「Googleからの本人確認メッセージが届かない」
「認証コードのSMSが来なくてログインできない」
こんな困った経験はありませんか。
Googleアカウントにログインしようとしても、本人確認のメッセージが届かないとログインできず、とても不便です。
この記事では、本人確認メッセージが届かない原因と、その解決方法を詳しく解説します。
Google本人確認メッセージとは

本人確認メッセージの種類
Googleでは、セキュリティ強化のために、ログイン時に複数の本人確認方法を提供しています。
Googleの本人確認方法:
- SMSメッセージ: 携帯電話番号に6桁の認証コードが送られる(例: G-123456)
- 音声通話: 自動音声で認証コードが読み上げられる
- Googleプロンプト: スマートフォンに通知が届き、「はい」をタップする
- 認証アプリ: Google Authenticatorなどで生成される6桁のコード
- バックアップコード: 事前に保存した使い切りのコード
- セキュリティキー: 物理的なハードウェアキー
この記事では、特に「SMSメッセージ」と「Googleプロンプト(通知)」が届かない場合の対処法を中心に解説します。
いつ本人確認が必要になるのか
Googleは、以下のような場合に本人確認を求めます。
本人確認が求められるケース:
- 新しいデバイスからのログイン
- 普段と異なる場所からのアクセス
- 長期間ログインしていなかったアカウントへのアクセス
- パスワードリセット時
- 2段階認証を有効にしている場合
- セキュリティ上のリスクを検出した場合
これらは、あなたのアカウントを不正アクセスから守るための重要なセキュリティ機能です。
本人確認メッセージが届かない主な原因
1. 電話番号の誤入力・不一致
最も基本的な原因ですが、意外と見落としがちです。
チェックポイント:
- 入力した電話番号が正しいか
- 国番号が正しいか(日本なら+81)
- Googleアカウントに登録されている電話番号と一致しているか
- 電話番号を最近変更していないか
登録されている電話番号を確認するには、Googleアカウントの「セキュリティ」設定から確認できます。
2. 携帯キャリアによるブロック
携帯電話会社が、Googleからのショートコードメッセージを誤ってブロックしている可能性があります。
ブロックされる理由:
- 迷惑メールフィルタによる自動ブロック
- ショートコード(短縮番号)からのメッセージをブロックする設定
- 海外からのSMSをブロックする設定
ドコモ、au、ソフトバンク、楽天モバイルなどの主要キャリアでは、迷惑メール対策としてこのようなブロックが行われることがあります。
3. ネットワーク接続の問題
通信環境が不安定だと、メッセージが届かないことがあります。
ネットワークの問題:
- 電波が弱い場所にいる
- モバイルデータ通信がオフになっている(Googleプロンプトの場合)
- Wi-Fi接続が不安定
- 圏外や機内モードになっている
Googleプロンプト(通知)の場合は、インターネット接続が必要です。
4. 端末側の設定問題
スマートフォンの設定により、メッセージや通知がブロックされている可能性があります。
端末設定の問題:
- SMS受信拒否設定がオンになっている
- 特定の番号からのメッセージをブロックしている
- Googleアプリの通知がオフになっている
- おやすみモードや集中モードがオンになっている
- SMSの容量がいっぱい
5. 電話番号移行直後(MNP)
電話番号を変えずに携帯会社を変更(MNP)した直後は、SMSがすぐに使えない場合があります。
MNP直後の問題:
- 新しいキャリアへの切り替え処理が完了していない
- ショートメッセージサービスの設定が反映されていない
- 数時間から1日程度待つ必要がある場合も
6. 通話中
電話で通話中の場合、SIMネットワークがSMSを受信できないことがあります。
一部のキャリアでは、通話中にSMS受信ができない仕様になっています。
7. Googleサービスの一時的な障害
まれにGoogleのサービス自体が一時的に利用できない状態になることがあります。
Google Workspace ステータス ダッシュボードで現在の状況を確認できます。
8. リクエスト回数の制限
短時間に何度も認証コードをリクエストすると、セキュリティ上の理由で制限がかかることがあります。
制限がかかった場合:
- 24時間待ってから再度試す
- 別の認証方法を使用する
9. スマートフォンの時刻設定
認証アプリを使用している場合、スマートフォンの時刻が正確でないと、認証コードが正しく機能しません。
時刻設定を「自動」にすることをおすすめします。
10. 迷惑メールフォルダ・スパムフィルタ
メールで認証コードを受け取る場合、迷惑メールフォルダに振り分けられている可能性があります。
本人確認メッセージが届かない時の解決方法
すぐに試せる基本的な対処法
まずは、以下の簡単な方法を試してみましょう。
基本的な対処法:
- 数分待ってから再度リクエストする
メッセージの配信には少し時間がかかる場合があります。
特に人口密度の高い地域では、数分待つと届くことがあります。 - スマートフォンを再起動する
デバイスの再起動により、ネットワーク接続やSMS受信の問題が解決することがあります。
電源を切って、10秒ほど待ってから再度電源を入れましょう。 - 機内モードのオン・オフを切り替える
ネットワーク接続をリセットする効果があります。
設定から機内モードをオンにして、10秒後にオフに戻します。 - 電波の良い場所に移動する
地下や建物の奥など、電波が弱い場所では、SMSが届きにくくなります。
屋外や窓の近くなど、電波状況の良い場所に移動してみましょう。 - Wi-Fiとモバイルデータを切り替える
接続方法を変えることで、問題が解決する場合があります。
電話番号の確認と修正
登録されている電話番号が正しいか確認しましょう。
電話番号の確認手順:
- Googleアカウントにアクセス
- 左側のメニューから「セキュリティ」をクリック
- 「Googleへのログイン」セクションを確認
- 「2段階認証プロセス」をクリック
- 登録されている電話番号を確認
電話番号が古い場合や間違っている場合は、ここで修正できます。
音声通話での認証コード受信に切り替える
SMSが届かない場合、音声通話で認証コードを受け取ることができます。
音声通話への切り替え方法:
- 本人確認画面で「別の方法を試す」をクリック
- 「音声通話でコードを受け取る」を選択
- 電話がかかってくるのを待つ
- 自動音声で読み上げられる6桁のコードをメモ
- コードを入力してログイン完了
音声通話なら、SMSフィルタの影響を受けにくいため、確実にコードを受け取れます。
携帯キャリアのブロック解除
携帯電話会社がGoogleからのメッセージをブロックしている可能性がある場合、キャリアに連絡して解除を依頼しましょう。
主要キャリアの連絡先:
ドコモ:
- ドコモインフォメーションセンター: 151(ドコモ携帯から)、0120-800-000(一般電話から)
- SMS拒否設定の確認
au:
- お客さまセンター: 157(au携帯から)、0077-7-111(一般電話から)
- 迷惑メールフィルタ設定
ソフトバンク:
- カスタマーサポート: 157(ソフトバンク携帯から)、0800-919-0157(一般電話から)
- 迷惑メール対策設定
楽天モバイル:
- 楽天モバイルカスタマーセンター: 050-5434-4653
- my 楽天モバイルアプリから設定変更
依頼内容:
「Googleからの本人確認SMSが届かないので、ショートコードからのメッセージをブロックしないよう設定を変更してください」と伝えましょう。
SMS受信設定の確認
スマートフォンの設定で、SMS受信が許可されているか確認します。
Android端末の場合:
- 「メッセージ」アプリを開く
- 右上の「︙」(三点リーダー)をタップ
- 「設定」をタップ
- 「迷惑メール対策」または「ブロック設定」を確認
- 不明な送信者をブロックする設定がオフになっているか確認
iPhone端末の場合:
- 「設定」アプリを開く
- 「メッセージ」をタップ
- 「不明な差出人をフィルタ」がオフになっているか確認
- 「着信拒否設定」で誤ってGoogleからの番号をブロックしていないか確認
Googleプロンプト通知の設定確認
Googleプロンプト(通知)が届かない場合、アプリの通知設定を確認します。
Android端末の場合:
- 「設定」アプリを開く
- 「アプリと通知」または「アプリ」をタップ
- 「Gmail」「Google」「YouTube」などのGoogleアプリを選択
- 「通知」をタップ
- 通知がオンになっているか確認
iPhone端末の場合:
- 「設定」アプリを開く
- 下にスクロールして「Gmail」「Google」などのアプリを選択
- 「通知」をタップ
- 「通知を許可」がオンになっているか確認
重要: Googleプロンプトを受け取るには、スマートフォンがインターネットに接続されている必要があります。
バックアップコードの使用
事前に保存したバックアップコードがあれば、それを使ってログインできます。
バックアップコードの使い方:
- 本人確認画面で「別の方法を試す」をクリック
- 「8桁のバックアップコードのいずれかを入力してください」を選択
- 保存しておいたバックアップコードを入力
- ログイン完了
バックアップコードは各コード1回のみ使用可能です。
認証アプリへの切り替え
Google Authenticatorなどの認証アプリに切り替えることで、SMSの問題を回避できます。
認証アプリの設定方法:
- Googleアカウントの「セキュリティ」ページにアクセス
- 「2段階認証プロセス」をクリック
- 「認証アプリ」を選択
- Google Authenticatorアプリをスマートフォンにインストール
- 画面に表示されるQRコードをアプリでスキャン
- アプリに表示される6桁のコードを入力して設定完了
認証アプリのメリット:
- インターネット接続不要でコード生成可能
- 海外でも追加料金なしで使用可能
- SMSの遅延や不達の問題がない
- セキュリティ性が高い
別の電話番号を追加する
予備の電話番号を登録しておくと、メインの番号で受信できない時に役立ちます。
予備電話番号の登録方法:
- Googleアカウントの「セキュリティ」ページにアクセス
- 「2段階認証プロセス」をクリック
- 「予備の手順を追加」を選択
- 「電話番号を追加」を選択
- 家族や信頼できる友人の電話番号を入力
- 確認コードを入力して登録完了
アカウント復旧手続き
どの方法も使えない場合は、Googleアカウント復旧手続きを利用します。
アカウント復旧の手順:
- Googleアカウント復旧ページにアクセス
- メールアドレスを入力
- 「パスワードをお忘れの場合」または「アカウントにアクセスできない場合」を選択
- 復旧用メールアドレスまたは電話番号を入力
- できるだけ多くの情報を正確に入力:
- 過去に使用したパスワード
- アカウント作成時期
- よく連絡を取る相手のメールアドレス
- 最後にログインした日時
- Googleからの連絡を待つ
注意点:
- 復旧には数日かかる場合があります
- 必ずしも復旧できるとは限りません
- できるだけ正確な情報を提供することが重要です
本人確認メッセージが届かないことを防ぐ予防策
複数の認証方法を設定する
一つの認証方法だけに頼ると、それが使えなくなった時に困ります。
推奨する設定:
- メイン: 認証アプリ(Google Authenticator)
- サブ1: SMSメッセージ(メインの電話番号)
- サブ2: 音声通話(予備の電話番号)
- 緊急用: バックアップコード(安全な場所に保管)
これだけ設定しておけば、一つの方法が使えなくなっても、他の方法でログインできます。
バックアップコードの保存
バックアップコードは必ず生成して、安全な場所に保管しましょう。
バックアップコードの生成方法:
- Googleアカウントの「セキュリティ」ページにアクセス
- 「2段階認証プロセス」をクリック
- 「バックアップコード」を選択
- 「コードを生成」をクリック
- 10個の8桁のコードが表示されます
保管方法:
- 印刷して金庫や引き出しに保管
- パスワードマネージャーに保存
- 複数の場所に分散保存(自宅と職場など)
- スクリーンショットは避ける(セキュリティリスク)
各コードは1回のみ使用可能で、使用後は新しいコードを生成できます。
復旧用情報の定期的な更新
登録している電話番号やメールアドレスが古いままだと、いざという時に困ります。
定期的に確認すべき情報:
- 電話番号(変更した場合は必ず更新)
- 復旧用メールアドレス
- セキュリティの質問と回答
- 予備の電話番号
年に1回程度、これらの情報が最新か確認することをおすすめします。
信頼できるデバイスの登録
よく使うデバイスを「信頼できるデバイス」として登録しておくと、そのデバイスからは2段階認証をスキップできます。
信頼できるデバイスの設定:
- ログイン時に「このパソコンでは次回から表示しない」にチェック
- よく使うパソコンやスマートフォンで設定
ただし、公共のパソコンや共有デバイスでは、この設定を使わないようにしましょう。
SMS以外の認証方法を優先する
SMSは便利ですが、いくつかのデメリットがあります。
SMSのデメリット:
- 電波状況に左右される
- キャリアによってブロックされる可能性
- SIMスワップ攻撃のリスク
- 海外でローミング料金がかかる
推奨する認証方法:
- 認証アプリ: 最も安全で確実
- Googleプロンプト: 簡単で便利
- セキュリティキー: 最高レベルのセキュリティ
- SMS: 最後の手段として
トラブルシューティングチャート
本人確認メッセージが届かない時は、以下の順序で対処してみましょう。
ステップ1: 基本確認
- 電話番号が正しいか確認 → 間違っていれば修正
- 電波状況を確認 → 悪ければ場所を移動
- 数分待ってから再リクエスト
ステップ2: デバイスの再起動
- スマートフォンを再起動
- 機内モードのオン・オフを切り替え
ステップ3: 別の認証方法を試す
- 音声通話に切り替え
- バックアップコードを使用
- 認証アプリを使用
ステップ4: 設定の確認
- SMS受信設定を確認
- 通知設定を確認
- キャリアに連絡してブロック解除を依頼
ステップ5: 最終手段
- アカウント復旧手続きを開始
よくある質問
Q1: 認証コードは何分間有効ですか?
A1: Google認証コードの有効期限は通常、発行から数分間(約5-10分)です。
期限切れになった場合は、新しいコードをリクエストしてください。
複数のコードをリクエストした場合、最新のコードのみが有効です。
Q2: 海外旅行中も本人確認メッセージは届きますか?
A2: SMSの場合、海外ローミングをオンにしていれば届きますが、追加料金がかかることがあります。
認証アプリ(Google Authenticator)を使えば、インターネット接続なしでコードを生成できるため、海外でも追加料金なしで使用できます。
海外旅行前には必ず認証アプリを設定しておくことをおすすめします。
Q3: 認証コードに「G-」が付いていますが、これも入力しますか?
A3: いいえ、「G-」は入力しません。
Googleの認証コードは「G-123456」のような形式で届きますが、入力するのは「G-」を除いた6桁の数字のみです。
Q4: 電話番号を変更したらどうすればいいですか?
A4: 古い電話番号でログインできるうちに、Googleアカウントの設定で新しい電話番号に変更してください。
手順:
- Googleアカウントの「セキュリティ」ページにアクセス
- 「2段階認証プロセス」をクリック
- 古い電話番号を削除し、新しい電話番号を追加
- 確認コードを入力して完了
すでにログインできない場合は、アカウント復旧手続きが必要です。
Q5: スマートフォンを紛失した場合はどうすればいいですか?
A5: 以下の対応を取りましょう:
- バックアップコードでログイン(保存していれば)
- 復旧用メールアドレスまたは予備の電話番号でログイン
- ログイン後、紛失したスマートフォンを信頼できるデバイスから削除
- 2段階認証の設定を新しいデバイスで再設定
- Googleアカウントのセキュリティチェックを実施
Q6: 同じ電話番号で複数のGoogleアカウントを使っていますが問題ありますか?
A6: 同じ電話番号を複数のGoogleアカウントで使用することは可能ですが、短期間に複数のアカウントで認証コードをリクエストすると、制限がかかることがあります。
また、セキュリティ上、できれば各アカウントに異なる電話番号を設定することをおすすめします。
Q7: 認証コードが何度も届く場合はどうすればいいですか?
A7: スマートフォンと携帯キャリア間の通信がスムーズでない場合、重複して届くことがあります。
この場合、最新のコードのみが有効です。
スマートフォンの再起動や、キャリアにSMS設定のリセットを依頼することで解決する場合があります。
Q8: 2段階認証を無効にすることはできますか?
A8: 可能ですが、セキュリティ上強くおすすめしません。
無効にする手順:
- Googleアカウントの「セキュリティ」ページにアクセス
- 「2段階認証プロセス」をクリック
- 「オフにする」を選択
ただし、アカウントの安全性が大幅に低下するため、特別な理由がない限り有効のままにしておきましょう。
まとめ
Google本人確認メッセージが届かない問題は、様々な原因で発生しますが、ほとんどの場合、この記事で紹介した方法で解決できます。
重要なポイント:
- 複数の認証方法を設定しておく
- バックアップコードを安全に保管する
- 認証アプリの使用を検討する
- 復旧用情報を定期的に更新する
- SMSが届かない時は音声通話に切り替える
最も確実な対策は、認証アプリ(Google Authenticator)を使用することです。
SMSの遅延や不達の心配がなく、海外でも使えて、セキュリティ性も高いため、ぜひ設定しておくことをおすすめします。
また、万が一に備えて、バックアップコードの保存と復旧用連絡先の設定を忘れずに行いましょう。
これらの準備をしておけば、本人確認メッセージが届かなくても、別の方法でアカウントにアクセスできます。
Googleアカウントは、メールだけでなく、写真、ドキュメント、連絡先など、重要な情報を多く含んでいます。
適切なセキュリティ設定と予防策で、大切なアカウントを守りましょう。

コメント