iCloudバックアップを確認する方法!ちゃんと保存されているか今すぐチェック

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「iPhoneのバックアップ、本当にできてるのかな?」 「機種変更する前に、データがちゃんと保存されているか確認したい」 「最後にバックアップしたのっていつだっけ?」

こんな不安を感じたことはありませんか?

実は、多くの人がバックアップの設定をしたきり、実際に保存されているか確認していません。 でも、いざという時にバックアップができていなかったら、大切な写真や連絡先がすべて消えてしまうかもしれません。

この記事では、たった1分でiCloudバックアップの状態を確認する方法から、よくあるトラブルの解決方法まで、分かりやすく解説していきます。

読み終わる頃には、あなたのiPhoneが安全に守られているか、はっきり分かるようになりますよ!


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iCloudバックアップの確認方法(1分でできる!)

基本の確認手順

まずは、一番重要な「最後にバックアップした日時」を確認しましょう。

確認の手順:

  1. 設定アプリを開く ホーム画面の歯車マークをタップ
  2. 一番上の自分の名前をタップ Apple IDの画面が開きます
  3. 「iCloud」をタップ 緑色のアイコンが目印です
  4. 「iCloudバックアップ」をタップ ここで現在の状態が分かります
  5. 最後のバックアップ日時を確認 「最後に正常にバックアップが作成されました」の下に日時が表示されています

この日時が最近(1週間以内)なら、ひとまず安心です。

バックアップが成功しているかの見分け方

日時の表示を見て、以下のように判断できます。

正常にバックアップされている場合:

  • 「最後に正常にバックアップが作成されました:〇月〇日 〇時〇分」と表示
  • 日付が比較的新しい(1週間以内が理想)

バックアップに問題がある場合:

  • 「前回のバックアップは完了できませんでした」と表示
  • 日付がかなり古い(1ヶ月以上前)
  • 「バックアップを作成できません」というエラー表示

エラーが出ている場合は、すぐに対処が必要です。


何がバックアップされているか確認する方法

バックアップの内容を詳しく見る

実は、すべてのデータがバックアップされているわけではありません。 何が保存されているか、確認してみましょう。

確認手順:

  1. 設定 → 自分の名前 → iCloud
  2. 「ストレージを管理」をタップ
  3. 「バックアップ」をタップ
  4. 自分のiPhoneの名前をタップ
  5. バックアップされているアプリの一覧が表示されます

ここで、各アプリの横にあるスイッチで、バックアップする/しないを選択できます。

自動的にバックアップされるもの

以下のデータは、設定を変更していなければ自動的にバックアップされます。

必ずバックアップされるデータ:

  • 連絡先
  • カレンダー
  • リマインダー
  • メモ
  • Safari(サファリ)のブックマーク
  • ヘルスケアデータ
  • キーチェーン(パスワード)
  • 設定内容
  • ホーム画面の配置

これらは、iPhoneの基本的な機能なので、自動的に保護されています。

アプリごとにバックアップを選べるもの

個別に選択できるデータ:

  • 写真(iCloud写真を使用していない場合)
  • 各アプリのデータ(ゲームの進行状況など)
  • LINEのトーク履歴(LINE側の設定も必要)
  • WhatsApp(ワッツアップ)のチャット
  • その他のサードパーティ製アプリ

容量を節約したい場合は、重要でないアプリのバックアップをオフにすることもできます。

バックアップされないもの

注意!以下のデータは、iCloudバックアップには含まれません。

別途対処が必要なデータ:

  • すでにiCloudに保存されているデータ(iCloud写真など)
  • 他社のクラウドサービスのデータ(Googleドライブなど)
  • Face IDやTouch IDの設定
  • Apple Payの情報とカード設定
  • iTunesやApp Storeから購入したコンテンツ(再ダウンロード可能)

これらは別の方法で管理されているので、心配する必要はありません。


バックアップの容量を確認する

現在の使用容量をチェック

バックアップがどれくらいの容量を使っているか確認してみましょう。

確認方法:

  1. 設定 → 自分の名前 → iCloud
  2. 画面上部のグラフで全体の使用状況が分かります
  3. 「ストレージを管理」→「バックアップ」で詳細を確認

色分けされたグラフで、何にどれだけ容量を使っているか一目で分かります。

次回のバックアップサイズを予測

「次回のバックアップサイズ」という項目も確認できます。

これを見れば、今バックアップを実行したら、どれくらいの容量が必要か分かります。

容量が足りない場合は、以下の対策を検討しましょう:

  • 不要なアプリのバックアップをオフにする
  • 写真や動画を整理する
  • iCloudの有料プランにアップグレードする

手動でバックアップする方法

今すぐバックアップを作成

大事な用事の前には、手動でバックアップを作成しておくと安心です。

手動バックアップの手順:

  1. WiFiに接続する(必須!)
  2. 設定 → 自分の名前 → iCloud
  3. 「iCloudバックアップ」をタップ
  4. 「今すぐバックアップを作成」をタップ
  5. 完了まで待つ(5〜30分程度)

バックアップ中は、以下の点に注意してください:

  • WiFi接続を切らない
  • iPhoneをロックしてもOK
  • 充電しながらだと安定する

バックアップにかかる時間の目安

データ量によって、バックアップ時間は変わります。

時間の目安:

  • 初回のバックアップ:30分〜2時間
  • 2回目以降:5〜30分
  • 写真が多い場合:1時間以上かかることも

初回は全データを送信するので時間がかかりますが、2回目以降は変更された部分だけなので早くなります。


自動バックアップの設定を確認

自動バックアップがオンになっているか

そもそも自動バックアップの設定がオフだと、バックアップされません。

確認方法:

  1. 設定 → 自分の名前 → iCloud
  2. 「iCloudバックアップ」をタップ
  3. 「このiPhoneをバックアップ」のスイッチを確認

緑色になっていればOK。グレーならオンにしましょう。

自動バックアップの条件

自動バックアップは、以下の条件がすべて揃ったときに実行されます。

3つの条件:

  1. WiFiに接続されている
  2. 電源に接続されている(充電中)
  3. 画面がロックされている

つまり、夜寝る前に充電器に繋いでおけば、自動的にバックアップされるということです。

便利な仕組みですが、WiFiがない環境では自動バックアップされないので注意しましょう。


よくあるトラブルと解決方法

「バックアップを作成できません」と表示される

原因1:iCloudストレージが不足

解決方法:

  • 不要な写真や動画を削除
  • 古いバックアップを削除
  • 有料プランにアップグレード(月額130円〜)

原因2:WiFi接続が不安定

解決方法:

  • WiFiルーターを再起動
  • 別のWiFiネットワークを試す
  • モバイルデータ通信では不可

原因3:iOSが古い

解決方法:

  • 設定 → 一般 → ソフトウェア・アップデート
  • 最新版にアップデート

バックアップが途中で止まる

対処法:

  1. 一度キャンセルして再実行
  2. iPhoneを再起動
  3. WiFiルーターも再起動
  4. 夜間の人が少ない時間帯に実行

混雑している時間帯は、バックアップに時間がかかることがあります。

「前回のバックアップは完了できませんでした」

このメッセージが出たら、以下を順番に試してください。

  1. ネットワーク設定をリセット 設定 → 一般 → 転送またはiPhoneをリセット → リセット → ネットワーク設定をリセット
  2. サインアウトして再サインイン 設定 → 自分の名前 → サインアウト → 再度サインイン
  3. 不要なアプリのバックアップをオフ 容量の大きいアプリを一時的にオフにして試す

機種変更前の最終チェックリスト

新しいiPhoneに変える前に

機種変更前は、特に入念にチェックしましょう。

必須確認項目:

  • [ ] 最後のバックアップが24時間以内
  • [ ] LINEのトーク履歴を個別にバックアップ
  • [ ] 写真がiCloud写真またはバックアップに含まれている
  • [ ] 大切なアプリのデータが含まれている
  • [ ] 2段階認証の設定を確認
  • [ ] Apple IDのパスワードを覚えている

引き継ぎで失敗しやすいアプリ

以下のアプリは、個別の引き継ぎ設定が必要です。

要注意アプリ:

  • LINE:トーク履歴は別途バックアップ必要
  • ゲームアプリ:引き継ぎコードの発行が必要な場合あり
  • 銀行アプリ:再設定が必要
  • Suica:事前に削除(サーバー退避)が必要

これらは、iCloudバックアップだけでは完全に復元できないので、個別に対応しましょう。


バックアップから復元できるか事前に確認

復元のシミュレーション

実際に復元できるか不安な場合は、以下の方法で確認できます。

確認方法:

  1. 設定 → 一般 → 転送またはiPhoneをリセット
  2. 「すべてのコンテンツと設定を消去」(実行しないで!)
  3. ここで表示される画面で、最新のバックアップ日時を確認

実際にリセットはしませんが、復元可能なバックアップがあるか確認できます。

バックアップの健全性チェック

バックアップが壊れていないか心配な場合:

  • 定期的に手動バックアップを実行
  • エラーメッセージが出ていないか確認
  • 容量に余裕を持たせる(使用量80%以下が理想)

月に1回は、バックアップの状態を確認する習慣をつけると安心です。


まとめ:今すぐ確認して、安心を手に入れよう!

iCloudバックアップの確認は、思っているより簡単です。

今すぐやるべき3つのこと:

  1. 最後のバックアップ日時を確認 設定 → 自分の名前 → iCloud → iCloudバックアップ
  2. 古ければ手動でバックアップ 「今すぐバックアップを作成」をタップ
  3. 自動バックアップがオンか確認 「このiPhoneをバックアップ」が緑色になっているか

この3つを確認するだけで、あなたの大切なデータは守られます。

特に、機種変更や修理の前には必ず確認しましょう。 「あの時確認しておけば…」と後悔しないために、今この瞬間に確認することをおすすめします。

定期的にバックアップを確認する習慣をつければ、いざという時も慌てずに済みます。

さあ、この記事を読み終わったら、すぐに設定アプリを開いて確認してみてください。 きっと「確認してよかった!」と思えるはずです!

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