HiMacroExをダウンロードしたのに、起動しようとしたらエラーが表示されて動かない——そんな状況で困っている方に向けた記事です。
実は、HiMacroExは起動に必要な「ランタイム」が別途必要なソフトで、何もしないまま起動しようとするとほぼ確実にエラーになります。
本記事では、HiMacroExが起動しない主な原因と、状況別の対処法をわかりやすく解説します。
HiMacroExとは

HiMacroExは、Windowsのマウス操作やキーボード入力を記録して自動再生できるフリーソフトです。
作者は「そうそう」さんで、Vectorからダウンロードできます。
インストール不要で使えるのが特徴ですが、動作には別途ランタイムのインストールが必要です。
起動しない原因
HiMacroExが起動しない原因として、特に多いのは以下の3つです。
原因1:VB6.0ランタイムがインストールされていない(最も多い)
HiMacroExはVisual Basic 6.0で作られたソフトです。
Windows 10・11にはVB6.0のランタイムが標準で含まれていないため、何もインストールしていない状態では起動時にエラーが発生します。
「コンポーネントが見つかりません」「○○.dllが見つかりません」のようなエラーメッセージが表示された場合は、ほぼこれが原因です。
原因2:ZIPファイルを展開せずに実行している
HiMacroExはZIP形式で配布されています。
ZIPファイルの中身をそのままダブルクリックして実行しようとすると、正常に動作しないことがあります。
必ず「すべて展開」でZIPを解凍してから、展開したフォルダ内のHiMacroEx.exeを起動してください。
原因3:管理者権限が不足している
Windowsのセキュリティ設定によっては、通常の起動ではHiMacroExが正常に動作しないことがあります。
特に、記録・再生は動くのに特定の操作が効かない場合は、管理者権限での実行が有効です。
対処法1:XTRM Runtimeをインストールする(最初に試すこと)
HiMacroExの公式Readme.txtにも記載されている、推奨の対処法です。
「XTRM Runtime」は、Visual Basic 6.0やVisual C++などのランタイムを一括でインストールできるフリーソフトです。
これをインストールするだけで、多くの場合HiMacroExが起動できるようになります。
手順:
- 「XTRM Runtime」で検索し、公式サイトからダウンロードする
- ダウンロードしたインストーラーを実行する
- 画面の指示に従ってインストールを完了させる
- PCを再起動する
- HiMacroEx.exeを再度起動する
インストール自体は難しい操作は不要で、ダウンロードして実行するだけです。
対処法2:ZIPファイルを正しく展開してから起動する
ZIPを展開せずに起動しようとしている場合の対処法です。
手順:
- ダウンロードしたHiMacroEx.zipを右クリックする
- 「すべて展開」を選択する
- 展開先を選んで「展開」をクリックする
- 展開されたフォルダを開き、HiMacroEx.exeをダブルクリックする
対処法3:管理者として実行する
XTRM Runtimeをインストールしても起動しない場合や、起動はするが一部機能が動かない場合に試してください。
手順:
- HiMacroEx.exeを右クリックする
- 「管理者として実行」を選択する
毎回右クリックするのが面倒な場合は、ショートカットのプロパティから常に管理者として実行する設定もできます。
設定方法(常時管理者実行):
- HiMacroEx.exeを右クリック →「プロパティ」を選択
- 「互換性」タブを開く
- 「特権レベル」の「管理者としてこのプログラムを実行する」にチェックを入れる
- 「OK」をクリック
対処法4:Windowsのセキュリティ警告を許可する
HiMacroEx.exeを起動しようとしたとき、「WindowsによってPCが保護されました」という紫の画面が表示される場合があります。
これはWindowsのスマートスクリーン機能による警告で、見慣れないソフトを実行しようとすると表示されます。
手順:
- 紫の警告画面が表示されたら「詳細情報」をクリックする
- 「実行」ボタンが表示されるのでクリックする
初回起動時の注意:バンドルソフトの確認
HiMacroExを初回起動すると、バンドルソフトのインストールを案内する画面が表示されることがあります。
Yahoo!ツールバーなどが含まれていますが、Yahoo!ツールバーは2017年10月にサービスが終了しているため、チェックを外してOKをクリックすることをおすすめします。
起動後に動作しない場合:よくある追加トラブル
起動自体はできたが、正常に動作しないケースもあります。
マウス操作が記録されない
初期設定ではマウス操作の記録がオフになっています。
オプション(設定)から「マウスクリック記録」または「マウス移動記録」にチェックを入れることで、マウス操作も記録できるようになります。
ソフトの操作ができない
キーボード入力やマウス操作が受け付けられない場合は、管理者として実行することで改善するケースが多いです。
まとめ
HiMacroExが起動しない原因のほとんどは、VB6.0ランタイムの未インストールです。
まずは「XTRM Runtime」をダウンロードしてインストールするところから試してみてください。
それでも解決しない場合は、ZIPの展開方法の確認や管理者として実行を試すと解決できることが多いです。


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