iCloud「本人確認を完了できませんでした」エラーの原因と解決方法【完全ガイド】

プログラミング・IT

「本人確認を完了できませんでした」「確認できませんでした」――iCloudにサインインしようとしたら、こんなエラーメッセージが表示されて困っていませんか?

このエラーが出ると、App Storeでアプリをダウンロードできなかったり、iCloudのデータにアクセスできなくなったりします。

でも安心してください。本人確認エラーは、ほとんどの場合、適切な手順を踏めば自分で解決できます。

この記事では、iCloudの本人確認エラーが発生する原因を詳しく解説し、デバイス別の具体的な解決方法を順番にご紹介します。

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  1. 本人確認エラーとは?
    1. よく表示されるエラーメッセージ
    2. エラーが起きるタイミング
  2. 【原因の特定】なぜ本人確認エラーが起きるのか?
    1. 1. Appleサーバーの問題
    2. 2. ネットワーク接続の問題
    3. 3. Apple IDまたはパスワードの入力ミス
    4. 4. 二要素認証(2ファクタ認証)の問題
    5. 5. 日付と時刻の設定が正しくない
    6. 6. デバイスが信頼されていない
    7. 7. 古いiOSやmacOSのバージョン
    8. 8. VPNやプロキシの干渉
    9. 9. デバイスの制限超過
  3. 【基本確認】まず試すべき5つのこと
    1. 1. Appleのシステム状況を確認
    2. 2. インターネット接続を確認
    3. 3. Apple IDとパスワードを再確認
    4. 4. デバイスを再起動
    5. 5. 少し時間をおいて再試行
  4. 【解決策1】日付と時刻の設定を修正する
    1. なぜ日時が重要なのか?
    2. iPhone/iPadでの設定方法
    3. Macでの設定方法
  5. 【解決策2】ネットワーク設定をリセットする
    1. iPhone/iPadでのリセット手順
    2. Wi-Fiではなくモバイルデータで試す
  6. 【解決策3】Apple IDのパスワードをリセットする
    1. iCloudにサインインできていない場合
    2. iCloudにサインインできている場合
  7. 【解決策4】二要素認証の確認コードを正しく入力する
    1. 確認コードが届かない場合
    2. 確認コードの入力方法
    3. SMSが届かない場合
  8. 【解決策5】VPNやプロキシを無効化する
    1. VPNが干渉している可能性
    2. iPhone/iPadでVPNを無効化
    3. MacでVPNを無効化
    4. プロキシ設定を確認(Mac)
  9. 【解決策6】Apple IDからサインアウトして再サインイン
    1. なぜ効果があるのか?
    2. iPhone/iPadでの手順
    3. Macでの手順
  10. 【解決策7】iOSまたはmacOSをアップデートする
    1. 古いOSでは互換性の問題が発生
    2. iOSのアップデート方法
    3. macOSのアップデート方法
  11. 【解決策8】信頼できるデバイスとして登録する
    1. デバイスが信頼されていない可能性
    2. 信頼できるデバイスとして登録する方法
    3. Apple IDアカウントページで既存デバイスを削除
  12. 【解決策9】Windows特有の問題を解決する
    1. Windows PCでの本人確認エラー
    2. IPv6を無効化する
    3. iCloud for Windowsを再インストール
    4. ブラウザでiCloud.comにアクセスして信頼する
    5. ファイアウォールを一時的に無効化
  13. 【解決策10】デバイスを初期化して復元する
    1. 最終手段として
    2. 注意事項
    3. iPhone/iPadの初期化手順
  14. 【特殊なケース】その他の解決方法
    1. アカウント復旧を申請する
    2. Appleサポートに問い合わせる
    3. 支払い方法の問題を確認
  15. よくある質問(FAQ)
    1. Q1:確認コードが届きません。どうすればいいですか?
    2. Q2:パスワードは絶対に合っているのにエラーが出ます
    3. Q3:新しいiPhoneで本人確認エラーが出ます
    4. Q4:何度試してもエラーが消えません
    5. Q5:Windows PCだけでエラーが出ます
  16. トラブルシューティングの推奨順序
  17. 予防策:今後エラーを避けるために
    1. 信頼できるデバイスを複数登録しておく
    2. Apple IDとパスワードを安全に保管
    3. 定期的にOSをアップデート
    4. 信頼できる電話番号を最新に保つ
    5. バックアップを定期的に作成
  18. まとめ

本人確認エラーとは?

よく表示されるエラーメッセージ

iCloudの本人確認に関連するエラーには、いくつかのパターンがあります。

代表的なメッセージ:

  • 「確認できませんでした」「本人確認ができません」
  • 「本人確認を完了できませんでした」
  • 「検証に失敗しました」(Verification Failed)
  • 「本人確認が正しく実行できないため、iCloudにサインインできません」
  • 「認証中にエラーが起きました。やり直してください」
  • 「Apple IDサーバーへの接続中にエラーが起きました」

エラーが起きるタイミング

このエラーは、以下のような場面で発生します:

  • 新しいデバイスでiCloudにサインインするとき
  • App Storeでアプリをダウンロード・アップデートするとき
  • iCloudの設定を変更しようとしたとき
  • デバイスの初期化後に復元するとき
  • Apple IDのパスワードを変更した直後
  • Windows PCでiCloud for Windowsにサインインするとき

【原因の特定】なぜ本人確認エラーが起きるのか?

1. Appleサーバーの問題

Apple側のサーバーに障害やメンテナンスが発生している場合があります。

特にiOSの大型アップデート直後は、世界中のユーザーが一斉にアクセスするため、サーバーが混雑してエラーが出やすくなります。

2. ネットワーク接続の問題

不安定なインターネット接続では、本人確認プロセスが正常に完了しません。

モバイルデータ通信よりもWi-Fi接続のほうが安定性が高いです。

3. Apple IDまたはパスワードの入力ミス

当たり前に思えますが、実は最も多い原因のひとつです。

特に以下のミスが多いです:

  • 大文字と小文字の間違い
  • 数字とアルファベットの打ち間違い
  • 全角文字が混ざっている
  • スペースが余分に入っている
  • Caps Lockがオンになっている

4. 二要素認証(2ファクタ認証)の問題

確認コードが届かない、または間違ったコードを入力している場合があります。

5. 日付と時刻の設定が正しくない

デバイスの日時設定がずれていると、サーバーとの通信時に認証エラーが発生します。

6. デバイスが信頼されていない

そのデバイスがApple IDの「信頼できるデバイス」として登録されていない可能性があります。

7. 古いiOSやmacOSのバージョン

古いバージョンのOSでは、最新のiCloudサービスと互換性がない場合があります。

8. VPNやプロキシの干渉

VPNやプロキシサーバーを使用していると、Appleのサーバーとの通信がブロックされることがあります。

9. デバイスの制限超過

1台のデバイスで1年間にiCloudで設定できる新規Apple IDの数を超えた可能性があります。

【基本確認】まず試すべき5つのこと

1. Appleのシステム状況を確認

まず、Apple側に問題がないか確認しましょう。

「Appleシステム状況」のページ(https://www.apple.com/jp/support/systemstatus/)にアクセスして、iCloud関連のサービスが緑色になっているか確認してください。

黄色や赤色になっている場合は、Apple側で障害が発生しているので、復旧を待つしかありません。

2. インターネット接続を確認

安定したインターネット接続があるか確認してください。

  • 他のWebサイトが正常に開けるか試す
  • Wi-Fi接続の場合、他のデバイスも接続できているか確認
  • モバイルデータ通信がオンになっているか確認(Wi-Fiが使えない場合)

3. Apple IDとパスワードを再確認

入力したApple IDとパスワードが正しいか、もう一度慎重に確認してください。

特に以下の点に注意:

  • Caps Lockがオフになっているか
  • 全角文字が混ざっていないか
  • スペースが余分に入っていないか

4. デバイスを再起動

シンプルですが、多くの場合これだけで解決します。

iPhoneの場合:

  • iPhone X以降:音量ボタン(どちらか)とサイドボタンを同時に長押し→スライダーで電源オフ
  • iPhone 8以前:サイドボタン(またはトップボタン)を長押し→スライダーで電源オフ

Macの場合:

  • Appleメニュー→「再起動」

5. 少し時間をおいて再試行

サーバーが混雑している場合、数時間待ってから再度試すとスムーズに接続できることがあります。

【解決策1】日付と時刻の設定を修正する

なぜ日時が重要なのか?

Appleのサーバーとの通信では、デバイスの時刻が正確である必要があります。

日時がずれていると、セキュリティ証明書の検証に失敗して、本人確認エラーが発生します。

iPhone/iPadでの設定方法

  1. 「設定」→「一般」→「日付と時刻」を開く
  2. 「自動設定」をオンにする
  3. 「24時間表示」もオンにすることをおすすめします
  4. デバイスを再起動
  5. 再度iCloudにサインインを試す

Macでの設定方法

  1. Appleメニュー→「システム設定」→「一般」→「日付と時刻」
  2. 「日付と時刻を自動的に設定」にチェックを入れる
  3. タイムゾーンが正しいか確認
  4. Macを再起動

【解決策2】ネットワーク設定をリセットする

iPhone/iPadでのリセット手順

ネットワーク設定をリセットすると、Wi-Fi関連の問題が解決することが多いです。

iOS 15以降:

  1. 「設定」→「一般」→「転送またはiPhoneをリセット」
  2. 「リセット」をタップ
  3. 「ネットワーク設定をリセット」を選択
  4. パスコードを入力
  5. 確認画面で再度「ネットワーク設定をリセット」をタップ
  6. デバイスが再起動します

iOS 14以前:

  1. 「設定」→「一般」→「リセット」
  2. 「ネットワーク設定をリセット」をタップ
  3. パスコードを入力して確認

注意:この操作を行うと、保存されているWi-Fiパスワードが削除されます。

Wi-Fiではなくモバイルデータで試す

Wi-Fi接続に問題がある可能性があるので、一度Wi-Fiをオフにして、モバイルデータ通信で試してみましょう。

  1. 「設定」→「Wi-Fi」でWi-Fiをオフ
  2. 「モバイル通信」がオンになっているか確認
  3. iCloudにサインインを試す
  4. 成功したら、その後Wi-Fiをオンに戻す

【解決策3】Apple IDのパスワードをリセットする

iCloudにサインインできていない場合

パスワードが正しいか確信が持てない場合は、リセットしましょう。

手順:

  1. ブラウザで「https://appleid.apple.com/」にアクセス
  2. 「Apple IDまたはパスワードをお忘れですか?」をクリック
  3. Apple IDを入力して「続ける」をクリック
  4. 画面の文字を入力して「続ける」
  5. パスワードリセット方法を選択:
  • 信頼できる電話番号にSMSで受信
  • メールで受信
  1. 指示に従ってパスワードをリセット

iCloudにサインインできている場合

設定アプリから直接変更できます。

  1. 「設定」→自分の名前→「パスワードとセキュリティ」
  2. 「パスワードの変更」をタップ
  3. デバイスのパスコードを入力
  4. 新しいパスワードを2回入力
  5. 「変更」をタップ

【解決策4】二要素認証の確認コードを正しく入力する

確認コードが届かない場合

別の信頼できるデバイスからコードを取得:

  1. 他のAppleデバイス(iPhone、iPad、Mac)で確認コードを取得
  2. iPhone/iPad:「設定」→自分の名前→「パスワードとセキュリティ」→「確認コードを取得」
  3. Mac:Appleメニュー→「システム設定」→Apple ID→「パスワードとセキュリティ」→「確認コードを取得」

確認コードの入力方法

方法1:パスワードの直後に入力

一部のデバイスでは、確認コードの入力欄が表示されない場合があります。その場合は:

  1. パスワードを入力
  2. 確認コードをパスワードの直後に続けて入力
  3. 例:パスワードが「MyPassword123」で、確認コードが「654321」の場合
    → 「MyPassword123654321」と入力

方法2:別画面で入力

通常は、パスワード入力後に確認コード入力画面が表示されます。

そこに6桁のコードを入力してください。

SMSが届かない場合

  1. 電話番号が最新のものか確認
  2. メッセージアプリの迷惑メールフォルダを確認
  3. 「コードを再送信」をタップ
  4. 音声通話でコードを受け取るオプションを試す

【解決策5】VPNやプロキシを無効化する

VPNが干渉している可能性

VPNサービスを使用していると、Appleのサーバーへの接続がブロックされることがあります。

iPhone/iPadでVPNを無効化

  1. 「設定」→「VPN」
  2. VPN接続をオフにする
  3. または、VPN構成プロファイルを削除

MacでVPNを無効化

  1. Appleメニュー→「システム設定」→「ネットワーク」
  2. VPN接続を選択
  3. 「切断」をクリック

プロキシ設定を確認(Mac)

  1. 「システム設定」→「ネットワーク」
  2. 使用中のネットワークを選択→「詳細」
  3. 「プロキシ」タブを開く
  4. すべてのプロキシのチェックを外す

【解決策6】Apple IDからサインアウトして再サインイン

なぜ効果があるのか?

サインアウトして再サインインすることで、デバイスとAppleサーバー間の認証情報がリセットされます。

iPhone/iPadでの手順

  1. 「設定」→画面上部の自分の名前をタップ
  2. 一番下までスクロールして「サインアウト」をタップ
  3. Apple IDのパスワードを入力
  4. 「オフにする」をタップ
  5. デバイスに残すデータを選択(写真、連絡先など)
  6. 「サインアウト」を確認
  7. もう一度「サインアウト」をタップして確定
  8. 1〜2分待つ
  9. 「設定」→「iPhoneにサインイン」
  10. Apple IDとパスワードを入力
  11. 二要素認証のコードを入力

Macでの手順

  1. Appleメニュー→「システム設定」
  2. 左上の自分の名前をクリック
  3. 「サインアウト」をクリック
  4. Apple IDのパスワードを入力
  5. Macに残すデータを選択
  6. 「サインアウト」を確定
  7. 少し待ってから再度サインイン

注意:この操作を行う前に、重要なデータがバックアップされているか確認してください。

【解決策7】iOSまたはmacOSをアップデートする

古いOSでは互換性の問題が発生

古いバージョンのOSでは、最新のiCloudサービスとの互換性に問題が起きることがあります。

iOSのアップデート方法

  1. Wi-Fiに接続
  2. 「設定」→「一般」→「ソフトウェアアップデート」
  3. アップデートが利用可能な場合は「ダウンロードしてインストール」
  4. パスコードを入力
  5. 利用規約に同意
  6. アップデートが完了するまで待つ(通常20〜40分)

macOSのアップデート方法

  1. Appleメニュー→「システム設定」→「一般」→「ソフトウェアアップデート」
  2. アップデートが利用可能な場合は「今すぐアップデート」
  3. 指示に従ってアップデート

【解決策8】信頼できるデバイスとして登録する

デバイスが信頼されていない可能性

新しいデバイスや初期化したデバイスは、Apple IDの「信頼できるデバイス」として認識されていないことがあります。

信頼できるデバイスとして登録する方法

  1. ブラウザで「https://appleid.apple.com/」にアクセス
  2. Apple IDとパスワードでサインイン
  3. 二要素認証のコードを入力
  4. 「このブラウザを信頼しますか?」と表示されたら「信頼する」をクリック
  5. 「デバイス」セクションで、現在使用中のデバイスが表示されているか確認

Apple IDアカウントページで既存デバイスを削除

古いデバイスが残っている場合、新しいデバイスを認証できないことがあります。

  1. 「https://appleid.apple.com/」にサインイン
  2. 「デバイス」セクションを確認
  3. 使用していないデバイスを選択
  4. 「アカウントから削除」をクリック

【解決策9】Windows特有の問題を解決する

Windows PCでの本人確認エラー

Windows PCでiCloud for Windowsを使用している場合、特有の問題があります。

IPv6を無効化する

  1. 「設定」→「ネットワークとインターネット」→「詳細なネットワーク設定」
  2. 「アダプターのオプションを変更する」
  3. Wi-Fi(またはイーサネット)を右クリック→「プロパティ」
  4. 「インターネット プロトコル バージョン 6 (TCP/IPv6)」のチェックを外す
  5. 「OK」をクリック
  6. PCを再起動

iCloud for Windowsを再インストール

  1. Windowsの「設定」→「アプリ」→「インストールされているアプリ」
  2. 「iCloud」を見つけて「アンインストール」
  3. PCを再起動
  4. Microsoft StoreまたはAppleの公式サイトからiCloudを再ダウンロード
  5. インストールして再度サインインを試す

ブラウザでiCloud.comにアクセスして信頼する

  1. Chrome、Firefox、またはEdgeで「iCloud.com」にアクセス
  2. Apple IDとパスワードでサインイン
  3. 二要素認証のコードを入力
  4. 「このブラウザを信頼する」を選択
  5. その後、iCloud for Windowsアプリで再度サインインを試す

ファイアウォールを一時的に無効化

  1. 「設定」→「プライバシーとセキュリティ」→「Windowsセキュリティ」
  2. 「ファイアウォールとネットワーク保護」
  3. ネットワークプロファイルを選択
  4. 「Microsoft Defender ファイアウォール」を一時的にオフ
  5. iCloudにサインインできるか確認
  6. 確認後は必ずファイアウォールをオンに戻す

【解決策10】デバイスを初期化して復元する

最終手段として

上記のすべての方法を試しても解決しない場合の最後の手段です。

注意事項

この方法を実行すると、デバイス上のすべてのデータが削除されます。

必ず事前にバックアップを取ってください。

iPhone/iPadの初期化手順

バックアップを取る:

  1. 「設定」→自分の名前→「iCloud」→「iCloudバックアップ」
  2. 「今すぐバックアップを作成」をタップ
  3. バックアップが完了するまで待つ

初期化:

  1. 「設定」→「一般」→「転送またはiPhoneをリセット」
  2. 「すべてのコンテンツと設定を消去」をタップ
  3. パスコードを入力
  4. Apple IDのパスワードを入力
  5. 「iPhoneを消去」をタップして確認

復元:

  1. デバイスが再起動したら初期設定を開始
  2. 「Appとデータ」画面で「iCloudバックアップから復元」を選択
  3. Apple IDでサインイン
  4. バックアップを選択して復元

【特殊なケース】その他の解決方法

アカウント復旧を申請する

パスワードや確認コードが一切使えない場合:

  1. 「https://iforgot.apple.com/」にアクセス
  2. 「アカウント復旧」を選択
  3. 必要な情報を入力
  4. 復旧には通常24時間〜数日かかります

Appleサポートに問い合わせる

自分で解決できない場合は、Appleの公式サポートに連絡しましょう。

  • Appleサポートアプリを使う(他のデバイスから)
  • 電話で問い合わせる:0120-277-535(日本)
  • Apple Storeの Genius Barを予約する

支払い方法の問題を確認

本人確認エラーが支払い方法の問題に関連している場合があります。

  1. 「https://appleid.apple.com/」にサインイン
  2. 「お支払いと配送先」セクションを確認
  3. 期限切れのクレジットカードや無効な支払い方法があれば更新

よくある質問(FAQ)

Q1:確認コードが届きません。どうすればいいですか?

A:以下を試してください:

  • 別の信頼できるデバイスから確認コードを生成する
  • SMSではなく音声通話でコードを受け取る
  • 信頼できる電話番号が最新か確認する
  • 「コードを再送信」をタップする

Q2:パスワードは絶対に合っているのにエラーが出ます

A:以下の可能性があります:

  • Caps Lockがオンになっている
  • 全角文字が混ざっている
  • デバイスの日付と時刻がずれている
  • VPNやプロキシが干渉している
  • Appleサーバーに一時的な問題が発生している

Q3:新しいiPhoneで本人確認エラーが出ます

A:新しいデバイスでは、まず信頼できるデバイスとして登録する必要があります。他のAppleデバイスで確認コードを取得して入力してください。

Q4:何度試してもエラーが消えません

A:24時間以上待ってから再度試してみてください。アカウントが一時的にロックされている可能性があります。それでもダメな場合は、Appleサポートに連絡してください。

Q5:Windows PCだけでエラーが出ます

A:Windows特有の問題である可能性が高いです。IPv6を無効化するか、iCloud for Windowsを再インストールしてみてください。

トラブルシューティングの推奨順序

どの方法から試せばいいか迷ったら、この順番で進めてください:

ステップ1:基本確認(5分)

  1. Appleのシステム状況を確認
  2. インターネット接続を確認
  3. Apple IDとパスワードを再確認
  4. デバイスを再起動

ステップ2:簡単な修正(10分)

  1. 日付と時刻の設定を修正
  2. モバイルデータ通信で試す
  3. 少し時間をおいて再試行

ステップ3:中程度の対処(20分)

  1. ネットワーク設定をリセット
  2. VPNやプロキシを無効化
  3. 二要素認証のコードを正しく入力

ステップ4:やや複雑な対処(30分)

  1. Apple IDからサインアウト・再サインイン
  2. Apple IDのパスワードをリセット
  3. iOSまたはmacOSをアップデート

ステップ5:最終手段(1時間以上)

  1. Windows特有の問題を解決(Windows PCの場合)
  2. デバイスを初期化して復元
  3. Appleサポートに問い合わせ

予防策:今後エラーを避けるために

信頼できるデバイスを複数登録しておく

二要素認証で確認コードを受け取れるデバイスを、最低でも2台は登録しておきましょう。

Apple IDとパスワードを安全に保管

パスワードマネージャーアプリを使って、Apple IDとパスワードを安全に保管してください。

定期的にOSをアップデート

最新のOSには、セキュリティ修正やバグ修正が含まれています。

信頼できる電話番号を最新に保つ

携帯電話番号を変更したら、すぐにApple IDの設定も更新しましょう。

バックアップを定期的に作成

万が一デバイスを初期化する必要が出ても、データを失わないようにバックアップを取っておきましょう。

まとめ

iCloudの「本人確認を完了できませんでした」エラーは、様々な原因で発生しますが、多くの場合は自分で解決できます。

特に効果的な方法:

  • 日付と時刻の設定を自動に設定する
  • ネットワーク設定をリセットする
  • デバイスを再起動する
  • VPNやプロキシを無効化する
  • Apple IDからサインアウトして再サインイン
  • 二要素認証のコードを正しく入力する
  • (Windows PCの場合)IPv6を無効化する

基本的な確認から始めて、順番に試していけば、ほとんどのエラーは解決するはずです。

それでも解決しない場合は、Apple公式サポート(https://support.apple.com/ja-jp/contact または 0120-277-535)に問い合わせることをおすすめします。

iCloudの本人確認は、あなたの大切なデータを守るための重要なセキュリティ機能です。エラーが出ても焦らず、この記事の手順を参考に、落ち着いて対処してください。

この記事が、あなたの本人確認エラーの解決に役立てば幸いです!

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