「SMSを送ろうとしたら文字数オーバーでエラーになった」
「1日に送れるメッセージ数に制限があるって本当?」
「Googleメッセージの文字数制限はどれくらい?」
スマホでメッセージを送る際、こうした疑問を持ったことはありませんか?
Googleメッセージ(Google Messages)には、SMS・RCSそれぞれに異なる制限が設けられています。
文字数制限、送信数制限、ファイルサイズ制限など、知っておくべき制約がいくつかあります。
この記事では、Googleメッセージのあらゆる制限について詳しく解説します。
機種別の文字数上限、料金体系、制限を回避する方法まで、すべてお伝えします。
Googleメッセージとは

Googleメッセージは、Android端末向けの公式メッセージングアプリです。
SMS(ショートメッセージサービス)とRCS(Rich Communication Services)の両方に対応しています。
SMSとRCSの違い
SMSは電話番号を使って短いテキストメッセージを送る従来のサービスです。
RCSはSMSを進化させた新しいメッセージング規格で、より多機能なコミュニケーションが可能です。
Googleメッセージは、世界中で11億人以上のアクティブユーザーが利用しています。
相手がRCSに対応していれば自動的にRCSで送信され、非対応の場合はSMSにフォールバックします。
2024年9月にはiOS 18がリリースされ、iPhoneでもRCSが利用可能になりました。
これにより、AndroidとiPhone間でもより豊かなメッセージングが実現しています。
SMS(ショートメッセージサービス)の文字数制限
SMSには明確な文字数制限が設けられています。
機種やキャリアによって上限が異なるため、注意が必要です。
現在の標準的な文字数制限
2019年9月の仕様変更により、SMSの文字数制限が大幅に拡張されました。
現在の上限
全角670文字(半角1530文字)
この文字数は、ドコモ・au・ソフトバンク・楽天モバイルの大手4キャリアで共通です。
他社キャリア宛てでも同じ文字数まで送信できます。
2019年9月以前は、他社キャリア宛てのSMSは全角70文字までの制限がありました。
同じキャリア同士であれば長文を送れましたが、異なるキャリア間では短い制限がありました。
機種別の文字数制限
すべての機種が670文字に対応しているわけではありません。
古い機種では従来の70文字制限が適用されます。
iPhone・iOS端末
iPhone 4s以外のiPhone:最大全角670文字(半角1530文字)
対象:iOS 10.3以上、キャリアバージョン28.3以降
iPhone 4sまたはiOS 10.3以下:最大全角70文字(半角160文字)
Android端末
最新機種:最大全角670文字(半角1530文字)
対象:Android 4.4以降、2017年5月以降に発売された機種
古い機種:最大全角70文字(半角160文字)
対象:Android 4.3以前、2017年5月以前に発売された機種
キャリアによってはメッセージアプリのバージョンによる制限もあります。
詳細は各キャリアの公式サイトで確認してください。
ガラケー(フィーチャーフォン)
最大全角70文字(半角160文字)
ガラケーは長文SMSに対応していません。
スマートフォンからガラケーに70文字を超えるメッセージを送ると、70文字前後で分割表示されます。
文字数制限を超えた場合
制限文字数を超えるメッセージを送ろうとすると、エラーメッセージが表示されます。
送信できない場合は、以下のいずれかの対処が必要です。
対処法1: メッセージを分割する
複数のメッセージに分けて送信します。
ただし、送信料金は分割した通数分かかります。
対処法2: MMSに切り替える
件名を入れたり、画像を添付したりすると、自動的にMMSに切り替わります。
ただし、MMSは相手のメールアドレスが必要です。
対処法3: RCSを利用する
RCSを有効にすれば、最大3072文字まで送信できます。
詳しくは後述のRCSの制限を参照してください。
RCS(Rich Communication Services)の文字数制限
RCSは、SMSの制限を大幅に緩和した次世代メッセージング規格です。
RCSの基本的な文字数上限
RCSの文字数制限は、SMSと比べて大幅に拡張されています。
RCS標準
テキスト部分:最大3072文字
メッセージ全体:最大250KB(文字列化されたAgentMessage全体)
RCSビジネスメッセージング(企業からのメッセージ)では、3072文字が上限です。
絵文字やマルチバイト文字を使用する場合、1文字あたり2-4バイト以上消費することがあります。
Googleメッセージユーザー間
個人間のメッセージ:最大2730文字
Android端末同士でGoogleメッセージを使用している場合、最大2730文字まで相互送信できます。
+メッセージ(プラスメッセージ)
+メッセージアプリ利用者同士:最大全角2730文字
+メッセージから非対応者へ:最大全角660文字(SMS扱い)
+メッセージは、ドコモ・au・ソフトバンクの3社が提供するRCS準拠サービスです。
写真、動画、スタンプ、ファイル、位置情報なども送信できます。
RCSのその他の制限
ファイルサイズ制限
1ファイルあたり:最大100MiB
メッセージ内の全ファイル合計:最大100MiB
画像や動画を送信する場合、これらの制限内に収める必要があります。
グループチャット人数制限
RCS:最大100人
MMS:最大10-20人
RCSはMMSと比べて、より大規模なグループチャットが可能です。
通信方式の制限
RCSはインターネット接続(Wi-Fiまたはモバイルデータ)が必要です。
データ接続がない環境では、自動的にSMSにフォールバックします。
SMS送信数の制限
SMSには、1日あたりの送信数にも制限が設けられています。
基本的な送信数制限
1日あたりの送信上限
基本的に200通まで
キャリアによって送信数の制限は異なりますが、多くの場合1日200通が上限です。
重要な注意点
1通=全角70文字(半角160文字)で計算されます。
例えば、全角670文字のSMSを1回送信すると、10通分(670÷70=9.57、切り上げで10通)として計算されます。
送信回数では200を超えていなくても、文字数換算で200通を超えるとエラーになります。
キャリア別の送信数制限
au(KDDI)
1日あたり:200通まで
1ヶ月あたり:6000通まで
auでは、月間の送信数制限も設けられています。
その他のキャリア
詳細は各キャリアの公式サイトで確認してください。
契約プランによっては、制限が異なる場合があります。
送信数制限を超えた場合の対処法
対処法1: 24時間待つ
送信数制限は通常24時間でリセットされます。
翌日になれば再び送信できるようになります。
対処法2: SMS送信サービスを利用する
法人で大量送信が必要な場合は、SMS送信サービスの利用を検討しましょう。
送信サービスでは、より多くの通数を送信できます。
対処法3: RCSを利用する
RCSには1日の送信数制限がありません。
相手がRCS対応であれば、制限を気にせず送信できます。
SMS送信料金の仕組み

SMSの送信には料金がかかります。
受信は無料ですが、送信側に文字数に応じた料金が発生します。
文字数別の送信料金
大手3キャリア(ドコモ・au・ソフトバンク)の送信料金は共通です。
料金体系(税込)
1-70文字:3円
71-134文字:6円
135-201文字:9円
202-268文字:12円
269-335文字:15円
336-402文字:18円
403-469文字:21円
470-536文字:24円
537-603文字:27円
604-670文字:30円
例えば、80文字のメッセージを送信すると、71-134文字の範囲に該当するため6円かかります。
計算例
全角670文字のSMS:30円
全角100文字のSMS:6円
全角50文字のSMS:3円
料金が無料になるケース
同じキャリア間での送信
契約プランによっては、同じキャリア間のSMS送信が無料になる場合があります。
通話定額オプションの対象となっている場合もあります。
RCS送信
個人間のRCS送信は、パケット通信として扱われます。
モバイルデータまたはWi-Fi接続であれば、追加の送信料金は発生しません。
ただし、相手がRCS非対応の場合は自動的にSMSに切り替わり、送信料金がかかります。
法人向けSMS送信サービスの料金
法人がSMS送信サービスを利用する場合の料金相場は以下の通りです。
一般的な相場
1通あたり:10-20円程度
大量送信の場合、ボリュームディスカウントで10円以下に抑えられることもあります。
業界最安値クラスのサービスでは、1通あたり9.35円程度で利用できます。
その他の制限と注意点
Googleメッセージには、文字数や送信数以外にも知っておくべき制限があります。
件名を入れるとエラーになる
SMSでは件名を入力できません。
件名を入れて送信しようとすると、自動的にMMSまたはキャリアメールに切り替わります。
iMessageで件名を入力すると、自動的にキャリアメールとして送信されます。
キャリアを解約している場合、送信エラーになる可能性があります。
対処法
送信者名を本文の冒頭に記載しましょう。
「〇〇よりご連絡です」のように、メッセージの最初に名前を入れると相手が分かりやすくなります。
画像・動画を添付できない(SMS)
SMSでは、画像や動画などのファイルを添付できません。
添付しようとすると、自動的にMMSに切り替わります。
RCSなら添付可能
RCSを有効にすれば、画像や動画を送信できます。
最大100MiBまでのファイルを送信可能です。
古い機種への送信時の分割
最大670文字送信できる機種から、最大70文字の機種へ70文字以上のSMSを送信した場合、分割されて送信されることがあります。
受信側では、複数のメッセージに分かれて表示されます。
メッセージの順序が入れ替わる可能性もあるため、注意が必要です。
格安SIMでの利用制限
格安SIMでSMSを利用する場合、プランによって制限があります。
データSIM
SMS機能が含まれていないプランでは、SMSを利用できません。
音声通話SIMまたはSMS機能付きデータSIM
これらのプランであれば、SMSを利用できます。
格安SIMでも、文字数制限は大手キャリアと同様に全角670文字(半角1530文字)です。
ただし、古い機種では70文字制限が適用される場合があります。
RCS利用の前提条件
RCSを利用するには、以下の条件を満たす必要があります。
端末要件
Android:Android 5.0(Lollipop)以降
iPhone:iOS 18以降
アプリ要件
GoogleメッセージアプリまたはApple Messagesアプリ
キャリア対応
大手キャリア(ドコモ・au・ソフトバンク・楽天モバイル)はRCSに対応しています。
一部の格安SIMでも対応が進んでいます。
RCS設定の有効化
送信者と受信者の両方がRCSを有効にしている必要があります。
どちらか一方でも無効の場合、SMSにフォールバックします。
制限を回避・緩和する方法
Googleメッセージの制限を回避または緩和するための方法をいくつか紹介します。
RCSを有効にする
RCSを有効にすることで、多くの制限を緩和できます。
RCSの利点
文字数制限:3072文字まで(SMSの4倍以上)
送信数制限:なし
ファイル共有:画像・動画を送信可能(最大100MiB)
送信料金:パケット通信扱い(追加料金なし)
既読確認:相手が読んだかどうかを確認できる
入力インジケータ:相手が入力中であることが分かる
Android端末でのRCS有効化手順
- Googleメッセージアプリを開きます
- 右上のプロフィール写真またはアイコンをタップします
- 「メッセージの設定」をタップします
- 「RCSチャット」をタップします
- 「RCSチャットを有効にする」トグルをオンにします
iPhone端末でのRCS有効化手順(iOS 18以降)
- 設定アプリを開きます
- 下にスクロールして「アプリ」セクションをタップします
- 「メッセージ」をタップします
- 「テキストメッセージ」セクションの「RCSメッセージング」をタップします
- 「RCSメッセージング」トグルをオンにします
+メッセージアプリを利用する
+メッセージは、RCSに準拠した日本のキャリア3社(ドコモ・au・ソフトバンク)が提供するアプリです。
+メッセージの利点
文字数:最大2730文字
ファイル共有:写真、動画、スタンプ、ファイル、位置情報を送信可能
送信料金:パケット通信扱い(追加料金なし)
公式アカウント:企業からの公式マーク付きメッセージを受信できる
Android端末には標準で搭載されている機種が多くあります。
iOS端末や一部のAndroid端末では、アプリをインストールする必要があります。
複数のメッセージに分割する
長文を送る必要がある場合、複数のメッセージに分割して送信しましょう。
分割のコツ
各メッセージが意味のある単位になるよう分割します。
「1/3」「2/3」のように、連番を付けると分かりやすくなります。
ただし、送信料金は分割した通数分かかることに注意してください。
リンクを活用する
長文の内容を伝えたい場合、Webページやクラウドストレージのリンクを送る方法もあります。
具体例
詳細な情報をGoogle DocsやNotionにまとめます。
共有リンクをSMSで送信します。
相手はリンクをクリックして詳細を確認できます。
この方法なら、文字数制限を気にせず大量の情報を共有できます。
法人向けSMS送信サービスを利用する
法人で大量のSMS送信が必要な場合、専用の送信サービスを利用しましょう。
SMS送信サービスの利点
大量送信:一度に数千〜数万件を送信可能
予約配信:指定した日時に自動送信
到達率確認:メッセージが届いたかどうかを確認できる
API連携:既存システムと連携可能
代表的なサービス
KDDI Message Cast:月額無料、送信単価9.35円〜
SMSLINK:業界最安値水準
その他多数のサービスが提供されています
よくある質問
SMSとRCSは自動的に切り替わりますか?
はい、自動的に切り替わります。
送信者と受信者の両方がRCSを有効にしている場合、自動的にRCSで送信されます。
どちらか一方でもRCS非対応の場合、自動的にSMSにフォールバックします。
絵文字を使うと文字数制限は変わりますか?
はい、変わります。
SMSで絵文字やマルチバイト文字(漢字・ひらがななど)を使用すると、1文字あたりのバイト数が増えます。
絵文字を含むSMSの場合、70文字までしか送信できないことがあります。
RCSでは、絵文字を使用しても文字数制限への影響は小さくなります。
海外へのSMS送信にも制限はありますか?
はい、制限があります。
国際SMS送信には、文字数制限に加えて送信料金が高額になります。
詳細は各キャリアの国際SMS料金をご確認ください。
RCSはデータ通信量を消費しますか?
はい、消費します。
RCSはインターネット接続(Wi-Fiまたはモバイルデータ)を使用します。
Wi-Fi接続時であれば、モバイルデータを消費しません。
モバイルデータ使用時は、契約プランのデータ量を消費します。
ただし、テキストメッセージのデータ量は非常に小さいため、通常は影響ありません。
送信数制限はいつリセットされますか?
一般的に24時間でリセットされます。
1日200通の制限であれば、翌日の同時刻には再び送信できるようになります。
ただし、キャリアによってリセットのタイミングが異なる場合があります。
相手がメッセージを読んだか確認できますか?
RCSを有効にしている場合、既読確認機能が利用できます。
相手がメッセージを読むと、既読マークが表示されます。
SMSでは、既読確認機能はありません。
送信完了の通知のみ確認できます。
まとめ
Googleメッセージの制限について詳しく解説しました。
SMS(ショートメッセージサービス)の制限
文字数制限:全角670文字(半角1530文字)が現在の標準
古い機種やガラケー:全角70文字(半角160文字)
送信数制限:1日200通まで(1通=70文字で計算)
送信料金:文字数に応じて3-30円(受信は無料)
RCS(Rich Communication Services)の制限
文字数制限:最大3072文字(Googleメッセージ同士は2730文字)
ファイルサイズ:最大100MiB
グループチャット:最大100人
データ接続が必要(Wi-Fiまたはモバイルデータ)
制限を緩和する方法
RCSを有効にすることで、文字数制限・送信数制限・料金の制約を大幅に緩和できます。
相手もRCS対応である必要がありますが、AndroidとiPhone間でも利用可能です。
Googleメッセージの制限を理解して、適切な方法でコミュニケーションを取りましょう。
長文を送りたい場合はRCSを活用し、大量送信が必要な法人は専用サービスの利用を検討してください。
文字数や送信数の制限は、効率的なメッセージング環境を維持するために設けられています。
これらの制限を把握して、スムーズなコミュニケーションを実現しましょう。
参考情報
- 知っておきたい Android のメッセージ機能!役立つシーンは? – Android公式サイト
- SMSの仕様を変更、一度に670文字を送信可能に、9月10日から – ケータイ Watch
- Send messages | RCS for Business | Google for Developers
- What is RCS Messaging? All You Need to Know in 2026 – Sinch
- Rich Communication Services – Wikipedia
- RCS vs. SMS: What’s the difference? | TechTarget

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