「スマホの容量を空けたいけど、Googleフォトから消えるのは困る」 「バックアップ済みの写真をスマホから削除したい」 「Googleフォトの容量がいっぱいで、古い写真を削除したい」
そんな悩み、実は削除の仕組みを理解すれば簡単に解決できます!
Googleフォトの削除は、設定によって「デバイスだけ削除」「クラウドだけ削除」「両方削除」と動作が変わるんです。間違えると、大切な写真を永久に失ってしまう可能性も…でも大丈夫!正しい知識があれば、安全に容量管理ができます。
この記事では、Googleフォトのバックアップと削除の仕組みから、目的別の削除方法まで、写真を失わずに容量を管理する方法を完全解説します!
Googleフォトの削除、3つのパターンを理解しよう

削除の3パターン
- デバイスからのみ削除(容量を空ける)
- スマホの写真は削除
- Googleフォト(クラウド)には残る
- 最も安全な方法
- Googleフォトからのみ削除(クラウド容量節約)
- クラウドから削除
- デバイスには残る(設定による)
- 両方から削除(完全削除)
- デバイスからも削除
- クラウドからも削除
- ゴミ箱期間後は復元不可
重要な前提知識
バックアップと同期の設定による違い:
設定状態 | デバイスで削除 | Googleフォトで削除 |
---|---|---|
同期オン | 両方から削除 | 両方から削除 |
同期オフ | デバイスのみ削除 | クラウドのみ削除 |
バックアップ済み | 選択可能 | 選択可能 |
まずは現在の設定を確認しましょう!
【目的別】安全な削除方法
目的1:スマホの容量を空けたい(写真はクラウドに残す)
方法A:空き容量を増やす機能を使う(最も簡単!)
- Googleフォトアプリを開く
- プロフィール写真をタップ
- 「空き容量を増やす」を選択
このデバイスから○○個のアイテムを削除 ○○GBの空き容量を増やせます
- 「空き容量を増やす」をタップ
特徴:
- バックアップ済みの写真のみ削除
- Googleフォトには残る
- 最も安全で確実
方法B:手動で選択削除
- 削除したい写真を長押し
- 複数選択(必要に応じて)
- メニューから選択
「デバイスから削除」を選ぶ ※「削除」ではない!
注意: 「削除」を選ぶと両方から消えます!
目的2:Googleフォトの容量を減らしたい(15GB制限対策)
大容量ファイルから削除
- Webブラウザでアクセス
https://photos.google.com
- 左メニュー → ストレージ
- 「大きいアイテム」を確認
- サイズ順に表示
- 動画が容量を占めることが多い
- 不要なものを選択削除
画質を変更して容量節約
元の画質 → 保存容量の節約に変更:
- 設定 → バックアップと同期
- アップロードサイズ
○ 保存容量の節約(無料・無制限)※2021年6月以前の写真 ○ 元の画質(15GBまで)
- 既存の写真を圧縮
設定 → 容量を解放 → 既存の写真と動画を圧縮
目的3:完全に削除したい(プライバシー保護)
安全な完全削除手順
- バックアップと同期をオフ
設定 → バックアップと同期 → オフ
- 写真を選択
- ゴミ箱に移動
削除ボタン → ゴミ箱に移動
- ゴミ箱を空にする
ライブラリ → ゴミ箱 → ゴミ箱を空にする
重要: ゴミ箱の写真は60日後に自動削除されますが、即削除も可能。
バックアップ機能自体を削除(停止)する方法
バックアップを完全停止
- Googleフォトアプリ設定
プロフィール → Googleフォトの設定 → バックアップと同期 → オフ
- 特定フォルダのバックアップ停止
バックアップと同期 → デバイスのフォルダ → 各フォルダのトグルをオフ
アカウントから削除
Googleフォトのデータをすべて削除:
- Googleアカウント管理
https://myaccount.google.com
- データとプライバシー
- Googleサービスの削除
Googleフォトを削除 ※アカウント自体は残る
よくあるトラブルと解決方法
Q1. 削除したのにまだ表示される
原因と対策:
- キャッシュの問題
アプリ設定 → ストレージ → キャッシュを削除
- 同期の遅延
- Wi-Fi環境で待つ
- 手動で同期を実行
- 複数デバイスの同期ズレ
- すべてのデバイスで同期を確認
Q2. 間違えて削除してしまった
復元方法:
- 60日以内ならゴミ箱から復元
ライブラリ → ゴミ箱 → 写真を選択 → 復元
- Googleテイクアウトで確認
https://takeout.google.com 過去のバックアップが残っている可能性
Q3. バックアップされているか分からない
確認方法:
個別の写真:
- 雲アイコンに斜線 = 未バックアップ
- 雲アイコンにチェック = バックアップ済み
- アイコンなし = バックアップ済み
全体の状況:
プロフィール → Googleフォトの設定
→ バックアップと同期
「○○個のアイテムをバックアップ中」
Q4. 削除しても容量が減らない
確認事項:
- ゴミ箱を空にする
- ゴミ箱の写真も容量を使用
- 他のGoogleサービスを確認
Gmail: 添付ファイル Googleドライブ: 大容量ファイル → 15GBは共有
- 「保存容量の節約」に変更
- 高画質だが容量は使わない
デバイス別の注意点
iPhone/iPadの場合
iCloud写真との関係:
- iCloud写真オン → 削除は全デバイスに影響
- Googleフォトは別管理
- 二重バックアップに注意
写真アプリとの連携:
設定 → 写真 → iPhoneのストレージを最適化
→ Googleフォトで管理する場合はオフ推奨
Androidの場合
デフォルトの写真アプリ:
- メーカーによって異なる
- Googleフォトと二重管理になる場合あり
SDカードの写真:
Googleフォト → 設定 → バックアップと同期
→ デバイスのフォルダ → SDカード
PCの場合
バックアップと同期アプリ:
デスクトップアップローダー使用時
→ PC側で削除してもクラウドには影響なし
(設定による)
容量管理のベストプラクティス
効率的な容量管理
定期的な整理:
- 月1回:重複写真の削除
- 似た写真から最良の1枚を選択
- 3ヶ月ごと:動画の整理
- 長時間動画は別保存
- 不要な動画を削除
- 年1回:全体整理
- アーカイブ機能を活用
- 古い写真を外部保存
おすすめの設定
一般ユーザー向け:
バックアップ:保存容量の節約
同期:オン(便利)
デバイスフォルダ:選択的にバックアップ
容量重視:
バックアップ:Wi-Fiのみ
画質:保存容量の節約
自動削除:空き容量を増やす(月1回)
プライバシー重視:
バックアップ:手動
同期:オフ
共有:制限
代替バックアップ方法
Googleフォト以外の選択肢
サービス | 無料容量 | 特徴 | おすすめ度 |
---|---|---|---|
iCloud | 5GB | iPhone統合 | iPhone◎ |
Amazon Photos | 5GB(プライム会員は無制限) | 高画質維持 | ★★★★ |
OneDrive | 5GB | Office連携 | ★★★ |
Dropbox | 2GB | 同期が確実 | ★★★ |
ローカルバックアップ
外付けHDD/SSD:
- 最も確実
- 容量単価が安い
- 物理的な管理必要
NAS(ネットワークストレージ):
- 家庭内クラウド
- 自動バックアップ可能
- 初期投資が必要
削除前の最終チェックリスト
削除前に必ず確認
- [ ] バックアップ状態の確認
- 雲アイコンをチェック
- [ ] 重要な写真の別保存
- 思い出の写真は複数箇所に
- [ ] ゴミ箱の仕組みを理解
- 60日間は復元可能
- [ ] 他のデバイスへの影響
- 同期設定を確認
- [ ] 容量の事前確認
- 15GB中の使用量
やってはいけないこと
❌ バックアップ未確認で削除 ❌ 「すべて削除」を安易に使用 ❌ ゴミ箱を即座に空にする ❌ 複数アカウントを混同 ❌ 同期設定を理解せず削除
まとめ:Googleフォトの削除は理解すれば怖くない!
Googleフォトの削除について、完璧に理解できましたね!
この記事の重要ポイント:
- 削除の3パターンを理解
- デバイスのみ削除(容量確保)
- クラウドのみ削除(15GB対策)
- 完全削除(プライバシー)
- 安全な削除方法
- 「空き容量を増やす」機能が最も安全
- バックアップ確認は必須
- ゴミ箱は60日間保管
- 設定による動作の違い
- 同期オン/オフで挙動が変わる
- デバイスごとの特性を理解
- 二重バックアップに注意
- 容量管理のコツ
- 定期的な整理が重要
- 動画が容量を圧迫
- 画質設定で大幅節約
正しい知識があれば、大切な写真を失うことなく、効率的に容量管理ができます。
安心してGoogleフォトを活用してください!📸☁️
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