する音楽プレイヤーアプリで再生
方法3:別の音楽ストリーミングサービスを使う
Apple Music以外の選択肢:
Spotify:
- 月額980円(個人)、1,580円(ファミリー)
- 1億曲以上
- オフライン再生可能
Amazon Music Unlimited:
- 月額1,080円(プライム会員980円)
- 1億曲以上
- オフライン再生可能
YouTube Music:
- 月額1,080円(個人)、1,680円(ファミリー)
- 公式音源とユーザー投稿動画の両方
これらのサービスは、iCloudミュージックライブラリとは独立して動作します。
方法4:音楽管理専用アプリを使う
iPhoneでローカル音楽を管理するためのアプリ:
Documents by Readdle(無料):
- ファイル管理アプリ
- 音楽プレイヤー機能あり
- プレイリスト作成可能
Evermusic(一部有料):
- クラウドストレージと連携
- オフライン再生対応
VLC for Mobile(無料):
- ほぼすべての音声フォーマットに対応
- 強力な再生機能
よくあるトラブルと解決方法
iCloudミュージックライブラリをオフにする際によくある問題と対処法です。
トラブル1:オフにしたら全ての音楽が消えた
原因:
- 「削除して置き換える」を選択していた
- バックアップを取っていなかった
対処法:
- iTunes Storeで購入した曲は再ダウンロード可能
- iTunes Storeアプリを開く
- 「購入済み」から再ダウンロード
- Apple Musicの曲は再度追加
- Apple Musicに再加入
- iCloudミュージックライブラリを再度オンにする
- 以前のライブラリが復元される(可能性あり)
- CDから取り込んだ曲は元から転送
- パソコンのiTunesから再度同期
トラブル2:オフにしてもiTunesと同期できない
原因:
- 同期設定が正しくない
- デバイスが認識されていない
対処法:
- iPhoneを再起動
- パソコンを再起動
- 別のUSBケーブルを試す
- iTunesを最新版にアップデート
- 信頼設定を確認
- iPhoneに「このコンピュータを信頼しますか?」が表示されたら「信頼」をタップ
トラブル3:オフにしたのに「iCloudミュージックライブラリはオン」と表示される
原因:
- 設定が反映されていない
- 他のデバイスでまだオン
対処法:
- デバイスを再起動
- Apple IDからサインアウト→サインイン
- 「設定」→自分の名前→「サインアウト」
- 再度サインイン
- すべてのデバイスでオフにする
- iPhone、iPad、Mac、すべてで個別に確認
トラブル4:一部の曲だけ消えた
原因:
- DRM保護された曲だけが削除された
- Apple Musicの曲とローカルの曲が混在していた
対処法:
- iTunes Storeの購入履歴を確認
- 必要な曲を再ダウンロード
- パソコンから再度同期
トラブル5:プレイリストが消えた
原因:
- プレイリストがiCloudに保存されていた
対処法:
残念ながら、iCloud上のプレイリストは復元できません。
今後の対策:
- 重要なプレイリストはエクスポート(書き出し)しておく
- 定期的にバックアップを取る
オフにしないで済む代替案
iCloudミュージックライブラリをオフにしたい理由によっては、オフにしなくても解決できる場合があります。
代替案1:「オフライン再生のみ」モードを使う
iPhoneで:
- ミュージックアプリを開く
- 「ライブラリ」タブをタップ
- 画面上部の表示項目(アーティスト、アルバムなど)をタップ
- 「ダウンロード済みのみ」をオンにする
これで、ダウンロード済みの曲だけが表示されます。
代替案2:自動ダウンロードをオフにする
- 「設定」→「ミュージック」
- 「自動的にダウンロード」をオフにする
これで、曲が勝手にダウンロードされなくなります。
代替案3:モバイルデータ通信をオフにする
- 「設定」→「ミュージック」
- 「モバイルデータ通信」をオフにする
Wi-Fi接続時のみ同期されるようになります。
代替案4:同期するプレイリストを限定する
全ての音楽を同期せず、特定のプレイリストだけを同期する設定もできます。
Mac/PC:
- iTunes(Musicアプリ)でデバイスを選択
- 「ミュージック」タブ
- 「選択したプレイリスト、アーティスト、アルバム、ジャンル」を選択
- 必要なものだけチェック
まとめ:iCloudミュージックライブラリは慎重にオフにしよう
長い記事になりましたが、ここまでお読みいただきありがとうございました。
iCloudミュージックライブラリのオフ、重要なポイントをもう一度まとめておきます。
オフにする前に必ずやること:
- バックアップを取る
- パソコンのiTunesに購入済み項目を転送
- CDから取り込んだ曲の元ファイルを確認
- 大切な音楽は外付けHDDにも保存
- 影響を理解する
- Apple Musicの曲は削除される
- CDから取り込んだ曲も消える可能性がある
- プレイリストは復元できない
- 代替案を検討する
- 本当にオフにする必要があるか?
- 他の方法で問題を解決できないか?
デバイス別の手順おさらい:
iPhone・iPad(iOS 13以降):
- 設定→ミュージック
- 「ライブラリを同期」をオフ
Mac:
- Musicアプリ→設定→一般
- 「ライブラリを同期」のチェックを外す
Windows:
- iTunes→編集→環境設定
- 「iCloudミュージックライブラリ」のチェックを外す
オフにした後の音楽管理:
- iTunesから手動で同期
- ファイルアプリで管理
- 別のストリーミングサービスを使う
- 音楽管理アプリを活用
最後に大切なこと:
iCloudミュージックライブラリは便利な機能ですが、すべての人に合うわけではありません。自分の音楽の聴き方、管理の仕方に合わせて、オンとオフを選択してください。
どちらを選ぶにしても、大切な音楽のバックアップは絶対に取っておきましょう。音楽は思い出であり、財産です。失ってから後悔しないよう、慎重に行動してくださいね。
困ったときはこの記事を参考に、安全に設定を変更してください!

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