「家から駅まで実際何メートルあるんだろう?」 「ランニングコースの正確な距離を知りたい」 「直線距離だと何キロ離れているのかな?」
こんな疑問を持ったことはありませんか?
実は、Googleマップには誰でも無料で使える 「距離測定」という便利な機能があるんです。
ルート検索とは違って、 好きな場所から好きな場所まで、 自由に線を引いて距離を測ることができます。
しかも、直線距離だけじゃなく、 曲がりくねった道のりも正確に測定可能。
この記事を読めば、 スマホでもパソコンでも、 たった30秒で距離測定ができるようになりますよ!
Googleマップの距離測定機能って何ができるの?

通常のルート検索との違い
みなさんがよく使うルート検索は、 実際の道路を通る最適な経路を教えてくれる機能ですよね。
でも距離測定機能は全然違います。
ルート検索:
- 車や徒歩で実際に通れる道を案内
- 信号や交通規制を考慮
- 所要時間も表示
距離測定機能:
- 地図上の好きな点と点を結んで測定
- 道路がなくても関係なし
- 建物の上を通っても、海の上でもOK
- 純粋な距離だけを知りたい時に便利
つまり、鳥が飛ぶような直線距離も、 ジョギングコースのような複雑な道のりも、 自由自在に測れるんです。
こんな時に大活躍!
実際の活用シーンをご紹介します:
スポーツ・運動
- ランニングコースの距離を正確に把握
- ウォーキングの目標距離を設定
- サイクリングルートの計画
不動産・引っ越し
- 物件から駅までの直線距離を確認
- 学校や職場への通勤距離をチェック
- 「徒歩○分」の表示が本当か検証
旅行・レジャー
- ハイキングコースの総距離を計算
- 観光スポット間の距離を把握
- ドローン飛行の距離を事前確認
仕事・ビジネス
- 配送エリアの範囲を確認
- イベント会場の広さを測定
- 店舗から半径○km圏内を調べる
スマホで簡単!距離測定の使い方(iPhone/Android共通)
基本の2点間測定(30秒でマスター)
スマホでの操作手順を説明します:
- Googleマップアプリを開く 最新版にアップデートされているか確認してくださいね。
- 測定開始地点を長押し 地図上の測りたい場所を指で長押し。 赤いピンが立ちます。
- 場所の詳細画面を上にスワイプ 画面下部に表示される白い部分を 上に引き上げます。
- 「距離を測定」をタップ メニューの中から見つけてタップ。 見つからない時は、もう少し下にスクロール。
- 地図を動かして終点を決める 画面中央の黒い円を終点に合わせます。 地図は指でスライドして動かせます。
- 距離が自動表示される 画面下部に「○○km」や「○○m」と表示されます。 これで完了!
複数地点をつなぐ測定方法
ランニングコースのような複雑なルートも測れます:
- 最初の2点を設定(上記の手順通り)
- 「地点を追加」をタップ 右下の「+」マークを押します。
- 3つ目の地点を設定 また地図を動かして、次の地点に黒い円を合わせます。
- 必要なだけ地点を追加 曲がり角ごとに地点を追加していけば、 実際の道のりに沿った距離が測定できます。
- 合計距離を確認 すべての区間の合計が自動計算されて表示されます。
測定をやり直したい時
間違えても大丈夫!簡単に修正できます:
最後の地点を取り消す: 右上の「元に戻す」矢印をタップ
すべてクリアする: 右上の「×」マークで測定を終了
特定の地点を削除: 削除したい地点のマーカーをタップして削除
パソコンで使う場合の操作方法
パソコン版の方が便利な理由
実は細かい測定をする時は、 パソコンの方が使いやすいんです。
パソコンのメリット:
- 画面が大きくて見やすい
- マウスで正確にクリックできる
- 複数のタブで比較しながら測定可能
- キーボードショートカットが使える
パソコンでの測定手順
- Googleマップを開く ブラウザでmaps.google.comにアクセス
- 開始地点で右クリック 測定したい場所で右クリックします。
- 「距離を測定」を選択 表示されるメニューから選びます。
- 終点をクリック 2つ目の地点を左クリック。 すぐに距離が表示されます。
- さらに地点を追加 続けてクリックすることで、 いくらでも地点を追加できます。
便利な操作:
- ドラッグで地点の位置を微調整
- ダブルクリックで測定を終了
- Escキーで測定をキャンセル
正確に測定するためのコツとテクニック

ズームレベルを調整する
距離測定の精度は、地図の拡大率で変わります。
近距離(1km以内)を測る時:
- 最大限ズームイン
- 建物の輪郭が見えるレベルまで拡大
- 道路の幅も考慮できる
長距離(10km以上)を測る時:
- 適度にズームアウト
- 全体が見渡せる縮尺に
- 細かい曲がりは省略してもOK
道路に沿って正確に測定する方法
ジョギングコースなど、 実際の道のりを測りたい時のコツ:
- 衛星写真に切り替える レイヤーボタンから「航空写真」を選択。 道路の形がはっきり見えます。
- カーブは細かく地点を追加 曲がっている道路は、 5〜10個の地点で細かくなぞります。
- 交差点は中心を通る 正確な距離のために、 交差点の中央を通るようにします。
標高差は考慮されない点に注意
Googleマップの距離測定は平面上の距離です。
山道や坂道の場合:
- 実際の距離は表示より少し長い
- 急な坂ほど誤差が大きくなる
- 標高差が100mある場合、約1〜2%の誤差
平地なら問題ありませんが、 山登りの計画などでは注意が必要です。
よくあるトラブルと解決方法
「距離を測定」が表示されない
原因と対策:
- アプリが古い → App StoreやGoogle Playで最新版に更新
- 長押しの時間が短い → 1秒以上しっかり長押し
- オフラインマップを使用中 → インターネット接続を確認
測定結果がおかしい
チェックポイント:
- 単位を確認(kmとマイルを間違えていない?)
- 地点が正しい場所にあるか再確認
- 余計な地点が追加されていないか
スマホで操作しづらい
改善方法:
- 画面を横向きにして操作
- ピンチ操作で適切にズーム
- 手袋モードをオフにする(冬場)
距離測定機能の活用アイデア集
半径○km圏内を調べる
お店の配達エリアなどを確認する方法:
- 中心地点から円を描くように測定
- 8方向(東西南北と斜め)に測定
- おおよその範囲が把握できる
土地の面積を概算する
正確ではありませんが、目安として:
- 土地の周囲を測定
- 縦×横を別々に測定
- おおよその面積を計算
通勤・通学ルートの比較
複数のルートを測定して比較:
- ルートAを測定してメモ
- 測定をクリアしてルートBを測定
- 最短ルートを選択
他の地図アプリとの比較

Yahoo!地図との違い
Yahoo!地図にも距離測定機能がありますが:
Googleマップの優位点:
- 世界中どこでも測定可能
- 衛星写真での確認ができる
- スマホアプリの操作性が良い
Yahoo!地図の優位点:
- 日本国内の詳細地図が充実
- 雨雲レーダーと併用できる
専門的な測定が必要な場合
より正確な測定が必要なら:
国土地理院の地図
- 標高差も考慮した正確な距離
- 等高線での地形確認
- プロ仕様の精度
ランニング専用アプリ
- GPSでの実測機能
- ペース計算機能
- トレーニング記録と連動
まとめ:距離測定をマスターして地図をもっと活用しよう!
Googleマップの距離測定機能、 思っていたより簡単だったのではないでしょうか?
おさらいすると:
- スマホなら長押し→「距離を測定」
- パソコンなら右クリック→「距離を測定」
- 複数地点の追加で複雑なルートも測定可能
この機能を使いこなせば、 日常生活からスポーツ、仕事まで、 様々な場面で役立ちます。
直線距離を知りたい時、 ランニングコースを作りたい時、 配達エリアを確認したい時。
どんな時でも、無料で、簡単に、 正確な距離が分かるんです。
ぜひ今すぐGoogleマップを開いて、 自宅から最寄り駅までの距離でも 測ってみてください。
「こんなに簡単だったんだ!」 と実感できるはずです。
距離が分かれば、計画も立てやすくなる。 移動時間の見積もりも正確になる。 新しい発見もあるかもしれません。
Googleマップの距離測定機能で、 あなたの行動範囲を数字で把握してみましょう!
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