Googleカレンダーの共有方法を徹底解説!家族や仕事仲間と予定を共有しよう

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「家族の予定を一つのカレンダーで管理したい」
「チームメンバーと会議の予定を共有したい」
「取引先とスケジュールを共有して、日程調整をスムーズにしたい」

こんな悩みを解決してくれるのが、Googleカレンダーの共有機能です。

Googleカレンダーは、自分の予定を管理するだけでなく、他の人とカレンダーを共有できる便利なツール。複数人でスケジュールを確認し合えるため、予定の調整がぐんと楽になります。

この記事では、Googleカレンダーの共有方法を初心者の方にも分かりやすく解説します。パソコンとスマホ両方の手順、共有レベルの設定、解除方法まで詳しくお伝えしますので、ぜひ最後まで読んでみてください。

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Googleカレンダーの共有機能とは

カレンダー共有でできること

Googleカレンダーの共有機能を使うと、自分のカレンダーを他の人に見せたり、編集してもらったりできます

例えば、こんな使い方ができるんです。

家庭での活用例

  • 家族全員の予定を一つのカレンダーで管理
  • 子どもの習い事や学校行事を夫婦で共有
  • 実家の両親と孫の行事予定を共有

仕事での活用例

  • チームメンバーとプロジェクトの締め切りを共有
  • 会議室の予約状況をチーム全体で確認
  • 上司と部下で業務スケジュールを共有

その他の活用例

  • サークルやイベントの予定をメンバー全員で共有
  • 友人グループで旅行計画を共同管理

共有することで、いちいち「この日空いてる?」と確認する手間が省けますね。

共有レベルの種類

Googleカレンダーでは、共有する相手にどこまで許可するか、細かく設定できます。

主な共有レベル

  1. 閲覧のみ(すべての予定の詳細)
  • 相手は予定の内容を見られるが、編集はできない
  • 家族や取引先との共有におすすめ
  1. 予定の変更
  • 相手は既存の予定を編集できるが、新規作成や削除はできない
  • 限定的な編集権限を与えたい時に便利
  1. 予定の変更と共有の管理
  • 相手は予定の追加・編集・削除ができる
  • さらに、他の人との共有設定も変更できる
  • チームの管理者に与える権限
  1. 空き時間のみ表示
  • 予定があるかどうかだけ分かり、内容は見えない
  • プライバシーを保ちながらスケジュール調整したい時に最適

状況に応じて、適切な共有レベルを選びましょう。

パソコンでの共有方法

特定の人とカレンダーを共有する

特定の相手(家族や同僚など)とカレンダーを共有する方法です。

共有手順

  1. Googleカレンダーを開く(calendar.google.com)
  2. 左側のマイカレンダーリストから、共有したいカレンダーを探す
  3. カレンダー名にカーソルを合わせて、右側に表示される「︙」(縦3点)をクリック
  4. 「設定と共有」を選択
  5. 「特定のユーザーとの共有」セクションまでスクロール
  6. 「ユーザーを追加」をクリック
  7. 相手のメールアドレスを入力
  8. 権限レベル(閲覧のみ、編集など)を選択
  9. 「送信」をクリック

相手には招待メールが届き、承諾すると共有が開始されます。複数の人と共有したい場合は、この手順を繰り返せばOKです。

リンクで共有する(一般公開)

URLを知っている人なら誰でも見られる形で共有することもできます。イベントの案内など、広く公開したい場合に便利ですね。

リンク共有の手順

  1. Googleカレンダーを開く
  2. 共有したいカレンダーの「︙」をクリック
  3. 「設定と共有」を選択
  4. 「アクセス権限」セクションを探す
  5. 「一般公開して誰でも利用できるようにする」にチェックを入れる
  6. 表示される権限レベルを選択(通常は「すべての予定の詳細を閲覧」)
  7. 「カレンダーの統合」セクションまでスクロール
  8. 「一般公開URL」が表示されるので、これをコピーして共有

このURLを知っている人なら、Googleアカウントがなくても閲覧できます。ただし、個人的な予定を含むカレンダーでは使わない方が安全です。

組織内での共有(Google Workspace利用者向け)

会社でGoogle Workspace(旧G Suite)を使っている場合、組織内での共有も簡単にできます。

組織内共有の手順

  1. カレンダーの「設定と共有」を開く
  2. 「アクセス権限」セクションを探す
  3. 「組織内で使用できるようにする」にチェック
  4. 権限レベルを選択

これで、同じ会社のメンバー全員がカレンダーを見られるようになります。会議室の予約カレンダーなどに最適ですね。

スマホ・タブレットでの共有方法

Googleカレンダーアプリでの共有

スマホやタブレットからも、カレンダーの共有設定ができます。

スマホでの共有手順(iPhone/Android共通)

  1. Googleカレンダーアプリを開く
  2. 左上のメニューアイコン(三本線)をタップ
  3. 共有したいカレンダーを探す
  4. カレンダー名の右側にある「︙」をタップ
  5. 「設定と共有」をタップ
  6. 「特定のユーザーとの共有」をタップ
  7. 「ユーザーを追加」をタップ
  8. 相手のメールアドレスと権限レベルを設定
  9. 「送信」をタップ

基本的な流れはパソコン版と同じです。外出先でも簡単に共有設定できるのが便利ですね。

スマホから共有する際の注意点

スマホアプリでは、一部の詳細設定がパソコン版より制限されている場合があります。

スマホアプリの制限

  • 一般公開URLの取得は、ブラウザ版の方が確実
  • 細かい権限設定は、パソコンの方が分かりやすい
  • 複数人への一括共有は、パソコンの方が効率的

複雑な設定が必要な場合は、パソコンから操作することをおすすめします。

共有されたカレンダーの使い方

共有カレンダーへの予定追加

共有されたカレンダーに予定を追加する方法です。もちろん、編集権限がある場合のみできます。

予定追加の手順

  1. カレンダーで予定を追加したい日時をクリック
  2. 予定の詳細を入力
  3. 「カレンダー」の項目で、共有カレンダーを選択
  4. 「保存」をクリック

自分のカレンダーと同じように、簡単に予定を追加できます。追加した予定は、共有している全員が見られるようになりますよ。

複数のカレンダーを表示する

複数の共有カレンダーを同時に表示して、予定を一覧できます。

表示方法

  • 左側のカレンダーリストで、表示したいカレンダーにチェックを入れる
  • 非表示にしたいカレンダーはチェックを外す

カレンダーごとに色分けされるので、どの予定がどのカレンダーのものか一目で分かります。仕事用とプライベート用など、複数のカレンダーを使い分けている人に便利な機能です。

通知設定

共有カレンダーの予定についても、自分宛ての通知を設定できます。

通知設定の手順

  1. カレンダーの「設定と共有」を開く
  2. 「予定の通知」セクションを探す
  3. 通知方法(メール、ポップアップなど)と時間を設定

家族カレンダーの重要な予定だけ通知を受け取るなど、自分に必要な通知だけを選べます。

共有を解除する方法

特定の人との共有を解除

「この人との共有をやめたい」という場合の手順です。

共有解除の手順

  1. Googleカレンダーを開く
  2. 該当するカレンダーの「設定と共有」を開く
  3. 「特定のユーザーとの共有」セクションを見る
  4. 削除したい相手の右側にある「×」をクリック
  5. 確認メッセージが表示されたら「削除」をクリック

これで、その人はカレンダーを見られなくなります。相手に通知は届きませんが、カレンダーが突然見られなくなるので注意しましょう。

一般公開を停止する

公開していたカレンダーを非公開に戻す方法です。

公開停止の手順

  1. カレンダーの「設定と共有」を開く
  2. 「アクセス権限」セクションを探す
  3. 「一般公開して誰でも利用できるようにする」のチェックを外す
  4. 変更を保存

これで、公開URLは無効になり、誰も閲覧できなくなります。

共有カレンダーから退出する

自分が招待された共有カレンダーから抜けたい場合は、以下の手順です。

退出方法

  1. 左側のカレンダーリストで、退出したいカレンダーを探す
  2. カレンダー名の右側にある「︙」をクリック
  3. 「登録解除」を選択

これで、そのカレンダーはあなたの一覧から削除されます。

よくあるトラブルと対処法

共有したのに相手に表示されない

共有設定をしたのに、相手がカレンダーを見られないという場合があります。

確認すべきポイント

  1. 相手のメールアドレスが正しいか確認
  2. 相手がGoogleアカウントにログインしているか確認
  3. 招待メールが迷惑メールフォルダに入っていないか確認
  4. 相手がカレンダーの表示設定でチェックを入れているか確認

特に、共有カレンダーは初期状態で非表示になっていることがあるため、左側のリストでチェックを入れる必要があります。

予定が同期されない

共有カレンダーの予定が更新されない場合の対処法です。

対処方法

  1. ページを再読み込みする(F5キーまたは更新ボタン)
  2. ブラウザのキャッシュをクリアする
  3. 一度ログアウトして、再度ログインする
  4. スマホアプリの場合は、アプリを再起動する

通常は自動的に同期されますが、まれに反映が遅れることがあります。

編集権限があるのに予定を追加できない

編集権限があるはずなのに、予定を追加できないという場合があります。

考えられる原因

  • 実際には「閲覧のみ」の権限になっている
  • Googleカレンダーのサーバー側の一時的な問題
  • ブラウザの互換性の問題

まずは共有設定を確認し、権限レベルが正しいか確かめましょう。問題が続く場合は、別のブラウザで試してみてください。

共有相手が予定を削除してしまった

編集権限を与えた相手が、誤って重要な予定を削除してしまうこともあります。

削除された予定の復元方法

  1. パソコンでGoogleカレンダーを開く
  2. 右上の歯車アイコンから「設定」を選択
  3. 左側のメニューから「ゴミ箱」を選択
  4. 復元したい予定を探す
  5. 予定の右側にある復元アイコンをクリック

削除から30日以内なら、ゴミ箱から復元できます。重要な予定を扱う共有カレンダーでは、編集権限を慎重に与えましょう。

共有時のプライバシーとセキュリティ

プライベートな予定の扱い

カレンダーを共有する際、個人的な予定が見られてしまわないか心配ですよね。

プライバシーを守る方法

  1. 複数のカレンダーを使い分ける(仕事用、プライベート用など)
  2. 共有するカレンダーには、見られても問題ない予定だけを入れる
  3. 個別の予定を「限定公開」に設定する

個別の予定を限定公開にする場合は、予定の編集画面で「公開設定」から「限定公開」を選択します。この予定は、カレンダーを共有していても表示されません。

「空き時間のみ表示」の活用

相手に予定の詳細を見せたくない場合は、「空き時間のみ表示」が便利です。

この設定なら、予定が入っているかどうかだけが分かり、予定のタイトルや詳細は見られません。会議の日程調整など、スケジュールの空き具合だけ知らせたい時に最適ですね。

共有権限の定期的な見直し

セキュリティを保つために、定期的に共有設定を見直しましょう。

チェックポイント

  • 退職した元同僚との共有が残っていないか
  • 不要になったプロジェクトの共有を解除できないか
  • 権限レベルが適切か(必要以上の権限を与えていないか)

不要な共有は、こまめに整理することをおすすめします。

よくある質問

無料のGoogleアカウントでも共有できる?

はい、無料のGoogleアカウントでも共有機能を使えます。

Google Workspaceの有料アカウントでなくても、カレンダーの共有は可能です。家族や友人との個人的な共有なら、無料アカウントで十分ですね。

共有した相手は自分の他のカレンダーも見られる?

いいえ、見られません。

共有設定はカレンダーごとに行います。Aさんに「家族カレンダー」を共有しても、あなたの「個人カレンダー」や「仕事カレンダー」は見られないので安心してください。

Googleアカウントを持っていない人とも共有できる?

限定的にできます。

一般公開URLを使えば、Googleアカウントがない人でも閲覧できます。ただし、予定の編集などはできません。完全な共有機能を使うには、相手もGoogleアカウントが必要です。

共有したカレンダーを相手が勝手に共有することはある?

権限レベルによります。

「予定の変更と共有の管理」権限を与えた場合、相手はさらに別の人と共有できてしまいます。機密情報を含む場合は、「閲覧のみ」や「予定の変更」権限に留めましょう。

共有しているカレンダーを削除するとどうなる?

共有相手も見られなくなります。

カレンダー自体を削除すると、共有していたすべての人がそのカレンダーにアクセスできなくなります。削除は慎重に行ってください。

まとめ

Googleカレンダーの共有機能を使えば、家族や仕事仲間とスケジュールを簡単に共有できます。

この記事のポイント

  • 共有レベルは4種類(閲覧のみ、予定の変更、管理権限、空き時間のみ)
  • 特定の人との共有と、URL公開の2つの方法がある
  • パソコンでもスマホでも共有設定が可能
  • プライバシーを守るには、カレンダーを使い分けるのが効果的
  • 共有権限は定期的に見直してセキュリティを保つ

最初は「閲覧のみ」の権限で共有して、必要に応じて編集権限を付与するのがおすすめです。まずは家族や親しい同僚と試してみて、便利さを実感してみてください。

スケジュール管理がグッと楽になり、予定の調整で悩む時間が減りますよ。ぜひ活用してみましょう!

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