Googleドキュメントで作成した文書を、WordやPDFなど別のファイル形式で保存したいと思ったことはありませんか?
会社でWordしか使えない相手にファイルを送るときや、印刷用にレイアウトを固定したいときなど、エクスポートが活躍する場面はたくさんあります。
この記事では、PC・Android・iPhone別にGoogleドキュメントのエクスポート手順をまとめて解説します。
Googleドキュメントでエクスポートできるファイル形式

まず、どの形式に変換できるか確認しておきましょう。
PC版(ブラウザ)では、以下の形式を選択できます。
| ファイル形式 | 拡張子 | 主な用途 |
|---|---|---|
| Microsoft Word | .docx | Wordで編集したいとき |
| OpenDocument | .odt | LibreOfficeなどで使うとき |
| リッチテキスト形式 | .rtf | 多くのテキストエディタで開けるとき |
| PDFドキュメント | 印刷・配布・閲覧用に固定したいとき | |
| 書式なしテキスト | .txt | 文字データだけ抽出したいとき |
| ウェブページ | .html(zip) | HTMLとして使いたいとき |
| EPUB Publication | .epub | 電子書籍リーダーで読むとき |
| マークダウン | .md | ブログやGitHubなどで使うとき |
マークダウン形式のエクスポートは2024年7月以降に追加された機能です(2025年3月時点)。
スマホ版については、後述のとおりAndroidとiPhoneで選べる形式が異なります。
【PC版】Googleドキュメントをエクスポートする手順
基本の手順
PC(ブラウザ)からエクスポートする場合、操作はとてもシンプルです。
- エクスポートしたいドキュメントを開く
- 画面上部の「ファイル」をクリックする
- 「ダウンロード」にカーソルを合わせる
- 保存したいファイル形式を選択する
- ファイルがパソコンにダウンロードされる
たとえばWordで開きたい場合は「Microsoft Word(.docx)」を、相手に閲覧専用で送りたい場合は「PDFドキュメント(.pdf)」を選びます。
大きなファイルをPDFにエクスポートする方法
文書のページ数が多かったり、画像が大量に含まれていたりすると、通常のダウンロード手順では処理が重くなることがあります。
そういった場合は、印刷機能を経由する方法が有効です。
- 画面上部の「ファイル」をクリックする
- 「印刷」をクリックする(ショートカット:Ctrl+P)
- 印刷ダイアログの「送信先」欄で「PDFに保存」を選択する
- 「保存」をクリックする
この方法はGoogle ChromeブラウザでGoogleドキュメントを開いている場合に利用できます。
【Android版】Googleドキュメントをエクスポートする手順
AndroidアプリからエクスポートできるのはPDF形式のみです。
複数の形式でダウンロードしたい場合は、PC版を利用してください。
- Googleドキュメントアプリを開く
- エクスポートしたいファイルの「︙(その他)アイコン」をタップする
- 「ダウンロード」アイコンをタップする
- ファイルがPDF形式でスマートフォンに保存され、通知が届く
【iPhone・iPad版】Googleドキュメントをエクスポートする手順
iPhone・iPad版のGoogleドキュメントアプリでは、PDFまたはDOCX形式でエクスポートできます(2025年3月時点)。
- Googleドキュメントアプリを開き、対象ファイルを開く
- 画面右上の「︙(その他)アイコン」をタップする
- 「共有とエクスポート」を選択する
- 「コピーを送信」をタップする
- 形式を選択する画面で「PDF」または「Word(.docx)」を選ぶ
- 「OK」をタップして、保存先アプリやフォルダを指定する
ファイルアプリに保存したい場合は「ファイルに保存」→「保存先フォルダを選択」→「保存」の手順で保存できます。
複数ファイルをまとめてエクスポートする方法
「Googleドキュメントのファイルを一括でダウンロードしたい」という場合には、Google データエクスポート(Google Takeout)が便利です。
Google TakeoutはGoogleアカウントのデータをまとめてエクスポートできる公式サービスで、GoogleドライブやGmail、Googleフォトなど多くのサービスに対応しています。
手順は次のとおりです。
- ブラウザで Google データ エクスポート(takeout.google.com) にアクセスする
- エクスポートしたいサービスにチェックを入れる(Googleドライブを選択)
- 「次のステップ」をクリックする
- エクスポート先・頻度・ファイル形式・ファイルサイズを設定する
- 「エクスポートを作成」をクリックする
- 処理が完了すると、登録メールアドレスに通知が届く
- メール内のダウンロードボタンからファイルを取得する
Googleドキュメントはエクスポート時にMicrosoft Word形式(.docx)などに変換されます。
ただし、複雑な書式や一部の関数が崩れる場合があるため、重要なファイルは個別に確認することをおすすめします。
エクスポート時の注意点
エクスポートする前に知っておきたいポイントを整理します。
フォントの置き換えに注意
Googleドキュメントで使用しているフォントがWordやPDFに対応していない場合、別のフォントに自動で置き換えられることがあります。
特殊なフォントを使っている場合は、エクスポート後に表示を確認しましょう。
ハイパーリンクはほぼ保持される
Googleドキュメント内のリンクはPDFにエクスポートした後も保持されます。
ただし一部のリンクが機能しなくなる可能性があるため、ダウンロード後に動作確認することをおすすめします。
AndroidでエクスポートできるのはPDFのみ
前述のとおり、AndroidアプリではWord形式など複数形式へのエクスポートには対応していません。
Wordで編集可能な状態で保存したい場合は、PC版を使うか、Googleドライブへのオフライン設定を活用してください。
マークダウン形式を使うには設定が必要な場合がある
マークダウン形式でのエクスポートを利用する際は、「ツール」→「設定」→「マークダウンを有効にする」をオンにしておく必要があります。
まとめ
Googleドキュメントのエクスポートは、PC版では「ファイル」→「ダウンロード」から8種類のファイル形式を選べます。
Android版はPDFのみ、iPhone・iPad版はPDFとDOCXに対応しています。
複数ファイルを一括でエクスポートしたい場合は、Google TakeoutをGoogleドライブと組み合わせて使うのが便利です。
用途に合った形式を選んで、スムーズなファイル共有に役立ててみてください。


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