会議中や映画館で、スマホの通知音が鳴って恥ずかしい思いをしたことはありませんか?
Google Pixelには「サイレントモード」という便利な機能があります。これを使えば、大事な場面で音に邪魔されることがなくなるんです。
でも「マナーモードと何が違うの?」「どうやって設定するの?」と疑問に思う方も多いはず。
この記事では、Pixelのサイレントモードについて、基本から応用まで分かりやすく解説していきます。
サイレントモードとは?基本を理解しよう

サイレントモードは、英語で「Do Not Disturb(邪魔しないで)」と呼ばれる機能の日本語名です。
簡単に言うと、スマホからの音とバイブレーションを完全に止めるモードのこと。電話の着信音、メッセージの通知音、アプリからの通知音など、あらゆる音を消すことができます。
仕事に集中したいとき、勉強に没頭したいとき、ぐっすり眠りたいときなど、通知に邪魔されたくない場面で活躍してくれる機能なんです。
サイレントモードでできること
サイレントモードを有効にすると、以下のことができます:
音の制御
- 着信音をオフにする
- 通知音をオフにする
- 操作音(タッチ音など)をオフにする
- バイブレーションをオフにする
通知の制御
- 画面に通知を表示させない
- ロック画面に通知を表示させない
- 通知ドット(アプリアイコンの点)を表示させない
例外設定
- 特定の人からの電話だけ受け取る
- 重要なアプリの通知だけ受け取る
- アラームだけは鳴らす
この「例外設定」ができるのが、サイレントモードの大きな特徴です。
サイレントモードとマナーモードの違い
「サイレントモードとマナーモードって同じじゃないの?」と思う方もいるかもしれません。
実は、この2つには明確な違いがあります。
マナーモードとは
マナーモードは、音だけを消す機能です。
音量ボタンを押して設定すると、着信音や通知音は鳴りませんが、バイブレーションは動作します。図書館など、音は出せないけど着信があったことは知りたい場面で使います。
また、マナーモードにしても以下の音は鳴ってしまいます:
- 動画や音楽の再生音
- ゲームの音
- アラーム音
これが意外な落とし穴なんです。
サイレントモードの特徴
一方、サイレントモードは音もバイブレーションも両方止める機能です。
さらに、設定次第で動画の再生音やゲームの音も消すことができます。完全に無音・無振動の状態にしたいときに使います。
消える音の比較表
| 音の種類 | マナーモード | サイレントモード |
|---|---|---|
| 着信音 | ✕(消える) | ✕(消える) |
| 通知音 | ✕(消える) | ✕(消える) |
| 操作音 | ✕(消える) | ✕(消える) |
| バイブレーション | ○(動作する) | ✕(消える) |
| 動画・音楽の再生音 | ○(鳴る) | △(設定次第) |
| ゲーム音 | ○(鳴る) | △(設定次第) |
| アラーム音 | ○(鳴る) | △(設定次第) |
このように、サイレントモードの方がより広範囲の音を制御できるんです。
サイレントモードの設定方法【簡単3ステップ】
サイレントモードの設定はとても簡単です。2つの方法をご紹介します。
方法1:クイック設定パネルから設定する【おすすめ】
最も手軽な方法です。わずか数秒で設定できます。
手順
- 画面の上端から下にスワイプ(指で滑らせる)
- クイック設定パネルが表示される
- 「サイレントモード」のアイコンをタップ
これだけでサイレントモードがオンになります!
アイコンは三日月マークに斜線が入ったデザインです。見つからない場合は、クイック設定パネルを編集して追加しましょう。
方法2:設定アプリから設定する
より詳細な設定をしたい場合は、設定アプリから行います。
手順
- 「設定」アプリを開く
- 「音とバイブレーション」をタップ
- 「サイレントモード」をタップ
- 「今すぐONにする」をタップ
この方法だと、同時に詳細設定も確認できます。
サイレントモードを解除する方法
解除も設定と同じくらい簡単です。
クイック設定パネルから
- サイレントモードのアイコンをもう一度タップするだけ
設定アプリから
- サイレントモードの設定画面で「今すぐOFFにする」をタップ
これでサイレントモードが解除され、通常の状態に戻ります。
サイレントモードの便利な機能
サイレントモードには、知っておくと便利な機能がたくさんあります。
1. 特定の人からの着信だけ許可する
「サイレントモード中でも、家族からの電話は受けたい」という場合に便利な機能です。
設定方法
- 設定アプリを開く
- 「音とバイブレーション」→「サイレントモード」
- 「人物」をタップ
- 「連絡先を追加」から許可したい人を選ぶ
こうすることで、選んだ人からの着信だけは音が鳴るようになります。
リピート発信者の設定
「15分以内に同じ人から2回電話があった場合は通知する」という設定もできます。緊急の連絡を見逃さないための機能です。
2. 重要なアプリの通知だけ受け取る
LINEやSlackなど、特定のアプリからの通知だけは受け取りたい場合もありますよね。
設定方法
- サイレントモードの設定画面を開く
- 「アプリ」をタップ
- 「アプリを追加」から通知を許可したいアプリを選ぶ
さらに細かく設定することもできます。例えば「LINEのメッセージ通知はオフにして、通話の着信だけオンにする」といったことも可能です。
3. アラームの扱いを決める
デフォルトでは、サイレントモード中でもアラームは鳴ります。
これは朝の目覚ましアラームを見逃さないための仕様です。でも、場合によってはアラームも消したいこともありますよね。
アラームも消す設定
- サイレントモードの設定画面を開く
- 「アラームとその他の割り込み」をタップ
- 「アラーム」のチェックを外す
これで、サイレントモード中はアラームも鳴らなくなります。
4. メディア音(動画・音楽)の制御
動画を見ているときやゲームをしているときに、いきなり音が出て困ったことはありませんか?
サイレントモードでは、これらのメディア音も制御できます。
設定方法
- 「アラームとその他の割り込み」の設定画面
- 「メディア」のチェックを外す
これで、サイレントモード中は動画やゲームの音も出なくなります。
スケジュール機能で自動化しよう

毎回手動でサイレントモードをオン・オフするのは面倒ですよね。
そんなときは、スケジュール機能を使いましょう。特定の時間帯や場所で自動的にサイレントモードになります。
時間指定でサイレントモードにする
「毎晩22時から朝7時まではサイレントモードにしたい」といった設定ができます。
設定方法
- サイレントモードの設定画面を開く
- 「スケジュール」をタップ
- 「睡眠中」または「追加」をタップ
- 曜日、開始時間、終了時間を設定
これで、設定した時間になると自動的にサイレントモードがオンになります。
カレンダーと連携する
Google カレンダーの予定と連携させることもできます。
「会議中は自動的にサイレントモードにしたい」という場合に便利です。
設定方法
- スケジュール設定画面で「予定」をタップ
- 「対象となる予定」を選択
- カレンダーから連携させたい予定の種類を選ぶ
例えば、カレンダーに「会議」と書いた予定がある間は、自動的にサイレントモードになります。
Pixel独自の「ルール」機能
Google Pixelには「ルール」という独自機能があります。
これを使うと、特定の場所や Wi-Fi 接続時に自動的にサイレントモードをオンにできるんです。
場所で自動切り替え
- 設定アプリを開く
- 「システム」→「ルール」
- 「ルールの追加」
- 場所や Wi-Fi ネットワークを設定
例えば、職場の Wi-Fi に接続したら自動的にサイレントモードになる、といった設定ができます。
「Flip to Shhh」で瞬時にサイレント
Pixel 2以降には「Flip to Shhh(フリップ・トゥ・シュー)」という便利な機能があります。
スマホを画面を下にして置くだけで、自動的にサイレントモードになるという機能です。
会議が始まったとき、さっとスマホを伏せるだけでサイレントモードになるので、とても便利なんです。
設定方法
- 設定アプリを開く
- 「システム」→「ジェスチャー」
- 「Flip to Shhh」をオンにする
スマホケースを使っている場合、画面が直接テーブルに触れないので安心して使えます。
サイレントモード中でも音が鳴る場合の対処法
「サイレントモードにしたのに音が鳴ってしまう」という問題が起きることがあります。
原因と対処法を確認していきましょう。
原因1:例外設定が有効になっている
サイレントモードでも、例外設定した連絡先やアプリからの通知は鳴ります。
対処法
サイレントモードの設定画面で「人物」と「アプリ」の設定を確認してください。不要な例外設定があれば削除しましょう。
原因2:アラームが鳴っている
前述の通り、デフォルトではアラームは鳴ります。
対処法
アラームも止めたい場合は、「アラームとその他の割り込み」の設定からアラームをオフにしてください。
原因3:メディア音の設定
動画やゲームの音は、別途設定が必要です。
対処法
「アラームとその他の割り込み」の設定で「メディア」をオフにしましょう。
原因4:自動でサイレントモードが解除されている
スケジュール機能を使っている場合、設定した時間が過ぎると自動的に解除されます。
対処法
スケジュール設定を確認し、意図しない時間に解除されていないかチェックしてください。
原因5:勝手にサイレントモードになっている
「設定していないのにサイレントモードになってしまう」という場合もあります。
これは以下の機能が有効になっている可能性があります:
- Flip to Shhh:スマホを伏せると自動的にサイレントモードになる
- おやすみ時間モード:設定した時間帯に自動的に有効になる
- ルール機能:特定の場所や Wi-Fi で自動的に有効になる
対処法
これらの機能が不要な場合は、それぞれの設定画面からオフにしてください。
おやすみ時間モードとの違い
Pixelには「おやすみ時間モード」という機能もあります。
サイレントモードと似ていますが、少し違う機能です。
おやすみ時間モードとは
おやすみ時間モードは、睡眠を最適化するための総合的な機能です。
サイレントモード機能に加えて、以下の機能があります:
- 画面がグレースケール(白黒)になる
- ディスプレイの明るさが下がる
- 就寝時刻のリマインダー
つまり、サイレントモードは「通知の制御」に特化した機能で、おやすみ時間モードは「睡眠全体をサポートする機能」と言えます。
寝る前に使うなら、おやすみ時間モードの方が快適かもしれません。
サイレントモード中の通知を後で確認する
サイレントモード中も、通知自体は届いています。
音やバイブレーションが鳴らないだけで、通知は記録されているんです。
通知の確認方法
サイレントモードを解除すると、以下の方法で通知を確認できます:
- 通知シェードを開く
- 画面上部から下にスワイプすると、最近の通知が表示されます
- 通知履歴を見る
- さらに下にスワイプして「すべての通知」をタップすると、過去の通知も確認できます
大事な連絡を見逃していないか、サイレントモードを解除したらチェックする習慣をつけるといいですね。
よくある質問
Q: サイレントモード中でも緊急速報は鳴りますか?
はい、緊急速報(地震速報など)はサイレントモード中でも鳴ります。
これはシステムの重要な通知なので、ブロックできない仕様になっています。安全のための設計です。
Q: サイレントモードにするとバッテリーは長持ちしますか?
わずかですが、バッテリー消費は減ります。
バイブレーションが動作しないこと、画面が頻繁に点灯しないことで、少しだけ節電効果があります。ただし、劇的な効果は期待できません。
Q: 通話中にサイレントモードをオンにするとどうなりますか?
通話中の音声には影響しません。
サイレントモードは着信音や通知音を制御する機能なので、通話中の相手の声はちゃんと聞こえます。
Q: すべてのPixelシリーズで使えますか?
はい、Pixel 2以降のすべてのモデルで使えます。
Pixel 9a、Pixel 9、Pixel 8、Pixel 7など、どのモデルでも基本的な機能は同じです。ただし、一部の機能(Flip to Shhh など)は機種によって対応状況が異なる場合があります。
Q: マナーモードとサイレントモードは同時に使えますか?
技術的には可能ですが、あまり意味がありません。
両方をオンにすると、サイレントモードの設定が優先されます。マナーモードだけの機能(バイブレーションあり)が使えなくなってしまうので、どちらか一方を選んで使いましょう。
Q: サイレントモードを解除し忘れて大事な電話を逃しました。防ぐ方法は?
いくつか対策があります:
- スケジュール機能を使う:自動的にオン・オフが切り替わるので、解除し忘れを防げます
- 例外設定を活用する:重要な連絡先だけは常に通知を受け取れるようにします
- 通知を定期的にチェックする:1日の終わりに通知履歴を確認する習慣をつけます
まとめ:サイレントモードで快適なスマホライフを
Google Pixelのサイレントモードは、通知に邪魔されずに集中したいときに欠かせない機能です。
サイレントモードの主なポイント
- 音とバイブレーションを完全に止められる
- マナーモードより広範囲の音を制御できる
- 特定の人やアプリからの通知だけ許可できる
- 時間や場所で自動的にオン・オフできる
- Flip to Shhh でスマホを伏せるだけでオンになる
設定は簡単で、クイック設定パネルからワンタップで切り替えられます。
会議中、勉強中、就寝中など、シーンに合わせてサイレントモードを活用すれば、より快適にスマホを使えるようになります。
ぜひ今日から、サイレントモードを使いこなしてみてください!


コメント