「最近スマホを触りすぎている気がする…」
「気づいたら何時間もSNSを見ていた…」
そんな経験、ありませんか?
Google Pixelには、スマホの使用時間を確認して管理できる「Digital Wellbeing(デジタルウェルビーイング)」という機能が標準搭載されています。
この記事では、Pixelのスクリーンタイムの確認方法から、アプリの使用制限、おやすみモードの設定まで、デジタル時代を健康的に過ごすための機能を丁寧に解説していきます。
スクリーンタイムとは?

スクリーンタイムとは、スマホの画面が点灯していた時間や、各アプリをどれくらい使ったかを記録・表示する機能のことです。
iPhoneでは「スクリーンタイム」という名前ですが、Google Pixelを含むAndroid端末では「Digital Wellbeing(デジタルウェルビーイング)」という名称で提供されています。
Digital Wellbeingでできること
Digital Wellbeingは、単に時間を確認するだけでなく、より健康的なデジタルライフを送るための様々な機能を備えています。
主な機能:
- 1日のスクリーンタイムを確認
- アプリごとの使用時間を詳しくチェック
- 特定のアプリに時間制限を設定
- Webサイトごとの閲覧時間も確認可能
- おやすみ時間モードで就寝前のスマホ利用を抑制
- フォーカスモードで集中時間を確保
- 歩きスマホ防止機能
- 子どものスマホ利用を管理
対応機種
Digital Wellbeingは、Android 9以降を搭載した多くのPixel端末で利用できます。
- Pixel 3シリーズ以降
- その他のAndroid 9以降のスマートフォン
追加アプリのインストールは不要で、標準機能として使えます。
スクリーンタイムの確認方法
まずは、今日どれくらいスマホを使ったか確認してみましょう。
基本的な確認手順
手順1:設定アプリを開く
ホーム画面から「設定」アプリをタップします。
または、画面上部から2本指で下にスワイプして、クイック設定パネルの「歯車マーク」をタップしてもOKです。
手順2:Digital Wellbeingを開く
設定画面を下にスクロールして「Digital Wellbeingと保護者による使用制限」をタップします。
見つからない場合は、設定の検索バーで「Digital Wellbeing」や「使用時間」と検索してみてください。
手順3:ダッシュボードを確認
画面上部に円グラフが表示されます。これが今日のスクリーンタイムの概要です。
円グラフをタップすると、より詳しい情報が表示されます。
確認できる情報
Digital Wellbeingのダッシュボードでは、以下の情報が確認できます。
スクリーンタイム(画面表示時間)
今日スマホの画面がオンになっていた合計時間が表示されます。
円グラフでは、各アプリが占める時間の割合が色分けされて表示されるので、どのアプリに一番時間を使っているかが一目で分かります。
ロック解除回数
今日何回スマホのロックを解除したかが表示されます。
意外と多くてびっくりするかもしれません。無意識にスマホを触っている回数が可視化されるんです。
通知の受信回数
今日受け取った通知の総数が表示されます。
アプリごとの内訳も確認できるので、どのアプリから一番多く通知が来ているかも分かります。
アプリごとの使用時間
各アプリの使用時間が長い順にリストで表示されます。
アプリ名をタップすると、そのアプリの詳細な使用履歴が確認できます。
過去のデータを確認する
今日だけでなく、過去のスクリーンタイムも確認できます。
ダッシュボード画面で円グラフの下にある日付をタップすると、日単位でデータを遡って確認できます。
週単位や月単位のデータも見られるので、自分の使用パターンを把握するのに役立ちますよ。
ホーム画面にウィジェットを追加する
毎回設定アプリを開くのが面倒な場合は、ホーム画面にDigital Wellbeingのウィジェットを追加しましょう。
ウィジェット追加手順
手順1:ホーム画面を長押し
ホーム画面の空いている場所を長押しします。
手順2:ウィジェットを選択
画面下部に表示されるメニューから「ウィジェット」をタップします。
手順3:Digital Wellbeingを探す
ウィジェット一覧から「Digital Wellbeing」を探してタップします。
検索バーで「Digital」と入力すると見つけやすいです。
手順4:ウィジェットを配置
表示されたウィジェットを長押しして、ホーム画面の好きな場所にドラッグします。
手順5:サイズを調整
ウィジェットを長押しすると、サイズ調整用のハンドルが表示されます。
ドラッグしてお好みのサイズに調整しましょう。大きくすると、より詳しい情報が表示されます。
ウィジェットで確認できる情報
ウィジェットには以下の情報が表示されます。
- 今日のスクリーンタイム合計
- 使用時間上位3つのアプリ
- 円グラフ(大きいウィジェットの場合)
ウィジェットをタップすると、設定アプリのDigital Wellbeing画面に直接飛べます。
アプリタイマーで使用時間を制限する
「このアプリ、使いすぎちゃうんだよね…」というアプリがあれば、タイマーを設定して自動的に制限できます。
アプリタイマーの設定方法
手順1:Digital Wellbeingを開く
設定アプリ→「Digital Wellbeingと保護者による使用制限」の順にタップします。
手順2:ダッシュボードを開く
円グラフをタップして、ダッシュボードに進みます。
手順3:制限したいアプリを選ぶ
制限したいアプリの右側にある「砂時計マーク」をタップします。
または、アプリ名をタップしてから「タイマーを設定」を選びます。
手順4:時間を設定
1日に使える時間を設定します。
15分刻みで設定できるので、自分に合った時間を選びましょう。
手順5:「OK」をタップ
設定が完了すると、そのアプリの使用時間がカウントされ始めます。
タイマーが切れたらどうなる?
設定した時間に達すると、以下のことが起こります。
- アプリが自動的に閉じられる
- ホーム画面でアプリのアイコンが薄く表示される
- アプリを開こうとすると「今日の使用時間の上限に達しました」と表示される
ただし、完全にロックされるわけではありません。どうしても使いたい場合は、「今日は15分追加」などのオプションで一時的に延長できます。
タイマーを削除する
設定したタイマーを削除したい場合:
手順1:ダッシュボードを開く
Digital Wellbeingのダッシュボードに進みます。
手順2:アプリの砂時計マークをタップ
削除したいアプリの砂時計マークをタップします。
手順3:「タイマーを削除」をタップ
表示される画面で「タイマーを削除」を選びます。
これで制限が解除されます。
タイマーのリセット
アプリタイマーは毎日午前0時に自動的にリセットされます。
翌日になれば、また設定した時間分だけアプリを使えるようになります。
Webサイトごとの閲覧時間も確認・制限できる
Digital Wellbeingでは、アプリだけでなく、Chromeで見たWebサイトごとの閲覧時間も確認できます。
Webサイトの閲覧時間を確認する
手順1:ダッシュボードを開く
Digital Wellbeingのダッシュボードに進みます。
手順2:Chromeをタップ
アプリ一覧から「Chrome」をタップします。
すぐに見つからない場合は「すべてのアプリを表示」をタップしてください。
手順3:「サイトを表示」をタップ
画面を下にスクロールして「サイトを表示」→「表示」の順にタップします。
手順4:サイトごとの時間を確認
訪問したWebサイトと、それぞれの閲覧時間が一覧で表示されます。
サイト名をタップすると、さらに詳しい情報が見られます。
特定サイトに時間制限を設定する
YouTubeやSNSなど、見すぎてしまうWebサイトにも時間制限をかけられます。
手順1:Chromeの詳細画面を開く
上記の手順でWebサイト一覧を表示します。
手順2:制限したいサイトの横のタイマーアイコンをタップ
サイト名の右側にある砂時計マークをタップします。
手順3:時間を設定
1日の閲覧時間の上限を設定して「OK」をタップします。
設定した時間に達すると、そのサイトにアクセスしようとしても警告が表示され、ブロックされます。
おやすみ時間モード(Bedtime mode)で睡眠の質を改善

夜寝る前にスマホを見すぎて、眠れなくなった経験はありませんか?
おやすみ時間モードを使えば、就寝前のスマホ利用を自動的に抑制できます。
おやすみ時間モードとは
おやすみ時間モードは、設定した時間になると以下の機能を自動的にオンにしてくれます。
- 画面をグレースケール(白黒)に変更
- 通知の音とバイブレーションをオフ
- おやすみモード中メッセージの自動返信
- 画面を暗くする
- 常時表示をオフにする
視覚的な刺激を減らすことで、自然と「もう寝よう」という気持ちになれるんです。
おやすみ時間モードの設定方法
手順1:Digital Wellbeingを開く
設定アプリ→「Digital Wellbeingと保護者による使用制限」の順にタップします。
手順2:おやすみ時間モードをタップ
「おやすみ時間モード」をタップします。
初めて使う場合は、説明画面が表示されるので「次へ」をタップして進みます。
手順3:スケジュールを設定
おやすみ時間モードをいつ有効にするか選びます。
以下のオプションから選べます:
スケジュールを使用
毎日決まった時間に自動的にオン/オフできます。
- 開始時刻と終了時刻を設定
- 曜日ごとに設定可能
例:「平日は23時〜7時、週末は0時〜9時」のように設定できます。
充電中にオンにする
充電中の特定の時間帯に自動的にオンにできます。
- 「〜の後」と「〜の前」の時間を設定
- その時間帯に充電すると自動的にオンになる
手順4:カスタマイズ設定
おやすみ時間モード中の動作をカスタマイズできます。
- グレースケール:画面を白黒にする
- 画面を暗く保つ:常時表示をオフにする
- 壁紙を暗くする:壁紙とロック画面を暗くする
- ダークテーマ:背景を黒にする(おやすみ時間モード中のみ)
好みに応じてオン/オフを切り替えましょう。
手順5:「完了」をタップ
設定が完了すると、指定した時間になると自動的におやすみ時間モードがオンになります。
手動でオン/オフする
スケジュール設定にかかわらず、いつでも手動でおやすみ時間モードをオン/オフできます。
クイック設定から操作:
画面上部から下にスワイプしてクイック設定を開き、「おやすみ時間モード」のタイルをタップします。
見つからない場合は、クイック設定の編集ボタン(鉛筆マーク)をタップして追加しましょう。
次のアラームでオフ
「次のアラームでおやすみ時間モードをオフにする」という設定もあります。
これをオンにしておけば、朝のアラームが鳴ったタイミングで自動的におやすみ時間モードが解除されます。
フォーカスモード(Focus mode)で集中力アップ
仕事中や勉強中に、SNSやゲームの通知に気を取られてしまうことはありませんか?
フォーカスモードを使えば、邪魔なアプリを一時的に停止して、集中力を保てます。
フォーカスモードとは
フォーカスモードは、指定したアプリからの通知をブロックし、そのアプリを一時的に使えなくする機能です。
- 選択したアプリが一時停止される
- そのアプリからの通知が届かなくなる
- アプリを開こうとすると「フォーカスモード中」と表示される
フォーカスモードの設定方法
手順1:Digital Wellbeingを開く
設定アプリ→「Digital Wellbeingと保護者による使用制限」の順にタップします。
手順2:フォーカスモードをタップ
「フォーカスモード」を選択します。
手順3:一時停止したいアプリを選ぶ
アプリ一覧が表示されるので、フォーカスモード中に使いたくないアプリをタップして選択します。
例:
- Twitter(X)
- TikTok
- YouTube
- ゲームアプリ
など、気が散りやすいアプリを選びましょう。
手順4:「今すぐオンにする」をタップ
選択が終わったら「今すぐオンにする」をタップします。
フォーカスモードが有効になり、選択したアプリが使えなくなります。
スケジュール設定
毎日決まった時間にフォーカスモードを自動的にオンにすることもできます。
手順1:「スケジュールを設定」をタップ
フォーカスモード画面で「+スケジュールを設定」をタップします。
手順2:名前と時間を設定
- スケジュール名(例:「仕事時間」「勉強時間」)
- 開始時刻と終了時刻
- 適用する曜日
を設定して「追加」をタップします。
複数のスケジュールを作成することもできます。
一時的にアプリの一時停止を解除
フォーカスモード中でも、どうしてもアプリを使いたくなったら、一時的に解除できます。
手順1:「休憩する」をタップ
フォーカスモード画面で「休憩する」をタップします。
手順2:時間を選ぶ
5分、15分、30分など、一時的に解除する時間を選びます。
指定した時間が経過すると、自動的にフォーカスモードが再開されます。
クイック設定から操作
フォーカスモードは、クイック設定パネルからワンタップでオン/オフできます。
画面上部から下にスワイプして「フォーカスモード」のタイルをタップすればOKです。
見つからない場合は、クイック設定の編集機能で追加しましょう。
前方注意機能(Heads Up)で歩きスマホ防止
Pixel 2以降の機種には、歩きスマホを防止する「前方注意機能(Heads Up)」が搭載されています。
前方注意機能とは
歩きながらスマホを使っていると、画面に注意を促す通知が表示される機能です。
事故防止のために、歩いているときはスマホから目を離すよう促してくれます。
前方注意機能の設定方法
手順1:Digital Wellbeingを開く
設定アプリ→「Digital Wellbeingと保護者による使用制限」の順にタップします。
手順2:「前方注意」をタップ
画面を下にスクロールして「前方注意」を選択します。
手順3:画面の指示に従う
初回は説明画面が表示されるので、指示に従って設定を進めます。
手順4:オンにする
「前方注意」の横のスイッチをオンにします。
これで、歩行中にスマホを使うと警告が表示されるようになります。
オフにする
前方注意機能をオフにしたい場合は、同じ画面でスイッチをオフにすればOKです。
ファミリーリンクで子どものスマホを管理
お子さんにPixelを持たせている場合、Googleの「ファミリーリンク」アプリと連携すれば、保護者が遠隔で利用時間を管理できます。
ファミリーリンクでできること
1日の利用時間の上限設定
曜日ごとに使える時間の上限を決められます。
例:「平日は2時間まで、週末は3時間まで」
おやすみ時間の設定
夜間にデバイスをロックして、就寝を促せます。
アプリごとの管理
特定のアプリをブロックしたり、アプリごとに利用時間の上限を設定したりできます。
位置情報の確認
お子さんがどこにいるか、スマホの位置情報を確認できます。
Webサイトのフィルタリング
不適切なコンテンツへのアクセスを制限できます。
ファミリーリンクの設定方法
手順1:ファミリーリンクアプリをダウンロード
保護者のスマホと、お子さんのPixelの両方にGoogle Playストアから「Google ファミリーリンク」アプリをダウンロードします。
手順2:保護者側で設定
保護者のスマホでアプリを開き、画面の指示に従ってファミリーグループを作成します。
手順3:子どものデバイスを追加
お子さんのPixelでアプリを開き、保護者のアカウントとリンクします。
手順4:管理設定を行う
保護者のスマホから、利用時間やアプリの制限などを設定します。
詳しい設定方法は、Google公式のファミリーリンクサポートページを参照してください。
Digital Wellbeingが表示されない場合の対処法
「設定にDigital Wellbeingが見つからない!」という場合は、以下の方法を試してみてください。
対処法1:検索機能を使う
設定アプリの上部にある検索バーで「Digital Wellbeing」「使用時間」「ウェルビーイング」などと検索してみましょう。
対処法2:OSバージョンを確認
Digital WellbeingはAndroid 9以降で利用できます。
設定アプリ→「デバイス情報」→「Androidバージョン」で確認してください。
Android 8以前の場合は、OSアップデートが必要です。
対処法3:Google Playストアで確認
一部の機種では、Google Playストアから「Digital Wellbeing」アプリをインストールする必要がある場合があります。
Play ストアで「Digital Wellbeing」と検索して、インストール可能か確認してみましょう。
対処法4:デバイスを再起動
一時的な不具合の場合、デバイスを再起動すると解決することがあります。
対処法5:キャッシュをクリア
設定アプリ→「アプリ」→「Digital Wellbeing」と進み、「ストレージとキャッシュ」から「キャッシュを削除」をタップしてみてください。
データが表示されない・更新されない場合
「利用時間が0のまま」「データが更新されない」という問題が発生した場合の対処法です。
対処法1:デバイスを再起動
最も簡単で効果的な方法です。電源ボタンを長押しして「再起動」を選択しましょう。
対処法2:キャッシュをクリア
設定アプリ→「アプリ」→「Digital Wellbeing」→「ストレージとキャッシュ」→「キャッシュを削除」の順にタップします。
対処法3:アプリのデータをクリア
上記の画面で「ストレージを消去」をタップします。
ただし、これまでの履歴データが消えるので注意してください。
対処法4:権限を確認
Digital Wellbeingが使用状況にアクセスできる権限があるか確認します。
設定アプリ→「アプリ」→「Digital Wellbeing」→「権限」で確認できます。
まとめ:Digital Wellbeingで健康的なデジタルライフを
Google PixelのDigital Wellbeing機能を使えば、スマホの使用状況を可視化し、適切に管理できます。
Digital Wellbeingの主な機能:
- スクリーンタイムの確認(アプリごと、日ごと)
- アプリタイマーで使用時間を制限
- Webサイトごとの閲覧時間も管理可能
- おやすみ時間モードで睡眠の質を改善
- フォーカスモードで集中力アップ
- 前方注意機能で歩きスマホ防止
- ファミリーリンクで子どもの利用を管理
- ホーム画面ウィジェットで簡単確認
Digital Wellbeingを活用するポイント:
- まずは現状を把握:数日間データを確認して、自分の使用パターンを知る
- 問題のあるアプリを特定:時間を使いすぎているアプリを見つける
- 段階的に制限:いきなり厳しくせず、徐々に時間を減らす
- おやすみ時間モードを活用:就寝前のスマホ時間を減らして睡眠の質を向上
- フォーカスモードで生産性アップ:仕事や勉強の時間を確保
スマホは便利なツールですが、使いすぎると日常生活に支障が出ることもあります。Digital Wellbeingを上手に活用して、スマホとの健康的な関係を築いていきましょう!
ぜひ今日から、自分のスクリーンタイムをチェックしてみてください。意外な発見があるかもしれませんよ。

コメント