「パソコンのiTunesに入れた曲を、iPhoneでも聴きたい…」
「複数のAppleデバイスで、同じ音楽ライブラリを共有したい…」
「Apple Musicで追加した曲が、他のデバイスに同期されない…」
こんな悩みを抱えていませんか?
iCloudミュージックライブラリ(現在は「ライブラリを同期」と呼ばれることもあります)を使えば、すべてのAppleデバイスで音楽ライブラリを自動的に同期できます。
この記事では、iCloudミュージックライブラリの基本から設定方法、よくあるトラブルの解決策まで、わかりやすく詳しく解説します。
- iCloudミュージックライブラリとは?
- iCloudミュージックライブラリとApple Music・iTunesの違い
- 【設定方法】iCloudミュージックライブラリをオンにする
- 【使い方】iCloudミュージックライブラリに音楽を追加する
- 【便利機能】ダウンロードとストリーミング
- 【トラブルシューティング】よくある問題と解決方法
- 【注意点】iCloudミュージックライブラリを使う前に知っておくべきこと
- 【便利機能】クラウドステータスを確認する
- 【管理】iCloudミュージックライブラリから曲を削除する
- 【オフにする方法】iCloudミュージックライブラリをオフにする
- よくある質問(FAQ)
- Q1: iCloudミュージックライブラリは無料ですか?
- Q2: 10万曲の制限に、iTunes Storeで購入した曲は含まれますか?
- Q3: iCloudミュージックライブラリは、iCloudストレージ(5GB)を消費しますか?
- Q4: 家族とライブラリを共有できますか?
- Q5: オフライン再生できますか?
- Q6: Apple Musicを解約しても、CDから取り込んだ曲は残りますか?
- Q7: 音質は劣化しますか?
- Q8: 複数のApple IDでiCloudミュージックライブラリを使えますか?
- Q9: 同期にどれくらい時間がかかりますか?
- Q10: 「この曲は現在、この国または地域では入手できません」と表示されます
- まとめ
iCloudミュージックライブラリとは?

基本的な仕組み
iCloudミュージックライブラリは、音楽データやプレイリストをiCloud(Appleのクラウドサービス)に保存して、複数のデバイス間で同期する機能です。
具体的にできること:
- iTunesやミュージックアプリで取り込んだCDの曲を、すべてのデバイスで聴ける
- Apple Musicでライブラリに追加した曲が、自動的に全デバイスに同期される
- 作成したプレイリストが、すべてのデバイスで共有される
- お気に入りやレーティング(星評価)が同期される
- 最大10万曲まで保存できる(iTunes Storeで購入した曲は含まない)
iCloudミュージックライブラリの名称について
Appleは最近、「iCloudミュージックライブラリ」という名称を「ライブラリを同期」に変更しています。
デバイスによる表記の違い:
- iOS/iPadOS(設定アプリ): 「ライブラリを同期」
- Mac(ミュージックアプリ): 「ライブラリを同期」
- Windows(iTunes): 「iCloudミュージックライブラリ」
機能は同じですが、表記が異なる点に注意してください。
利用条件
iCloudミュージックライブラリを使うには、以下のいずれかのサブスクリプションが必要です。
1. Apple Music
- 月額料金:
- 個人プラン: 1,080円/月
- ファミリープラン(最大6人): 1,680円/月
- 学生プラン: 580円/月
- Apple Musicのサブスクリプションに含まれているので、追加料金なし
2. iTunes Match
- 年額: 3,980円
- iCloudミュージックライブラリの機能のみを提供
- Apple Musicの1億曲以上のストリーミングは含まれない
- 手持ちの音楽ファイルをクラウドで管理したい人向け
保存できる曲数と容量
曲数の上限:
- 最大10万曲まで(iTunes Storeで購入した曲は含まれない)
- iTunes Storeで購入した曲は別枠で無制限
ファイルサイズの制限:
- 1曲あたり200MBまで
- 200MBを超えるファイルは同期できない
iCloudストレージとの関係
重要なポイント: iCloudミュージックライブラリは、iCloudの無料5GBストレージを消費しません。
音楽データは別のサーバーに保存されるため、写真や書類のバックアップ容量に影響しません。
iCloudミュージックライブラリとApple Music・iTunesの違い
Apple Music
Apple Musicは:
- 音楽ストリーミングサービス(定額制の聴き放題サービス)
- 1億曲以上の楽曲をストリーミング再生できる
- iCloudミュージックライブラリの機能が含まれている
つまり:
Apple Music会員になれば、自動的にiCloudミュージックライブラリも使えます。
iTunes/ミュージックアプリ
iTunes/ミュージックアプリは:
- 音楽を管理・再生するためのソフトウェア
- CDから音楽を取り込んだり、iTunes Storeで音楽を購入したりできる
- iCloudミュージックライブラリをオンにすることで、クラウド同期が可能になる
関係性をまとめると
Apple Music(サービス) → iCloudミュージックライブラリ機能を含む
↓
iTunes/ミュージックアプリ(ソフトウェア) → 音楽を管理・再生
↓
iCloudミュージックライブラリ → デバイス間で音楽を同期
【設定方法】iCloudミュージックライブラリをオンにする
iPhone/iPadでの設定方法
iOS 13以降:
- 「設定」アプリを開く
- 「ミュージック」をタップ
- 「ライブラリを同期」をオンにする
確認画面が表示される場合:
2つの選択肢が表示されることがあります:
- 「ミュージックを残す」: iPhoneに現在保存されている曲をiCloudミュージックライブラリに追加
- 「削除して置き換える」: iPhoneの曲を削除して、iCloudミュージックライブラリの曲に置き換える
おすすめ:
最初は「ミュージックを残す」を選択することをおすすめします。
Macでの設定方法
macOS Catalina 10.15以降(ミュージックアプリ):
- ミュージックアプリを開く
- メニューバーから「ミュージック」→「設定」(または「環境設定」)をクリック
- 「一般」タブを開く
- 「ライブラリを同期」にチェックを入れる
- 「OK」をクリック
同期が開始されます。ライブラリが大きい場合は、時間がかかることがあります。
進捗の確認方法:
サイドバーの一番下に「クラウドミュージックライブラリをアップデート中」と表示されます。
macOS Mojave 10.14以前(iTunes):
- iTunesを開く
- メニューバーから「iTunes」→「環境設定」をクリック
- 「一般」タブを開く
- 「iCloudミュージックライブラリ」にチェックを入れる
- 「OK」をクリック
Windows PCでの設定方法
Apple Musicアプリ(Windows 10/11):
- Apple Musicアプリを開く
- 画面左下の自分の名前をクリック
- 「設定」を開く
- 「ライブラリを同期」をオンにする
iTunes for Windows:
- iTunesを開く
- メニューバーから「編集」→「環境設定」をクリック
- 「一般」タブを開く
- 「iCloudミュージックライブラリ」にチェックを入れる
- 「OK」をクリック
iTunesの右上に、丸がぐるぐる回る表示が出て、同期が始まります。
Apple TVでの設定方法
- 「設定」アプリを開く
- 「App」を選択
- 「ミュージック」を選択
- 「ライブラリを同期」をオンにする
【使い方】iCloudミュージックライブラリに音楽を追加する

iTunesまたはミュージックアプリから曲を追加
CDから取り込んだ曲を追加:
- iTunesまたはミュージックアプリを開く
- 「ライブラリを同期」がオンになっていることを確認
- CDを挿入して、通常通り取り込む
- 取り込んだ曲が自動的にiCloudにアップロードされる
ローカルファイル(MP3など)を追加:
- iTunesまたはミュージックアプリを開く
- メニューバーから「ファイル」→「ファイルをライブラリに追加」をクリック
- 追加したい音楽ファイルを選択
- 曲が自動的にiCloudにアップロードされる
Apple Musicから曲を追加
方法:
- Apple Musicアプリで好きな曲、アルバム、プレイリストを検索
- 「+」ボタンまたは「ライブラリに追加」をタップ
- 曲がライブラリに追加され、すべてのデバイスで利用可能になる
プレイリストを作成
iPhone/iPadで:
- ミュージックアプリを開く
- 「ライブラリ」→「プレイリスト」をタップ
- 「新規プレイリスト」をタップ
- 名前を付けて、曲を追加
- 「完了」をタップ
プレイリストがiCloudに保存され、すべてのデバイスで表示されます。
Mac/Windows PCで:
- iTunesまたはミュージックアプリを開く
- 「ファイル」→「新規」→「プレイリスト」をクリック
- プレイリストに名前を付ける
- 曲をドラッグ&ドロップして追加
【便利機能】ダウンロードとストリーミング
ストリーミング再生
iCloudミュージックライブラリをオンにすると、インターネット接続があればどこでも音楽をストリーミング再生できます。
メリット:
- デバイスのストレージを節約できる
- 曲をダウンロードする必要がない
オフライン再生のためにダウンロード
iPhone/iPadで:
- ミュージックアプリを開く
- ダウンロードしたい曲、アルバム、プレイリストを開く
- 雲のダウンロードアイコン(↓)をタップ
曲がデバイスにダウンロードされ、オフラインでも再生できるようになります。
ダウンロード済みの曲のみを表示:
- ミュージックアプリを開く
- 「ライブラリ」タブで画面を下にスワイプ
- 「ダウンロード済み」をタップ
Mac/Windows PCで:
- iTunesまたはミュージックアプリを開く
- ダウンロードしたい曲の横にある雲のダウンロードアイコン(↓)をクリック
【トラブルシューティング】よくある問題と解決方法
問題1: 曲が他のデバイスに表示されない
原因:
- 「ライブラリを同期」がオフになっている
- 同期が完了していない
- 異なるApple IDでサインインしている
- インターネット接続に問題がある
解決策:
ステップ1: すべてのデバイスで「ライブラリを同期」がオンになっているか確認
- iPhone/iPad: 「設定」→「ミュージック」→「ライブラリを同期」
- Mac: ミュージックアプリの「設定」→「一般」→「ライブラリを同期」
- Windows: iTunesの「編集」→「環境設定」→「iCloudミュージックライブラリ」
ステップ2: すべてのデバイスで同じApple IDを使用しているか確認
- 「設定」→自分の名前(一番上)でApple IDを確認
ステップ3: インターネット接続を確認
- Wi-Fiまたはモバイルデータ通信に接続されているか確認
- 安定したWi-Fi接続を推奨
ステップ4: 手動で同期を更新
Mac:
- ミュージックアプリで「ファイル」→「ライブラリ」→「ライブラリを更新」をクリック
Windows:
- iTunesで「ファイル」→「ライブラリ」→「iCloudミュージックライブラリを更新」をクリック
ステップ5: デバイスを再起動
iPhone、iPad、Mac、PCを再起動してから再度確認してください。
問題2: 「ライブラリを同期」がオンにできない
原因:
- Apple MusicまたはiTunes Matchに登録していない
- 異なるApple IDでサインインしている
- ソフトウェアが古い
解決策:
ステップ1: サブスクリプションを確認
- 「設定」→自分の名前→「サブスクリプション」をタップ
- Apple MusicまたはiTunes Matchのサブスクリプションが有効か確認
ステップ2: Apple IDを確認
- ミュージックアプリまたはiTunesで、正しいApple IDでサインインしているか確認
- 必要に応じて、一度サインアウトして再度サインインする
ステップ3: ソフトウェアを最新版に更新
- iPhone/iPad: 「設定」→「一般」→「ソフトウェアアップデート」
- Mac: Appleメニュー→「システム設定」→「一般」→「ソフトウェアアップデート」
- Windows iTunes: iTunesを開いて「ヘルプ」→「更新プログラムを確認」
問題3: 同期が「待機中」のまま進まない
原因:
- Appleのサーバーが混雑している
- インターネット接続が不安定
- ライブラリが非常に大きい
解決策:
ステップ1: Appleのシステム状況を確認
https://www.apple.com/jp/support/systemstatus/ にアクセスして、Apple MusicとiTunes in the Cloudのステータスが緑色(正常)になっているか確認してください。
黄色や赤色の場合は、Appleのサーバーに問題があるので、復旧を待つしかありません。
ステップ2: Wi-Fiに接続
モバイルデータ通信ではなく、安定したWi-Fi接続を使用してください。
ステップ3: しばらく待つ
ライブラリが大きい場合(数千曲以上)、同期には数時間〜1日かかることがあります。
デバイスを電源に接続して、Wi-Fiに接続したまま放置してください。
ステップ4: 「ライブラリを同期」をオフ→オンにする
- 「ライブラリを同期」をオフにする
- デバイスを再起動
- 再度「ライブラリを同期」をオンにする
問題4: 曲の横にビックリマーク(!)が表示される
意味:
曲に問題があり、再生できない状態です。
原因:
- 元のファイルが見つからない
- アップロードに失敗した
- ファイルが破損している
解決策:
Mac/Windows PCで:
- ビックリマークのアイコンをクリック
- 「場所を確認」をクリック
- 元のファイルの場所を指定
元のファイルが削除されている場合は、再度追加する必要があります。
問題5: Apple Musicの曲が「この曲は現在、この国または地域では入手できません」と表示される
原因:
その曲がApple Musicのカタログから削除されたか、あなたの国や地域で配信されていません。
解決策:
残念ながら、この問題は解決できません。
Apple Musicから曲が削除された場合、再生できなくなります。
別の音源(CDやMP3購入など)から曲を入手して、ライブラリに追加してください。
問題6: 「iCloudミュージックライブラリはオンです」というメッセージが表示される
これは何?
iCloudミュージックライブラリがオンの状態では、iTunesやFinderを使ってiPhoneと音楽を手動で同期できません。
解決策:
方法1: iCloudミュージックライブラリを使い続ける(推奨)
iCloudミュージックライブラリを使えば、自動的に同期されるので、手動での同期は不要です。
方法2: iCloudミュージックライブラリをオフにする
手動で同期したい場合は、「ライブラリを同期」をオフにしてください。
ただし、オフにすると、Apple Musicの曲や他のデバイスとの同期ができなくなります。
問題7: 曲が重複して表示される
原因:
- 同じ曲がローカルとiCloudの両方に存在する
- iTunes MatchとApple Musicの両方を使用している
解決策:
重複を削除:
- iTunesまたはミュージックアプリで「ファイル」→「ライブラリ」→「重複する項目」をクリック
- 重複している曲を確認
- 不要な方を削除
注意: 削除する前に、どちらがiCloud版でどちらがローカル版か確認してください。
問題8: 同期が途中で止まる・エラーが出る
解決策:
ステップ1: Apple IDからサインアウト→サインイン
iPhone/iPad:
- 「設定」→自分の名前→「サインアウト」
- デバイスを再起動
- 再度サインイン
Mac/Windows PC:
- ミュージックアプリまたはiTunesで「アカウント」→「サインアウト」
- アプリを再起動
- 再度サインイン
ステップ2: ネットワーク設定をリセット(iPhoneの場合)
- 「設定」→「一般」→「転送またはiPhoneをリセット」
- 「リセット」→「ネットワーク設定をリセット」
注意: この操作でWi-Fiパスワードが削除されます。
ステップ3: キャッシュをクリア
一度「ライブラリを同期」をオフにして、デバイスを再起動し、再度オンにしてください。
【注意点】iCloudミュージックライブラリを使う前に知っておくべきこと

オンにすると何が起きるか?
最初に「ライブラリを同期」をオンにしたとき:
確認画面が表示されることがあります:
- 「ミュージックを残す」: デバイスの曲をiCloudに追加(推奨)
- 「削除して置き換える」: デバイスの曲を削除して、iCloudの曲に置き換える
「削除して置き換える」を選ぶと:
デバイスに保存されていた曲がすべて削除され、iCloudミュージックライブラリの曲に置き換えられます。
重要:
最初は「ミュージックを残す」を選択することを強くおすすめします。
iTunesでの手動同期ができなくなる
iCloudミュージックライブラリをオンにすると、iTunesやFinderを使ってiPhoneと音楽を手動で同期できなくなります。
すべての同期は、iCloud経由で自動的に行われます。
Apple Musicを解約するとどうなる?
Apple Musicを解約すると:
- iCloudミュージックライブラリも使えなくなる
- Apple Musicから追加した曲はすべて削除される
- 自分でアップロードした曲(CDから取り込んだ曲など)は、元のコンピュータには残る
- iTunes Storeで購入した曲は影響を受けない
iTunes Matchとの違い
Apple Music:
- 月額1,080円(個人プラン)
- 1億曲以上のストリーミング
- iCloudミュージックライブラリが含まれる
iTunes Match:
- 年額3,980円
- ストリーミングサービスなし
- iCloudミュージックライブラリの機能のみ
- 手持ちの音楽ファイルをクラウドで管理したい人向け
【便利機能】クラウドステータスを確認する
クラウドアイコンの意味
iTunesまたはミュージックアプリで、曲の横に表示されるアイコンの意味:
雲マーク(アイコンなし):
- 曲がiCloudにアップロード済み
- ストリーミング再生が可能
雲マークと下向き矢印(↓):
- 曲がiCloudにあるが、デバイスにダウンロードされていない
- クリックするとダウンロード開始
雲マークと待機マーク:
- 曲がアップロード待ちの状態
- しばらく待つか、「ライブラリを更新」を実行
雲マークとビックリマーク(!):
- アップロードに問題がある
- ファイルが見つからない、またはファイルが破損している
雲マークと削除マーク:
- 曲が他のデバイスで削除された
クラウドステータスを表示する方法
Mac(ミュージックアプリ):
- 「表示」→「表示オプションを表示」をクリック
- 「クラウドの状況」と「クラウドダウンロード」にチェックを入れる
Windows(iTunes):
- 曲リストの列見出しを右クリック
- 「iCloudの状況」と「iCloudダウンロード」にチェックを入れる
【管理】iCloudミュージックライブラリから曲を削除する
デバイスからのみ削除(iCloudには残す)
iPhone/iPad:
- ミュージックアプリで曲を長押し
- 「ライブラリから削除」→「ダウンロードを削除」をタップ
曲がデバイスから削除されますが、iCloudには残ります。
Mac/Windows PC:
- 曲を選択
- 削除ボタン(ゴミ箱アイコン)をクリック
- 「ダウンロードを削除」を選択
iCloudからも完全に削除
iPhone/iPad:
- ミュージックアプリで曲を長押し
- 「ライブラリから削除」→「ライブラリから削除」をタップ
曲がiCloudからも削除され、すべてのデバイスから消えます。
Mac/Windows PC:
- 曲を選択
- 削除ボタン(ゴミ箱アイコン)をクリック
- 「ライブラリから削除」→「曲を削除」を選択
【オフにする方法】iCloudミュージックライブラリをオフにする
オフにするとどうなる?
「ライブラリを同期」をオフにすると:
- Apple Musicとの同期が停止
- Apple Musicのカタログ内の曲にアクセスできなくなる
- ダウンロードした曲やプレイリストが削除される
- 他のデバイスとの同期ができなくなる
重要:
オフにする前に、大切な曲やプレイリストをバックアップしてください。
iPhone/iPadでオフにする方法
- 「設定」アプリを開く
- 「ミュージック」をタップ
- 「ライブラリを同期」をオフにする
- 確認画面で「オフにする」をタップ
Macでオフにする方法
- ミュージックアプリを開く
- 「ミュージック」→「設定」(または「環境設定」)をクリック
- 「一般」タブを開く
- 「ライブラリを同期」のチェックを外す
- 「OK」をクリック
Windows PCでオフにする方法
- iTunesを開く
- 「編集」→「環境設定」をクリック
- 「一般」タブを開く
- 「iCloudミュージックライブラリ」のチェックを外す
- 「OK」をクリック
よくある質問(FAQ)
Q1: iCloudミュージックライブラリは無料ですか?
A: いいえ、Apple MusicまたはiTunes Matchのサブスクリプションが必要です。
- Apple Music: 月額1,080円(個人プラン)
- iTunes Match: 年額3,980円
Q2: 10万曲の制限に、iTunes Storeで購入した曲は含まれますか?
A: いいえ、iTunes Storeで購入した曲は10万曲の制限に含まれません。別枠で無制限に保存できます。
Q3: iCloudミュージックライブラリは、iCloudストレージ(5GB)を消費しますか?
A: いいえ、音楽データは別のサーバーに保存されるため、iCloudの無料5GBストレージは消費しません。
Q4: 家族とライブラリを共有できますか?
A: ファミリー共有を使えば、iTunes Storeで購入した曲を家族と共有できます。ただし、CDから取り込んだ曲やApple Musicのライブラリは共有されません。各自が独自のライブラリを持ちます。
Q5: オフライン再生できますか?
A: はい、曲をデバイスにダウンロードすれば、インターネット接続なしでオフライン再生できます。
Q6: Apple Musicを解約しても、CDから取り込んだ曲は残りますか?
A: はい、元のコンピュータ(CDを取り込んだPC/Mac)にはローカルファイルとして残ります。ただし、他のデバイスとの同期はできなくなります。
Q7: 音質は劣化しますか?
A: Apple Musicの曲は、256kbps AAC(iTunes Plus品質)で配信されます。CDから取り込んだ曲は、元の音質が保たれます(最大200MB/曲)。
Q8: 複数のApple IDでiCloudミュージックライブラリを使えますか?
A: 1台のデバイスで使えるApple IDは1つだけです。複数のApple IDを切り替えると、ライブラリも切り替わります。
Q9: 同期にどれくらい時間がかかりますか?
A: ライブラリのサイズとインターネット速度によります。数百曲なら数分〜数時間、数千曲なら数時間〜1日かかることがあります。
Q10: 「この曲は現在、この国または地域では入手できません」と表示されます
A: その曲がApple Musicのカタログから削除されたか、あなたの国や地域で配信されていません。別の音源から入手する必要があります。
まとめ
iCloudミュージックライブラリ(ライブラリを同期)は、すべてのAppleデバイスで音楽ライブラリを自動的に同期できる便利な機能です。
主なメリット:
- 複数のデバイスで同じライブラリにアクセスできる
- iTunesで取り込んだCDの曲も、すべてのデバイスで聴ける
- プレイリストやお気に入りが自動的に同期される
- 最大10万曲まで保存できる
利用条件:
- Apple MusicまたはiTunes Matchのサブスクリプションが必要
- すべてのデバイスで同じApple IDを使用
- インターネット接続が必要
設定方法:
- iPhone/iPad: 「設定」→「ミュージック」→「ライブラリを同期」をオン
- Mac: ミュージックアプリの「設定」→「ライブラリを同期」をオン
- Windows: iTunesの「編集」→「環境設定」→「iCloudミュージックライブラリ」をオン
よくあるトラブル:
- 曲が表示されない → 「ライブラリを同期」がオンか確認、手動で更新
- 同期が進まない → しばらく待つ、オフ→オンにする
- ビックリマークが表示 → 元のファイルを確認、再追加
注意点:
- オンにすると、iTunesでの手動同期ができなくなる
- Apple Musicを解約すると、iCloudミュージックライブラリも使えなくなる
- 最初は「ミュージックを残す」を選択するのがおすすめ
iCloudミュージックライブラリを正しく設定すれば、どのデバイスでもお気に入りの音楽を楽しめます。
トラブルが発生しても、この記事の解決策を試せば、ほとんどの問題は解決できるはずです。
それでも解決しない場合は、Appleサポート(https://support.apple.com/ja-jp または 0120-277-535)に問い合わせることをおすすめします。
音楽ライブラリの同期を楽しんでください!

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